日本サッカー界の象徴と言える存在“キング・カズ”こと、三浦知良の次男。高校を卒業後、プロ格闘家を目指す為に進学はせず、宮田和幸のBRAVEに入門。数々の王者を輩出する虎の穴でハードトレーニグを積み、研鑽に励む日々を送る。

21年9月に開催されたRIZIN.31のリングに登場し、「誰もが憧れるこの舞台で大晦日デビューさせてもらえることを嬉しく思い感謝しています。大晦日まで準備して素晴らしい試合を届けるので、よろしくお願いします」と、堂々の出撃宣言。以降、「カズの息子、RIZINデビュー」と、多くのマスコミの注目を集める結果となった。その大晦日、本来であればブラジルからの刺客との対戦を予定されていたが、コロナの影響により外国人参戦が不可能に。それを受けて対戦相手はYUSHIに変更になり、日本中がどんな戦いを見せるのか熱い視線を送る中、師匠の宮田和幸は「孝太は目立ちたがり屋だから、むしろ注目を浴びた方が力を出しますよ」と太鼓判を押す。そのプレッシャーを力に変えMMAデビュー戦では序盤、スタンドで攻め、グラウンドではフロントチョーク、三角絞め、腕十字とデビュー戦で数々の技を繰り広げ、最後はサッカーボールキックでTKO勝利と衝撃のデビュー戦となった。22年5月のRIZIN LANDMARKへの参戦を発表していたが、自身の怪我によりやむなく欠場。7月にスライドになったが、前日の夜にコロナを発症し欠場となった。デビューから約9ヵ月ぶりとなった9月の超RIZINでタイからの刺客にアームバーを極めてタップを奪い2連勝を飾る。しかし23年5月大会ではYA-MAN、同年大晦日には皇治にいずれもTKO負けとなり、2連敗となった。