RULES
ルール
RIZIN FFのオフィシャルルールを紹介。RIZINでは主にMMAとキックボクシングの二つの試合が行われている。他プロモーションでのMMAの試合はケージ(金網)で行われる事が多いが、RIZINでは四角形のリングを採用。これにより、視認性の良さと両競技の同時開催を実現している。
また、RIZIN MMA ルールは海外のプロモーションと比べて、よりエキサイティングなルールを採用している事も特徴。観戦前にぜひチェックしてみよう。
MMA RULES
総合格闘技ルール
ROUND【ラウンド数】
1. ワンマッチ公式ルールは10分+5分の2ラウンド制もしくは5分3ラウンド制となる。それ以外は特別ルールとなる。
2. 女子の試合は5分3ラウンド制となる。
JUDGEMENT【判定】
打撃によるKOまたはTKO、または絞め技などによるタップアウトまたはレフェリーストップで試合が決定しない場合、判定となる。判定の基準は以下の優先順位で、試合全体を総合的に評価する。
1. 相手に与えたダメージ
打撃とグラップリングを同じ重みで考え、効果的な打撃やグラップリング(投げ技・サブミッションなど)による試合への影響度を評価する。
試合への影響度とは、ノックアウトやタップアウトなど試合終了につながる可能性のあるダメージやアドバンテージがあったかどうかを意味する。
2. アグレッシブネス
ノックアウト及びタップアウト等の試合の決着を狙う攻撃についてどちらが上回っていたかを評価する。打撃、投げ、サブミッションなどのダメージ(効果)を評価するものではなく、積極的且つ攻撃的な行為そのものを評価する。
3. ジェネラルシップ
試合のペース、場所、ポジションなどの支配についてどちらが優れていたかを評価する。ただし、スタンドポジション及びグラウンドポジションに占めた時間割合を考慮して評価を行う。
EFFECTIVE【有効な打撃】
1. 打撃・投げ・絞め、あらゆる攻撃
頭突き、金的攻撃、かみつき、後頭部・延髄・脊髄への打撃攻撃などの反則を除き、あらゆる打撃、投げ、絞めが認められている。
2. グラウンドポジションでの頭部への攻撃
スタンド(立った状態)、及びグラウンド(寝ている状態)のポジションに関わらず、頭部・顔面への攻撃が認められている。グラウンド状態においても、いわゆるサッカーボールキック、踏みつけ、膝蹴りによる頭部の攻撃が可能である(ただし、グラウンド状態での頭部へのヒザ蹴りに関しては、両者の体重差が15キロ以上ある場合は、体重の軽い方の選手に実施選択権が与えられる)。
3. 肘による攻撃
肘による打撃攻撃は全局面で有効。いわゆる「縦肘」「12to6(トゥウェルブ・トゥー・シックス)」などの角度制限も一切設けていない。
※UFCやBellatorなど米国MMA大会で採用されているユニファイド・ルールでは「12to6(トゥウェルブ・トゥー・シックス)」などと呼ばれ、前腕をマットに対して垂直に振り落とす肘打撃は禁止されていますが、RIZINでは2015年の旗揚げ時より独自のルールを制定し、肘の角度制限を設けず試合を実施してきました。
KICK BOXING RULES
キックボクシングルール
ROUND【ラウンド数】
3分3ラウンド制(スリーノックダウン制とする)
※スリーノックダウン/1ラウンドに3回ダウンすると試合終了
JUDGEMENT【判定】
3(フル)ラウンド戦って打撃によるKOまたはTKOで試合が決着しない場合、10点法による判定となる。
※10点法/ダウンは-2点、優位に責められると-マイナス1点となり、3ラウンド戦ってより点数が多い方が勝利となる。
EFFECTIVE【有効な打撃】
1. 打撃のみ
投げ、絞め以外の打撃のみが認められている。瞬間的な掴みによる攻撃は、ワンキャッチ・ワンアタックまでを有効とする。
2. 肘による攻撃は禁止
肘によるいかなる攻撃も認められていない。
競技運営協力
≫ 一般社団法人日本MMA審判機構(JMOC)
≫ SITE MAP サイトマップ