幼少時からレスリングの英才教育を受け、17歳で世界選手権を制し、史上最年少優勝の快挙を成し遂げた。94年・95年には世界選手権連覇。一度現役を引退するも、現役復帰を宣言し、拠点をカナダに移す。カナダ代表での五輪出場を目指したが、諸々の手続きが間に合わず断念。

その後はMMAに転向し、 16年9月にRENA相手にデビューも一本負けを喫した。大晦日にはアンディ・ウィンに相手に2連敗。しかし17年7月大会でキャシー・ロブに初勝利を上げると、10月の女子スーパーアトム級GPに参戦し、1回戦でアイリーン・リベラに一本負けを喫し敗退。その後、拠点をグアムに移すと、18年7月大会では格上の石岡沙織と対戦し、打撃、グラウンドでのコントロールや顔面踏みつけなど、MMAファイターとしての成長を見せ、試合を制した。続く、9月大会ではアンディ・ウィンとのリマッチが実現すると完勝しリベンジに成功。大晦日はベテラン長野美香に完勝し、19年6月に浅倉カンナと対戦すると終始圧倒し、フルマークの判定勝利を収め4連勝を飾った。10月の大阪大会では強豪ハム・ソヒと対戦するもグラウンドでの強烈な鉄槌連打によるTKO負けを喫し連勝ストップとなった。しかし大晦日はアム・ザ・ロケットに圧勝し再起戦を勝利で飾った。約1年振りとなった20年の大晦日には初代王者・浜崎朱加相手に真っ向勝負に挑むも浜崎の総合力の前に屈した。21年11月には所縁のある沖縄でRENAとメインイベントで再戦。テイクダウンを奪いコントロールするも2Rにタックルに膝を合わせられ、逆転TKO負けを喫する。再起戦となった22年7月の沖縄大会で大島沙緒里と対戦するも僅差で敗れ3連敗となり、引退を決意。23年5月に伊澤星花との対戦が決定していたが美憂の怪我により中止に。同年大晦日、怪我も回復し改めて現王者・伊澤星花と対戦。しかし2Rにリアネイキドチョークでタップを奪われ、一本負けを喫した。

MMA戦績は、14戦6勝8敗。最強レスリング一家の “Fighting Queen Bee”