オープニング

和太鼓と笛の生演奏で会場内が高揚する中、今宵も髙田延彦・RIZIN統括本部長がリング中央に登場。やはり大晦日はふんどしスタイルだ。ひときわ大きな和太鼓を渾身の力で叩いた髙田は、「強者たちよ、出てこいや!」と出場全選手を呼び込み、日本格闘技最大の祭典の開始を告げた。

第1試合 那須川天心 vs. カウイカ・オリージョ

[RIZIN MMA特別ルール:
 3分3R / インターバル60秒(56.7kg契約)]

[Win] 那須川天心 (2R 0分37秒 アームトライアングルチョーク) カウイカ・オリージョ [Lose]

第2試合 ミルコ・クロコップ vs. バルト

[RIZIN トーナメントルール:
 5分2R / インターバル60秒 / 延長5分1R(無差別級トーナメント準決勝1)]

[Win] ミルコ・クロコップ (1R 0分49秒 KO) バルト [Lose]

第3試合 アミール・アリアックバリ vs. ワレンティン・モルダフスキー

[RIZIN トーナメントルール:
 5分2R / インターバル60秒 / 延長5分1R(無差別級トーナメント準決勝2)]

[Win] アミール・アリアックバリ (2R判定 2-1) ワレンティン・モルダフスキー [Lose]

第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘

[RIZIN MMAルール:
 1R10分 / 2R5分 / インターバル60秒(82.0kg契約)]

[Win] 桜井“マッハ”速人 (2R 2分37秒 TKO) 坂田亘 [Lose]

第5試合 ギャビ・ガルシア vs. 堀田祐美子

[RIZIN 女子MMAルール:
 5分3R / インターバル60秒]

[Win] ギャビ・ガルシア (1R 0分41秒 TKO) 堀田祐美子 [Lose]

第6試合 才賀紀左衛門 vs. ディラン・ウエスト

[RIZIN MMAルール:
 1R10分 / 2R5分 / インターバル60秒(58.0kg契約)]

[Win] 才賀紀左衛門 (1R 2分03秒 TKO) ディラン・ウエスト [Lose]

ジェロム・レ・バンナ登場

才賀紀左衛門vsディラン・ウエスト戦後にスーツにサングラス姿のジェロム・レ・バンナがリングに登場。マイクを取ると「みなさん、去年は本当にごめんなさい。でも日本の皆さんにこの場を借りて約束をさせてください。2017年、ぜひこのRIZINのリングに戻ってきたいです。そして150%の戦いをみなさんに見てもらいたいです。よろしくお願いします」とアピールした。

第7試合 アンディ・ウィン vs. 山本美憂

[RIZIN 女子MMAルール:
 5分3R / インターバル60秒(49.0kg契約)]

[Win] アンディ・ウィン (1R 4分42秒 腕ひしぎ十字固め) 山本美憂 [Lose]

第8試合 RENA vs. ハンナ・タイソン

[RIZIN 女子MMAルール:
 5分3R / インターバル60秒(49.0kg契約)]

[Win] RENA (3R 2分47秒 KO) ハンナ・タイソン [Lose]

第9試合 所英男 vs. 山本アーセン

[RIZIN MMAルール:
 1R10分 / 2R5分 / インターバル60秒(62.0kg契約)]

[Win] 所英男 (1R 1分19秒 腕十字固め) 山本アーセン [Lose]

第10試合 川尻達也 vs. クロン・グレイシー

[RIZIN MMA特別ルール:
 1R10分 / 2・3R5分 / インターバル60秒(65.8kg契約)]

[Lose] 川尻達也 (2R 2分04秒 リアネイキッドチョーク) クロン・グレイシー [Win]

第11試合 ミルコ・クロコップ vs. アミール・アリアックバリ

[RIZIN トーナメントルール:
 5分3R / インターバル60秒 / 延長5分1R(無差別級トーナメント決勝)]

[Win] ミルコ・クロコップ (1R 2分02秒 KO) アミール・アリアックバリ [Lose]

エンディング

出場選手がリング上に集結する中、榊原信行・RIZIN実行委員長がマイクを持ち、「2年目のRIZINは無差別級のグランプリを開催させていただきました。29日、31日、2日間にわたって多くのファンの皆さんが足をお運びいただいたこと、心から感謝します。ありがとうございました。まだRIZINは始まったばかりでもう一度僕らがファンのみなさんと作ったPRIDEの熱まで届くのはまだまだだと思いますが、本当にこの日本の格闘技を愛するファンと、今日と29日を戦ってくれた選手たちの熱い思いがあれば、必ずPRIDEの熱を超えられると信じています。みなさんと共に未来に向けて、また2017年も頑張りたいと思います。どうもありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

榊原実行委員長コメント

本当にあっという間の3日間だったんですけども2年目のRIZINを終えることができました。本当に感謝しています。選手たちそれぞれの熱い想いがあり、テーマがありいろんなドラマが生み出せたと思っています。1993年がUFCの誕生とするならば20数年でひとつのユニファイトとして固まるのが僕はスポーツを小さくまとめてしまう気がしておこがましいですけど何か一石が投じられればと思ってチャレンジしてきました。レスリングにしても柔道にしてもオリンピックのたびにルールが変わります。常にルールをブラッシュアップすることで競技の進化ってあると思うんですね。いろんな意味のチャレンジをさせてもらっています。賛否両論があると思います。PRIDEの時代は知らなかったキャッチウエイトって言葉を覚えたんですけど、PRIDEの時代は階級かかわらずにやっていたのでヴァンダレイ・シウバと桜庭和志なんてドラマが生まれてないですからね。もともと高田延彦vsヒクソン・グレイシーなんて成立しなかった。でも、男と男の果たし合い、そういう闘う動機とか原点って競技化してないところにじつはあって、そういうところをクローズアップしていって磨いて「何のために闘うのか?」そこにきちっとテーマを持って観ている人たちにも届けられればと。PRIDEの時代もそうだったと思います。

高田延彦がおもしろいことを言っていました。この言葉は古舘伊知郎が言っていたんだよと言っていましたが、「RIZINは闘いのワンダーランドだ」と言ってました。僕は本当にそれでいいと思っています。神取・ギャビ劇場にはこれにはこれのひとつテーマがあったと思います。そして、クロン・グレイシーと川尻達也。中井りん、村田夏南子もあって、坂田亘のような試合もあった。いろんなものを皆さんに見ていただけたと思います。サブミッションで終わった試合もあればKOで終わった試合もある。中にはブーイングを浴びた試合もある。でもそれが格闘技だと思いますんで。プロモーターとしては満足のいく大会が作り出せたのかなと思っています。1年目はおっかなびっくりだったと思います。スタッフにも言いましたけど1回だけだったら誰でも出来る。でもこれを継続していく大変さにこの1年で痛感しました。そういう意味で2017年も続けていけるなっていう手応えを感じられる大会でした。格闘技EXPOもそうです。参加者も増えました。格闘技っていうものをもっと広い意味で捉えてもらえる格闘技の祭典としての進化が感じられたなと思います。

無差別級トーナメントのことだけ言いますともっとも日本のファンにとってはもっともドラマチックな選手がドラマチックな勝ち方で優勝しました。世代替わりができてないじゃんって声もあるかもしれませんが準決勝でミルコはキング・モーにKOできちっと勝ってるっていうことはこのチャンピオンベルトの価値を高めたと思っています。それからバルトとアミールにも何もさせなかった。やはりミルコの準備とこのグランプリにかける想いっていうのが他の人よりも勝っていたのかなと思います。

今大会のMVPはRENAかな。3Rでアントニオ猪木さんの「風車の理論」を見ましたね。最初ちょっとハラハラさせておいて3Rまでいって三日月蹴りですかね? 僕は試合まえに聞いていたんですよね。「前蹴りで倒す」って。猪木さんの延髄蹴りを見るようでしたね。やっぱり2年連続もってる女はRENAだったっていう感じですけどね(笑)。那須川天心の2連戦ももちろん素晴らしいですよ。だから本当にこの2人じゃないですか、グランプリのミルコと合わせて3人じゃないですか。ミルコ、RENA、天心が2016年の年末の2大会のMVPとしてあげたい選手ですね。

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