BELLATOR JAPANの見所をRIZINマッチメイク担当の「チャーリー」が徹底解説!選手のバッグボーンやストロングポイントを把握すれば、試合観戦がもっと楽しくなる!観戦前にチェックしよう!
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エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン

打撃パワー | 爆発力 | 総合力 | 経験 | レジェンド
ボクシング力 | 打撃パワ | フィジカル | 経験 | レジェンド
日本の格闘技全盛期を支えたヒョードルの日本ラストマッチ。相手は同じ時代を走りぬいたランペイジ。共に日本に思い入れのある選手同士、共に魅せる戦いを理解しているもの同士、そして友人同士がどのような試合をするのか。時代を作ってきたオールドスクールな両者の生き方と魅力が詰まった試合だ。
マイケル・チャンドラー vs. ベンソン・ヘンダーソン

総合力 | 打撃パワー | フィジカル | 経験 | レスリング力
総合力 | レスリング力 | 試合運び | 経験 | バランス
これぞBELLATORというマッチアップ。2016年にBellatorで対戦をしている2人の試合は、Bellator史に残る激闘と言われ、アメリカのMMAジャーナリスト内では「2016年ファイトオブ・ザ・イヤー」にノミネートされている。その時の試合を制したのはチャンドラーだったが、どちらが勝ってもおかしくない試合だった。”打倒極“全てにおいて世界トップレベルの両者のリマッチ。リマッチとなるこの一戦は3Rで行われ、両者出し惜しみしない展開で濃密な15分になるだろう。
初来日のチャンドラーに対し、過去にUFC世界ライト級のベルトを獲ったさいたまスーパーアリーナというすごく縁起の良い会場でリベンジに燃えるベンヘン。是非、会場で『世界の総合格闘技』を体感したい。
ゴイチ・ヤマウチ vs. ダロン・クルックシャンク

総合力 | 柔術 | フィニッシュ力 | ガードポジション | 経験
蹴り技全般 | アグレッシブ | 完全決着 | 経験
対抗戦の先鋒戦。初の試みとなる対抗戦一発目の試合は両プロモーションの顔馴染み同士が対決する。柔術をベースとするゴイチに対してダロンはコテコテのストライカー。両者経験は十分に積んでいるため、試合の駆け引きにおける引き出しが多い方が有利。いかに自分の得意分野で勝負できるかが勝敗を分ける大きな鍵になる。
グラップラーの一瞬の仕掛けにかかってしまいがちなダロンにとって、ゴイチは厄介な相手。逆に、遠距離から蹴りを多用しサイドキックで距離をとって一回一回リセットしてくるダロンは、ゴイチにとって厄介な相手だ。そんな状況をどちらがどのように打破していくのかが見ものだ。
イララ・ジョアニ vs. 渡辺華奈

対抗戦の次鋒戦。ピットブル・ブラザーズに所属するベラトール女子フライ級期待の新星イララは総合格闘技において流れるような動きができる器用なファイターだ。突出して強い武器よりもどんな状況でもそつなく対応する万能型のイララに対して渡辺華奈はグラウンド力とフィジカル力に寄ったファイター。渡辺選手は打撃の攻防の中で組み付き投げからの抑え込みから試合を作りたい。イララは打撃の攻防の中で組み付かれない、またはグラウンドの展開になっても動きを止めずスクランブルの展開から一本の機会を作りたい。
ポテンシャルを十分に備えた渡辺選手がベラトールの新鋭相手にどのような試合をするのか、両者にとって今後の方向性が見えてくる一戦になる。
ロレンズ・ラーキン vs. 中村K太郎

対抗戦の中堅戦。ストライカー対グラップラー対決。共に世界最高峰を経験したもの同士。互いに団体と国を背負い望む一戦。境遇が似ている選手同士だがファイトスタイルはまるで逆。ラーキンは暴風雨のような打撃と爆発力があり、且つ深追いしないクレバーさを併せ持つ。中村選手は前回の試合こそ打撃で勝利したものの、真骨頂はやはりグラウンドでの展開、そして裸締めでのフィニッシュ力。
試合のポイントはズバリ中村選手がラーキンのヒットアンドアウェイスタイルをどう崩してグラウンドの展開に持っていけるか。打撃のみの勝負ではラーキン有利か。
矢地祐介 vs. 上迫博仁

日本人ライト級の生き残りをかけた一戦。ライト級グランプリ一回戦でカットによる無念のTKO負けを喫した上迫選手と、RIZINで波に乗れていない矢地選手が意地をかけてケージの中でぶつかる。
打撃一発の重みは矢地選手だが、多少被弾しても前に出続ける上迫選手のプレッシャーに耐えられるか。パワーとフィジカルでは矢地選手、手数とテクニックでは上迫選手。交わった事のない両者がどのような化学反応を見せてくれるのか非常に楽しみな一戦。
越智晴雄 vs. ジャレッド・ブルックス

総合力 | タックル | フィジカル | 爆発力 | スピード
爆発力 | パワー | スピード | テイクダウン | パウンド
前回はまさかのバッティングによりノーコンテストとなったストロー級最高峰の試合。両選手共に“打倒極”全てできるオールラウンドファイターでストロー級の中でも打撃で倒せるパワーを持ち、スピードと無尽蔵のスタミナでハイペースの攻防を持続できる。
越智選手が鋭いタックルを持ち味にしているのに対し、ジャレッドは組んでからのパワーを活かしたリフトからのスラムで試合を組み立てていく。グラウンドになってから越智選手はじっくり勝負を決めていくのに対してジャレッドはパウンド殺よろしくガンガン打ち下ろしてきて弱った所をチョークで仕留めるパターンを得意としている。ポイントはどっちがリングの中で上手く戦えるか、そしてRIZINルールのサッカーボールキック、グラウンド状態での頭部膝蹴りが勝負のポイントになる。両者共に前回のノーコンテストのうっぷんを晴らしたい。