元PXCフェザー級王者、元修斗環太平洋ライト級王者。中学3年の夏休みにKILLER BEE（現KRAZY BEE）に通い始めると、08年頃からはMMAのプロ練習にも参加。師匠・山本“KID”徳郁の元で着実に力をつけ、08年全日本アマチュア修斗選手権でライト級優勝を飾る。

09年4月の修斗でプロデビュー。12年11月に修斗環太平洋ライト級王座を獲得し、翌13年3月には初防衛に成功。同年10月のVTJではリオン武に判定勝利を挙げると、グアムの総合格闘技団体PXCにも参戦。15年にはフェザー級タイトルに挑戦し、見事パンチの連打でTKO勝ちを収め、王座戴冠を果たした。

16年末のRIZINデビュー戦では、1Rわずか19秒でマリオ・シスムンドから秒殺勝利を飾り、翌17年4月のRIZIN.5でダロン・クルックシャンク、続く7月のRIZIN.6では北岡悟からも勝利を挙げ、RIZINデビューから3連続KO勝利の快進撃を果たす。そして迎えた大晦日で子供の頃に憧れていた五味隆典を相手に真っ向勝負を挑み、最後は三角絞めでタップを奪って勝利を飾る。

18年5月のRIZIN.10で元UFCファイターのディエゴ・ヌネスを相手に一歩も引かぬ殴り合いを演じて判定勝利を収めて5連勝を飾る。しかし、メインに指名されて臨んだ8月のRIZIN.12では“ヴァンダレイ・シウバの刺客”ルイス・グスタボにKO負け、RIZIN.14では元UFCファイターのジョニー・ケースに右目尻をカットされTKO負けと、18年は2連敗を喫した。19年はRIZIN.17でSNSで因縁が生まれた朝倉未来と対戦し、互いに一歩も引かない緊張感のある戦いを演じたが、終始主導権を奪われてしまいフルマークの判定負けを喫する。KRAZY BEEのお祭り男の復活が期待される。