[RIZIN MMAルール:1R10分 / 2R5分 / インターバル60秒(70.0kg契約)]

(Lose)北岡 悟 vs. 矢地 祐介(Win)
2R 4分48秒 TKO ※レフェリーストップ

画像1: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-
画像2: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-

1R、矢地の右フックがヒットするが、北岡が片足タックルでテイクダウンに成功。ガードポジションから矢地の顔面にパウンドを当てていく。矢地はコーナーを背にして立ち上がりに成功し、スタンドへ。スタンドの打撃はやはり矢地に分があり、右フック、左フック、左ハイなどを当てていくが、北岡も距離を詰めながらプレッシャーをかけ続けていく。カウンター狙いの矢地と、テイクダウンを取りたい北岡。しばしば矢地の足を取る北岡だが、テイクダウンには至らず。

画像3: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-
画像4: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-

2R、スタンドでパンチを当てていく矢地、足を取りに行く北岡という1Rと同様の攻防だが、徐々に矢地のパンチがクリーンヒットし始める。北岡は両足タックルでテイクダウンに成功するも、矢地はコーナーを背にして立ち上がる。終盤、またも矢地の打撃が当たり始め、左右のフックとストレート、右ハイキックを決め、最後は左ストレートで北岡がぐらついたところでレフェリーが試合をストップ。矢地がTKO勝利をおさめた。

画像5: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-
画像6: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-
画像7: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-

試合後、勝利をした矢地は年末でのクロン・グレイシー戦をアピールして、笑顔でリングをあとにした。

画像8: 第6試合 北岡 悟 VS. 矢地 祐介(試合結果詳細)RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-

矢地 祐介 インタビュー

「年末にクロン・グレイシーとやりたいですね。で、勝ってスターになりたい。」

──試合の感想をお願いします。

矢地 反省点は腐るほどあるんですけど、結果KOで勝てたんで、とりあえず今日は喜んでます。

──北岡選手はどうでしたか?

矢地 組んだ時の圧力が凄くて、最初びっくりしたんですけど、冷静に闘えて、時間が経つうちにあっちが消耗してくれたんで、そこが良かったと思います。

──序盤くっつかれたりしてましたけど。

矢地 やっぱギロチンだとか足関(節)の見えないプレッシャーが凄かったんで。

──最後得意の打撃でいったんですけど、見えていたというか、決められるっていうのはあったんですか?

矢地 見えてたんですけど、なかなか倒れなかったんで、感触があっても。そこを自分で勘ぐってしまって、どんどん自分で選択肢を狭めてしまって、中盤から後半に固まっちゃった部分はあります。最後いけたんですけど。

──RIZINに出場してた3戦すべてKO勝ちですね。スターに向かっていますね。

矢地 そうすね。そう聞くと嬉しいですね。3連続でKOで。一つ階段上がった。

──試合前にTwitterで筋肉の見せあいがあったと思うんですけど、力競べの部分はどうでしたか?

矢地 力負けした感じはなかったと思います。自分も結構力持ちなんで(笑)。でも、厚みというか圧力は凄かったですね。なんつうんだろうな? ムニュと包み込まれるようなプレッシャーは感じましたね。

──クロンとやりたいと言っていましたが。

矢地 年末にクロンとやりたいですね。で、勝ってスターになりたい。言って損はないと思って言っちゃいました。勝ったし。勝ったときにしかそういうこと言えないんで、どんどんアピールしていこうかなと思っています。

──1ラウンドはどこらへんでペースをつかめましたか?

矢地 最初のシングルは凄くしつこくてエスケープできなくて倒されちゃったんですけど、その攻防が終わったとき、急激に北岡さんがスタミナぎれじゃないけど、出力が落ちた気がしたんであそこの攻防が終わったあとは気持ちの面で余裕を持って闘えましたね。最初の攻防は結構重要だったかなと思います。

画像: ──1ラウンドはどこらへんでペースをつかめましたか?

北岡 悟 インタビュー

「どうしたもんかなというのはありますけど、てめえの人生なのでなんとかしていきます」

──試合の感想をお願いします。

北岡 まあ力及ばずというか、負けたなという感じはあります。

──矢地選手からどんなものを受け取りましたか?

北岡 まあ、相手も決して楽な試合ではなかったと思うんですけど、全然イメージしていて元気がいいというか、流れが彼にあるというのはわかっていたので、そことの勝負だったので、そこに負けたなというか、そういう腹づもりはしていたんですけど、まあ力が及ばなかったなという気持ちです。

──流れというのは時代だったり若さだったりというものですか?

北岡 そうですね。負けたからこそ、認めて言えることだと思うんですけど。力及ばなかったなと。特別になりたいという気持ちで挑んだんですけど、僕が考える特別にはなれなかったなという挫折感はあります。

──今後考えていることはありますか?

北岡 考えたくないぐらい大変なことが待っている感じですよね。まあ、煽りでも言っているというか、オフィシャルのインタビューなどでも言っていますけど、僕は全部ベットしているから全部持って行かれているというか、矢地くんが持っていっているというよりは、全部出しているんですよ。矢地くんも拾いきれてないぐらい全部リングに出してきたので。まあ、それを拾うにはまた闘わなきゃけいないのかなという思いもあるんですけど、安易には言えないな。引退したいとか書かないでくださいね。でも、そんな簡単には言えない感じですね。僕は勝たないと呼ばれないと思うし、矢地くんはもしあれでも出られるというのがあったと思うんですよ。パンフでは大沢さんとかが逆のことを書いていましたけど、違うだろうって思っていましたけど。どう考えても崖っぷちは俺だし。あんまり言えないですね。凹みすぎるのもみっともないし、かと言って胸を張れるような感じでもないし、普通には生きられないだろうしということで、どうしたもんかなというのはありますけど、てめえの人生なのでなんとかしていきます。皆さんと一緒ですよ、それは。

──1ラウンドの時点では片足タックルでテイクダウンを奪って、ドミネイトするようないつもの感じだと思ったんですけど。

北岡 1ラウンド目、最初は抑えられたけど、後半抑えられなくて立ち技になったし、しこたまもらったわけじゃないし、組み伏せれば勝てると思ってましたけど、それができなかったから。そんなのはブレイクもあるし、リングでやっているし、わかっていることなんで。もちろん結果的に途中でリングのやりにくさはあったですけど、後半は汗もかいてっていうのもあったし、そういうのはクソみたいな言い訳だから関係なくて、普通に向こうが頑張って、僕も技術が足りないしっていうところだと思います。

画像: ──1ラウンドの時点では片足タックルでテイクダウンを奪って、ドミネイトするようないつもの感じだと思ったんですけど。

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