※見所解説は随時更新いたします。
試合順
第13試合 スペシャルワンマッチ/クレベル・コイケ vs. 佐々木憂流迦
見所解説
2022年一発目となるRIZIN TRIGGERのメインイベントに静岡と深く関わる両者の一戦が組まれた。RIZINに参戦してから負けなしの3連勝中のクレベルと、5戦2勝の憂流迦。共にグラップラータイプだがスタイルが柔術ベースのクレベルに対し、憂流迦はレスリングベースのグラップリングスタイル。電光石火の極め力を持つクレべルはそのフィニッシュ率の高さを証明し続けてきており、下馬評は憂流迦が不利か。ただし相性で見るとこの勝負はかなり拮抗している。
憂流迦はパウンドを落としてダメージを与えるよりも持ち前のレスリング力を駆使して上から圧力をかけながらポジションを展開していくスタイルで、ファイトIQも高くクレべルが得意なガードポジションには付き合わない事が予想される。クレベルの技のバリエーションを研究してくるであろう憂流迦がいかにクレベルの張る柔術蜘蛛の巣にかからずに戦うのかポイントになる。クレべルは宣言通り、いかなる場面でも圧倒してRIZINフェザー級タイトル挑戦権をアピールしたい。崖っぷちの憂流迦はこのチャンスを物にして乱れに乱れるフェザー級戦線を更なる混沌に誘いたい。
第12試合 スペシャルワンマッチ/加藤ケンジ vs. 倉本一真
見所解説
ケージの中の壊し屋対決が組まれた。加藤はRIZIN初戦こそ黒星スタートだったがその後2連勝して今回RIZIN TRIGGER連続参戦となる。抜群の距離感と破壊力のあるパンチは当たれば試合を終わらせる事ができる加藤最大の武器だ。対する倉本はレスリングで鍛えた組み力を利用し、相手を固めた状態から放つパウンドを最大の武器としている。バンタム級GP初戦ではエンジンがかかるのが遅く、後半盛り返したが惜しくも判定で敗退している。倉本はこの経験から何を学び、何を修正してきたのかが見ものだ。
勝負の鍵は両者がいかに体格差とリーチ差を利用/克服するかになる。加藤はリーチ差を活かして得意のパンチを当てていきたい。倉本は相手の打撃を掻い潜り、組んでから倒したい。打撃の交錯の際に両者がどのような作戦を立てて遂行するのかが見所になる。両者の相性的にケージが非常に大切になり、金網際での攻防やテクニックからも目が離せない。バンタム級GPは終わってもバンタム級の熱まだまだ冷めない。
第11試合 スペシャルワンマッチ/アキラ vs. 鈴木琢仁
見所解説
左構えのアキラに対してオーソドックスの鈴木。距離を取るのが上手く、横の動きを入れながらパンチを出すことができる鈴木は直線的な動きで距離を詰めてくるアキラに対してロープやコーナーを背負わずに打撃を当て主導権を握りたい。アキラは逆に闇雲に突っ込むのでは無く計算したステップで鈴木をロープやコーナーに追い込んでから距離を詰めてテイクダウンしたい。身体の強さはアキラに分があり、トップポジションからの圧力で体力を削りつつ後半に仕留めたい。鈴木はボンサイ柔術で培った技術を圧力の強い相手に対して如何に駆使するかがポイントになる。スタンドの展開でもグランドの展開でも見せ所がハッキリとしている分かりやすい構図になる。
勝負の鍵は動きが多くなった直後の「際」での攻防になる。どんな状況でも集中力を切らさずに相手の攻撃に対処できる選手が有利に試合を運ぶことができるだろう。ボンサイの若手がジムの勢いのままベテランを飲み込むのか、はたまた鋼の身体が全てを跳ね返すのか。
第10試合 スペシャルワンマッチ/新居すぐる vs. 山本空良
見所解説
RIZIN TRIGGERのコンセプトにぴったりマッチしたこの一戦。ベテラングラップラーと若手グラップラーの対決。新居のRIZIN初参戦となったRIZIN.31では、大ベテランの匠の技の前に敗れたもののそのパワーと爆発力で印象を残した。対する山本のRIZIN初参戦となったRIZIN TRIGGER 1stでは、守りに徹したキックボクシング王者に対して攻めあぐね課題の残る試合内容となった。
両者グラップラーという枠だが新居はパワー系グラップラー、そして山本はクリエイティブでテクニカルなグラップラー。まさに剛vs.柔。打撃の攻防では新居がパワーと突進力を使って展開を作っていき、寝技の攻防では山本が動いて展開を作っていくという、とにかく動きが多い試合に期待。
勝負の鍵は新居のパワーを山本がどのように受けて対応するのか。RIZINでの生き残りを賭けた大切な一戦を、自分の得意な状況で戦いつつ、インパクトを残す試合にしたい。RIZIN TRIGGERで勝利し、混沌のRIZINフェザー級最前線に割って入るのはどっちだ。
第9試合 スペシャルワンマッチ/渡慶次幸平 vs. ハリー・スタローン
見所解説
ラウェイファイターの渡慶次がRIZINでの勝利を求めてグリーンケージに上がる。対するはキックボクシングと柔術をベースに持つ在日ブラジリアンのスタローンだ。スタローンは柔術の技術を持ちながらも撃ち合いを恐れずに打撃の勝負に徹する事もある、恐れ知らずの根性ファイターだ。渡慶次は数々の激闘を制しラウェイの祖国・ミャンマーで認められた根性ファイター。そんな両者が打撃戦を行ったら会場は大爆発する事間違いなし。
勝負の鍵となるのは組んだ時に渡慶次がどこまで対応できるのか。グラウンドの展開ではアームロックを駆使して相手をコントロールする事に長けているスタローンに分があるが、渡慶次がどこまでMMAに順応し、どのように対処するかが注目だ。
第8試合 スペシャルワンマッチ/笹田勝俊 vs. マウンテンRYUGO
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(100.0kg)
笹田勝俊 vs. マウンテンRYUGO
第7試合 スペシャルワンマッチ/遠藤大翼 vs. 吉野光
見所解説
ベテラン対若手の構図。遠藤はプロ15年目を迎え、数々の団体や競技で戦ってきた歴戦の雄。対する吉野はさまざまな地方団体で経験を積み初めての大舞台を経験する若手ファイター。遠藤は高い総合力を持ち、特に打撃の精度が高く上下の打ち分けでペースを握っていく。吉野は柔道をベースに持ち、組みの力が強く、多彩な投げや足技を駆使して得意の寝技に持っていくスタイル。経験と戦術は遠藤、フィジカルと組みは吉野。鋭い打撃を持ち試合巧者な遠藤を吉野がフィジカルと勢いでどのように攻略していくのかが見どころだ。
勝負の鍵はケージとスタミナ。吉野のスタイルはケージ向きでRIZIN TRIGGERにはもってこいのスタイルだ。ケージレスリングを思う存分発揮し、タイミングを見計ってテイクダウン。遠藤は経験と打撃のアドバンテージがあるが、試合ブランクと後半戦を戦うスタミナに不安要素がある。RIZINバンタム級に新風を巻き起こすのはベテランか、若手か。
第6試合 スペシャルワンマッチ/小島勝志 vs. 中川皓貴
見所解説
共に各地方で行われる大会で実績を積んできた選手。小島は得意の殴り合いで流れを掴み、常に観客が熱狂するような試合を意識する戦い方をする激闘型ファイター。対する中川は柔道をバックボーンに持ちながらも流れの中で打撃を当てて試合の流れを変える事ができる若手で組んでからの身体の強さに定評がある。小島は経験を活かして試合開始直後から主導権を握って相手に渡さないようにしたい。中川はその勢いに飲まれずに自分の得意な事を意識して試合の流れを掴みたい。
勝負の鍵となるのは経験値。中川は9戦しているが、ここ2戦は自分より経験豊富な相手に自分の試合ができずに2連敗中なのに対し、小島はTKO勝ちを2つ含む3連勝中。中川が一皮むけるのか小島が勢いで全てを持っていくのか。RIZIN TRIGGERの金網を利用して次のステージに進むのはどちらか。
第5試合 スペシャルワンマッチ/内山拓真 vs. 原虎徹
見所解説
24歳同士の一戦。内山はバンタム級で恵まれた体格をもちフィジカルの強さが際立つファイター。地元静岡で自分の実力を発揮できる大きなチャンスをどのように活かすか。原は空手を初めさまざまなバックボーンを武器に、新時代の格闘家としての道を突き進むオールラウンダー。共にアマチュア格闘技をしっかりとこなし、経験を積んでからプロに転向しており、非常にハイレベルな攻防が期待される。
原は長いリーチを活かし、遠距離からのパンチや蹴りで試合を組み立て、必要に応じて寝技の展開にも持っていける器用さを持つ。内山はフェイントを織り交ぜながらジリジリと距離を詰め、ここぞというタイミングで打撃を繰り出して試合を作る。これからのバンタム級を牽引していく可能性のある若手同士の試合には期待感しかない。
第4試合 スペシャルワンマッチ/北川裕紀 vs. 竹内皇貴
第3試合 スペシャルワンマッチ/MASANARI vs. 松井大樹
第2試合 スペシャルワンマッチ/大樹 vs. 仲川広汰
第1試合 スペシャルワンマッチ/伊藤勇大 vs. 桃翔
SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 2nd 大会情報/チケット
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