RIZINマッチメイク担当のチャーリーが対戦カードの見所を紹介!選手のバッグボーンやストロングポイントを把握すれば、試合観戦がもっと楽しくなる!観戦前に是非チェックしておこう!
※見所解説は随時更新いたします。
試合順
第14試合/秋元強真 vs. 萩原京平
第13試合/女子スーパーアトム級タイトルマッチ 伊澤星花 vs. 大島沙緒里
第12試合/ヴガール・ケラモフ vs. 松嶋こよみ
第11試合/摩嶋一整 vs. 木村柊也
第10試合/ケイト・ロータス vs. イ・ボミ
第9試合/宇佐美正パトリック vs. 桜庭大世
第8試合/中島太一 vs. 後藤丈治
第7試合/貴賢神 vs. MAX吉田
見所解説
RIZINヘビー級の一戦。RIZIN7戦目となる貴賢神とRIZIN初参戦のMAX吉田。プロレスからキックボクシングを経てMMAデビューを果たす異色のキャリアを突き進むMAX吉田は、真っ向勝負で見ている者を沸かせるファイトスタイルを貫いてきた。MMAではどのようなスタイルで戦うのか注目だ。
MMAの経験と体重で上回り、試合の方向性を決める選択肢を持っている貴賢神は今までストライカーとして戦ってきたが、今回はどのような戦略を立ててくるのか。貴賢神の戦略次第試合の流れが大きく変わる。
ジャッジ不要の完全決着必須の非日常的な一戦を制するのはどちらだ。男祭りでは114㎏と過去一番軽い体重で迎えた貴賢神の動きは良く、今回も計量から注目したい。
第6試合/金太郎 vs. リ・ユンフォン
見所解説
62㎏キャッチウエイトの一戦。最近継続的に参戦が続いている中国人選手。ザーシバーディン、ファン・イェーロウに続きリ・ユンフォンがエンボーファイトクラブから送り込まれた。リ・ユンフォンはレスリングをベースに散打を加えた近代MMAにおける理想的なスタイルを持つ。打撃戦でもしっかりと戦えイニシアチブを取れるため、レスリングに依存する必要がなく、グラウンドに行った場合でもコントロール力に加えフィニッシュのバリエーションが多い。対する金太郎はATT所属になってからは総合的な視野を持って試合を組み立て、今までよりもレスリングを効果的に使いながら戦い、いわゆる打撃に後からレスリングを加えたスタイルに進化している。
両者理想的なスタイルに進化しつつもアプローチは逆。試合の鍵はMMAレスリング力の差になってくる。初めてタイアップしたとき、初めてグラウンドになった時の攻防が試合の流れを決める大きな指針となる。
RIZINバンタム級においてはサバテロのレスリングが一つの基準になっているのでそこを重ねながら見てみても面白い一戦だ。
第5試合/雑賀“ヤン坊”達也 vs. ヌルハン・ズマガジー
RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
雑賀“ヤン坊”達也 vs. ヌルハン・ズマガジー
パンチ力|好戦的|当て勘|アグレッシブ|試合決定率
パンチ力|フットワーク|距離感|当て勘|試合決定率
見所解説
RIZINライト級の一戦。試合決着が非常に高いストライカー同士によるKO必須のマッチアップ。現役のライト級キング・オブ・パンクラシストとしてRIZIN3度目の出陣となる雑賀は、破壊力抜群のパンチを武器とするフィニッシュ率92%のハードパンチャー。間合いに入ってからの手数はどれもKOを生み出す威力を持ち、見ている側も力が入る。
フェザー級で岩石パンチを振るうカルシャガ・ダウトベック推薦のヌルハン・ズマガジーはフットワークが軽く出入りとパンチスピードが速い。ライト版ダウトベックとして紹介したいほど類似している。
ジリジリと距離を詰める雑賀とフットワークを使いながら距離を調整して飛び込むズマガジーはストライカーとしての個性が異なり、戦う距離も変わってくる。徐々に距離を詰めてくる雑賀の射程圏にズマガジーが飛び込む構図となるこの一戦において、両者の拳が交錯する瞬間の緊張感は今大会随一の物になると期待したい。この打撃戦を制して絶対王者を脅かす存在になるのはどちらだ。
第4試合/鹿志村仁之介 vs. 安井飛馬
見所解説
62㎏キャッチウエイトの一戦。最近継続的に参戦が続いている中国人選手。ザーシバーディン、ファン・イェーロウに続きリ・ユンフォンがエンボーファイトクラブから送り込まれた。リ・ユンフォンはレスリングをベースに散打を加えた近代MMAにおける理想的なスタイルを持つ。打撃戦でもしっかりと戦えイニシアチブを取れるため、レスリングに依存する必要がなく、グラウンドに行った場合でもコントロール力に加えフィニッシュのバリエーションが多い。対する金太郎はATT所属になってからは総合的な視野を持って試合を組み立て、今までよりもレスリングを効果的に使いながら戦い、いわゆる打撃に後からレスリングを加えたスタイルに進化している。
両者理想的なスタイルに進化しつつもアプローチは逆。試合の鍵はMMAレスリング力の差になってくる。初めてタイアップしたとき、初めてグラウンドになった時の攻防が試合の流れを決める大きな指針となる。
RIZINバンタム級においてはサバテロのレスリングが一つの基準になっているのでそこを重ねながら見てみても面白い一戦だ。
第3試合/キ・ウォンビン vs. キャプテン☆アフリカ
RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
キ・ウォンビン vs. キャプテン☆アフリカ
パンチ力|圧力|フィジカル|グラウンド力
テイクダウン|アームロック|グラウンド力|グラウンドテクニック
見所解説
RIZINライト級の一戦。フィジカル系ストライカー対テクニック系グラップラーのマッチアップ。修斗ライト級現役王者のキャプテン☆アフリカは柔道と柔術をベースにしたMMAグラップリングに特化したスタイル。この試合も寝技に持ち込んで自分のペースを作り、腕がらみからの展開を作っていきたい。キ・ウォンビンはコリアンゾンビことジョン・チャンソンの意思を引き継ぐ激闘型ファイター。国内の団体にも多く参戦し日本に馴染みのある激闘スタイルでとにかく諦めない鉄の意思の持ち主。
試合の鍵はキャプテン☆アフリカがどれだけ時間をかけずに自分の展開に持ち込めるかどうかになる。テイクダウンに時間をかければかけるほど削られる為、キャプテン☆アフリカのアプローチの仕方とキ・ウォンビンの対応の仕方で流れが大きく変わってくる。勝ちパターンの種類ではキ・ウォンビン。形に入ってからの勝率の高さではキャプテン☆アフリカ。両者が組んでからの展開から目が離せない。
第2試合/トニー・ララミー vs. 山内渉
見所解説
RIZINフライ級の一戦。真正面から打ち合うストライカー同士によるマッチアップ。ララミーは重い打撃が武器として見られるがそれと同時に高いレベルのレスリング力を持つオールラウンダー。伊藤裕樹戦ではレスリング力を使わず正面から打ち合い、激闘を演出するも制する事はできなかった。対するRIZIN初参戦の山内は圧倒的手数よる打撃のプレッシャーで試合のリズムを掴んでいく極真ベースのストライカー。早いコンビネーションを駆使して自分から展開を作っていく部分がとても魅力的な選手でリスクを負って手を出す分被弾する数も多く、課題もある。
両者共に好戦的なストライカーであり、それを活かすためのレスリングをどのように混ぜてくるのか。事前の戦略と総合的な遂行力に注目したい。
グランプリで盛り上がるRIZINフライ級だが、この試合は無視できない。RIZIN最軽量の階級で重厚な打撃戦を見る事ができるのか楽しみでしかない一戦。
第1試合/KING陸斗 vs. 水野夢斗
OPENING FIGHT 第5試合/NOEL vs. 海咲イルカ
OPENING FIGHT 第4試合/赤平大治 vs. 翔磨
OPENING FIGHT 第3試合/宮川日向 vs. MG眞介
OPENING FIGHT 第2試合/元氣 vs. 林眞平
OPENING FIGHT 第1試合/みいちゃんレンジャージム vs. 伊藤菜の花
OPENING FIGHT
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(51.0kg)
みいちゃんレンジャージム vs. 伊藤菜の花