村田夏南子
名前:村田夏南子
Kanako Murata
出身地:日本 愛媛県
生年月日:1993年8月10日
身長:156cm
体重:53kg
Twitter:@m_r_t_k_n_k
Instagram:m_r_t_k_n_k

アマチュアレスリングでは、将来を嘱望される選手のみが選出されるJOCネクストシンボルアスリートにも選ばれた実績を持つ。幼少期より柔道を学び小学校で全国3位になる。高校時代に北京オリンピックで活躍する吉田沙保里に憧れレスリングへ転向。ジュニアクイーンズカップ、ジュニアオリンピック、全国高校女子選手権を09年から3連覇。11年12月の全日本選手権では、吉田沙保里から序盤にポイントを奪い勝利目前まで行くも最後は逆転負け。しかし、最強女王をあと一歩のところまで追い詰め関係者・観客の度肝を抜いた。12年には国際大会、アジア選手権で優勝。同年末には吉田が欠場した全日本選手権で初優勝を果たした。

その後、レスリングからプロ格闘家への転身を決意。15年大晦日のRIZIN旗揚げ戦でリング上から決意表明を行った。まさにRIZINの誕生と同時に産声をあげた「RIZINの仔」が村田だ。そして16年4月に行なわれたRIZIN.1でMMAデビュー。その後、アメリカのKOTC、GirlsS-cup、RIZIN.2にも参戦し次々と勝利を収めた。しかし同年末に、経験・実績に勝る中井りんに挑むも、完敗。プロ初黒星を喫した。再起を誓い、17年は7月のパンクラス、9月のDEEPへ参戦し2連勝を飾り復活の狼煙を上げたが、試合中の怪我により約半年の長期離脱を余儀なくされた。その後、アメリカへ武者修行に行くなど強さに磨きをかけ、約1年半振りの参戦となった18年5月のRIZIN.10ではランチャーナ・グリーン相手にアナコンダ・チョークを極め、初めての一本勝ちを収める。その後も再びアメリカで合宿を行い、18年8月のRIZIN.12に参戦を果たすと、元UFCファイターのアンジェラ・マガーナ相手に女子総合格闘技史上初めてとなるヴァンフルーチョークで一本勝ちし、19年4月のRIZIN.15で対戦したサライ・オロスコにまたしてもヴァンフルーチョークで一本勝ちを収め、MMAファイターとしての著しい成長を見せた(公式記録はどちらも肩固め)。

その後はInvicta FCに参戦し、19年6月にはブラジル出身のリアーナ・ピロシンを相手に1R リアネイキッドチョークを極めInvicta FCデビュー戦を見事な1本勝ちで飾ると、続く19年11月には世界ストロー級タイトルマッチでアメリカのエミリー・ドゥコッティと対戦し判定勝ちを収め、浜崎朱加に続き日本人2人目となるInvicta FC王者に輝いた。MMA戦績12戦11勝1敗、現在7連勝中だ。(2020年6月現在)

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