高いレスリング能力と抜群の身体能力を誇るBellator世界バンタム級王者がRIZINに初参戦。高校時代に3度のニュージャージー州王者となり、大学時代もNCAAディビジョン1優勝、オールアメリカンに2度選出されるなど輝かしい実績を誇る。卒業後にオリンピック出場を目指すも怪我で断念し、総合格闘家へ転向する。

12年9月に若手選手の登竜門として名高いLEGACY FCでプロデビューし、14年3月からBellatorへ参戦。ずば抜けたテイクダウン能力と絞め技を武器に連勝を重ねるも、16年7月ジョー・タイマングロにまさかの逆転負けで初黒星を献上してしまう。しかし、ALLIANCE MMAへ移籍し、環境を変えて臨んだ同年12月にタイマングロとの再戦は判定勝利でリベンジを果たす。

17年10月にBellator世界バンタム級タイトルマッチで王者エドゥアルド・ダンタスからフルマークの判定勝利で王座を獲得し、今年3月にはレアンドロ・イーゴと対戦し、ギロチン・チョークを極め圧倒的な強さを見せつけ初防衛に成功。さらに8月にはフェザー級に階級を変えてノード・ラハットと対戦し、得意のタックルからテイクダウンを奪いパウンドを連打して、TKO勝利を挙げる。

Bellator軽量級最強の男が18年大晦日のRIZIN.14で堀口恭司とRIZINバンタム級タイトルマッチを争い、2Rまで優勢に進めていたが最終Rでフロントチョークを極められて一本負け。好敵手・堀口とのアメリカでの再戦を熱望し、その対戦が待ち望まれている。