道端からRIZINへ来た男。8歳～18歳までの10年間は空手を経験し、県内交流試合で数回優勝経験がある。キックボクシング歴は3年、MMAをはじめて5年になる。暴走族に入り傷害事件を起こし高校退学するなど荒れた10代を送る。20歳となる17年、格闘家としてはアマチュア修斗東海選手権バンタム級トーナメント優勝、同年よりキャバクラ店を経営し、複数店舗の経営者となる。18年1月のGLADIATORでプロデビュー後、同団体で2連勝。自身は「喧嘩で強くなって夜の街のキングになりたかった」が、20年に安保瑠輝也のYouTube企画に喧嘩自慢として出演。安保にそのポテンシャルを買われてスカウトされたことをきっかけに安保に弟子入り。格闘技に専念するために経営する店をすべて売却し、21年に安保のYouTubeチャンネルのメンバーに加入した。22年7月、BreakingDown（BD）に初出場。4連勝で臨んだ5月の日韓対抗戦ではROAD FC出身のパク・ヒョングンに判定0-5で敗れBD初黒星。24年6月にはYUSHIとMMAルールで対戦。飛び膝蹴りからのパウンドアウトで1RKO勝利を収めた。この勝利を受けてRIZIN 榊原CEOに直談判し、RIZIN出場を確約されるも怪我で断念。25年3月BD復帰戦では冨澤大智とMMAルールで対戦、冨澤の左膝蹴りが顔面に直撃し、KO負けを喫した。7月のBDでは秋元強真の兄・優志に判定勝利を収めた。

9月よりFIGHTER’S FLOWに所属、1年越しに果たすRIZINデビュー戦で、自身が上を行くMMAの経験を活かし、大晦日の大舞台で芦澤をド派手にフィニッシュし、RIZINで一気に存在をアピールするつもりだ。