RIZIN MMA RULES 総合格闘技ルール
MATCH TIME 試合時間
ワンマッチ公式ルールは5分3ラウンド制。
試合時間内で決着がつかなければ、試合全体評価のマストシステムによる判定となる。
※特別ルールで実施される試合はこの限りではない。
JUDGEMENT 判定
判定の基準は以下の優先順位で、試合全体を総合的に評価する。
①相手に与えたダメージ
打撃とグラップリングを同じ重みで考え、効果的な打撃やグラップリング(投げ技・サブミッションなど)による試合への影響度を評価する。試合への影響度とは、ノックアウトやタップアウトなど試合終了につながる可能性のあるダメージやアドバンテージがあったかどうかを意味する。
②アグレッシブネス
ノックアウト及びタップアウト等の試合の決着を狙う攻撃についてどちらが上回っていたかを評価する。打撃、投げ、サブミッション等のダメージ(効果)を評価するものではなく、積極的且つ攻撃的な行為そのものを評価する。
③ジェネラルシップ
試合のペース、場所、ポジション等の支配についてどちらが優れていたかを評価する。ただし、スタンドポジション及びグラウンドポジションに占めた時間割合を考慮して評価を行う。
EFFECTIVE 有効な打撃
- 頭突き、下腹部(股間)への攻撃、かみつき、後頭部・脊髄への打撃攻撃などの反則を除き、あらゆる打撃、投げ、絞めが認められている。
- スタンド及びグラウンドのポジションに関わらず、頭部・顔面へのあらゆる攻撃が認められている。グラウンド状態においても、いわゆるサッカーボールキック、踏みつけ、ヒザ蹴りによる頭部への攻撃が可能である(ただし、グラウンド状態での頭部へのヒザ蹴りに関しては両者の体重差が15キロ以上ある場合は、体重の軽い方の選手に実施選択権が与えられる)。
- 肘による頭部・顔面への打撃は有効。なお、いわゆる「縦肘」、「12to6(トゥウェルブ・トゥー・シックス)」等の角度制限は一切ない(前腕をマットに垂直にして肘を打ち下ろす攻撃は2015年の旗揚げ戦から認められている)。
- シューズを着用した選手による、膝を含む足によるあらゆる打撃攻撃は禁止。
RIZIN KICK BOXING RULES キックボクシングルール
- 3分3ラウンド制(スリーノックダウン制とする)
- 3ラウンドで決着がつかなければ、10点法による判定となる。ドロー判定もあり。
- 掴みは攻撃が伴う瞬間的なもののみ有効とし、その際の攻撃は一打のみ。
- 肘による攻撃は禁止。
※トーナメント形式で実施される試合や特別ルールで実施される試合はこの限りではない。