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第10試合/スペシャルワンマッチ
朝倉未来 vs. ダニエル・サラス

画像: 第10試合/スペシャルワンマッチ 朝倉未来 vs. ダニエル・サラス

朝倉未来

打撃 | 勝負勘 | 試合運び | 冷静さ

ダニエル・サラス

変則的打撃 | リーチ | 耐久力 | 精神力

昨年の勢いをそのまま今年に持って行きたい朝倉未来の初戦の相手は、メキシコのダニエル・サラスだ。スイッチを織り交ぜ長い手足から繰り出される打撃はトリッキーで読み辛い。グラウンドに行けば絡みつく様に首を狙ってバリエーション豊富なチョークを狙ってくる器用さを併せ持つ。

打たれ強く、フルラウンド戦い抜くスタミナを持った粘り強いファイターを朝倉がどのように攻略し、2020年をキックオフする事ができるのかが見ものだ。

第9試合/スペシャルワンマッチ
ビクター・ヘンリ― vs. 金原正徳

画像: 第9試合/スペシャルワンマッチ ビクター・ヘンリ― vs. 金原正徳

ビクター・ヘンリ―

総合力 | グラップリング | スクランブル | 独創性 | 際の強さ

金原正徳

総合力 | グラップリング | スクランブル | 打撃パワー | 経験

RIZINバンタム級をより混沌とさせる可能性のあるこの一戦。昨年待望のRIZINデビューを果たしたビクター・ヘンリーがRIZIN2戦目でベテラン金原正徳を迎え撃つ。両者共に経験豊富で総合力に長けるもの同士。昨年はグラップリングの試合で手を合わせている。

今回の試合は互いの持つ総合格闘技の技術を余すことなく見せ、より引き出しの多い方に勝利が訪れるような試合になるだろう。打撃の展開ではスリリングな交錯、グラウンドになればスピーディなスクランブルで動きの多い試合に期待。この試合の勝者は間違いなく今のRIZINバンタム級戦線に食い込んでくる事になるだろう。

第8試合/スペシャルワンマッチ
ロッキー・マルティネス vs. 関根"シュレック"秀樹

画像: 第8試合/スペシャルワンマッチ ロッキー・マルティネス vs. 関根"シュレック"秀樹

ロッキー・マルティネス

打撃 | ボクシング技術 | 総合力 | パワー

関根"シュレック"秀樹

グラップリング | パワー | スープレックス | 精神力

今までRIZINで数々の死闘を繰り広げてきたロッキー・マルティネスが新参の関根"シュレック"秀樹を迎え撃つ。総合力を持ち合わせながらボクシング力を駆使した打撃を好むスタイルのロッキーに対して、相手を投げ放してからソウザ兄弟に教わった柔術での展開を好むシュレック。打撃の展開ではロッキーが有利、グラウンドではシュレックが持ち味を発揮する展開になるだろう。

会見ではスープレックスなどを見せたいと発言していたシュレックだが、ロッキーをぶん投げる事はできるか。RIZINヘビー級戦線に新たに加わる関根"シュレック"秀樹が今回5度目の参戦となるロッキーにどのようなパフォーマンスを見せるか注目だ。

第7試合/スペシャルワンマッチ
マルコス・ヨシオ・ソウザ vs. ファルコ・ネト

画像: 第7試合/スペシャルワンマッチ マルコス・ヨシオ・ソウザ vs. ファルコ・ネト

マルコス・ヨシオ・ソウザ

柔術 | 寝技バリエーション | 極め | MMAセンス

ファルコ・ネト

総合力 | パワー | 爆発力 | アグレッシブ

RIZINでのデビュー戦は持ち前の寝技の技術を出す前に敗北してしまったマルコス・ヨシオ・ソウザ。今回は地元浜松でRIZIN初勝利を目指したい。相手のファルコ・ネトはポルトガルのローカルで経験を積んで来た爆発力抜群のトータルファイターだ。

ポルトガルでRIZINバンタム級王者マネルケイプと共に練習し、マネルのセコンドとして幾度も来日している。ファルコはマルコスの寝技に付き合わずに打撃の展開を維持したままの試合展開を作り、マルコスは前回の試合から学び、いかに自分の得意分野で勝負できるかが勝敗のカギになる。

第6試合/スペシャルワンマッチ
金太郎 vs. 加藤ケンジ

画像: 第6試合/スペシャルワンマッチ 金太郎 vs. 加藤ケンジ

金太郎

打撃 | アグレッシブ | 気迫 | ハイペース

加藤ケンジ

打撃 | アグレッシブ | 気迫 | 勢い

群雄割拠のRIZINバンタム級を更にかき回す可能性を秘めた日本人ファイター同士の対戦。大応援団を引き連れて地元浜松で待つ加藤ケンジに金太郎が殴り込みをかける構図になる。両者共に超アグレッシブなストライカーで決して引かない魅力溢れる選手だ。勝っても負けてもここでインパクトを残せれば、数々のストーリーとドラマに溢れるRIZINバンタム級戦線に食い込めることは間違いない。

得意分野では超強力だが単調になりがちな金太郎に対して、加藤はキャリアの大半を修斗で戦っている事もあり試合の流れの『際』を付く器用さを持ち合わせている。現在2連勝中の加藤と、2019年はタイトルマッチとはいえ黒星先行した金太郎。モチベーションの差が試合に影響するか。この試合にジャッジは不必要、両者が真の戦いを魅せてくれる事間違いなし。

第4試合/スペシャルワンマッチ
トレント・ガーダム vs. 井上直樹

画像: 第4試合/スペシャルワンマッチ トレント・ガーダム vs. 井上直樹

トレント・ガーダム

打撃 | パンチ | キック | 肘 | 瞬発力

井上直樹

総合力 | ボクシング力 | グラップリング力 | フィニッシュ力

RIZIN初出場で敗北をしたもののそのレベルの高さとポテンシャルを見せつけたトレント・ガーダムが、RIZINデビュー戦となる井上直樹を迎え撃つ。両者共にプロで14試合行っており、共に22歳という若さ。この両者がここで拳を交える事は勝敗に関わらず今後の両者のキャリアに大きな影響を与える事になるだろう。

打撃を得意としながらも総合的に戦えるガーダムと、寝技を得意としながらも総合的に戦える井上。互いに相手の得意分野でどれだけ勝負できるかがカギとなる。ガーダムの打撃に井上がどこまで対応できるか、そして井上の寝技にトレントがどこまで対応できるか。相手の得意分野を抑える事ができた方が有利に試合を進める事ができる一戦になるだろう。共に22歳という若さなので失敗を恐れず思いきった試合をしてもらいたい。

第3試合/スペシャルワンマッチ
ヴガール・ケラモフ vs. カイル・アグォン

画像: 第3試合/スペシャルワンマッチ ヴガール・ケラモフ vs. カイル・アグォン

ヴガール・ケラモフ

総合力 | 打撃力 | 爆発力 | アグレッシブ

カイル・アグォン

総合力 | グラウンド力 | 試合運び | ディフェンス能力

2019年に大活躍したトフィック・ムサエフに続きアゼルバイジャンの有望株で現在10連勝中のヴガール・ケラモフがRIZINに初参戦。対するカイル・アグォンは堅実な試合運びと抜群のコントロールで日本で活躍中の選手だ。

ムサエフ同様にリスクを負ってでも確実に試合を終わらせにいくケラモフに対し、アグォンはファイトIQが高く隙のない攻撃で試合を支配していく相対するスタイル。ヴガールの圧倒的攻撃力をアグォンが如何に抑えて攻略するか、それともヴガールの圧がアグォンを押しつぶすのか。RIZINフェザー級ニューフェイス同士の試合は見所に溢れている。

第2試合/スペシャルワンマッチ
実方宏介 vs. 酒井リョウ

画像: 第2試合/スペシャルワンマッチ 実方宏介 vs. 酒井リョウ

実方宏介

打撃パワー | 打撃技術 | 左ミドル | 試合運び

酒井リョウ

打撃パワー | ローキック | 変則的 | アグレッシブ

ムエタイベースの実方宏介と総合の酒井リョウがRIZINキックボクシングルールでぶつかるこの一戦。両者ヘビー級の持ち味である打撃とパワーを兼ね備え、一撃で試合を終わらせる事ができる。

実方は蹴りを多用し試合を組み立てていく巧者で試合における幅が広く、引き出しが多い。酒井は相手の打ち終わりを狙って剛腕を振り回し、総合で培った体幹の強さを利用してクリンチや、その離れ際でショートレンジの打撃を当てていきたい。ヘビー級の試合でしか味わえない非日常的な空間をこの両者がどのように演出してくれるのかに期待。

第1試合/スペシャルワンマッチ
竹内賢一 vs. 直也

画像: 第1試合/スペシャルワンマッチ 竹内賢一 vs. 直也

竹内賢一

リーチ | コンビネーション | 遠距離

直也

リーチ | 蹴り | ジャブ | 遠距離

年齢も近く、身長もリーチも戦う距離感も似ている両者。竹内賢一が直線的な攻撃を有効に使うのに対し、直也はローキックやフックなどを使ってくる。両者ジャブが早く、正確ですべての攻撃の起点としているあたり、左の差し合いが勝負のカギを握る。

地元で負けられない竹内と与えられたビッグチャンスを絶対に物にしたい直也のハングリー精神が全面的に出る試合になる事を期待したい。似たスタイルを持つ両者だが、パンチやキックの交錯の中で変化を付けた打撃が流れを変える大きな武器になるだろう。

OPENING FIGHT 第3試合/
ヘンリー・セハス vs. SEIDO

画像: OPENING FIGHT 第3試合/ ヘンリー・セハス vs. SEIDO

ヘンリー・セハス

ジャブ | コンパクト | 近距離

SEIDO

近距離 | 気持ちの強さ | 手数

ヘンリー・セハスは的確なジャブからキックへと攻撃を繋げながら距離を詰めて近距離での打ち合いを好むファイター。打撃がコンパクトなので隙が少なく出入りが上手い代わりにパワーに欠けるがそこは手数で勝負するスタイルだ。SEIDOも同じく近距離で頭をくっつけて打ち合うスタイルで手数と気持ちの強さで戦う激闘型のファイターだ。

互いに距離をつぶしてインファイトを好むスタイルなので打撃の交錯が沢山みられる反面、クリンチも多くなる試合展開になる可能性もある。いずれにしろ両者が近い距離で打撃を打ち続ける展開になる事は間違いない。

OPENING FIGHT 第2試合/
憂也 vs. 康輝

画像: OPENING FIGHT 第2試合/ 憂也 vs. 康輝

憂也

パンチ力|ひざ|右ストレート

康輝

パンチ力|勝負度胸 | 勢い

憂也は基本に忠実で、一つ一つの打撃が洗練されている上に、クレバーで自分のペースを決して崩さない。破壊力抜群の右ストレートでガードの上からでも殺傷能力が高い。RIZIN.16では持ち前のパワーと連打で見事なTKO勝ちを収めている。

対する康輝は23歳プロわずか2戦での大抜擢となる。ムエタイベースの選手だが今回RIZINキックボクシングルールに挑む。デビューから負け知らずの2勝2KOという事もあり、怖いもの知らずで経験豊富の憂也に向かって行く事になるだろう。距離の近い激しい打ち合いが期待される一戦だ。

OPENING FIGHT 第1試合/
戸塚昌司 vs. 大澤匡弘

画像: OPENING FIGHT 第1試合/ 戸塚昌司 vs. 大澤匡弘

戸塚昌司

スピード | 手数 | アグレッシブ | 精神力

大澤匡弘

スピード | 手数 | コンビネーション | アグレッシブ

地元のストライカー同士がRIZINのリングで激突する。戸塚昌司は連打から勝機を見出す突貫ファイター。対する大澤匡弘も同じく回転の速いコンビネーションでインファイトを好むブルファイター。決して引かない両者が地元の声援を受けながら打ち合うとなると精神力の大きさが物を言う。

オーソドックスの戸塚に対し大澤はサウスポーという違いはあれど、両者前に出続けるスタイルで貫いて来ているため共にハートが強い。手を出し続けて決して下がらない者同士が試合をする中で両者多少なりともミスを犯す事になるが、相手のミスをいかに上手く突くかが勝敗の大きなカギになる。両者攻撃に特化している選手の為、ガードが甘くなる傾向が見られがちだがそこも一つのポイントになるだろう。

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