RIZINマッチメイク担当のチャーリーが対戦カードの見所を紹介!選手のバッグボーンやストロングポイントを把握すれば、試合観戦がもっと楽しくなる!観戦前に是非チェックしておこう!

※見所解説は随時更新いたします。

PPV無料配信・払い戻し/観戦チケットご購入者へ払い戻し/PPS・PPV視聴チケットご購入者へ非請求対応のお知らせ

7月2日(土)開催の湘南美容クリニック presents RIZIN.36において、当初メインイベントに出場を予定しておりました朝倉海の欠場に伴い、RIZIN STREAM PASSにてPPVを無料配信、観戦チケットご購入者へ払い戻し、またスカパー!は視聴チケット購入者へ非請求対応を行うことが決定しましたのでお知らせいたします。

詳しくは以下のページをご確認下さいませ。

対戦カード / 試合順変更のお知らせ

当初メインイベントとして予定されておりました朝倉海vs.ヤン・ジヨンは、朝倉海がドクターストップによる欠場となったため、昇侍 vs. ヤン・ジヨンへカード変更いたしました。併せて試合順も変更しております。

試合順 ※6/30更新

第13試合 /鈴木博昭 vs. 平本蓮

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
鈴木博昭 vs. 平本蓮

鈴木博昭

打撃パワー|フィジカル|打撃技術|防御力

平本蓮

パンチ | パワー | コンビネーション | プレッシャー

見所解説

ソリッドストライカー同士による緊張感溢れるマッチアップ。打撃の世界から総合格闘技に転向してきた選手として基本的な寝技の習得と総合格闘技における打撃へのシフトという課題を持つ者同士、どのような試合展開になるのかが読めない。打撃を見ると、鈴木が回転の速いフックそして変化をもたらす膝蹴り、平本が真ん中を撃ち抜く速いストレート系の打撃と繊細なテクニックが特徴的だ。両者ともに前進する際の圧力が強く、まずはどちらがリング中央を取るかに注目だ。

勝負の鍵は総合格闘技に対してどちらの方が対応してきているのかになる。打撃の展開の中でテイクダウンや他の技を見せることにより自らの打撃を活かす事につながる。この試合は引き出しの多さが勝負を決めると言っても過言ではない。殺伐とした緊張感を堪能せよ。

第12試合 /山本美憂 vs. 大島沙緒里

RIZIN MMAルール:5分 3R(49.0kg)
山本美憂 vs. 大島沙緒里

山本美憂

レスリング力 | フィジカル | 爆発力 | グラウンドコントロール

大島沙緒里

組み|グラウンドコントロール|体幹|決定率

見所解説

レスリング力を駆使したファイトスタイルでプロ格闘家として13戦目を迎える山本がDEEP・DEEP JEWELS 二冠王者の大島と対戦する大一番。レスリングvs.柔道という構図になるが、山本はテイクダウンを取って上になっても大島は背中をついた状態からでも常に攻め続ける事ができる。下からうるさく飛んでくる打撃、そして隙を見つけた大島の仕掛けを山本はどう捌くのか。

爆発力とフィジカルの強さでは山本に分があり、技の種類とアグレッシブさでは大島に分がある。互いの強みがグラウンド力にあるため、勝負の鍵を握るのは意外にも打撃の攻防の中に見えてくる可能性が高い。打撃でリズムを掴み、相手の組みを単調にする事ができれば試合を有利に運ぶ事ができる。グラップラー同士のマッチアップだからこそ光る打撃の攻防に期待。

第11試合 /砂辺光久 vs. 中務修良

RIZIN MMAルール:5分 3R(54.0kg)
砂辺光久 vs. 中務修良

砂辺光久

レスリング力|タックル|経験|精神力

中務修良

グラウンドコントロール|パウンド|極め|精神力

見所解説

RIZINの沖縄初大会で軽量級の魅力を余すところなく魅せてくれた元パンクラス王・砂辺がRIZIN沖縄での勝利を目指して再び参戦してくる。対する中務も現役WARDOG王者としてRIZIN初勝利を目指す。

ともに地方で格闘技を普及させている者同士、明確なビジョンと高い志を持ち、リングに上がって戦う意味を見る者に強く伝える事ができる。両者レスリングをバックボーンに持ち、組みの展開からの攻防に注目。軽量級ならではの動きの速さと目まぐるしく攻守が入れ替わるスクランブルに期待したい。

勝負の鍵を握るのは数々の強敵と対峙してきた砂辺の経験で、それに対して中務がどのような作戦を立て、攻撃を繰り出す事ができるのかが見どころになる。

第10試合 /カイル・アグォン vs. 山本空良

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
カイル・アグォン vs. 山本空良

カイル・アグォン

総合力 | グラウンド力 | 試合運び | ディフェンス能力

山本空良

グラップリング力|極め力|独創性|冷静

見所解説

ここ半年でRIZINファンにその名を知らしめた21歳の山本空良が初の国際戦を迎える。相手は数々の強敵と戦ってきた難攻不落の強豪カイル・アグォンだ。山本にとってキャリアで最強の相手になることは間違いない。ともにグラップリングを得意分野としているが「動」の流れから勝機を見出す山本に対して「抑」の体制からじわじわと詰将棋のように試合を動かすアグォン。

隙を見せないアグォンから山本はどのようにして隙を作り出すのか、山本の用意する仕掛けに対して、数多の強豪との対戦経験で滅多な事では動じなくなっているアグォンがどのように反応するのか。勝負論溢れるマッチアップだけに互いが「風林火山」を体現するような攻防に期待したい。この一戦の結果はRIZINフェザー級に大きな変化をもたらす事になるだろう。

第9試合 /昇侍 vs. ヤン・ジヨン

RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
昇侍 vs. ヤン・ジヨン

昇侍

当て感 | パンチ技術 | 経験 | 根性

ヤン・ジヨン

打撃|アグレッシブ|精神力|圧力

第8試合 /渡慶次幸平 vs. 岸本篤史

RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
渡慶次幸平 vs. 岸本篤史

渡慶次幸平

打撃|アグレッシブ|精神力|打たれ強さ

岸本篤史

ボクシング力|パンチ力|アグレッシブ|精神力

見所解説

総合格闘技における立技の異種格闘技戦が組まれた。ラウェイファイターの渡慶次が生まれ育った沖縄で、ボクシングから総合に転身した岸本と対戦する。「ラウェイ vs ボクシング in 総合格闘技」というゾクゾクするような事前ストーリーがリングの中でどのような展開になり、どのように完結するのか、総合格闘技ルールならではのドラマティックな物語に期待したい。

互いが持つバックボーンにプライドを持って撃ち合いになるのか、それともしっかりと総合格闘技の試合をするのか。全ては戦う本人たちの想いと判断次第になる。打ち合いになるのであれば互いにサウスポーということもあり「対左」対策が不可欠になり、左の蹴りが主導権争いにおける鍵となる。1ラウンドの序盤で互いの心が決まる。熱い展開に期待。

第7試合 /大雅 vs. 新田宗一朗

RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(61.0kg)
大雅 vs. 新田宗一朗

第6試合 /藤田大和 vs. 曹竜也

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
藤田大和 vs. 曹竜也

藤田大和

ボクシング力|スピード|反射神経|センス

曹竜也

総合力|交戦的|グラップリング力|グラウンドコントロール

見所解説

RIZINで総合格闘技プロデビューを果たした藤田が11試合を経て5年ぶりに復帰を果たす。その相手は前回のRIZIN沖縄大会でDEEP元王者と対戦したベテランの曹だ。曹にとって元王者と2連続の対戦になるが、ここ10年間フィニッシュされていないことからも防御力の高さ、技術とスタミナが伺える。

藤田はここ3年間で持ち前のボクシング力と総合格闘技の他の部分が噛み合い急激な成長を遂げて現在に至る。試合巧者の曹がどのようにして急成長中の藤田のパワーと勢いに対処するのか。地元開催の曹、5年越しにRIZIN復帰を果たす藤田。互いに負けられない明確な理由があり、どちらの意思の強さが勝利をもたらすのか。ベテランの業か、若手の勢いか。フライ級の相関図が更新される一試合になるだろう。

第5試合 /村元友太郎 vs. BJ

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
村元友太郎 vs. BJ

村元友太郎

スピード | アグレッシブ | 根性

BJ

レスリング力|チョーク|反応|経験

見所解説

RIZINフライ級の村元が沖縄で迎え撃つは約7年ぶりの復帰戦となった元修斗フライ級王者のBJだ。BJは2003年にプロデビューしてから2015年までコンスタントに試合をこなし、様々な実績を残してきた。村元はBJが一線を退いた2015年にプロデビューをしており、入れ違いになっていた二つのキャリアが今回沖縄で交わることとなる。

BJはシューターとして“打・投・極”すべて高いレベルでこなし、中でもレスリング力を駆使したチョークを得意としている。村元はスピーディーなフットワークと素早い打撃で相手のペースを乱しタイミングで仕留めるスタイル。BJのブランクと体力次第で試合展開は二転三転する可能性が高い。交わるはずのなかったキャリアが格闘技の交差点で交わった時、どんなドラマが生まれるのか。

第4試合 /伊藤裕樹 vs. 宮城友一

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
伊藤裕樹 vs. 宮城友一

伊藤裕樹

アグレッシブ|ボクシング力|左ストレート|距離感

宮城友一

経験|リーチ|グラップリング力|パンチ

見所解説

沖縄を代表する選手の一人、ベテラン宮城がRIZIN2連勝をかけて若手の伊藤と激突する。宮城はRIZIN初参戦時に目の覚めるようなKO勝利で強烈なインパクトを残した。対する伊藤は心身ともに良い調整ができた時のパフォーマンスは目を見張るものがある。

両者ともに打撃を主体で試合を組み立てるイメージだが宮城はより積極的に組みにいく多様性を持つ。伊藤は根っからのストライカーでフライ級屈指のKOパワーを備え、テイクダウンディフェンスにも長けている。宮城が打撃から組みへ変化した際に伊藤がどのように対処するかによって流れが大きく変わってくる。

勝負の鍵は距離。両者得意の打撃の距離から組みの距離、この空間を上手く使えた方がペースを掴む事ができる。

第3試合 /にっせー vs. 須田萌里

RIZIN MMAルール:5分 3R(49.0kg)
にっせー vs. 須田萌里

にっせー

ローキック|スピード|フィジカル

須田萌里

柔術|若さ|腕十字|アグレッシブ

見所解説

沖縄で総合格闘技普及に精を出すにっせーが2度目のRIZIN参戦で戦う相手は、齢17歳の寝技師・須田だ。打撃主体で試合を作っていくにっせーと寝技で攻めまくる須田のスタイルはまさに水と油の関係になり、自分の得意な分野でより多く勝負する事ができる方が有利になる。

須田は怖いもの知らずの性格で、いかなる状況からでも一本を取りにいき膠着させないスタイルだ。にっせーはフットワーク、打撃に加えてフィジカルの強さを持ち、自分の土俵で戦う事に徹する事ができれば相手のペースを乱す事ができる。また須田はスクランブルが強い分、フィジカルで抑えられてしまうと攻め手が減る傾向がある為、にっせーはそこで勝負をしてみてもよい。女子スーパーアトム級がさらに面白くなる一戦。

第2試合 /宮城寛克 vs. 吉野友規

RIZINキックボクシングルール:3分3R(72.5kg)
宮城寛克 vs. 吉野友規

第1試合 /タナー・ロレンツォ vs. Orihey

RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
タナー・ロレンツォ vs. Orihey

タナー・ロレンツォ

リーチ|柔術|グラウンドコントロール

Orihey

打撃|アグレッシブ|蹴り|相撲

見所解説

RIZINデビュー戦で対戦相手のコスチュームを利用し見事な極め技で華々しく勝利を飾ったロレンツォが、RIZIN初参戦となる打撃と相撲を使いこなすOriheyと対戦する。ロレンツォは長い四肢を利用したババル仕込みの柔術で一度絡み付いたら離さない寝技地獄に引き込むスタイル。Oriheyはボクシング、相撲と柔道を融合させた独自のスタイルを確立させ自信を持ってRIZINに初参戦してくる。

寝技ではロレンツォ、打撃ではOriheyが有利か。Oriheyは柔道と相撲のバックボーンから腰の強さが予想できる。そんな相手にロレンツォはどのようにテイクダウンまでの流れを組み立てるのか。Oriheyは昨年沖縄で衝撃のデビューを果たしたロレンツォ相手に強烈なインパクトを残すことが出来るのか。

湘南美容クリニック presents RIZIN.36 大会情報/チケット