12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催されたRIZIN DECADE 雷神番外地の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

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宇佐美正パトリック「来年はしっかりMMAで結果残していこうと思う」

画像: 宇佐美正パトリック「来年はしっかりMMAで結果残していこうと思う」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

宇佐美 まあ、ほっとしている、よかったなという感じです。

ーー細川選手の印象が戦前と違ったところがあれば教えてください。

宇佐美 いや、やっぱ男やなと思いましたし、向きあっているときも、前に来よう来ようとしているその気持ちは見えましたね。

ーー試合は作戦通りでしたか。

宇佐美 そうですね、まあ、自分がちょっと大ぶりになっちゃったんですけど腹で沈めようとは言っていたので、よかったです。作戦通りです

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

宇佐美 来年はしっかりMMAで結果残していこうと思っています。

ーー宇佐美選手の前戦では物議を醸した、割れた判定でした。今回の試合はフィニッシュして、判定じゃないほうがいいという決意を持ちましたか。

宇佐美 おもしろいっすよね、そのほうが。だから、次からはもうしっかりバンバン行こうと思っています。

ーー特にこの試合に、前戦の反省のようなものはなかったですか。

宇佐美 まあ、MMAじゃなくてキックだったのでプレッシャーも強引にかけていくというか。相手もスイッチしながら効いているのがわかりやすい行動だったので、ずっとプレッシャーかけて、かけてっていう感じでしたね。

ーーという意味でも前戦は納得していなかったですか。

宇佐美 もう前は前でいいんですよ。だから次に向かって、また2025年同じことが起きないように自分が倒しに行けばいい話なので。もう、前のことは気にせずこれからも積極的に今日みたいにバーッと前に行けたらいいと思います。

ーーストラッサー起一さんなど周りの人からは、どういう感じのことを言われましたか。

宇佐美 今日はまだ起一さんとは話してないけど、まあでも、「しっかりお前の強さと格の違い、プロとBreaking Downでやってる奴の違い見せてくれ」と言われたので「しっかり、腹で沈めてきます」と言って、有言実行したので、いい言葉をもらえるんじゃないかとは思います。

ーー今回みたいなシチュエーションの試合だと、打撃の得意なご自身の得意なルールではあるけれでおも元々自分がやっているルールではないとか、逆に、向こうがホープで上がってきている選手ということで一発食われたら、みたいな怖さは正直ありましたか。

宇佐美 正直何もないですそれは。技術の差があるとはわかっていて、相手は僕のことを絶対に死に物狂いで食いにくるとは思ってたので、まあでも向き合っててちょっと思ったのが、ラビットパンチが多いなと。後頭部のパンチが、最初とかもそうなのですけど、インターバル中にもレフェリーに言ったのですが、後頭部のパンチが多すぎてちょっと「…(首を傾げる)」と思いましたね。

ーー脅威に感じるような差の詰まりはなかったですか。

宇佐美 一切、何も思わなかったです。一発目のカーフキックも右ボディもそうですけど、ダウンとったボディも、もう当たった瞬間ちょっと顔に出ていたので、やりやすかったです

ーー試合後にクールなポーズを決めていました。大晦日に出る喜びがありながら相手がRIZINファイターではなったことなどに思うところはありましたか。

宇佐美 いや、でも、ちゃんと与えられた仕事は果たせたんちゃうかなとは思ってます。会場盛り上げることもそうですし、相手もあって相手が嫌って言っていたらできていない試合ではあるので、僕には細川選手の前に二人、対戦相手のオファーがあり、二人ともやると言ったのですけど、断られたんですよ。まあ誰とは言わないですけど。この試合を受けてくれた細川くん、僕は同級生だけどすごい男やなと思いますし、僕たちはこっちで頑張るので、あっちはあっちで頑張ってくれって感じですね。

ーー以前対戦もしている安保瑠輝也選手のボクシングマッチはご覧になりましたか。

宇佐美 いやあヘタクソすぎるでしょ。昨日俺に勝てると言ってましたけどね、ボクシングで。俺に昨日ケンカ売ってきて。控室でみんながおる前でブワーって何か言ってきたんですけど、俺も言い返して、「お前なんか倒せるから」みたいに言われたんで、俺も、「お前いつかやったるわーい!お前のアゴの骨砕いたるからな」言うて、「お前逃げんなよ」って言うてやりましたよ。でも、ボクシングもそうですけど、何やろ、やってきている年月も見てきている数も違うので、それで俺に勝てるって、ボクシング勝てるとか、何かしょーもないことだし、全然カッコ良くないですよね。何か、見ててもダサかったっすもん。

ーー2025年にはライアン・ガルシア戦が予定されていますがーー、

宇佐美 や(苦笑)、失神KO負けするっしょ。(首を振って)あんなパンチの遅さじゃ、無理ですよガルシアは。ナメてるなって思いました。ボクシングを。また。

ーーいずれ再戦の可能性も?

宇佐美 いやあっちがやりたがらないので、別に。僕はアイツの土俵でもやりましたし何でもいいですけど。みんなが望むことやっていきたいので。とりあえず自分は、2025年はMMAを、自分が決めたことをしっかりやりたいと思っているので、安保が煽るなら全然やりますけどボクシング。やりたいんだったら。その代わりやるんだったら、「どうなるか、わかっとけよ」って。はい。

ーーそれだけ自信があるということですね。

宇佐美 そういう感じです。もう全然、僕はドンと構えているつもりです。

ーーMMAということで、RIZIN.49のライト級タイトルマッチにケラモフが階級下から挑戦します。サトシ選手に対抗する選手がいない難しい状況です。宇佐美選手はどういう選手といつ頃ライト級のMMAで戦いたいというのはありますか。

宇佐美 ホンマに自分はMMAで勝ってからそういうのも全部言いたいと思ってるんですけど、やっぱ、勝ってレベルすぐ上げていって、トップ戦線に絡んでというのは2025年中にはしたいですね。だから堀江選手とかと絡んで試合して、自分がしっかり勝っていってレベル上げて名前出せるようになってからしっかり名前を出して勝ってタイトルとか行きたいです。段階踏んでからちゃんと。

細川一颯「これからレベルを上げて、強くなってRIZINに出たい」

画像: 細川一颯「これからレベルを上げて、強くなってRIZINに出たい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

細川 悔しいです。あとは強かったです、パトリック選手。

ーー宇佐美選手の試合前のイメージと実際対戦して違ったところがあれば教えてください。

細川 いやもう、パンチが強いっていうのはわかってたので。強かったです、パンチが。

ーーRIZIN初参戦で大晦日の舞台でしたが、リングから見えた印象なりを教えてください。

細川 この景色見れて本当によかったです、楽しかったです。

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

細川 今回本当に運がよくて大晦日に出られたというのがあると思うので、これからレベルを上げて、強くなってRIZINに出たいですね。

ーー宇佐美選手のパンチを実際に受けた衝撃は今まで感じたことないような衝撃でしたか?

細川 そうですね。結構ボディには自信があったんですけど、強かったです本当に。苦しかったです、息ができなかったですね。

ーーキャリアの差がありましたが、そこを目指していずれ追いつきたいとか、追いつける自信はありますか。

細川 そうですね、追いつけるように頑張ります。本当は今回作戦的には本当は1分で勝負を仕掛けるということもあったのですけど、これからのことを考えてちゃんと3分3R戦えるようにしようという作戦で。でも向こうのほうが全然経験値も何もかも上でした。

ーーオープンフィンガー(OFG)の試合はボクシンググローブより向いていますか。

細川 そうですね、まあ今回僕自身がグローブお願いしたのですけど、うーん。OFGのほうが楽しいですね。

ーー今後もそのルールの試合をもっと経験したいですか。

細川 MMAに挑戦したいので、はい。そこを目指してがんばりたいですね。

ーー朝倉未来選手の復帰についてはどのように感じましたか。

細川 うーん。頑張ってほしいです、はい。

篠塚辰樹「ジャブで倒しました」&赤田プレイボイ功輝「来年は適正階級で、MMAに挑戦したい」

画像1: 篠塚辰樹「ジャブで倒しました」&赤田プレイボイ功輝「来年は適正階級で、MMAに挑戦したい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

赤田 スプリット判定負けしちゃったんですけど、結果どうこう言ってもしょうがないので。まあ……、そうっすね。今に見てろよという感じですね。まだMMA始めて半年なので、どんどんアジャストしてくると思うので。あの、一個上の階級のストライカーがビビって打撃に付き合ってこなかったので、これがもっと時間経ってアジャストしていけば、どんどん怖い存在なんじゃないかなって、逆に自分に自信になったっすね。来年は適正階級のバンタム級で、MMA挑戦したいと思ってます、押忍。

篠塚 えーっと、ジャブで倒しました。以上です。

ーーそれぞれ、対戦相手の印象が戦前と違ったところがあれば教えてください。

赤田 大晦日ってのもあって。祭りじゃないですか、大晦日って。相手も66kgフェザー級のタイトルマッチ経験者のストライカーで、もっと打ち合ってくるのかと思ったんですけど、思いのほか抱きつくのが好きだったんでーー。

篠塚 それな。ストライカーのくせにクソつまんなかったな、五明ってやつ

赤田 ね。大晦日の祭り、打ち合おうぜ!と思ったんですけど。まあ、ああだこうだ言ってもしょうがないんで。まあね、判定がそう出ちゃったんでしょうがないんで、はい。切り替えまーす。

篠塚 (野田の印象は)全く同じでした。ちっちゃくて弱かったです。以上です。なんか、二段蹴りみたいなのが「うわ、来た!」と思ったんですけど、軽すぎてびっくりしたっす。攻撃全部めちゃくちゃ軽かったですね。やっぱ階級差あったっすね。まあ試合受けてくれてありがとうって感じです。

ーー赤田選手は今回RIZIN初参戦で大晦日も初めてでした。リング上から見た景色や、舞台、オープニングセレモニーなどの感想もぜひ教えてください。

赤田 あのスタートの(平本)蓮くんの再戦の発表で会場ぶち上がって大盛り上がりで、その熱のまま俺の試合スタートしたので、すげえ気持ちよかったですね。やっぱ入場もそのままかませたんで。まあ、できるんだったらもっと、時間あるのでMMAアジャストして、蓮くんと同じ日、もう1回かましたいなと思ってます。

ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えてください。

赤田 UFCのチャンピオンになります!

篠塚 えーっと、来年ヒロヤぼっこぼこにしまーーす。

ーー赤田選手、セコンドの平本選手が判定不服の声を上げていますが、ご自身としては判定を受け入れてますか。

赤田 まあ何とも言えないですね、今は、ちょっとーー、

篠塚 いや受け入れてないっしょ。

赤田 受け入れてないです。あれ、何なんすか。

篠塚 受け入れてないでしょ。ラウンドごとじゃないからね。

赤田 何なんすか、あれ何なんすかね。

篠塚 どういう基準ですか?

赤田 何なんすかね、俺、1回KOして、いやダウン取ってるんですよ。で、(パウンドの仕草をして)ニアフィニッシュでしょ、あんなの。

篠塚 で、別に相手、何にもしてないじゃないすか。ただくっついてくっついて、あれがポイント入るんだったら意味わからないですよ。

赤田 バック取られてキープとかだったらわかるんですけど、テイクダウンで何回も倒されてならわかるんですけど、押し込んでるだけなので。

篠塚 何もしてない。

赤田 強いて言えば百歩譲って、攻める姿勢ぐらいじゃないですか?**

篠塚 攻める姿勢なかったでしょ。

赤田 なかったね。

篠塚 くっついてる、ヘンな抱きつき魔だった。あいつ、顔キモかったし。

赤田 華がないね!

ーー目の上にガーゼを当てていますが、流血したダメージはありますか。

赤田 いや、全然違います。全っ然違います。ちょっとね、試合した感出したくて今ちょっとファッションで、

篠塚 格闘家っぽい。

赤田 でしょ?

篠塚 うん。試合中見て思ったもん。

赤田 すぐ、やって……、

篠塚 POW!

赤田 以上です。

画像2: 篠塚辰樹「ジャブで倒しました」&赤田プレイボイ功輝「来年は適正階級で、MMAに挑戦したい」

ーー赤田選手としては、またMMAで、RIZINの舞台で戦っていきたいという考えですか。

赤田 そうですね、やりたいですね。相手も、誰でもかかってこい!って感じなので。まあ今日の試合見て思ったんじゃないですか。俺、腰強いし、打撃もバッチバチに倒せるパンチ持ってるので。まあ、打撃うまいヤツとやりたいですね。

ーー篠塚選手は、試合後にすぐヒロヤ選手がリングインし対峙しましたが、MMAルールで対戦したいですか。

篠塚 もうMMAしかやらないです。今回、別に俺、断ってないですからね。RIZINからミックスルールで提案されたからそれをOKしただけなんで。しかも俺、今回肩も壊れてるし、拳も壊れてるし、足の筋肉も切れてたんで。それでも受けてたんで、普通に2025年、MMAでボコボコにしますよ。

ーーTHE MATCH 2の5月開催が発表されましたが。

篠塚 そこでやりますよ。そこでヒロヤぼっこぼこにしようかなって。いいですかね?RIZINは。わからないですけど、そこでやろうと思ってます、俺は。アイツが逃げなければ。

ーー冨澤選手は……、

篠塚 アイツは知らんす。知らん、知らん、無視。

ーーいずれは冨澤選手と……、

篠塚 ないです、ないです。

赤田 あとさっきの話に戻るんですけど、俺、やっぱ納得いってないです。SNSとか見ても、わかるじゃないですか。もう、俺の勝ちだって言ってるんですよ、いろんな人が。周りも、SNSも全部言ってて。もう、RIZINに、許可降りたので、抗議文出します。

篠塚 出そう!

赤田 うちのリーダーが抗議文を出してます。

篠塚 みんな、署名よろしくお願いします!

ーーRIZIN側に、ジャッジの再考を求める内容でしょうか。

篠塚 そうです。だって、あれ、どこにポイント入ってるんですか?五明に。

赤田 そうです。証明してくれよっていうのを。

ーー篠塚選手、(左だけと言っていたところ)途中ちょっと右が出かけたのはどういう感じだったのでしょうか。

篠塚 何発か出そうとは思ってたんですよ。肩ちぎれるの怖かったのと、拳は今回麻酔打って、打っていたので、あんまり殴らないようにしようと思っていたんですけど、やっぱり殴っちゃいますね。しかも、あと、赤田のせいで俺めっちゃイライラしていてコイツのメンタル狂っったっすね。もっと冷静に戦えばよかったんですけど、変な感情入っちゃったす。

赤田 すごいまいってたね、急に。

篠塚 すごい感情入っちゃったっす。

ーー右の拳は重症なのですか?

篠塚 いや全然。腱板(箇所を指して)ここ、損傷しているくらいですね。ちぎれちゃいそうだったので、今回右殴らない予定だったんです。

ーー完治予定は?

篠塚 あと1ヶ月、2ヶ月で治ると思います

ーー赤田選手と篠塚選手の関係性なのですが、一時期険悪になっていると平本選手が発信されていたようですがーー

篠塚 今もです。継続中です。

赤田 試合決まったんで、とりあえず。

篠塚 試合前だったんでアレですけど、もう試合終わったんで、もう一回距離置きます。

赤田 おお……

篠塚 おお(笑)

赤田 このあと、どうなるかわからないです、一回停戦しただけなんで。

篠塚 全然ウソっす。全然怒っても何もないです、はい。もう仲間なんで。

赤田 ね!すごい!

篠塚 俺の寛大な大きな心で、許してあげました。

赤田 ね、人間力すごい!

篠塚・赤田 おおおおお(笑)ハハハ!

ーー次戦に向けてもまた二人は協力体制で一緒にやっていくのですね。

篠塚 そうです。俺らみんな剛毅會の仲間で頑張ります。

赤田 俺今日やっと剛毅會認められて、シャツもらえたんです。やっと入れたんで。

篠塚 こうきかいから、やっとコウキ会から剛毅會。やっと仲間になりました。

赤田 やっと仲間になれてうれしー!!

ーー以上で終了となります。

篠塚 POW!

赤田 POW!

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