12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催されたRIZIN DECADE Yogibo presents RIZIN.49の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

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クレベル・コイケ「去年の目標はこのベルトを奪還することでしたが、今年の目標はそれを維持すること」

画像1: クレベル・コイケ「去年の目標はこのベルトを奪還することでしたが、今年の目標はそれを維持すること」

クレベル みんな、まずはハッピーニューイヤー!はー!疲れた!

ーー再びベルトを手にしました。試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。

クレベル 嬉しいなあ、1年半待ってましたから。チャンピオンに戻れて嬉しいです!

ーー再戦となった鈴木選手のファイターとしての感想を教えてください。

クレベル まず、みなさん、今日は私は通訳を通して、ちょっと長いけどポルトガル語で話します、そのほうがもっとコミュニケーションできるから。質問への答えは、2回目の試合でしたので経験を積んで自信を持って臨んでくるのは自分でもわかっていました。彼は自分のポジションをとてもうまくディフェンスしてきました。

ーー今回、激闘となりました。その感想も教えてください。

クレベル 今日もし自分が負けるとしたら、自分自身に負けると思っていました。もちろん試合前から難しい試合になるとはわかっていました。彼は今までの試合ですごく自信をつけているから、フェイスオフでもとてもそれを感じました。彼を”ブンダモーリー”=弱虫と呼んだけどそんなことなかったです。今回自分はよく準備できていたのですが完璧なスタイルは出せなかったかもしれない、フィジカルな面で準備できなかったかもしれないけどメンタルでは強く行ったので、メンタルでは絶対負けないと思っていました。

ーーチャンピオンとして今年の目標を教えてください。

クレベル このベルトを防衛することです。一度も今までやったことがなくて、そのチャンスがくると失敗してきたので。去年の目標はこのベルトを奪還することでしたが、今年の目標はそれを維持することです。

ーー次の試合について伺います。先ほどケラモフ選手が、クレベル選手と5月に試合する約束をしたと言っていたのですが。

クレベル えー、約束というわけではないけど、彼とそのような話はさっきしました。タイトルを狙っているということで、自分がチャンピオンなので、次誰とやるかはRIZINが決めるので、私が選べるものではありません。ただ、彼は待ちたくなかったからサトシ選手と試合をしたのだと思いますが、それが結果として彼にとって良い選択ではなかったと思います。でもまあ自分は、相手が誰であれ試合をします。5月はそれには準備期間もあり、いいタイミングだと思っています。

画像2: クレベル・コイケ「去年の目標はこのベルトを奪還することでしたが、今年の目標はそれを維持すること」

ーー5月ということについては、THE MATCH2に出場する意志があるということだと思いますが、朝倉未来選手の復帰についてはどう思いますか。

クレベル 「くだらない」と思っています。その試合のことを。(LMSベルトは)フェイクのチャンピオンベルトだと思っています。自分は蓮のことが好きじゃないし、朝倉のことも別にそんなに好きではありませんが、ふたりとも本物のチャンピオンとは認めていないです。本物のチャンピオンベルトは今、ここに自分の手にあります。まあ、格闘技なのでエンターテインメントという枠で見ることはできますが、自分はその試合を「くだらない」と思っています。

ーー前回、初めてチャンピオンになったときと今回ではどちらのほうが嬉しいですか?その理由も教えてください。

クレベル ありがとうございます、とてもいい質問だと思います。自分が朝倉未来選手に勝った時のことを振り返ると、誰も自分のことを知らない状態で、皆が朝倉選手が勝つと思っている試合を自分が勝ってしまったということがありました。今年は神様が自分を祝福してくれた年です。自分の夢を叶えた感じです。まず自分のジムを開け、息子が生まれ、チャンピオンになり素晴らしい締めくくりができた。難しい年でもありました。自分は神様と約束したんです。自分ができることを全てやりきって、夢を叶えると。35歳になって自分のなかで疑問が湧いてきたんです、年齢としてはまだ若いけど、トップで戦い続けるのはとても辛いことです。たくさん実現することができたけど、自分が人間として成長することができました。街を変えて引っ越したり色々なことはあったけど、最終的にとてもいい年になったと思います。

ーー鈴木選手が再び挑戦してくる可能性があると思いますか。

クレベル はい、そう思います。若いしポテンシャルも十分にある。強い選手と戦ってきて実際勝ってきたし、彼はまた挑戦してくると思います。もうひとつ言いたいのは、RIZINのフェザー級は混乱していて、強い選手が国内外から強い選手がたくさんいる状態です。個人的に名前を出して褒めるタイプではありませんが、YA-MAN選手は素晴らしい試合をした、戦う気があって、とても素晴らしい試合でした。いまフェザー級は不安定な状態にあると思います。朝倉選手と蓮選手については先ほど自分の気持ちを言いましたが、彼らもこの階級をプロモートするうえで、重要な役を担っていると思いますし、武田選手など、いろんな選手がいると思います。

ーー前回の試合に比べて二人とも進化しているなかで、鈴木選手が、マウントから三角をエスケープしたことや、ガードを戻したことなどについて、研究されていると考えましたか。

クレベル 試合前にインタビューで、自分と彼の違いを聞かれて、今日それを見せることができたと思います。彼も自分のポジションをうまくディフェンスできていたと思います。なのでふたりともこの試合のためにすごく進化したと思います。自分は三角だけと思われているけど、コントロールすごく進化していた。極められなくて悔しい気持ちがありますが、終始うまくコントロールしていた、彼もうまく全てのポジションでディフェンスすることができていたと思います。

鈴木千裕「とにかく勝って勝って勝ちまくって最短でタイトルマッチ行きましょう」

画像1: 鈴木千裕「とにかく勝って勝って勝ちまくって最短でタイトルマッチ行きましょう」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。

千裕 そうですね、もう……、もうやられたんでしょうがないですね。やりたいことはやったので、やれることもやったので、結果を受け入れるしかないですね。

ーークレベル選手と再戦となりましたが、今回フルラウンドの戦いになりました。あらためてクレベル選手の印象を教えてください。

千裕 やっぱ本当に、強いですね。一言それに限りますね。すごい勉強になりました。でも、やっぱ、やめられないんですよね格闘技って。ここで諦めたら全部が無駄になっちゃうんで。もう年明けたか……、1年!1年で取り返しましょう、最短で。

ーー1年で取り返すということですが、2025年にどんな試合をこなしていきたいか、具体的な話もぜひ聞かせてください。

千裕 もう何でもこいですよ。最初からですけど、何でもやります。とにかく勝って勝って勝ちまくって最短でタイトルマッチ行きましょう。

ーー今日、一番勝負の差を分けた部分は、どのあたりであると考えていますか?

千裕 最後、三角絞めを外して、マウント取られたところからですかね。そこから一気に流れを持ってかれちちゃた。僕がヒジでカットしたとき僕の流れがきていて。で、そこでこう、マウント取られたときが、流れ変わったところですかね。

ーー何回か極められかけたようなところがあったと思います。実際はどの程度危なかったのでしょうか。

千裕 でも、がっつりは入っていなかったので、浅く浅く抑えることができたので、そこは凌げるなと。練習からやっていたので、まあ想定内でしたね

ーーキックボクシングでも、千裕選手のベルトを獲りたいという選手が出てきていますが、そちらはいかがでしょうか。

千裕 まあそれもありますけど、やっぱ総合格闘技の借りは総合格闘技で返さなきゃ落ち着かないでんすよね。キックはどうなるかわからないけど、それは、おいおい話し合って決めていきます。

画像2: 鈴木千裕「とにかく勝って勝って勝ちまくって最短でタイトルマッチ行きましょう」

ーー鈴木選手の寝技のディフェンスは前回に比べてものすごく進歩が見られたと思います。進歩が見られたなかでも負けてしまったのは、何が足りなかったと分析しますか?

千裕 うーん。それを見つけるためにここから作っていくって感じですかね。それがわかってたら勝ってたのは俺なので。だからその課題を見つけなきゃというのはあります。だから、さっきクレベルと話して、うん。「練習行きまーす!」って言って(笑)。「クレベル、もうあんたのジム行かせて。教えてくれよ」って言って「勉強したい」って言ったんで。彼に勝つために、彼に技を教えてもらいます、僕が。で、彼が、クレベルが、引退しないでチャンピオンでい続けてくれたら、教えてもらって、俺がそれを当ててチャンピオンになる。彼が引退したり誰かにベルト獲られたら、クレベルに色々教えてもらって、俺がそれを活かして俺がチャンピオンになりますよ。

ーー具体的にいつごろから行きたいというプランはありますか。

千裕 たぶんクレベル選手もカットしていて、俺も軽いですけどカットしていて軽いダメージはあるので、そうですね、クレベル次第ですね。どれぐらいか聞いて「OK」って言われたらすぐ行きます。

ーー少し休んでください。

千裕 ありがとうございます。

ーーチャンピオンとして1年以上RIZINを背負って戦ってこられましたが、ベルトがなくなって率直にどういう心境になっていますか。

千裕 うーん、でも、1年でこれは取り返せるので。だから、うーん……。また振り出しに戻れたんで、もっかい作り直して格闘技を楽しむ時間が増えたって感じですね。ここが一番おもしろいところっすよ。負けてどう最短で返り咲くかが、たぶん僕は格闘技のおもしろいところだと思うので、人間みんな、落ちたらそこで悩んで潰されて、そこから戻って来れない人が多いけど、こういうときだかこそ俺は楽しんで、最短で帰りますよ。

ーーチャンピオンではない鈴木千裕として去年とは違うモードになっていくのですか。

千裕 いや、俺はチャンピオンです。チャンピオンに1回なれる人はもう1回なれるので。俺は、チャンピオンになり方を知っているので、だから俺はずっとチャンピオンですよ。

ーーそれは変わらないということですね。

千裕 はい。

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