9月24日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催されたRIZIN.44の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

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画像: 試合後インタビュー vol.3 / RIZIN.44 youtu.be

試合後インタビュー vol.3 / RIZIN.44

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安保瑠輝也「結果としては満足ではない、内容としては良かった」

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ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

安保 結果としては満足ではないけど内容としては良かったかなとは思います

ーー対戦相手の印象は試合前にイメージしていたものと戦った後では違うところはありましたか? 

安保 うーんまあ思ったより蹴ってきたなというイメージですかね。もっとパンチ前振りでくるのかと思っていましたけど。まあそれくらいですかね。

ーーボクシング出身の宇佐美選手のボクシングを警戒していたけれどそれほどでもなかった、とも思っているのでしょうか。 

安保 そうですね、パンチという面に関しては、もうちょっとパンチ力というか、体がブレるようなパンチを打ってくるかと思いましたがそこまでではなかったかなという印象です。

ーー今回勝利しました、今後の目標・展望を教えていただけますか。

安保 木村ミノルをリングに上げて対戦するつもりでしたけど、榊原社長がリングには上げるなということなので、ちょっと何も言えないですね、ちょっと展望なくなっちゃいました。

ーーKO宣言が実行できなかった点についての心境は?

安保 いつも痛いこと言ってくるっすね(笑)。そうですね。まあでも僕は正直悔しい気持ちはあるんですけど、先生、セコンド、トレーナー陣から「結果より内容だ」と言われて、内容だけ見ればボクシングで強い選手にパンチでダウン取って、「腹が弱いから腹に落として心を痛めつけると」言われたのですが、逆にそれをしたのでそういう面に関しては自分のことを褒めてもいいのかなと思います。

ーー圧に押される場面がありました。

安保 それは全くないです、見間違いです。

ーー金的が何度か。

安保 いやまあねえ、それに関しては言いたかったんですけど、僕は正直ローブロー、1回三日月蹴りみたいなのはローブロー当たっています、ただ膝蹴りに関しては当たっていないと思いました。結果が出てる話ですし、終わわったらすごい好青年で煽るのやめたのでいいです。ローブローかどうかはローブローという判定が出ているので。

ーーどういう会話をしたのですか。

安保 大口叩いてすみませんでしたと言われました、強かったですと。僕もそう思っていますし、宇佐美選手はMMAファイターじゃないですか。**僕とキックボクシングで戦って、本当に蹴りもすごい速かったと思いますし、すごいいい選手だなと思いました。

ーー木村選手との試合が不明ななかでRIZINでどう戦うかが注目されています。今回のようにMMAファイターとキックルールで戦うということは?

安保 それはないですね、別にそれがやりたいことではないので。だから今後に関しては自分でも考えていって、RIZINでやっていくのかはてまた違う団体でやっていくのかを考えていかないといけないです。

ーー平本蓮選手にメッセージは?

安保 マジで何もないです。

ーー目標を見失ったということですが、RISEやK-1選手と戦う可能性もあると思います。

安保 それはいいですね。僕も個人的にリベンジしたい選手がいるので。K-1選手がRIZINに上がってこれる状況なのであれば戦いたい相手はいます。敢えて名前は別に言わないですけど。僕が最後に負けた選手です。

ーーボクサー殺しだと通常はローキックがあると思いますがボディを攻めていくと決めていたのですか? 

安保 そうですね、ローキックももちろん作戦のうちのひとつではありましたけどやっぱり今回に関しては僕はスポーツでありつつ、喧嘩だと思っていたので、だから腹で倒すと言われたから逆に腹で効かせようと思っていたので、そこはそうですね。

ーーダウン取ったあと残心を取っていましたが……

安保 あれは気づいたらやっちゃってました、テンション上がっちゃって何も考えていなくて気づいたらやっていました。それが理由です。

ーーMMAファイターと戦ってみて、よく言われる距離感の違いやリズムの違いを感じましたか? 

安保 MMAファイターよりボクサーに近かったですね。ボクシングを結構やっているのですけど、僕も。ボクシングのトップアマとやっているのですが、その選手とやっている感覚が1Rはありました。蹴りにくかったです、最初はすごく。やっぱりパンチがあるという警戒心があったので、不用意に行かずどれだけパンチ力があるんやろ、作戦何なんやろという、それをやっぱり、喧嘩でもありつつスポーツなので、そこを最初は見たというか確認しました。どんな感じで来るんやろなって。

ーーマイクで最後に「ブレイキングダウンでやります」と。あれは?

安保 笑い取りにいったけどウケてなかったですね。すごい恥ずかしかったです。

ーーやれるならRIZINで?

安保 もちろんそうですよ。3分3Rでやりたいです。1分でやるより3分3Rで盛り上がる試合がしたいなと思いますけどね。

ーー榊原さんに木村戦をうんと言わせるようにしたいですか。

安保 難しいところです。その団体の代表からNGと言われたら難しい話やなと思いますけど「どうなんやろ」っていう。

ーー木村ミノル選手へのこだわりはどこから出てくるのですか? 

安保 やっぱり伏線回収がしたかったのが大きい。K-1でスーパーライト級のチャンピオンベルト持っていたのですけど、このベルトの防衛戦で木村ミノルと戦いたいと。そこの試合で負けてしまってできなかったのが心残りでやり残していたことではあったので、盛り上がるやろなと。面白い試合を提供したいというのがこだわっていた理由ではありますね。

ーー宇佐美選手のパンチ連打してきてガードを上げて守っていた場面では、ボディを打てこなかった。待っていましたか? 

安保 打ってこなかったですね。待ってたというか、僕は腹めちゃくちゃ鍛えてきてトラックで轢かれてもいいと思って鍛えてきていたので、だから「腹打ってこいよ」と思っていたんですけど。逆にそれが作戦だったかもしれないですよね。腹と見せかけて上に行くという。僕、ボクシング相当レベル高いので、全然全てブロックしてクリーンヒットは何ひとつもらっていないので大丈夫でした。

ーーセコンドの暴言に対しての注意がありましたが、あれは何と?

安保 「ビデオチェックはないんですか?」と言ったのが暴言と捉えられたようです。レフェリーが決めたことなので。

ーーローブローについてですか? 

安保 はい。暴言ではないと思うのですけどお互いアツくなっていたと思うので。

ーー木村選手がリングサイドにいることは事前にわかっていたのですか? 

安保 いや知らなかったですけど、あいつメンタルどうなってるんですか。びっくりしたんですけど普通に。上脱いで(中指を立てていた)。分けてほしいですね、あのメンタル。

ーーRIZINでやっていくかどうかについて、RIZINでやらないのか、あるいはRIZINでやるとなると何をやっていきたいですか? 

安保 求められてないことをやっても仕方ないと思うのですよね、今回の宇佐美戦は木村戦を見据えての戦いでしたし、同じチームでの兄弟じゃないけどチームメイトじゃないですか。**木村選手につながるかと思い宇佐美選手でした。MMA選手にキックで挑んで勝っても当たり前じゃないですか、そういうのを見せたいわけじゃないので、そういう意味で違うことも考えていくべきなのかなと思ったりはします。

ーーNGというのはリングに上げるのはNGということだと思いました。出場停止が明けてからのことも指しているという解釈をされていますか? 

安保 あ、そうなんですか?** まあ戦うことはNGとは思われていないと思うのですけど、このままリングに上げてやるぞ!って上がるかなと思ったんですけど、ちゃうんや、みたいな。(今日のことを言っているのかは)確認します。

ーーRIZINの立ち技を牽引するという発言をされていました。今日の試合でキックに火をつけたと思いますか? 

安保 盛り上がったのではないですか?** 色々な意味で。楽しみにしていた人も、なんやかんや僕は嫌われていますけどその言葉の裏返しで楽しみにしていた人もいるだろうし、そう言ってくれる人もいたし、試合全体という意味では盛り上げられたかと僕は思います。

ーー前回から何が成長したと思っていますか。

安保 いろんなところが成長したんですけど。パンチもキックもフィジカルもスタミナもなんですけど、一番大きく変わったのはとにかく自分を見せる、パフォーマンスを出す。今日は楽しんでやれたので。そう言った部分ですかね。楽しかったです、今日は試合が。

ーー木村選手が脱いでいました。ボディを見てどう思いました?

安保 「ステロイド」ですね。「ステロイドやな」と思いました。デカすぎじゃないですか。

ーーまだ抜けていないと思いましたか? 

安保 流石に……でもあいつメンタルがバグってるからな。まだ摂ってるかもしれないですね、あれ。わからないですけど。僕としては本当にどっちでもいいというぐらいの気持ちではあるんですよ。だからまあ、やりたいですけどね、本心は。

ーーファン心理としては木村選手をリングに上げて欲しくないというのもあると思いますが、どうやったら上げられると思いますか? 

安保 ホンマにみんなが求めてないんやったらやらなくていいですよ、普通に。みんなが求めていることをやりたいだけなので。

ーーターゲットが変わっていく可能性も?

安保 もちろんそれはありますね。

ーー前回ブアカーオ戦は引き分けでした。この白黒はつけたいという思いはありますか? 

安保 ブアカーオ選手ですか?** うーん、そうですね、まあでももうちょっとゆくゆくかな?というふうには思いますね。勝てないとかまたドローになるとかそういうことじゃなくてなんとなく自分的にそんなに乗れないしファン的にもそんなに乗り気になることじゃない気がします。今、僕は。

ーー木村選手に呼びかけるのはもともと勝ったら呼びかけようと?

安保 えー、そうですね。本当の理想でいればKOで勝ってリングに上げてみんなに謝罪させてそのまま再戦するのが理想だったのですけど。

ーー反応としてはもっと塩らしい反応だと思っていましたか? 予想外の反応ですか?** 

安保 そうですね、あいつ振り切ってましたね。びくりしました。びっくりして「マジか」と。木村の反応はベストです。100点。あいつは100点を叩きだしました。榊原社長と会場の雰囲気としては、まだちゃうんかなというところですよね。

ーーパンフレットの肩書きが「ミスターブレイキングダウン」になっているのですがどう思われますか? 

安保 今も書いてあるんですか?人が決めることなのでなんでもいいですけど。1回出場しただけで……、ミスターってどういうことですか? 一番てことなんですか? 彼こそブレイキングダウンみたいな?ま、じゃあそれでいいです。

ーー「デモリッションマン」はもういいのですか? 

安保 デモリションマンって、パッと理解できます?それでどういう意味なんやろ?ってなるんだったら、ミスターブレイキングダウンのほうがわかりやすくていいんじゃないですか。

宇佐美正パトリック「悔しいって一言だけです」

画像: 宇佐美正パトリック「悔しいって一言だけです」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

宇佐美 悔しいって一言だけです。

ーー対戦相手の印象は試合前にイメージしていたものと戦った後では違うところはありましたか? 

宇佐美 やってくることはわかってたんですけど、自分がもっと対策しておけばよかったなという悔いが残るような試合になってしまったので、すごい悔しいです。

ーーキックルールに関して、気づきや何か得たものはありますか? 

宇佐美 得たものとかは別にそんなになくて、自分はMMAファイターなので、それで相手の土俵でしっかりやるっていう。僕は逃げも隠れもしなかったですし結局自分の実力不足で、その結果ががこうであっただけなので、別に何か言うことはないですね、特に。

ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えていただけますか。

宇佐美 変わらないです。明日からできることを全部継続してやっていこうと思っています。

ーー会見などで安保選手のボディを狙う宣言をしながらボディへのパンチはあまり見られませんでした。

宇佐美 実は腹は狙ってませんでした。それにカウンターでヒザ蹴りとか狙ってくるのわかっていたので、上の、トトトトトーンという軽いパンチを入れたあとの空いた瞬間をねらっていたのですけど思ったタイミングとちょっと違ったというのがありましたね。ボディは空いてあいてたら狙っていこうと思いましたら、回転技とかもいれてまとめられたらと思っていたのですが、うまくいかなかったですね

ーーMMAにプラスになる部分は見出すせましたか? 

宇佐美 打撃に関してはMMAの、自分がやってきているレベルよりは高いレベルでできたのでそういったところでは勉強させいただきましたけど、別に何かを得るとかは特にはなかったです。この距離感でこれができたとか、蹴りだとか、距離感の勉強とかにはなりましたかね。

ーー試合後に話して、ノーサイドのような、終わり方は綺麗だったようですが。

宇佐美 試合で僕が負けたので、そこで突っ張って何か言うのはダサい、男として。負けました!すみませんって認めるだけで。すみませんというか負けたことを認める、結果が出てしまっているので、勝負で。継続してやること決まっているので、明日からまたがんばろうという感じです。

ーー最後の勝利は去年の大晦日。また大晦日の出場を目指しますか?

宇佐美 試合組んでもらえるんやったらずっと勝つためにがんばって練習するので。とりあえずやらなければいけないことは決まっているじゃないですか。**やっぱり。それをずっと継続してやるという。今日の金原選手も継続してやってきたからああいう結果が出たと思うし、継続は力なりと結果で見せられた、これはしっかりやらなくてはいけないなと、いつも以上にこだわってもっとやっていこうと思っています。

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