50戦を超えるキャリアと5つのタイトルを獲得してきた現WPMF世界スーパーフェザー級王者。中学生の時にプロレスラーを志すが体が大きくならず断念し、漫画「あしたのジョー」に感化されてボクシングを始める。プロテスト合格まで果たすもプロでの試合は無し。当時、K-1で人気を博していた魔裟斗に憧れ、勤めていた警備会社を退職してキックボクシングに転向する。07年10月にプロデビューすると09年8月から9連勝を飾り、第9代MA日本スーパーフェザー級王者となる。13年5月にWPMF日本スーパーフェザー級王座を獲得すると、同年10月にREBELSで不可思を判定で下し、REBELS60kg級初代王者となる。REBELSを中心にINNOVATIONのリングにも上がり、14年12月にJAPAN KICKBOXING INNOVATION Champions Carnival 2014で狂平から判定勝利を挙げて第2代INNOVATIONスーパーフェザー級王者となる。そして15年9月にナーカー・ゲーオサムリットとWPMF世界スーパーフェザー級王座決定戦を争い、4R TKO勝利を飾り新王者となる。KNOCK OUTを主戦場に戦い、今年6月にはシュートボクシングに初参戦すると元SB日本スーパーフェザー級王者の村田聖明を相手に見事なバックドロップを決めるなどフルマークの判定で勝利を挙げた。刀を振りぬくように腰からパンチを繰り出す「居合パンチ」、居合いパンチと見せかけて繰り出すバックハンドブロー「華炎」などの必殺技を数多く持つトリッキーなファイターだ。