中学高校と野球少年だったが、PRIDEやK-1を見て格闘技に憧れ、部活を引退後は地元のキックボクシングジムに通い始める。高校卒業後は陸上自衛隊に入隊し、約5年間歩兵部隊に配属されると、そこでは徒手格闘訓練隊として毎日フィジカルトレーニングと日本拳法の訓練を積む。日本拳法の四国大会では何度か優勝を飾り、23歳の時にプロ格闘家になることを決意すると自衛隊を退職。アマチュアで14戦12勝2分と負けなしの戦績を残し、第13回J-NETWORKアマチュア全日本大会~秋の陣~でも優勝を果たす。15年、上京後はスクランブル渋谷で日々練習に励み、プロデビュー戦となった16年4月のREBELSで姜君相手にボディでKOしデビュー戦を勝利で飾る。同年6月のINNOVATION新人王トーナメント準決勝で橋本拓海を判定で破り2連勝を挙げたが、7月のREBELSではアマチュア時代に1度勝利し、RIZINにも参戦したことがあるウザ強ヨシヤに判定負け、その後も連敗を喫した。17年にはREBELSで雅King、NIIZUMAX!を破り連勝するも、9月のREBELS-MUAYTHAI ライト級王座決定トーナメントで良太郎に判定負けを喫し連勝ストップとなった。18年2月の雅駿介戦では肩を脱臼しTKO負けしたが、復帰戦となった同年12月のREBELS MUAYTHAIライト級次期挑戦者決定戦で3度目となったウザ強ヨシヤ戦を3-0で制し王座挑戦権を得る。翌19年1月には良太郎の持つREBELS-MUAYTHAIライト級タイトルへ挑戦したがドローに終わりタイトル獲得とはならなかった。その後も他団体の王者クラスと試合経験を積み、20年8月のINNOVATIONライト級王座決定戦で紀州のマルちゃんを破り王座獲得。12月にはKNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹とノンタイトルマッチで対戦し、ダウンを奪って判定2-0で勝利。21年9月にタイトルを賭けて再戦したが判定負けを喫し、王座奪取とはならなかった。同年12月にはINNOVATIONライト級の防衛戦で紀州のマルちゃんと再戦すると僅か81秒で葬り、初防衛に成功。22年3月には新日本キックボクシングのリングで重森陽太と対戦し0-2で敗れるも善戦した。
RIZIN初参戦となった22年4月のRIZIN TRIGGER 3rdで力也と対戦すると、ダウンを奪われてから3ノックダウンを奪い返し、逆転TKO勝利という激しい試合を演じ会場を沸かせた。
2022.04.16 | ||
SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd | ||
WIN | vs 力也 | 1R 2分52秒 TKO(3ノックダウン) |