7月31日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催された湘南美容クリニック presents RIZIN.37の出場選手たちの試合後インタビューを公開！
ヴガール・ケラモフ「本当に良い試合をできたことに感謝」
——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか？
ケラモフ 皆さんこんにちは。とてもいい試合だったと思います。私はもっと早く勝てると思ってたんですが。とはいえ全てのラウンドを使い切って判定で勝つことができました。対戦相手に対しては、本当に良い試合をできたことに感謝しています。
——戦ってみて対戦相手の山本空良選手の印象は、試合の前と後で違うところはありましたか？
ケラモフ グラップラーだということは前もって知っていましたし、彼がグラップリグで来ることは予想して準備していました。あとはレスリングの手法だとか。予想通りに試合ができたと思っています。
——そういうグラップラー相手にやりにくさはありましたか？
ケラモフ いえ、そんなことはないです。彼がグラップラーとは知っていたので、おそらくグラウンドでの戦いになるだろうということで、対応する準備をしてきました。グラウンドでもあらゆる瞬間をとらえていて、完全に自分が有利に試合を運んだと思っています。
——試合を終えたばかりですが、今後の展望を教えていただけますでしょうか。
ケラモフ 自分にとっては、やはりチャンピオンベルトを取ることが1番大きな目標なので、もう1回、10月あたりに勝利し、3回勝利することでグランプリに参加することが課題です。
——今のお答えは、次の試合で勝ったらフェザー級でグランプリを開催してほしいという意味なのでしょうか？
ケラモフ グランプリをやるというならぜひやってもらいたいし、そうなれば絶対参加します。
——つまり、3勝後にベルトに挑戦したいのではなく、トーナメントの開催を望むということですか？その理由は？
ケラモフ 自分自身が格闘家として優秀で実力があることを示すためにはチャンピオンベルトが必要です。
——ではやはり3勝した後はチャンピオンに挑戦したいですか？それともトーナメントがいいですか？
ケラモフ 自分が目指しているのはチャンピオンベルトだけです。
——次にどんな相手と戦いたいですか？RIZINファイターの中にはいますか？
ケラモフ 自分は誰でも受けて立ちます。RIZINが選んでくれる対戦相手といつでも戦う用意ができています。
——日本で食べたいものなどありますか？
ケラモフ 今はまだ何か食べたいとかイメージはなくて、ただ喉が乾いていてコーラが飲みたい（笑）。
——ムサエフ選手がベラトールで活躍していることは自分への刺激や影響になっていますか？
ケラモフ もちろんです。彼は一緒にスパーリングをしてきた相手でもありますし、同じクラブの同じグループでずっと練習してきました。だから彼のベラトールでの活躍は本当に嬉しく、誇りでもあります。彼の勝利は自分自身の勝利ととらえ大きな刺激を受けていることは事実です。この機会に私のトレーナーのルスランに心から感謝したいです。アメリカに行っていたのですがすぐ帰って、1日も空かないうちに自分とすぐに日本に来てくれました。彼のそういう熱心な指導に心から感謝しています。
——グランプリの開催にかかわらず、斎藤（裕）選手にはリヴェンジをしたいとは思いますか？
ケラモフ いやもう、もちろんです！彼とまた対戦したいとすごく思っています。
山本空良「もっともっと強くなろうと思いました」
——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか？
山本 試合は、すごい強かったですけど、やっぱり何より、いろんな人に応援していただいて、期待を持ってくれた人たちにすごい申し訳ないなと思うのですけど、それを、何て言うのですかね、もっともっと強くなろうと思いました。**
——顔面が痛そうです。ケラモフ選手の打撃のパワーを感じましたか？
山本 そうですね。すごい、「雷」とは聞いていたのですが、まさにそれだなと思うくらい衝撃が強かったです。
——1ラウンド序盤はかなり関節蹴りを出していたように思いますが。当初の作戦はどのようなものだったのですか？
山本 そうですね、関節蹴りというよりは最初は三日月蹴りを狙おうとしてのですけど1発目を確かキャッチされてしまって打つのがちょっと怖くなってしまって。またテイクダウン取られるんだろうなと思って。テイクダウンを取りにくい、または前に出にくい関節を狙おうと切り替えたのですけど、正直、今まで組立てた作戦を無視したような形になってしまいましたね。
——当初の作戦を無視するくらい相手が上回っていたと感じたのでしょうか？
山本 自分の実行する力が足りなかったのもそうですし、ケラモフ選手の、自分の組み立てた作戦をぶっ壊すような力強いテイクダウンで、自分の動きを出せなかったのかなと思います。
——戦ってみて対戦相手の印象は、パワーなどが想定よりかなり大きかったですか？そのほかにも想定と違う部分がありましたか？
山本 パワーはもちろん強いと思っていたしあれくらいあると思ったのですが、何より極めに来るスピードや、もっとフィニッシュを取りに来るかと思ったのですけど、フィニッシュを取られない。というか、取ろうとしたか分からないんですけど、何て言うんですかね、自分を徹底的に潰そうとして攻略された感じがして、うーんそうですね、もっともっと、自分は対戦相手をあまり研究しない方なんですけど、もっともっと研究して、強い選手にも打ち勝てるような作戦、そして基礎的な能力を上げていきたいなと思いますね。
——試合を終えたばかりですが、今後の展望を教えていただけますでしょうか。
山本 負けてアレですけど、やっぱり自分はもっともっと強くなって、すぐにでもベルトを獲りたいんですよね。すぐにでもタイトルマッチやらせて！と負けた自分は言えないんですけど。ケラモフ選手には負けたけど、他の選手には勝てるかもしれない、いや勝つので、もっともっと同じくらい強い選手とかと当ててほしいですね。今回は白川陸斗選手の代わりに出たんですけど、そのせいとは思っていなくて、逆に自分の成長に繋がったと、白川選手にはすごい感謝していて。バンタムに落とすのは時間がないときついですが、ライト級で欠員が出たらまた呼んでください！って思います。
——やっていて、下から取りにくるのは向こうが研究していてだいぶ警戒されて取れなそうでしたか？最後まで取れそうな感じはありましたか？
山本 正直、取れてたと思いますけど、気持ちで負けちゃいましたね、今考えると取れるタイミングだったり、今まで習った技はいっぱいあってそれを出せば、あそこからどんどん、どんどん動きを変えて行けたんですけど、自分が相手の打撃に屈してしまい、動きを悪くしてしまうというところがあって。カイル・アグォン戦と違って、下からの打撃も少なかったのでもっともっと肘を打って相手の体を突き放して動くっていうのを増やして行けばよかったかなと言うのもそうですし、テイクダウンを簡単に取られすぎるのがやっぱり今の課題なので、まずそういうのを直していきたいですね。正直取れるとは思いますし、今でも思っています。
——途中セコンドのお父さんからも言われたと思いますが、下から極めに行くという魅力もありつつ、ある程度以上トップを取ると言うこともこれからは大事になってきますか？
山本 はい、そうですね。トップを取ることは今のMMA自体にすごく大切なことだと思いますし、下から狙うのは取れなければ全くもっておもしろくないって思うのですよ、ファンの方たちは。下になるからには取ってナンボなので。上になれば、どんどんどんどんパウンド打って勝てると思うのですけど、下になるからにはどんどんどんどん取りたいです。
——やった感触として、選手同士の噛み合わせはあると思いますが、このレベルには行けている、という感触はありますか？
山本 レベルに達していると思ったかと言われるとまだ一歩足りないんじゃないかと思いますね。精神面ですごい足りないところが多かったなと思います。試合前にちょっと怖くなってしまったり、自分の勢いを出せないところがあったので、もっと精神面でも成長したいと思いましたし、技術、パワー、レスリング力が足りないと思いますね。**
——先ほど、代打で出場したことについては感謝されていました。前回の試合からのスパンの短さは影響していないと考えているのですか？
山本 多分影響はしていないと思います。正直試合の勝ち負けはすごい大切なのですけど、自分はまだ21歳で今年22歳になるのですけど、チャンピオンになるのは、29歳、30歳で世界を獲りたい。それまでに、今試合できるんだったら、どんどん試合をしたいです。もしも26歳、27歳で少し身体を痛めてしまったりして、年に数回しか試合ができなくなってしまうのがすごい怖くて。今のうちにできるだけ経験を積んで成長したい。やっぱり試合数を積めば強くなれるかって言われたら、違うとは思うのですけど、場数もすごい大切だと思うので、今回RIZINに選んでいただけてすごい感謝していますね。
——欠員が出ればすぐにでも出たいというのは、試合数をこなしたいということですね？
山本 そうです。フェザー級に関しては、ほぼ自分ナチュラルなので、体重全然減らさなくて大丈夫なので、1週間から3日前とかでも落とせると思います。ライトならそのまま出ます。
——北海道出身の有名選手は、西川大和選手含めて珍しいですよね。今まで上り調子で来て、今までのやり方が正しいとは思ってると思うのですが、今回負けたことで、練習環境を変えることに興味がありますか？
山本 練習場所を変えることには全く興味がなくて、やっぱり合う合わないがあると思うのですが、自分は色々なところに行って強くなるタイプではない。ひとつのところで集中して、会長は今自分に足りないものを見て、長期的に育ててくれているので、短期間で強くなる選手なんて、ほとんどいないと思います。長期的に会長が今年はこれをやろうとか考えてくれているので、ずっとついていこうと思います。それがもし、1ヶ月間、出稽古に行ってこいという考えなんだったらそれについて行きますし、まだ北海道で成長できる余地があるなら北海道にい続けようと思います。
——先ほど試合前に怖くなったとのことでした。どんなことが怖かったのですか？
山本 自分は試合相手に対して、パンチをもらうというようなことが怖いのではなくて、人に期待を持たれると緊張してしまうフシがあって。何かふと、自分はSNSでどうなっているのか、（SNSを）あまりやっていないのですが見ることはできるので、期待されているな、と思うとここで負けてはいけないと、体が硬くなる自分がいるので。ちょっと、そういうのにもみんなの思いとか、自分と同じジム生が応援してくれているのを背負って生きていける男になりたいですね。
YUSHI「見せたかったものが全て出せたかな」
——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか？
YUSHI そうすね、見せたかったものが全て出せたかなっていう。グラウンドの技術も立ち技の技術も、入場も、会場入りも、全て俺がカッコいい姿を見せたい、俺と戦って勝てると思ったアイツを後悔させたいと思って、全てにおいて力入れて今回準備してきたので、しっかり準備してきた結果出せてよかったと思っています、ありがとうございます。
——試合前のインタビューで、テーマは「相手に何もさせない」と仰っていましたが、ご自身で完遂できましたか？
YUSHI そうですね、今回どこも痛くなく無傷で終えられたので、完勝できたかなと自分では思っているんですけど、まだ試合を自分で見返していないけれど、僕の体感では圧勝できたかなと思っています。
——対戦相手とかなり身長差がありました。戦ってみて、試合前と印象が違うところはありましたか？
YUSHI いや、1番最初の試合の時も、66kgの相手で身長高かった孝太君でしたし、2試合目も2、3kgオーバーしてきた僕より身長の高い相手でしたし、今回は体重一緒っだったので、だいぶ軽く感じたというか。「あ、同じ体重でやるとこんなものなのだ」と感じられたので。全然身長差とかは気にならなかったですね。
——なるほど。逆に、慣れていたと？
YUSHI 慣れてました、はい。練習の時もかなりトレーナーさんとサウスポー相手の練習を重ねていたので、同じ身長の人とかなりスパーリングも重ねていたので。全くそこに関しては練習通りでした。
——“王子様対決”としても勝てたと？
YUSHI どうですか？勝ててたんじゃないですか？今回の衣装は白を基調として、入場から全部王子様対決を勝とうと、しっかりできたかなと思っています。
——試合を終えたばかりですが、今後の展望を教えていただけますでしょうか。
YUSHI 前回、インタビューの時に9月の話をされて、もし朝倉未来選手（vs.フロイド・メイウェザーの大会）のオープニングを僕が務めさせてもらえたらしっかりその辺を盛り上げようかなと思ってます。年末でもいいんじゃない？って言われたんですけど、僕34歳なので、今やらないと、いつやるの？っていう。（三浦）孝太君とかだったら選手生命長いので万全な状態じゃなきゃいけないっていうのもあると思うのですけど、僕は多少怪我してても連戦して、見てる人を楽しませてYUSHIという存在をこの今あったまっている時期にたくさんみせておかないとダメかなって自分の中で思っているので。今、無傷で終われたので、もし連戦できるんだったら、また練習して、連戦でも9月、12月と試合出て、YUSHIという存在がRIZINに必要な存在だと思ってもらえるように頑張っていけたらいいな、と思っています。
——試合後のリング上でも一度戦った三浦孝太選手にメッセージを送っていましたが、改めて何か伝えたいことはありますか？
YUSHI 本当に年末戦った相手が孝太君でよかったとすごく思わせてもらって、その後も交流させてもらって。一緒の大会に出て一緒に勝って「俺らでRIZIN盛り上げて行こうぜ」っていうのをやりたかったので、前回の試合も「孝太君いるよ」って言われて「じゃあ出ます！」っ言って。今回も「孝太君いるよ」「じゃあ出ます！」と言って。（孝太君は）出れなくて、すごく残念だったのですけど。多分いろんな人が前日キャンセルってことで、彼も否定的なことを言われたりということもあると思うのですけど、そこに負けずにまた俺がRIZIN盛り上げていくし、また一緒の大会に出て、勝ちを分かち合えるのを楽しみにしているし、ここで心折れて欲しくねーなって思いますね。
——入場で結構YUSHI選手踊っていましたがダンスは練習してきたのですか？
YUSHI いやいや！クラブがすごい好きだったので、クラブの最前線でずっと踊ってきたので。会場を盛り上げるっていうのを、観客側でずっとやってきたので。普段クラブで踊っている感じを、3万人のあのステージの前で披露するっていうだけだったので練習しているとかではないですし。ただ、音楽だけ今回オリジナルの曲を作らせてもらって、ダンサーの子も、僕がクラブに遊びに行っているときにダンサーしている二人を用意して、”ある惑星の王子さま”というのがテーマだったので、ちょっと宇宙人みたいな二人をダンサーにして、サイバーな世界かんっていうのを会場で出せたらと思っていたので、出せたんじゃないかなと思って満足しています。
——会場が応援ムードだと感じました？
YUSHI ほんとですか？いや、僕、イエーイ！とかやってくれてたので、全然感じたんですけど、僕、光るサングラスつけててほとんど見えてないんですよ（笑）。前の道しか見えてなかったので、つまづかないようにしていたんですけど。でも、サングラス取って、みんなが「イエーイ！」ってやってくれてるのが見えてすごく気持ちよかったですし、第1試合でめちゃめちゃ緊張していたんですけど、だんだんリラックスして試合できるようになってきましたし、なんかあの会場一体となって僕が見せる側として楽しんでいることがお客様にとっても楽しいことなのかなっていう風に思ったので、僕がまず楽しまなきゃなっていう風に思っていました。
——子どもの「YUSHI!」という声が聞こえました。
YUSHI はい、言ってましたよね！嬉しかったです。子どものヒーローになるのが僕の夢でもありましたし、僕がやっぱりちっちゃい時に、魔裟斗さんだったり（山本）KIDさんだったりを見て「ああいう人になりたいな、カッコいいな強い男は」って憧れてきたので、今度は僕がちっちゃい子にとって憧れのヒーローになれるように、今は実力をつけて入場からああやってヒーローみたいな感じで見せることで、格闘技に興味ないちっちゃい子が「僕も強くなりたい」と思ってくれたら嬉しいなって思っています。
——覇留樹選手が今度はキックルールで戦いたいと話していました。
YUSHI やかましいわ（笑）キックルールでやっても、立って戦っても自分の方が強かったんじゃないかなって。まあ、分かんないですけど。まあ僕はね、同じ人と２回やるつもりはないですし自分もスッテプアップしていかなきゃいけないと思っているので。申し訳ないですけど彼はまた違うところで戦って、勝ち上がってきて来るべき時がきたら戦ってもいいですけど、僕はキックは卒業してMMAで強くなると決めたのが33歳で、RIZINでデビューさせてもらって、ホストやっていた時に立ち技やっていましたけど、今は総合で強くなるのが目標なので申し訳ないですけど立ち技で闘う気はないですね、すみません。
——9月か年末ということでしたが、具体的に戦いたい選手はいますか？
YUSHI 皇治選手とやりたいとずっと言っているんですけど。皇治選手が武尊選手にMMAで俺とやろうと言っていたので、武尊戦かけて俺と先にやってくれたらいいのになあと思っていますね。すみません、生意気に（笑）
覇留樹「正直めっちゃ怖かった」
——試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか？
覇留樹 そうですね……。初MMA、初RIZIN。ここまでめちゃくちゃ緊張して頑張ってきたんですけど結果として負けて。正直めっちゃ怖かったですね。自分の弱いところも知っていたのでその状態でリング上がるの初めてだったので。ただ、オープニングセレモニーから大音量の音楽が流れて、めちゃくちゃ楽しかったですねー、そこまで。
——戦ってみて対戦相手のYUSHI選手は、試合の前と後で印象が違うところはありましたか？
覇留樹 YUSHIくんには何度かお会いしたことあったんで、印象（の違い）というのはなかったですかね。打撃も試合中も「あー、こんな感じやなー」ってずっと様子伺っていたんで、印象というか、予想通りという感じです。
——身長差がかなりありましたが、その辺は相手がうまく潰してきた、潰された印象でしたか？
覇留樹 潰されたというか、うーん、まあ僕自体がMMA苦手というのがあったので、潰されたというわけじゃなくて、うーん、自分の弱いところを狙われた。弱いところを向こうは知っていたので、自分が負けちゃったって感じですかね、気持ち的な部分で。だから、出せなかったですね、ジャブとかも。当たり前のことができなかったっすね。
——RIZIN初参戦ということで、RIZINという舞台の印象はいかがでしたか？
覇留樹 最高でしたね。めっちゃ楽しかったです。ほんまに。入場見てもらったらずっと笑ってる。試合中も笑っていましたね。楽しかったです。
——大舞台は、東京ボーイズコレクションなどで慣れているのかと？
覇留樹 全然違いますね（笑）。やっぱもう、今回は「楽しもう」っていうのがテーマっていうか、ずっとここまで緊張していたので、ずっと楽しんで笑顔で終わろうかなと思っていたので、今までの試合ってなったらもう「コイツ殺したろ！」みたいな、なんかそんなモードの、ガチガチの顔になっちゃうんですけど、これだけの声援があって、お客さんがいて、みんながいる状況で見られているのが嬉しくて気がついたら笑っていたっすね。
——試合を終えたばかりですが、今後の展望を教えていただけますでしょうか。
覇留樹 今後の展望は終わったばかりなのでアレなんですけど、こういう大きい舞台に立たせてもらって。また、RIZINもそうですけど、また違う大きい舞台に立てれたらなって。今はミナミでホストクラブやらしてもらってるんですけど、関西で言ったら1番有名なお店でやらせてもらっているので、ミナミでも大きい舞台でやっているので東京ではRIZIN出させてもらって。何かのご縁でこうなっていますけど、またこういうデカい舞台で活躍できたらと思います。
——試合後にYUSHI選手とどういう言葉を交わされたのでしょうか？
覇留樹 えーっと、めっちゃいいっすよ（笑）。フフフ。握手してハグして「これからホストっていう部分＝夜職に偏見あると思うけど、がんばって俺らで盛り上げていこうな」って言ってました。カッコええなあ！
——YUSHI選手は対戦した三浦孝太選手とも交流していますが、覇留樹選手も交流していきたいですか？
覇留樹 前の会見でも言わせてもらったんですけど、YUSHIくんには何度かお会いしたことあったり、前、宴-UTAGEっていうホストの格闘技があるんですけど、それにずっと出られてて、ずっとYUSHIくんとやりたいと思っていたら、毎回逃げられてるっていう。やっとこうRIZINっていうデカい舞台で拳交わしたというかこういう感じになって。前からずっとご縁的なものはあって。……何の質問でしたっけ？
——YUSHI選手とは今後交流していきたいでしょうか？
覇留樹 そうですね。えーと、今後もまた試合、正直めっちゃ理想で言ったら、キックボクシングの試合したいっすね、YUSHIくんと。総合じゃなくて。それは二人とも得意な部分やと思うので。交流もそうですけど、正直二人でキックボクシングやりたいっすね！
——キックなら勝てる自信がある？
覇留樹 まあ、ありますね（笑）
——YUSHI選手の入場を見てどう映りましたか？
覇留樹 僕が入場する前に「なんかヘンな女の人立ってるな」って思ってたんですね。それで僕が入場したら、そのヘンな女の人たちがYUSHIくんのダンサーみたいで。「お前らやったんかい」って感じやって。リング入ったら試合モードだったので正直、見てなくて。音楽だけ軽く聴いていて。僕もYUSHIくんの入場曲とか好きなんで、その音楽聴いてテンション上がってましたね、リングの中で。
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