ジェロム・レ・バンナ

(2年ぶりとなる試合前ですがどんな気分ですか?)凄く幸せで最高な気分です。2年間も試合ができていなかったから、今は興奮している。
RIZINは日本でナンバー1格闘技の舞台なので嬉しい。

25年前から日本には来ている。私は日本が大好きなのです。日本のファンのためにすべてを出し切って、KOで勝利したい。
対戦相手もタフな選手なので簡単にはいかないと思うが、なんとか勝機を見出したいと思う。目の前で起きた状況に対応していけばKOへの道は見えてくる。私には世界で一流のトレーナーがついているからグラウンドの対応もしっかりしてきている。
25年間試合をしてきているが、私は1試合1試合、目の前のことしか考えていない。だから来週のことも考えていない。とりあえず明日、そして試合がある明後日のことを考えている。
キックで試合をすることはないだろう。その世界ではもうやりきったと思っている。

(那須川天心について)グッド! 
彼はキックボクシングに限らず、すべての格闘技において第一人者になれる男だ。キックボクサー、ボクサー、どの格闘技をやっても頂点に立てる。
おそらく彼が寝ている時に誰かが彼に武士道精神を植え付けたのではないか?そう思うくらい素晴らしいファイターだ。
彼の存在は日本にとっても素晴らしいことだと思っている。これまで日本には桜庭、石井、佐竹とビッグネームがいたが、そういった数々の名選手に匹敵する、そして超える存在となれるだろう。

最後に2つ言いたいことがある。カズヨシ(石井和義・元K-1プロデューサー)の存在なくして、私は今ここに座っていないだろう。彼とファンが私の存在を作ってくれた。
そしてミスター(アントニオ)猪木。ミスター猪木と一緒に福島に被災地を訪れ、被災者の方々を勇気づけることができた経験はとても大事に思っています。

画像: ジェロム・レ・バンナ

マリア・オリベイラ

日本に来るのは今回が初めてです。今は多少時差ボケがありますね。

(バックボーンを教えてください)12歳の時に学校の課外授業でカポエイラを教わりました。そのあとに柔術を親戚の彼氏から教わり楽しくてずっと続けました。そしてキックボクシングもやり始めました。そのあとパラナ・バーリトゥードに所属しました。そこでムエタイにも出会い、MMAを始めました。私は自分のことをストライカーだと思っています。立ち技、特にヒザの攻撃を得意としています。相手はレスリングが得意なのですが、ジェシカ・アンドラージと練習を積んできていますので、そこは全く心配していません。

(女版・アンデウソン・シウバと呼ばれていることについて)凄く嬉しいですね。ヒジで勝った時自分のコーチが「ヒジの使い方がアンデウソン・シウバに似ている」と言いました。日本でもそう言われていることは嬉しいですね。

スペクタクルな試合をお見せしたいので、試合の最後にお客さんをあっと言わせます。

画像: マリア・オリベイラ

山本アーセン

(MMA5戦目となるが?)今はすげえリラックスしていて、たとえばイメトレなんかをしていても全部俺が勝ってるし、心も、身体も、技術的にも最高ですね。自分が負ける気はさらさらない。
(前回のRIZINでの所英男戦から)すごい変わってると思います。それは見てのお楽しみということで。

(対戦相手が「ヤツは負け犬でビビってる」などと言っているが?)いいんじゃないですか?
それが彼のスタイルだったら。俺は俺のスタイルを見せて勝つし。俺だって暴言を言いたいけど、それやると同じになっちゃうんで。俺は男で生きたいんで。今、伸び盛りで、何やっても自分が伸びている気がする。全部成長してると思います。

(以前よりだいぶリラックスしているように見えるが)リラックスしたほうがすべてにおいて得ですよね。それに気づいたというか、それで心掛けたというか、勝手に自分のマインドがそうなりましたね。そっちのほうがストレスがないし、試合でも練習でもうまくいくし。やっぱりリラックスが一番。
これはやはり叔父(山本KID徳郁)の影響じゃないですか?「リラックスしたほうがうまくいくから」って言われて「そうだな」って思って。そりゃ試合前になるとピリピリするし、ただ、自分の出来上がり次第だと思います。「どれだけ自分の力を信じられるか」だと思う。

もう絶対俺ら(母・美憂と自分)が勝つし、(西浦)ウイッキー(聡生)さん含め、クレイジービー・クルーは全部勝つし。
(連勝を重ねている)矢地さんの影響も受けまくりだし。俺らほど仲のいいチームはいないと思ってます。

画像: 山本アーセン

浅倉カンナ

(髪型をイメチェンしましたが)イメチェンですね。試合ではいつも髪の毛を編み込んでいるんですけど、今回の試合のためにバッサリ切っちゃいました。

(成人して初の試合になるが)そんなに(気持ち的に)変わったことはなくて、でもしっかり勝って、20代のいいスタートが切れたらいいなと思います。20代としても、トーナメントとしても一回戦なので気合いを入れて勝ちたいと思います。相手が打撃の選手なので、しっかりとその対応を考えてきました。

(前回の試合との間隔が短いことで)そのぶん、追い込みは長くできてると思うので、いい感じです。グラウンドに持っていければ勝てる自信はあります。(相手がタックルを)切る練習をしていたとしても、すぐに切れるようになるとは思えないので。

とにかくトーナメントで優勝したいですね。でもまずは一回戦をしっかり勝って、決勝で日本人対決をしたいなと思いますね。RENAさんと美憂さん、どっちかが勝ち上がってくると思うし、日本人対決のほうが大晦日は盛り上がると思うので。
前回の大晦日の悔しさを晴らしたいと思います。

画像: 浅倉カンナ

石渡伸太郎

(RIZINでの初陣となりますが)普段と(気持ち的に)違うかなと思ってたんですけど、落ち着いてますね。準備は万全にできました。

(相手の情報は)あんまり情報がないんで、1試合だけ映像は観ましたけど、よくわかんない状態ですね。「どうなのかな?」みたいな。何をしてくるかわからないので不安の要素もありますけど、でもなんにでも対応できるように練習してきたので、大丈夫です。

本当にここ(RIZIN)ではパンクラスのベルトの意味もないし、一年生のような気持ちでやって、試合が終わったあとに「石渡だったな」と思われるような試合をしたいと思います。

画像: 石渡伸太郎

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