10月26日(木)都内某所にてRIZIN.45 対戦カード発表記者会見が行われた。
司会進行はRIZIN実況担当の鈴木芳彦アナウンサーが務め、会見には榊原信行CEOと、RIZIN.45に参戦が決まった朝倉海、神龍誠、クレベル・コイケ、斎藤裕、扇久保博正の5名のファイターが登壇した。
またフアン・アーチュレッタと堀口恭司はリモートで参加した。
大晦日にさいたまスーパーアリーナで「RIZIN.45」開催決定!
記者会見が始まると司会の鈴木芳彦アナウンサーより今年も大晦日にさいたまスーパーアリーナにて「RIZIN.45」を開催することが告げられ、続いて榊原信行CEOより現状決定しているRIZIN.45に関するチケット情報などが発表された。
大晦日のさいたまスーパーアリーナでの大会は、2015年の大晦日開催から実に9年連続での開催となる。
RIZIN.45の最も早いチケット先行受付は、RIZIN FFオフィシャルファンクラブサイト『強者ノ巣』会員、またRIZIN 100 CLUBの先行受付となり、11月13日(月)12時より受付開始、また一般発売は11月26日(日)10時より開始される。
RIZIN.45の大会情報/チケットに関する詳細は以下のページをご確認ください。
2大王座戦が決定!クレベルvs.斎藤、扇久保vs.ドッドソンも
続いてカード発表に移ると、榊原CEOよりタイトルマッチを含む4カードが発表された。
当初、7月の超RIZIN.2で対戦が決まっていたフアン・アーチュレッタvs.朝倉海、そして超RIZIN.2で偶発的なアイポークによりノーコンテストとなった堀口恭司vs.神龍誠の2カードは、ぞれぞれバンタム級、フライ級のタイトルマッチとして実施されることが発表された。
またRIZINフェザー級の第3代王者のクレベル・コイケと初代王者の斎藤裕の対戦が決定。フライ級からは扇久保博正とRIZIN2連勝中のジョン・ドッドソンの対戦が決定したことも発表された。
榊原CEOは上記4カードを発表後「まず今年のお晦日、今年一年の1つ総決算だしRIZINの9年間の歴史のその先にこのカードが誕生しています。そして未来に向けての試合になります。ご期待いただけたらと思います」と話した。
海「次は生きてる限り必ずリングに」アーチュレッタ「全く負ける心配ない」
7月に実施が決定していたバンタム級タイトルマッチが、朝倉海の怪我からの復帰により再決定した。アーチュレッタは今回がRIZINバンタム級のベルト初防衛戦となる。
海はマイクを持つと「前回、僕の怪我でこのカードが流れてしまって、また今回実現することができたので本当に嬉しく思います」と、前回の実現しなかったタイトルマッチが実現することに対してコメントした。また前回の欠場で心配したファンに対して「次は生きてる限り必ずリングに立つので安心しててください」と話した。
また「やっぱりRIZINのベルトは日本人が持ってなきゃいけないと思うんで絶対僕が倒したいと思います!」とアーチュレッタに対しての意気込みを語った。
リモートで会見に参加したアーチュレッタは「前回試合をやると言って怪我をして、怪我を負ってでも試合に、リングに立たないという判断をしたところで、男としての質がそこで 垣間見えたんじゃないかと思います」と、怪我で欠場した海に対し厳しいコメントをした。
また「そんな男に対して試合をするので、全く負ける心配はしていません。この試合は楽しんで応援してください!」とファンに呼びかけた。
初代フライ級王者決定戦!神龍「完全決着」堀口「しっかりぶっ飛ばす」
超RIZIN.2、開始早々に偶発的なアイポークによってノーコンテストとなったBELLATORフライ級タイトルマッチが、今回はRIZINフライ級タイトルマッチとして仕切り直しされる。
神龍はマイクを持つと「フライ級最強の新龍誠です」と挨拶。そして「しっかり完全決着でぶっ倒して僕がRIZIN初代フライ級チャンピオンになります。あとこの期間に僕めっちゃ強くなっちゃったんで試合楽しみにしててください」とコメントした。
リモートで会見に参加した堀口は、短く「しっかりぶっ飛ばすんで、まぁ見ててください!」と意気込みを語った。
斎藤「白黒はっきり出来る」クレベル「自分が勝ちます!」
9月のRIZIN.44で金原正徳に敗戦し今回が復帰戦となるクレベル・コイケは、4月の復帰戦で勝利をあげた斎藤裕と対戦する。この二人の対戦は、斎藤が王者だった2021年に組まれるかもしれなかったカードとしてファンからの注目度は高い。
最初にマイクを持った斎藤は「クレベル選手とは、知ってる人はいると思うのですが、2年前にやるかも知れないという流れがあった中で、なかなか実現出来なくて、今回、実現できるという流れになりまして、自分としても心残りというか、何か引っかかってるところがあるので彼との対戦では、ここでちゃんと白黒はっきり出来るっていうことが自分の中ですごく嬉しく思います」と、クレベルとの試合が実現することの感想を話した。
そして「ここは確実に勝ちたいなと思います」と静かにコメントした。
対するクレベルは「自分もそれ(斎藤との対戦が実現すること)が素晴らしい。もう1回、大晦日に試合出て、サイトウが同じ事を言っていましたが、2年前が試合、私できなかった。で、私が前に怪我をして、でももう1回チャンスがあって、でも絶対、自分が勝ちます!」とコメント。初代王者ですある斎藤を下し、再びチャンピオンに返り咲きたい旨のコメントをした。
ドッドソンと対戦!扇久保「RIZINフライ級を盛り上げる」
昨年大晦日にフライ級に階級を下げたものの、今年7月の超RIZIN.2では朝倉海の欠場に代わり急遽バンタム級でアーチュレッタとの王座戦に挑んだ扇久保が、再びフライ級で試合に挑む。相手は元UFCファイターでRIZIN2連勝中のジョン・ドッドソンだ。
扇久保はマイクを持つと「今の僕の目標というのは、RIZINフライ級のベルトを巻くということと、あとRIZINフライ級を盛り上げることです」とコメント。
また「ここをしっかり勝って、RIZINフライ級がもっと盛り上がれば自ずとベルトも見えてくると思いますし、来年、フライ級グランプリというところにも繋がってくると思うので、この試合、注目してください!」とコメントし、ベルトだけではなくグランプリを開催して欲しいとコメントした。
ファンクラブ先行11/13(月)スタート!一般発売は11/26(日)販売開始
毎年争奪戦となる大晦日のチケット販売は、11月13日(月)よりスタート!席種や金額、その他の情報は詳細が決定次第、RIZIN FF公式サイトにて発表されることも語られた。
豪華4カードが発表されたRIZIN.45大晦日大会。この他に一体どんなカードが追加されるのか?!追加情報は決定次第、随時発表予定!
今後の最新情報をお見逃しなく!
RIZIN.45 決定カード(参戦選手コメント掲載)
フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海
バンタム級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海
フアン・アーチュレッタ
今回お時間を頂いてありがとうございます。ここに参加することできて非常に嬉しく思っています。自分としてはタイトルを防衛する準備は出来ていますので、朝倉選手、いつでもかかって来て欲しいと思います。ただですね、前回試合をやると言って怪我をして、怪我を負ってでも試合に、リングに立たないという判断をしたところで、男としての質がそこで 垣間見えたんじゃないかと思います。なのでこの試合は、そんな男に対して試合をするので、全く負ける心配はしていません。ですので、この試合は楽しんで応援してください!よろしくお願いします!
朝倉海
こんにちは、朝倉海です。前回、僕の怪我でこのカードが流れてしまって、で、また今回実現することができたので本当に嬉しく思います。膝の状態なんですけど、もう結構良くなって、次はしっかり戦えるので、次は生きてる限り必ずリングに立つので安心していてください。やっぱりRIZINのベルトは日本人が持ってなきゃいけないと思うんで、絶対僕が取り返したいと思います!
堀口恭司 vs. 神龍誠
堀口恭司
しっかりぶっ飛ばすんで、まぁ見ててください!
神龍誠
こんにちは。フライ級最強の新龍誠です。今回再戦でタイトルマッチ組まれたんで、しっかり完全決着でぶっ倒して僕がRIZIN初代フライ級チャンピオンになります。あと、この期間に僕めっちゃ強くなっちゃったんで試合楽しみにしていてください。応援お願いします!
クレベル・コイケ vs. 斎藤裕
クレベル・コイケ
こんにちは、コイケ・クレベルです。自分もそれ(斎藤との対戦が実現すること)が素晴らしい。もう1回、大晦日に試合出て、サイトウが同じ事を言っていましたが、2年前が試合、私できなかった。で、私が前に怪我をして、でももう1回チャンスがあって、でも絶対、自分が勝ちます!なので、私まだドリーム持ってるのが、まだ自分がもう1回チャンピオンで、フェザー級やりたいけど、でも自分で、最初の(チャンピオンが)斎藤さんで、自分は次(の試合)で邪魔して、自分絶対勝ってるから、まだベルトで行きたいです。
斎藤裕
クレベル選手とは、知ってる人はいると思うのですが、2年前にやるかも知れないという流れがあった中で、なかなか実現出来なくて、今回、実現できるという流れになりまして、自分としても心残りというか、何か引っかかってるところがあるので彼との対戦では、ここでちゃんと白黒はっきり出来るっていうことが自分の中ですごく嬉しく思いますね。で、これに勝って、自分が先に進んで行って、という風に思ってるので、ここは確実に勝ちたいなと思います。
扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン
扇久保博正
今の僕の目標というのは、RIZINフライ級のベルトを巻くということと、あとRIZINフライ級を盛り上げることです。そのためにこの試合、必ず勝ちます。ドッドソンは過去に二度UFCで、デメトリアス・ジョンソンとタイトルを賭けて戦っている選手で、世界的に見ても有名な選手です。その選手にしっかり勝って、僕が勝って、RIZINフライ級でドッドソンに勝つ選手がいるんだだというところを世界に見せつけたいと思います。ここをしっかり勝って、RIZINフライ級がもっと盛り上がれば自ずとベルトも見えてくると思いますし、来年フライ級グランプリというところにも繋がってくると思うので、この試合を注目してください!
ジョン・ドッドソン
日本にまた戻るのが待ち遠しい。日本の雰囲気は大好きで、特に大晦日の雰囲気は最高でその一部として関われる事を誇りに思う。今大会も素晴らしい大会になるだろう。ヒロマサは前から俺の名前を出して対戦要求していたが、今回俺がなぜ世界トップクラスと言われるのか思い知ることになる。軽々しく対戦要求した事を後悔するだろう。同じ日フライ級のタイトルマッチがあると聞いた。という事はだ、俺のベルトコレクションが近いうちのまた増えるという事だ。フライ級タイトルマッチの勝敗に興味はない。俺にベルトを渡してくれる役を決めるだけの試合だ。俺の試合はとにかく動きが多い。みんな俺の試合で思い切り楽しんでもらいたい。