12月31日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催されたにゃんこ大戦争 presents RIZIN.45の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

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試合後インタビュー 後編 / にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45

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元谷友貴「RIZINのベルトは狙っている、諦めずに狙っていきたい」

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ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか? 

元谷 とても悔しいです。

ーーモラレス選手と実際に対戦してみて試合前のイメージと違うところはありましたか?

元谷 思ったよりアグレッシブなイメージになりました。

ーーどういうプランだったか教えていただけますか?

元谷 自分のしたいことをやっていきたいなという思いでやっていました。

ーー直感で行くような感じでしょうか。 

元谷 自分から打撃でもなんでも仕掛けていきたいなと思いました。

ーーATTの所属になってそこで練習したことは出せた?出せなかった?

元谷 自分はATTに2ヶ月ずつビザの関係で2回くらい行って計4ヶ月くらい練習してきて、まあ4ヶ月で劇的に変われるわけではないですけど、タックルとか今までになかった動きとかを少しずつ出せているので、ぼくのなかではしっかりまたアメリカに通って強くなっていきたいと思っています。

ーーアメリカに帰って強くなるというお話もありましたが、今後の展望や目標というのを教えていただけますでしょうか? 

元谷 今後は今すぐは考えられないですけど、でもずっとRIZIN出始めてからベルトは狙っているので、そこをまだ諦めずに、狙っていきたいなと思っています。

ーー判定の時に手を開いたようでしたがどういう心境でしたか?

元谷 判定基準によってどういう展開になるか自分自身でもわからなかったので、積極的に打撃はガードの上からたくさん当てられていたんですけど、テイクダウンを2、3回してトップキープして、これがどういう判定になるかなと思って、まあ自分は自分の勝ちを信じて最後まで戦っていますし。

ーー悔しさが残る部分はありますか?

元谷 そうですね、悔しさはすごいあるんですけど。そうっすね、まだ諦めずに、練習して強くなっていきたいなと思っています。

ーー今回モラレス選手という海外のファイターと戦い負けてしまったことは、単に負けたということ以上に、何か芽生えている感情がありますか?

元谷 悔しいですけど、ずっと凹んでいてもしょうがないので、またしっかり練習して頑張っていくしかないなと思っています。

太田忍「王座戦に絡めるような試合をガンガンやっていきたい」

画像: 太田忍「王座戦に絡めるような試合をガンガンやっていきたい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか? 

太田 いい年越しができそうです

ーー芦澤選手と実際に対戦してみて試合前のイメージと違うところはありましたか?

太田 めちゃくちゃ練習してたんだなというのは本当に伝わりました、クローズドガードもすごく固かったですしヒジも何発か出してきたのですけど、ああいうのは練習しないと出せないことなので、練習でもなかなかやらないことですし、尚かつ試合で出すというのは練習積んでないとできないことですから、あらためて、MMAにしっかりと純粋に向き合っている選手なんだなと感じました。

ーー試合を終えたばかりですが今後の目標や展望があれば教えてください。 

太田 今年ずっと言ってきたように、2024年以内にRIZINのバンタム級のベルトを巻くという目標に向かって、来年3月くらいの大会から狙って、そういう試合つまりタイトルマッチに絡めるような試合をガンガンやっていきたいと思っています。

ーー今日の作戦はどんなふうに立てていましたか。 

太田 テイクダウンをして、がぶって、ダースチョーク、作戦通りです。本当に作戦通りの動きができたかなと思いました。

ーーがぶりはレスリング時代から使っていたものだと思いますが、その通りに使っていましたか。 

太田 そうですね、まあレスリングではあのままがぶり返しという技で点数を取るのですが、MMAでがぶりっていうのは、RIZINは4点膝ヒザがあるので相手をコントロールする有効な手段だと思っています。練習ではヒザを打てませんが、練習でもあの体勢からのダースチョークであったりフロントチョークであったり、相手が向き合ってきたらノースサウスチョークであったり、肩固めなどのパターンをたくさんやっているので、練習通りです。

ーー来年(2024年)はどんな一年にしたいですか?

太田 さっきも言いましたけど、RIZINバンタム級のベルトを巻くために、そのための試合を積んでいけたらいいんじゃないかと思っています。なので、まあ遅くても来年の年末タイトルマッチ、早かったらまあ来年の秋っていうふうにできるような、そういう対戦相手と試合をしていけたらいいんじゃないかと思っています。

ーーベルトの話が出ましたが、まさにその今日行われるタイトルマッチの状況をどう感じていますか?アーチュレッタ選手の体重超過からの王座剥奪についてはどのように思いますか?**

太田 体重超過っていうのは、良くないことです。良くないことですけど、もちろん僕は1回したことないですし、20年以上レスリング含めてやってないですけど、誰にでも起こり得ることなので、仕方ないというとアレですが。ルールは守るべきだと思いますけど、まあうん、誰にでもあることではないかな、でもそれはすべきことではない、ちゃんとルールは守るべきだと思います。それにあたっての、今回の、アーチュレッタ選手が勝っても剥奪、朝倉選手が勝ったら王座というのは当然かなと思うのですけど僕は、そこに関しては別に何でもない。僕はただ来年末までにベルトを巻くことを考えて、自分より上の選手をしっかり倒して、チャンピオンになることだけを考えてやっていきたいです。

ーーそこには以前から言及していた朝倉海との対戦も入ってくると思います。チャンピオンの朝倉海選手と戦いたいですか?

太田 まあチャンピオンになって、朝倉選手がどういう風な動向を取るかわからないですから。まだRIZINで戦うっていう選択をするのであれば、やっぱりベルトを持ってるのは朝倉海選手ということになるので、今回勝ったら。そこを狙わなきゃいけないと思ってます。今回の結果次第でもあるだろうし、今後の朝倉海選手の動向次第でもあります。

ーー扇久保選手の勝利はご覧になりましたか。 

太田 本当に良かったです。本当に良かった。本当に良かった。本当に、やっぱチームで勝ちたいなと思っていたので。扇久保さんが本当に懸けていたのも見ているので。直接練習することはなかったけど、すごい張り詰めた状態でやっていたのは見ていますし、聞いていますし。僕も、自分の勝ちよりも全然嬉しいです

ーー太田選手と言えば試合後のバカンス。次はどこに?

太田 今回は正直予定がなくて。来年からガンガン試合できるように、しっかり本気モードでやってこうかなって思ってます。もしかしたら彼女が計画しているかもしれないです。

ーー結果からして、芦澤選手はデビュー戦に太田選手を相手と選んだことは正解だったと思いますか?これはさすがに相手が違うよ、という感じでしたか?**

太田 それは僕が言うことではないなと思っています。彼がどう思うか。デビュー戦に太田忍を選択したことがどうだったかは、彼が思うことだと思うので。彼が今後もMMAを続けるのであれば、何かしら与えられたらいいなと思います。

ーー勝利後倒れてのパフォーマンスについて教えてください。 

太田 アデサニヤの真似です。今回、髪型はショーン・オマリー、パフォーマンスはアデサニヤで、ひとりUFCパフォーマンスをしていたのでソーシャルメディアで叩かないでください。芦澤選手に対してのアレとかではないですし、僕が勝ったときに今回は会場の皆さんを楽しませるために何かできるか考えて、試合後のイメージでやっただけなので、皆さん叩かないでください、彼女が泣きます。お願いします。

ーーフリじゃないですよね?

太田 フリじゃないですよ。

ーー芦澤選手に最後話しかけようとされていましたが芦澤選手は去ってしまったようでした。何を伝えようとしていましたか?

太田 いや話しましたよ。話して、強かったし、練習ちゃんとこの試合に懸けていたのも伝わってきたし、全然俺ができることがあったら、練習でもいいし、一緒にやろうと、あのときも話したし、廊下で会ったときもそう伝えたので。彼がどう思っているかしらないけどいい子だと思っているので。いろいろ言いますけど、根は真面目でいい選手だと思っているので。

ーーまた再びリング上で……

太田 ミミズ……??

ーー“リング” です(笑)。再びリング上で出会うこともありそうですか?

太田 彼が僕とやるような位置に来て、それでRIZINからオファーが来たら、やります。

芦澤竜誠「もう1回やるだけです」

画像: 芦澤竜誠「もう1回やるだけです」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか? 

芦澤 まあもう終わったことなんで、普通に俺は前見てるだけなんで。ダメだったところはわかってるんで、もっとやらなきゃいけないこととかあったんで、もう1回、普通に向き合いますね。で普通に、俺の攻撃が先に当たってたら俺が勝ってたと思ってたので。でもその、やっぱり間合いとかタックルとか絶妙なタイミングだったんでそれができなかったんですけど、俺の攻撃が先当たってたら俺が勝ってたんで。今回ダメだったところもわかったんで、もう1回やり直すだけです。もう1回やるだけです、はい。

ーー太田選手と実際に対戦してみて試合前のイメージと違うところはありましたか?

芦澤 うーんまあ、なんか本当にMMAならではの距離みたいなのが独特だったっすね。それってMMAやる前は余裕だろとか思ってても、やっぱり練習でできても試合でできないなと思ったので、本当にいい勉強になりました。いい日になりました、もう1回がんばります。

ーーMMAプロデビュー戦ということでしたが、そこに対してはもう手応えはありますか?

芦澤 手応えっていうかんな楽じゃなくて、もっとこうワクワクするなって感じですね。もう「ヤバいな」みたいな。ワクワクするなみたいな感じですね。やるだけですね、だから。

ーー今後の展望や目標なども教えていただけますでしょうか? 

芦澤 普通ににまた1からやり直します。で、来年もしかしたらアメリカ行こうかと思っているのでアメリカで1からやり直して自分の武器を磨こうかまと思ってるっすね。マジで今回の試合は、なんか本当に「ぶっ飛んだ恋の歌」だったなって感じです。「ぶっ飛んだ恋の歌」でした、ぶっ飛んでました、本当に。試合に負けてもぶっ飛んだし、よく考えてみたらこの無謀な挑戦をやったのもやっぱぶっ飛んでたし、「ぶっ飛んだ恋の歌」は女に向けて歌ってるんですけど、今回の試合に向けて歌ったら、なんか「恋」じゃないけど、毎日太田忍ぶちのめすことだけ考えて、だからそれを、ずっと寝る前も考えてたら。あ、これ試合決まったことで、「ぶっ飛んだ恋が始まったな」と俺のなかで重なって。「うわ、深いな」とか思ったんですけど。まあまあ負けちゃったんで。負けようが何しようが、「ぶっ飛んだ恋の歌」って感じっすね、今回。また反省……って言っても反省してもしょうがないんだよね。はい。これが俺なんで、もう1回がんばります。こっから諦めないんで、もう1回やります。

ーーオープンフィンガーグローブでの試合で、自分の打撃を出したり組んでみて、自分のなかでのアジャスト具合はどのように感じましたか?

芦澤 組みでは何もできなかったです。打撃は絶対当たったら絶対いけたっす。まあ俺はちょっとその、なんだろうな、もう冷静すぎたんです。今回緊張も何もなかったんで。あんな歌を歌って「ぶっ飛んだ恋の歌」歌いながら出てきて、緊張も何もなかった。まあ、やっぱりちょっと緊張しなきゃいけないなって思ったっすね。本当にリラックスしてます。だから別に、めちゃくちゃリラックスしてますね。なんかこう、入られたみたいな。ああ、だから「うわ、何もできなかったわ」って、マジで、それでショックでさっきまあ泣きそうになったけど、よく考えたら終わったことなので、って感じです。またがんばるだけです。

ーー皇治選手がマイクアピールをしていました。

芦澤 何て言ってました?

ーー根性を見せろよという内容と、再戦の要望もされていました。

芦澤 まあオファーが来たら、やるんじゃないですか?俺も負けたんだよ、俺、今回勝ったら「ふざけんじゃねえ」ってやろうとしたけど、アイツ、キックボクシングで俺にボコボコにされてんだからMMAだったらもっとボコボコにされんだろ、バカ!という話なので、まあボコボコにしてもいいけど、お前が無様な姿になるよってだけです、マジで。うん。今回、太田忍だからやっぱあんなにすごかった。あそこはもうすごいじゃないですかもう。だけど普通のヤツだったら負ける気ないんで、あそこの部分で。

ーー組まれたらやるのは問題がないということですね?

芦澤 組まれたらやるっすよ普通に。どうすかね、わかんないっす。その時によるっすね。俺、気分なんで。計量の前の会見とかでブチギレて帰ったりするのも気分で、アレも俺なんすよ。全部俺なんで。気分が悪かったらやんないっす。

ーー改めて、「無謀な挑戦」を何故しようと思ったのですか?

芦澤 いけると思ったからです。自分を信じて、誰よりも自分を信じたっす、今回は。いろいろうまくいかないこともあったけど、練習で。でも自分をずっと信じたっすね。今回の試合もずっと自分を信じたっす。でもダメだったんで、この結果を受け止めるんで俺は。

ーーまたひとつ成長した。

芦澤 って思ってますね

皇治「もっともっと精進しようと思います」

画像: 皇治「もっともっと精進しようと思います」

皇治 まずこれは大きな拍手でしょう!やめてくださいよその(記者たちの)お葬式みたいな感じ。

ーー宣言通りのサッカーキックによる勝利でした。

皇治 男前ぐちゃぐちゃにしたったわ。へへへ、冗談。たまたまですよ。でも持ってますね、たまたまああなるってことが、持ってます。やっぱ俺カリスマやわあ〜。やっぱモテてしゃあないなあ。辞めたいのに辞められへん。「モテてしゃあない」譲りたかったのに。やっぱり帰ってきてしまう?……すみません、調子乗ってますね、はい。

ーーあのキックは練習を?

皇治 してましたやん、昨日も言うたですやん。サッカーボール持ってきて。

ーーあれはヘディング(バッティング)では?

皇治 してよかってんね?ほんなら!頭でバーンって!マジでたまたまのような気もするし、練習してたよ、ホンマにあれは、青木とずっとしてたから。良かったです。

ーー三浦孝太選手はいかがでしたか。 

皇治 いやあ男前だったね、それだけ。何もないっすよ、今回対戦相手に何もなかったし、俺のただのMMAのデビュー戦っていうアレやったし。彼もいろんな恐怖と戦ってリングに上がったと思うからそこはリスペクトしているし。男前やから格闘技がんばるならがんばってほしいけど、もう痛いことせんと顔で行ったほうがいいんちゃうかと思うけどね。めちゃくちゃ男前やった。顔ちっちゃいし。フェイスオフとか嫌やったもん、並んでほしくなかった、それくらい男前だった。

ーーMMAデビュー戦に勝利しました。今後の目標や展望を教えていただけますか?

皇治 うーん、UFC行こうかな!と。でもあの、俺が言うことじゃないですけど、MMAをナメたらダメですよね。大変な競技やなと思いますし、俺も別に実績のある選手に勝ったわけじゃないし、なんとも思ってないですけど。まあMMAって大変ですよ。MMAの選手が立ち技に来たら立ち技の選手が「負けるか!」と思うのと一緒で、俺たち立ち技の選手がぽっと行ってぽっと勝てるほど甘くはないので、もっともっと精進しようと思いますね。

ーーRIZINで初のKO勝利です。

皇治 いや、そうなんすよ。試合って止まんねんなと思いましたもん。でもおもろかったでしょう、最後に、退場するときにイエローカード出されて、ほんまにサッカーの試合みたいやったでしょ。見てないですか?なんか知らんすけどレフェリー寄ってきてイエローカード出されたんですよ。なんでか知らんすけど、俺ってほんま持ってるなって。サッカーの試合やんって。

ーーフィニッシュ前のロープ掴みですかね。

皇治 あんなとこにロープあるから悪いですよね。

ーーグローブも掴みやすくなったからでしょうか。 

皇治 いえ全然アレは意識していないです。何でかカード出されたから、RIZIN相当俺のこと嫌いなんだろうなと思っただけで。でもまあそういう理由やったんやね。

ーーここで初めてKOということはMMA適正があると?

皇治 いやだから俺パンチあるんですって。言うてるやん、ステロイドしてるって。ステロイド引っかかっても絶対文句言わんどいてよ。俺ステロイドしてるって言ったんやから。びっくりしますねあんなにやっぱり効くんやね。

ーー三浦孝太選手の打撃はいかがでしたか。 

皇治 やっぱりサッカーのカズさんの息子だけあって、カーフキック痛かったっすね。その辺のキックボクサーより痛かったですよ。へーと思ったですもん。

ーー孝太選手が右拳を骨折していたことはご存じですか?

皇治 そらそうですよ、俺のこと殴ったらみんな、武尊ぽんも骨折したしね、俺の頭最強なんすよ。だから鋼のエンペラーって呼ばれてるんすよ。おれの頭最強なんすから、むやみに殴ったらあかん。

ーーこれからもRIZINで、MMAでどんどん試合をしていきたいですか?

皇治 そうですね、MMAしっかり盛り上げたいですし。俺ら立ち技選手が結果出していったらおもしろくないすか?**まあでも俺は、自分に課された仕事をちゃんとやっていきますわ。いろんなことやっていきます。トライアスロンすると俺が言ったようにね、はい。いろんなジャンルにチャレンジして行けたらと思うのですけど。まあMMAはほんまに楽しいんでね。しっかり柔術もやっていこうと思います。

ーー試合後にマイクで呼びかけた芦澤選手の試合はどのようにご覧になりましたか。 

皇治 いやいやもう、彼とは1回戦っているからね、認めているところもすごいあるし、ただ先に神経締めされたね、うん。まあでも彼は彼でいろんな挑戦があったと思うし何もバカにしていないですよ。勇気持った挑戦やと思うし。ただちょっとMMAでは俺には敵わないですね。キックはボランティアして勝たせてあげたけどMMAでやったら話にならないかもしれないですね、俺とやったらね。俺、柔術の道着で入場したでしょう?今日見せてないんですから、柔術の技を。これほんまもっと行けるんですよ。せやけどもうね、あんなにだけ殴ってんのに絞めたってもかわいそうかなと思って。つぎは柔術見せるので。

ーー具体的に、芦澤選手と関西地区でMMAで再戦は?

皇治 うーんまああるんじゃないですか?**でもまだ言うとんかと思うでしょうけどメイウェザー一択ですね。俺、マジで自信あるんですよ。ファンのみんなも「もうええって」って思ってるかもしれんけど、マジで自信あるんですよメイウェザー。マジで嫌いなんですよ。日本の誇り、プライドを見せたいんですよね、メイウェザーに。だからなんとしても。それはずっと思っていますよ。

ーーパッキャオもいますが。

皇治 あれもうパッとせえへんもん、パッキャオだけに。嘘。サウスポーだからちょっと無理。メイウェザーがほんまにやりたいねん、あいつ。ほんま腹立つんですよ。

ーーキックのデビュー戦と比べたらどっちが緊張しました?

皇治 キックのデビュー戦とか忘れましたやん。何年前?15年前くらいですよ。でもまあ緊張とか全然なかったですけど、ある意味むちゃくちゃラクやったっすよ今回のほうが。やっぱり新しいことに挑戦というか、やったことないことに挑戦するんで、全然今までみたいな、最近やってた戦いより全然ラクでしたよ、気持ち的にはね。

ーーやってきたことが何%くらい出たと思いますか?総合的に。

皇治 全然出してないですね。正直組みとか余裕やったですよ、それはね。孝太くんをバカにしているのではなくて、全然余裕やったす。まだまだパウンドとかもね、8ヶ月くらいかな?で、できるほどMMA甘くないからね。まだまだですけど、出してないですよ。青木(真也)とか竹浦(正起)と毎日やってるんですよ、比べたらまだまだやれますよ。笑われても、笑われても貫くのが、自分なんで。ずっと面白いことやっていこうと思います。

ーーキックからMMAへの転向者がどんどん増えていますけれど、これからもこの流れは続いてほしいですか?

皇治 続いてほしいけど、俺としては、キック出身なので、立ち技にもっと盛り上がってほしいし盛り上がったらいいなと思ってるんで。その、K-1でMMAするのもアリやと思うし、MMA選手がK-1どんどん行くのもいいと思う。RIZINでもそういう試合ができたらおもろいと思うし、魔裟斗vsキッドみたいなのも見たいと思うし。せっかく団体の壁がなくなって行き来する時代になったから、いろんなものを見たいですよね。僕もそういうことできたらいいなと思っています。

ーー三浦選手と自分と比べてどっちが男前でした?

皇治 そりゃ三浦でしょ。試合していきなり俺のほうが男前とはならんでけど、男は生き方なんで。それを世の中のブサイクたちに伝えられたかなと。俺みたいに足短くて顔デカくても必死にやってたらモテるんやぞというのをこれからも見せていきたいですね。

三浦孝太「とにかく格闘技を頑張っていく」

画像: 三浦孝太「とにかく格闘技を頑張っていく」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか? 

三浦 うーん、まあ、普通に悔しいっすね。

ーー皇治選手と実際に対戦してみて試合前のイメージと違うところはありましたか?

三浦 なんだろ…、皇治選手の印象、違うところは、特になかったというか。というよりは、思っていたより打撃でこういい意味でいけるなと思ってしまって、それで打撃をやりあっているあいだに、拳が折れてしまって、組みの展開に持っていけなくて、なのであまり組みが強かったかとかがわからない状況のまま終わってしまいました。

ーー試合を終えたばかりですが今後の目標や展望があれば教えてください。 

三浦 とにかく格闘技を頑張っていくっていう感じです。

ーー右の拳が折れたというのは自分でパンチに行ってヒットしたときに折れたのですか?

三浦 そうですね、やっぱこの1年間すごい自分は打撃を強化してきたというか。もともと自分は打撃が得意で、ただ、YA-MAN選手等とやるなかでそれを見せられないでここまで来て、それを今回見せてから組みの展開を見せるつもりでした。毎回毎回組みの展開だと成長を見せられないし、しっかり自分の打撃を見せてから組みの展開を作っていこうというのが、自分のなかで決めていたことなんですけど、そのなかで右ストレートが一回入って皇治選手がグラついたときにいけるかもと思って、もう一発くらい確か右を出したら多分そこで折れてしまって、その後、右腕が力の入らない状況で、ちょっとそこからパニックになってしまって。で、1Rが終わったあとのインターバルでセコンド陣営は聞いてくれたのですが、腕が痛いことを言わないまま、パニックで「どうしよう、どうしよう」と考えているうちに休憩が終わって2Rに入ってしまって。で、右手がやっぱり使えないので、タックル行こうとしたら、もう右腕が一切力が入らなくて、パニクっている間に止められてしまった感じです。

ーーもし右手を怪我していなかれば、組みついて展開していく予定でしたか。 

三浦 そうですね、本当は打撃を見せて打撃でいくのを見せて相手が付き合ってくれるタイミングで組むとか、そういうのがイメージだったのですけど。その打撃をやっている間に拳が折れてしまって「どうしようかな」という、右ストレートか組みの展開と決めていて折れてしまってパニックになってしまいました。

ーー打撃でやってきた皇治選手と打撃でやり合えた自信にはなっていますか?

三浦 自信ていうか、負けたんで、すごく今自信がない状況というか。いろいろとよくわからない状況ではあるんですけど。まあ皇治選手も右について終わった後に「びっくりした、いいパンチを持っている」と言ってくれたので、そこは自信になったというか、見せられたかなとは思います。

ーーRIZIN2連敗で苦しい部分もあるかもしれませんが、治ったらどんな試合をしていきたいですか?

三浦 さっき、ドクターからは完全に折れているという骨折箇所の他に2箇所くらい怪しいと。1箇所は折れていて、ほかは怪しいと、完全に治るのは2、3ヶ月かかっちゃうかもと。そのなかでやれることはやって、RIZINが自分のなかで一番大好きな舞台ですけど、とりあえず来年もっとコンスタントにどんどん試合してどんどん格闘技したいなっていう。試合自体は、試合前からすごい楽しかったので、格闘技の気持ちはまったく折れていないという感じではあります。どんどん試合がしたい。

ーーチームの平本蓮選手とは会話しましたか?

三浦 せっかくみんないい流れを作ってくれてて、安保選手はちょっと負けちゃったですけど、丈くんや辰樹さんが勝ってくれて自分も絶対勝てる!っていうなかで負けて「すみません」と言いに行ったら、「全然。またやってこう」と話してもらったので、来年1からもっと教えてもらおうかなって、もっと来年絶対強くなってこようと思いました。

イゴール・タナベ「来年はウェルター級という新しい階級でやっていけたら」

画像: イゴール・タナベ「来年はウェルター級という新しい階級でやっていけたら」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか? 

イゴール めっちゃ嬉しいですね。もうなんか、さらに体重が抜けた感じがしました。

ーーこれまでのRIZINでの体重とは違いましたが手応はありましたか?

イゴール めちゃくちゃやっぱこれが僕の階級かなと思いました。コンディションも最高で力も出ましたし、スピードもすごくよかったし。この階級でこれからやっていきます。

ーー今回対戦した安西選手について、戦ってみて、戦う前のイメージと違うところありましたら教えてください。 

イゴール 本当に早く終わったから良かったんですけど、

安西選手は海外でもやってきた選手ですし、UFCという一番大きい団体で2勝もしている選手ですので、すごく強いというのはわかっていて、先に自分のフィールドに持っていかないとキツくなるのはわかっていたので、すぐに自分のフィールドに持って行けて終われて良かったです。

ーー試合を終えたばかりですが今後の目標や展望があれば教えてください。 

イゴール 来年はウェルター級という新しい階級でRIZINがこの人とやったら面白いという人とどんどん組んでもらってやっていけたらと思います。

ーー試合後のマイクで水抜き7.5kgだったとのお話でしたが予定通りだったのですか?

イゴール 全然予定通りじゃなかったですね。僕の頭の中では5キロくらい、自分がやったことある体重で言うと5キロくらいがちょうどいいかと思ったのですが、初めての体重でしたし、その途中経過も読めなかったので、あとは試合のオファーが来たのは結構遅かったというか、計画通りではなかったのですけど、まあこれからはもっと計画的にやります。

ーー一晩で7.5キロは相当だと思います。体調はどうでしたか。 

イゴール いやもう本当にやる前は正直めちゃくちゃ怖かったんですよね。クリアできないとかの話ではなく、やばい状態で救急車運ばれたらどうしようとすごく怖かったのですけど、水抜きの最初から最後まで奥さんやトレーナーの良太郎さん、チームメイトのシビサイさんや住村さん、石井さんが常にサポートしてくれて。あとはブラジルにいる僕の栄養士の方がずっとやりとりしながらやっていたので、本当に全然、多分、結構水抜きやると汗が出なくなるという話を聞きますがそういうことも一切なく最後まで汗を流して落とせたので。昨日の公開計量に行けなかったのが、クリアしたのが遅かったので行けなかったのですが、11時にクリアしていれば間に合いましたけど、12時半にクリアしてやっぱり間に合わなかったですね、15時には。

ーー何時間で落としたのですか?

イゴール 水抜き開始したのが金曜の20時くらいで、そこから色々やって20時から翌朝3時までやって5キロくらい落としましたね。次の日の朝に、残り2キロくらい落ちました。

ーーマイクでは英語でも話していました。英語でマイクアピールした理由があるのですか?

イゴール もちろん僕がめざすのは海外なので、あそこで言わせてもらったのは、170ポンド、ウェルター級の全ての選手に「俺が来たよ」みたいな。RIZINで最初に紹介されたときにも言わせてもらったけど、RIZINで活躍してさらにRIZIN代表して海外で活躍したいのが僕の本当の目標なので、それを言わせてもらいました。

ーー(英語)今後について教えていただけますか?

イゴール (英語) 実のところ、このウェルター級という階級に留まってやっていくつもりなので、来年に関しては、わからないけど対戦相手についてはRIZINが誰を用意してくれるかによって、この階級がより盛り上がるものなら受けていきたい。対戦相手は選ばないから、そこはRIZIN次第ですね。ベストを尽くします、相手が誰であっても。

ーー(英語)試合前、PFLやBELLATORで戦う機会についても言及していましたが基本的にはRIZINがどういう判断をするかに委ねているのですか?

イゴール (英語) そうですね、自分としては、そういうPFLやBELLATORに行きたいとかっていうことではなくて、自分はRIZINを代表して海外の団体とも戦っていきたいというのがあるので、たとえば去年やっていたようなRIZIN vs. BELLATORのようなものもあったけれど、そういったものがあってウェルター級での試合の可能性があるなら何でも出ます。

ーー(ポルトガル語)エモーショナルになるのは何か理由があったのですか?

イゴール (ポルトガル語) やっぱり今回の対戦は、難しい相手でしたし、試合前のこの2週間はとても大変でした。体重のことが心配でしたし。すごく困難な局面にあるときって、結局、一番愛している人がきつい思いをすることになるというか、いつもそばにいてくれる妻が、僕の側で一番苦しんでいるようなものでした。時どきストレスを感じると、妻だったり子どもに八つ当たりのような辛い態度をとってしまうこともあって。それでも一緒にいてくれて、でも契約体重については本当にしんどかったから、1日で7.5kgの水抜きだなんて普通の量ではないし、それをやり遂げられたのは、僕のそばにこの人たちがいたから。妻や子どもだけでなく、家族みんなや友人たちも含めて多くの人たちが僕を支えてくれた。だから僕はとても感情的になってしまうんだと思う。昨日、体重を落としてからすごくエモーショナルで。いいことだと思っているんですけどね。

安西信昌「本当に不甲斐ない」

画像: 安西信昌「本当に不甲斐ない」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか? 

安西 今の気持ちは本当に不甲斐ないという一言に尽きます。もっと自分自身いいパフォーマンスができると思っていましたし、勝利に向かって戦うことが求められていたと思うのですけど、まあ、ほぼファーストコンタクトのなかでああいう形で決着をつけられてしまったことに、本当に僕自身、非常に残念です。

ーー実際に対戦をしたイゴール選手ですが、対戦前のイメージと違うところがあったら教えてください。 

安西 まあ、イメージしていたこととはそう大きくは変わらなかったのですけど、やっぱり、しっかり僕への対策とか、しっかり狙いを立てて試合に臨んできたなっていうのは、対峙しているなかで感じました。

ーーイゴール選手は柔術のイメージが強いと思いますが、それを対策した上で結果的にああいう形になってしまったのでしょうか? 

安西 そうですね、僕はずっとMMAをやっていて柔術やっている選手とも試合してきたことがあるので、イゴール選手が、寝技が強いことはわかっていましたけれども、やっぱりそこはMMAをやるというなかで、自分のテイクダウン、テイクダウンディフェンス、そのなかで展開をつくって攻撃していくという普段どおりの戦略を考えていました。それでまあ、僕がああいう自分の1つのミスからしっかり形を作られてしまったことは良くなかったと思います

ーー世界の団体で活躍をしてきた安西選手から見てイゴール選手のウェルター級でのレベルや強さというのはどのように感じましたか?

安西 体格的なところを見ると、ウェルター級が適正階級なのではないかと思います。僕は本当にウェルターでやるには身長が小さすぎるけどイゴール選手くらいの体格、技術があればウェルター級でやっていくことは全然可能だと思います

ーー試合を終えたばかりですが、今後の展望・目標について教えていただけますでしょうか? 

安西 必ずここから這い上がっていかなければいけないと思っています。

にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45 試合結果一覧

試合後インタビュー

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