「いまはめちゃめちゃ強いヤツ(堀口恭司)が日本にいるので、日本にいるなら日本で闘いますよね? シンプルです」
――RIZINバンタム級トーナメントへの出場が決定してどんな気持ちですか?
石渡 堀口選手と闘うってことだけですかね。
――石渡さんって普段から口数は少ないほうですか?
石渡 いや、普段は多いほうです……(笑)。
――会見だったり、インタビューではあまり多くを語らないイメージがありまして。
石渡 そうですね。あんまり喋るのはカッコ悪いかなって思ってるので。
――試合を見ろってことですね?
石渡 はい。
――やはり堀口選手を意識されているんですね。前回の堀口選手の試合を観てどう思いましたか?
石渡 まあ、やっぱめちゃくちゃ強いなって感じですね。
――石渡選手は2013年にVTJで堀口選手と対戦してKO負けをしていますが、その後、堀口選手の試合は見ていましたか?
石渡 見ていましたよ。別にそういう目では見ていなかったですけど、「強くなってんな」って。
――そういう目というのは「再戦する気持ちでは見ていなかった」ってことですか?
石渡 はい。参考にさせてもらっていました。勉強のつもりで見ていた感じです。ファイターってまっすぐ強くなれないと思うんです。うまくいかない時期があったりとかもするので。でも堀口くんは毎試合、足し算のように強くなっていく。闘い方も賢いし、技術的なところも参考にしていましたね。
――新しいものは常に取り入れいくほうですか?
石渡 技術って常に新しいものが出てきていると思うので、僕は遅れないように勉強をしているつもりですね。自分の技術が遅れているとは思っていないですけど。自分より弱い人からでもいいところとか得意技は「どうなっているのかな?」って思いますね。
――けっこう研究するタイプなんですね。
石渡 うーん。まあ、気が向いたときに。
――石渡選手は独特の緊張感がありますよね。
石渡 うーん。でも基本的にはいつもふざけていますよ。
――全然想像がつかないです(笑)。
石渡 そうですか?(笑)。
――トーナメントの雰囲気が変わったと思います。
石渡 僕が出てくることによってGPの見え方って違うんじゃないかなって思っているんで。
――いまは海外よりも日本で闘っていく、盛り上げていくほうを選んでいますか?
石渡 そもそも「強い外国人に勝ちたい」っていう挑戦の気持ちでUFCには行きたかったんです。でもいまはめちゃめちゃ強いヤツが日本にいるので、日本にいるなら日本で闘いますよね? シンプルです。
――なるほど。とでもシンプルですね。石渡さんがRIZINでどんな試合をしてくれるのか凄く楽しみです!
石渡 自分が培ってきたファイト、試合を見てもらえれば何かを感じてもらえると思うので見てください
石渡選手が出場する「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 1st ROUND -秋の陣-」の大会情報はこちらから→ http://jp.rizinff.com/_ct/17095622
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