5月4日(日)東京ドームにて開催されたRIZIN男祭りの出場選手たちの試合後インタビューを公開!

YouTubeで見る

画像: - YouTube youtu.be

- YouTube

youtu.be

上田幹雄「しっかり休んでから2ヶ月後の準決勝に向けてまた作り直していきたい」

画像: 上田幹雄「しっかり休んでから2ヶ月後の準決勝に向けてまた作り直していきたい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

上田 いつも言うことですけど、ホッとしてるっていうのと、あとはリング上でも言いましたけど、ちょっと自分の前の(ヘビー級GPの)2試合が判定で、試合前の自分でも、会場がちょっとシンとしているのが伝わったので、盛り上がる試合はできたかな、ということで嬉しい気持ちと、このふたつかなと思います。

ーー日頃から練習もともにしてきた仲間のシビサイ選手と今回実際に戦ってみた印象を教えてください。 

上田 いつも、スパーリングとはいえ練習だとね、やっても7〜8割だったので、最初の勢いあるストレートとかもらってしまって、やっぱりまた練習とは違うんだな、という感じでしたけど。自分もその分、あっちも覚悟決めてるんだなと思ったので、自分も思いっきり行かせてもらおうと思って、思いっきり蹴り込んだって感じですね。

ーーライアン・ベイダー選手がGP優勝者とタイトルマッチを戦うことが発表されましたが、それについての感想を聞かせてください。

上田 結構ファンのひとのほうが知ってるというか(笑)、わからないですけどYouTubeとかで「ベイダー出場か」みたいな(ものが上がっていて)、まあちょっと予想はしていたんですけど、「まさか本当に来るんだ」というのはありましたけど。まあでも本当にすごい選手なので。僕が夢に見ていたときのPRIDEでヒョードル選手が強かったけど、その選手に勝っている人ですからね。このトーナメントのやる気がさらに上がりますし、本当にこのトーナメント、全部1Rでぶっちぎりで勝たないと多分ライアン・ベイダー選手には勝てないと思うので、本当にあと2回気を引き締めて、本当に圧倒的に勝ちたいと思う気持ちになりました。

ーーGP2回戦に勝ち上がりました。次戦では、どういった試合をしたいですか? 

上田 怪我なく終えられたので、まあ、ただここまで本当に過去最高に追い込んだので、逆にすぐやっちゃうとちょっとガソリン切れになるので、しっかり休んでから2ヶ月後の準決勝に向けてまた作り直していきたいと思います。

シビサイ頌真「見ての通りですし、非常に悔しい結果となってしまいました」

画像: シビサイ頌真「見ての通りですし、非常に悔しい結果となってしまいました」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

シビサイ (車椅子に乗った状態で)まあ見ての通りですし、非常に悔しい結果となってしまいましたね。

ーー戦う前から膝にテーピングをされていましたが、試合前から不調があったのでしょうか。 

シビサイ まあ怪我しているほうの膝はテープング巻いていたのですけど。実際にダメージ受けたのは反対側の膝なので、まあそういうことです。

ーーそれだけ上田選手のキックが効いた、効かされたというところでしょうか。 

シビサイ そうですね、自分も本当に警戒していたのですけど、やっぱり思っている以上に膝ごと持ってかれちゃって。まあ、そういうことです。

ーー上田選手とは日頃から練習していた仲間だったということですが、実際に戦ってみた印象を教えてください。 

シビサイ やっぱり普段練習してるときとはまた違った本当の上田選手の戦う気迫というのがやっぱりあったので、自分もリングに上がって絶対倒すつもりで戦ったのですけど、やっぱり上田選手のほうが実力があって、強かったです。

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。 

シビサイ 今回はトーナメントで5月、7月、9月と試合する想定をしていましたが今回1回戦で負けてしまったので、今のところはまずダメージを抜いて、怪我の治療をしていきたいと思います。

スダリオ剛「海外の大きい選手と練習してその辺のバリエーションを増やしてまたレベルアップしていきたい」

画像: スダリオ剛「海外の大きい選手と練習してその辺のバリエーションを増やしてまたレベルアップしていきたい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

スダリオ ……、うーん。そうですね、自分より身長が高かったりリーチがある相手との戦い方とか、あと自分の攻撃を待っているタイプの、そういうスタイルの選手との戦い方とか、色々課題が浮き彫りになったなと思っています。

ーーアウグスト選手と実際に戦った印象を教えてください。 

スダリオ 想像ではもうちょいガンガン来るのかなと思っていたのですけどずっと待たれて、で、相手が「行く!」って決めたときに来たみたいな感じだったので、まあもっと来るかなと思ったんですけど、待たれてたんですよね。ずっと待ちスタイルって感じの、カウンターばかり狙っていた印象です。

ーーそれはスダリオ選手としては作戦的に、誤算だったであるとか、したいことができなかったということでしょうか。 

スダリオ うーん、まあでも自分の戦い方しだいでは、したいことができたはずなんですけど、そこに対してちょっと迷いというか、まあ、相手が狙っているものも感じ取れてしまったので逆に入りづらくなってしまったのもやっぱりあります。

ーー今回GPは1回戦敗退の結果に終わりました。試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

スダリオ さっきチームとも話したのですけど、まだ試合終わったばっかで、自分の印象が残っているうちに、さっきも言った通り、自分より大きい人との戦い方っていうのを、もっとそういうものを、日本だと自分と同じか小さいかばかりなので、海外の大きい選手と練習してその辺のバリエーションを増やしてまたレベルアップしていきたいと思います。

ジョゼ・アウグスト「次回は自分が用意してきたものを出せるようにしたい」

画像: ジョゼ・アウグスト「次回は自分が用意してきたものを出せるようにしたい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

アウグスト とてもいい気分です。勝てて嬉しく思っていますし、2回戦に進めて、嬉しいです。

ーースダリオ選手と実際に戦った印象を教えてください。 

アウグスト いい選手だと思います。強い選手だとも思っています。ちょっと興奮していたので試合のことよく覚えていませんが、彼が自分をもっといい選手にしてくれたと思います。

ーー東京ドームという舞台でした。リングから見た景色は、いかがでしたか。 

アウグスト 素晴らしい経験でした。とくにオープニングセレモニーが本当にすばらしくて興奮しましたし、今までに一度もこのような景色を見たことがなかったので素晴らしい経験ができました。

ーーライアン・ベイダー選手がGP優勝者とタイトルマッチを戦うことが発表されましたが、それについての感想を聞かせてください。

アウグスト とてもいいと思います。彼の試合をいつもテレビで見ていましたし、そのような選手と対戦できるというのは自分のレベルをもうひとつ上げてくれるいい機会になると思っていますので、嬉しく思います。

ーーGP2回戦に勝ち上がりました。次戦では、どういった試合をしたいですか? 

アウグスト もっとアグレッシブにいきたいと思います。もっとスピードも上げて、相手を絶対にもっと傷つけるような試合を見せたいです今、自分が何を改善しなくてはいけないのかのポイントがクリアに見えていますし、次回は自分が用意してきたものを出せるようにしたいと思います。

ーー2R、3R目に次の試合があるから怪我したくないという気持ちがありましたか?

アウグスト そういうわけではなくて、自分が考えた戦略でした。たとえばジャブを打つときに相手が入ってくると思ったけど相手が入ってくれなかったので、なんとなくそういう試合になってしまいましたが、次回は自分が組んできた戦略がうまく出せるようにしたいと思います。

ーー1R目にKOに近いパンチで相手がダウンしたり、3Rの肘でKOに近い状態になりましたが、何が足りなかったと感じますか。

アウグスト 1R目にダウンをとったときに少し離れて、あそこで蹴ればよかったと思いました。そうしたらもっとアグレッシブな試合になったと思います。そこで蹴れなかったのは失敗したと思っています。あとは肘は、それはそれでいいと思っていて、自分としてはKOを焦る試合はしたくなかったので、ゆっくり試合を進めようと思っていました。

ーーポアタン=ペレイラ選手もいて、アウグスト選手の試合をリングサイドで見ていました。たとえばこの試合でKOしていたらもっと彼に印象を与えたと思いますか?もしくは、ブラジルのファンに一言お願いします。

アウグスト すべての、見てくれたブラジルの人に感謝を伝えたいです。自分はもっと強くなって帰ってきます。これは本当に自分が心から思っていることで、絶対にそれを保証します。

マレク・サモチュク「次の試合では自分の立技、打撃をもっと見せられれば」

画像: マレク・サモチュク「次の試合では自分の立技、打撃をもっと見せられれば」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

サモチュク ダメージもほぼなく、今回勝つことができて嬉しいです。3R戦ったので、多少疲れています。

ーーダニエル・ジェームス選手と実際に戦っていかがでしたか。 

サモチュク ダニエルは、経験豊富なファイターと前もってわかっていました。彼は打撃が強いですが自分も打撃で負けないでいこうと、ちゃんと戦っていました。戦ってみてやっぱり非常にタフな相手でした。相手は打撃が強いですけど、自分がそこで負けないぞという自信を持って対戦しました。打撃から寝技に繋げて彼を倒して、そこから勝利に繋げました。

ーーGP2回戦に勝ち上がりました。次戦では、どういった試合をしたいですか? 

サモチュク 次の試合をすでに非常に楽しみにしています。自分のコーチとしっかり複数名のファイターを研究してしっかり準備していきたいと思います。次の試合では自分の立技、打撃をもっと見せられればいいと思います。

サモチュク ついでに、これは質問にはない話ですが、実は日本がすこく気に入って、必ず日本に戻りたいという気持ちになりました。

ーーライアン・ベイダー選手がGP優勝者とタイトルマッチを戦うことが発表されましたが、それについての感想を聞かせてください。

サモチュク 是非そういう相手にも挑戦してみたいと思います。ただそれまでに段階があるので、一歩ずつ前に進んで、次は2回戦、あとは決勝戦と、まずはGP優勝してからの話です。

ーー(英語)怪我をしないということもGPでは重要ですが、次戦以降を意識して、その点について調整していましたか。

サモチュク たしかに頭に入れていました。今回ダメージが大きかったり怪我したら次戦うのが難しいので。おかげさまで怪我もなくダメージもなく済んだので嬉しいです

ーー(英語)KSWを代表して戦うことを誇りに思いますか。

サモチュク 今回ポーランドのKSWのマルチン・レヴァンドフスキ会長が僕のことを推薦してくれて、「おまえは日本に行って戦え」と言ってくれて、今回勝つことができて嬉しいですし、こういったRIZINとKSWの協力があって私は試合できたので両方に非常に感謝しています。またKSW代表として、誇りとプライドを持って戦っています。

ーー(英語)大晦日のベイダー戦含めて、順当に優勝すれば今年4試合することになります。RIZINのイメージというか、2025年末までどのように思い描きますか。

サモチュク 本当に本当に嬉しいです。実はオープニングセレモニーのときにあんまりにも感動して涙が出るかと思って。ここまで来れて興奮していますし、次の試合を本当に楽しみにしています。

ダニエル・ジェームス「GP優勝のつもりだったけどここで負けてしまった、正直、これからどうなるかは分からない」

画像: ダニエル・ジェームス「GP優勝のつもりだったけどここで負けてしまった、正直、これからどうなるかは分からない」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

ジェームス 大丈夫だよ。気分としては問題ありません、そんなに深刻じゃない。体は問題ないし、試合自体も楽しめた。自分としては本当にガンガン打ち合う、みたいな試合を見せて盛り上げるつもりで出ていったけど、俺と戦う相手はみんな同じ試合映像を見るのかカーフを徹底して狙ってきていた。他の手が通じない時の作戦なのかもしれないけど、カーフを効かされて、本当に自分としては観客のみんなには打ち合いを見せたかったけど、一気に足が腫れて動きが鈍くなっちゃって半減していってしまって、ああいう展開にはなってしまったけど、自分は平気。

ーーマレク選手と実際に戦った印象を教えてください。 

ジェームス 彼にはリスペクトを感じたし、自分はさっき言ったように打ち合いをしたかったなかで、向こうはそれをかいくぐって勝つ方法を見つけ出した。礼儀正しくて、ナイスガイで、いいやつだった。自分が勝つための戦いを、完遂したんだ。今日という日のすばらしいライバルであり、ウォリアーだ。俺は打ち合いたかったけど、彼は“この試合に勝つ”っていう自分のプランに徹した。誰だって、作戦は崩れるまで信じるもんだけど、彼のはうまくいったということ。途中で感じたよ。『これは、あの感覚だ…』って。カーフを一発食らって、『ああ、またか』って思ったんだ。Bellatorのマルセル・ゴルム戦とまったく同じ展開。きっと彼はその映像を研究してたんだと思う。そのカーフキックを徹底的に突いてきて、効果的だった。だから彼は勝ったんだ。もちろん、彼に対して何の悪い感情も持っていなくて彼は彼らしく戦いに来て観客にショーを見せるために戦った。正直に言うと、俺も試合自体は楽しめた。そしてファンのみんなが本当に最高だった。マジで、感謝しかない。日本にこれて試合ができたことを、すばらしい経験ができたと思ってる

ーーGP1回戦敗退となりました。試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。 

ジェームス 実は今年で引退するつもりでいて、自分で“ラストダンス”と呼ぶことにしてる。だから25年の終わりまで勝ち続け、GP優勝のつもりだったけどここで負けてしまったので残念ながらそうはいかず、正直、これからどうなるかは分からない。あと1試合とかあるのか、それともこれで終わりなのか……。でも、できれば今年中にもう一度RIZINで戦いたい。とはいえ、もしこれが最後なら、それはそれで構わない、最高に楽しかったし、俺のキャリアは本当に素晴らしかった。RIZINがマネジメントと話して、マネージャーから何か連絡があれば、そのとき考える。それで実は、ボクシングマッチはちょっとやってみたい。今夜もボクシングマッチがあったよね、あれを見て本気でそう思った。蹴りのないボクシングなら、今日の試合みたいにカーフでやられる心配もしなくていいし(笑)。

ーーシナ・カリミアン選手というのはいかがですか。

ジェームス それもすごくいいと思う。とにかくRIZINでボクシングマッチをやってみたいという気持ちが強いです。今日のRIZINでのすべてのことに本当にワクワクして、熱い試合の数々も含めて、感情の昂りがすごく大きかった。バックステージにいて、アメリカじゃああいう感じのフェスティバル的な雰囲気ってあんまりないから本当にクレイジーで、最高だった。4〜5回くらい感情がブワッと込み上げてきた。あのセレモニー全部が、マジで泣きそうになった。文化が一つになって、この夜、この日を祝ってるその姿を見て、心から「これだよ、人生ってこうあるべきだ」」って思った。観客を見渡しても、日本人だけじゃなくて、いろんな国の人がいて。観光客もいっぱいいたし。俺はそういうのが本当に大事だと思ってるし、今日それを目の当たりにして、心から幸せを感じた。黒人でアメリカ人の俺が、そこに日本人、ブラジル人、いろんな人たちと一緒の空間にいて、みんなお互いを“兄弟”って呼び合って、リスペクトし合ってたんだよ。本当に、今日のそれは俺の心をぶち抜いたっていうか、感情が爆発した。それが俺にとって、RIZINで一番心に残ったことのひとつだ。マジで、あれはヤバかった。最高だったよ。

RIZIN男祭り 試合結果一覧

5/9(金)までPPVアーカイブ配信中!

RIZIN男祭り 関連情報

RIZIN男祭り公式グッズはこちら

試合後インタビュー

This article is a sponsored article by
''.