4月29日(祝・月)有明アリーナにて開催されたYogibo presents RIZIN.46の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

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画像: 試合後インタビュー / Yogibo presents RIZIN.46 youtu.be

試合後インタビュー / Yogibo presents RIZIN.46

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高木凌「次も出されたものをしっかりいい形で倒せるように」

画像: 高木凌「次も出されたものをしっかりいい形で倒せるように」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

高木 負けたらもうらRIZIN出れないだろうなくらいの覚悟で挑んでちゃんといい勝ち方できたのでよかったです

ーー宣言通りのKO勝ちの瞬間はどんなお気持ちだったのでしょうか。

高木 いやあ、ちょっと、生きてて一番、本当に人生で一番嬉しい瞬間だったかもしれないですね

ーー西谷選手と実際に戦って印象が違うところがあったら教えてください。

高木 いや、あんまり違ったところはなかったですが、やっぱ打ち合いの気があって、自分と殴り合おうじゃないですけど、ああやってやったら、打ち合ってきたので。印象は変わらないですね、はい

ーーリングは初めてのRIZINだったと思います。リングから見た景色はいかがでしたか。

高木 いやあ絶景ですよ、ものすごかったですよ。

ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えていただけますか。

高木 言うてまだ一勝しただけなので、次も出されたものをしっかりいい形で倒せるように、また試合をやっていきます。

ーー試合後に西谷選手と何か会話をしていたようでしたが、どんなことを話していましたか?

高木 「格闘技が好きなら、これからもっとお互いがんばろう」って言いました

ーータックルを受けて下になるシーンも頭では冷静に対処できていましたか。

高木 そうですね、小手巻いて、相手の息遣い感じながらっていう感じでしたかね

ーー今後具体的にどんな相手といつ頃という明確な希望はありますか。

高木 本当に言うて一勝しただけなので、出されたものを、しっかり今日みたいに倒せるようになっていきます。

ーーコレスニックと再戦というのは?

高木 うーん、ないっすね、でもファイターなのでやるなら倒す自信はあります

ーー千裕選手とは会話しましたか?

高木 しました。

ーーどんな内容ですか?

高木 「いやナイスだよ!」と言ってくれて、「あざーす」みたいな感じでした。

ーーこのあとは応援ですか。

高木 全力で応援します!

ーー最後、声を出して挑発していたと思います。前を出てきたのは狙い通りでしょうか?勝利を確信していましたか。

高木 勝ちは確信していないのですけど、吠えたくなったので、吠えました。

ーー最後の挑発はなんと声をかけたのですか?

高木 「来いよ!」って言いました。

ーー打ち合う気があるという話。それはMMAファイターとして、いいのか悪いのか、どう感じましたか?

高木 相手に打ち合うって思われてたらタックル入られちゃうと思いますし、タイミングによっては打ち合いが強いのは優位に働くと思います。

ーー西谷選手にアドバイスすることはありますか?

高木 アドバイスはないですね。上とかないので。がんばるならまた格闘技好きなら一緒に頑張ろう、と言いました。

西谷大成「先はちょっと今消えちゃった。どうしようかなーって感じ」

画像1: 西谷大成「先はちょっと今消えちゃった。どうしようかなーって感じ」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

西谷 うん、悔しいですね。

ーーフィニッシュの瞬間は覚えていますか?

西谷 覚えていますね。

ーー高木選手と実際に戦って印象が違ったところがあれば教えてください。

西谷 特に変わりはなかったです。

ーー今後の目標、展望はありますか?

西谷 先はちょっと今消えちゃったんでね。どうしようかなーって感じです。

ーー今回RIZIN2回目の試合でまた負けてしまいました。1回目の負けの心境と違いは?

西谷 またやっちゃったなって感じですね。やるべきことはわかっていたはずなんですけどね。やっぱり戦ってると行きたくなっちゃうんですよね、やっぱり。自分の約束守れなくなるというか、そこは悔いに残ります。

ーー高木選手の打撃戦に乗っかってしまったのですか?

西谷 打撃に乗せられたというか、右ストレートが強いことはもちろんわかってたので警戒していたのですけど、「来いよ」と言われたら行っちゃいますよね男なので。そこが僕のだめなところなのですけどね。

ーー朝倉未来選手からはどのようなことを言われましたか。

西谷 「行く距離ではなかった」と言われました。その通りです。

ーー作戦遂行できていた手応えもありましたか。

西谷 そうですね、ちょっと負けたから何も言えないですけど、予定通りではありました。

ーーこの先は……、少し休みたいとか、離れたいとか、そういう思いはありますか。

西谷 そうですね……、本当は僕強いんですけどね(苦笑)。なかなか結果が出ないので。勝負に勝てなかったら、あまり次に試合出ようとか思えないです。練習強くても意味ないので。

ーー打撃の試合にも興味は?

西谷 ないです(苦笑)。

画像2: 西谷大成「先はちょっと今消えちゃった。どうしようかなーって感じ」

ーー今日は、徹底的に勝ちにこだわって冷静に戦うかと思い見ていましたが、血が騒いだのでしょうか?

西谷 さすがにね、ファイター以前に僕、男の子ですから来いって言われたらいっちゃうんですよねえ、で、やられちゃうんですけど。まあ、みんなのいいエサになったんじゃないですか?**

ーー2回倒して、思った通りの戦いをできていたようでしたが。

西谷 はい、予定通りではありましたね。

プランとしてはああいう戦い方を続けていく予定でしたか。**

西谷 そうですね、相手の右ストレートに気をつけながら、その角度に入らないようにしながらずっと圧力をかけてテイクダウン、遠い距離からはパンチを打たないと決めていたのですけどね。打っちゃいましたね。

ーーこれで今日勝って闇谷とおさらばのつもりだったと思いますが試合を終えていかがですか。

西谷 わからん、深淵に行くかもしれないですね、闇の(笑)。

山本空良「いつかベルトを獲ります」

画像: 山本空良「いつかベルトを獲ります」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。

山本 何もできませんでした。いやあ悔しいですもちろん悔しいですし、1年越しの試合っていうのもあって。1年間何もできなかったのです、拳を怪我して。で、でもその、何もないってときに応援してくれたみんながいるんですよね。本当にそのひとたちに申し訳ないですね、今は。これ以上言ったらあれなんで終了でお願いします。

ーー質問は続けて大丈夫ですか?

山本 質問は大丈夫です。

ーー何もできなかったというのは相手のパワーに押されたのか、等どのような理由ですか?

山本 もちろんノジモフ選手めちゃめちゃ強くて、アレでしたけど、今回は自分のせいなのかな?っていうところが多かったですね。だって、去年の金原戦、ケラモフ戦を見ていて下から極められないのに何で下になってるんだろうなってみんな思っていると思うのです。まさに今日の試合はそうだった。でも自分はこのスタイルを貫きたい、これで勝ちたいって気持ちがあるので次は絶対極めます。

ーーノジモフ選手のイメージが戦う前と後で違う部分があったら教えてください。

山本 もっとアウトボクシングというか、距離感を測ってちょこちょこ打ってくると、ちょこちょこと言うのもあれですが、もっと削ってくると思ったですけど、最初から行けるという気持ちを持っていたのでしょうね。KO狙われているな、って、それに心が屈してしまった自分もいたり。自分の弱い場面が出てしまいましたね。強かったです、ノジモフ選手。こんなこと簡単に言ってはいけないですけど上位のほうに食い込んでくるのではないかとちょっと思っています。

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

山本 うーん。今、こんな負け方してアレなんですけどやっぱり上を目指している自分なので。自分は正直若いときは、今も若いですけど、18歳の頃とかは30歳で辞めてやろうと思っていたんです。でもそんな気持ちじゃダメですよね、もっと頑張らないといけないですし、正直、金原選手を見て、あの年であの強さになれるところがある、それを見て自分ももっと長く続けていこうと思いましたし、すぐに強くなるつもりですけど、花咲くまでずっとい続けようと思っています。いつかベルトを獲ります。今日のメインイベントの。

ーー手を冷やしているのですがどのようなダメージを?

山本 これは脇腹の氷です。RIZINルールだと、ヒジを落とせるので。基本的に重力を使った直角のヒジは他の団体で禁止、もちろんUFCも禁止ですけど、RIZINはOKなので肋をやられてしまい今日のは顔面が効いたというより寝技のシーンでそれを入れられてしまい、今何もしていないのでちょっと分からないですけど、思い切り痛いっていう状態ですね。

ーーそういった際の打撃など、フィジカルの強さは外国人ならではのものを感じましたか?

山本 レスリングが弱いとずっと言われていたので、レスリングのレベルも上げようと思い、テイクダウンに行こうとしたのですけど、何よりパワー負けしないようにっていう練習をしてきたんですよね。でも海外選手にパワー負けないようにパワーの練習はおかしいと。やっぱ変だなと思いますし、今回その捉え方がまちがっていたと思いますね。パワーをつけるとかじゃなく、海外選手に勝てるようなスピードやテクニックをつけていったほうがいいなと今回の試合で思いました。

ーー正面からパワーで向き合うのではなく?

山本 もちろんパワーで勝てるような選手もいっぱいいると思うのですけど、自分のファイトスタイル的に、また骨格的に、難しい、できないとあんまり言いたくないけどもっといい近道があるよねと思いました。

ーー顔に傷が多くダメージが大きいでしょうか。

山本 顔殴られてるときは「何クソ」とは思いましたけど、うーん、そうですね。まあでも意識飛ぶような感じではなかったので。ヒジとかうまかったですけど、鈴木選手やケラモフ選手のパンチのほうが全然強かったですね。

篠塚辰樹「もっとRIZIN違う方向から盛り上げたい」

画像1: 篠塚辰樹「もっとRIZIN違う方向から盛り上げたい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。

篠塚 いやあとりあえずなんか安心したっすわ、よかったっす、倒せて。

ーー安心はどんなところから解放された思いですか。

篠塚 色んなことありすぎて、なんとも言えないっすけど、怪我もそうですけど、全てです。全てからなんか「あー……!」て感じです。

ーー初めてのベアナックルルールの試合は実際に思い描いていたものと違いや感じたことはありますか。

篠塚 いや思ったとおりですね。やっぱ半端じゃないスリリングで一発もらったらやべえって感じでした。鼻を折った瞬間はパキって感触もあったんで。カツンて。「鼻折れた!」みたいな。グローブよりわかりやすいですね。

ーー対戦相手は当日まで発表されませんでしたが、イメージが戦う前と後で違う部分があったら教えてください。

篠塚 見た通り筋肉ハンパじゃないので、やっぱり組んだ時は強かったですけど、身長差があってボクシング技術に差があったので全然問題なかったですね

ーー今後の展望・目標を是非教えてください。

篠塚 今後もみんながみたいなと思う試合どんどんしてって、そうすね、もっとRIZIN違う方向から盛り上げようかなと思ってます

ーー素手で相手を殴った感触はいかがでしたか。

篠塚 いややっぱヤバいっすね、「めりこんでんな」みたいな。「うわ痛そう」みたいな。

ーーご自身の拳はいかがですか。

篠塚 もともと折ってたところがあるのでちょっと拳落ちたところがあるけどわれてはないんで、全然大丈夫ですね。またすぐ試合します

ーー相手のパンチは被弾しましたか。

篠塚 被弾は何発かして、そうっすね、痛かったっすけど。フックを肩にもらったんですけど、それはめっちゃ痛かったです。肩パンみたいな感じで「うわ、痛ぇ」って。

ーーグローブとは違いましたか。

篠塚 そうっすね、腕殴んのもありだなと思ったっす。

ーー亡くなったお父さんの写真を持って入場しました。この試合が決まった時には伝えていたのですか。

篠塚 そうですね、しました。してて、「本当ケガすんなよ、お前」みたいなこと言われてて。で、チケット用意して「試合見に来てね」って言ったのには返信がなかったので、そこまでです。

ーーもし会場に来ていたらお父さんは何と言ってくれたと思いますか。

篠塚 いや絶対めちゃくちゃ喜んでるっす。で、明日には地元に帰ってみんなに自慢してますよ。だからいま多分あっちで自慢してるっす、俺のこと。

ーー負けたくなかったですか。

絶対負けたくなかったっすねマジで、何がなんでも。

ーーアメリカで試合をする可能性もありましたが、アメリカでやりたいですか?また日本でやりたいですか。

篠塚 アメリカでもやりたいですし、日本人がまた見たいなら日本でもやります

ーーアイルランドから平本選手が喜びの声を上げていましたがご覧になりましたか。

篠塚 まだ見てないです携帯見てないんで。

ーー超RIZIN.3で4万人の前でベアナックルは?

篠塚 それもありですよね。みんなが見たいなら、しますよ。

ーーいつもと違う興奮がありましたか?

篠塚 いや、そうっすね。ちょっと上がりすぎちゃった部分もありましたが、相手が最初ガーッ!ときたのでいい感じでスイッチ入って。

ーー通常のボクシングと何が違いますか?

篠塚 殴り方もそうですけど当たった感触違うっすね、もろ拳にくるので。「人殴ってんな」という感じでした。

画像2: 篠塚辰樹「もっとRIZIN違う方向から盛り上げたい」

ーー自分には合っている感じがしましたか?

篠塚 合ってるんじゃないですかね?

ーーかなり声援を受けていましたが力になりましたか。

篠塚 めちゃくちゃ力になったっす。最近応援してくれる人が多くなって、色んなメッセージくれたので嬉しかった。

ーーベアナックルボクシングやっていきたいですか?

篠塚 みんな見たいなら。

ーー全てファンが決めることですか。

篠塚 そうっすね。やりたい相手がいたら俺もやりますしみんなが見たいならやりますしって感じですね。

ーー通常のボクシングとはやはり全然違いましたか。

篠塚 グローブとバンテージがないんで違いましたね、全然違いますね

ーー拳の状態は?

篠塚 大丈夫です。あと1週間もしたら治ります、もう殴れます。

ーーまだ痛い?

篠塚 ちょっとっすね。ちょっとっす。

ーー素手でやった場合、グローブつけてるより感覚研ぎ澄まされるていうようなものはありますか?たとえば相手のパンチよく見えたとか

篠塚 やっぱグローブって見やすいじゃないですか。その分、素手は見づらいですけど、本当に拳一個分避ければいいので、映像みてもらえばわかるけど拳一個分しか避けていないので、その辺とか無駄な動きがなかったので。で、空手のうごきで完璧にあいました。

ーーフィニッシュは相手が良く見えているようでした。

篠塚 はい。フックがこの辺に来て、避けて。

ーーこのルールだったらドッドソンにも勝てる自信がありますか?

篠塚 勝てるっすね。ボクシングルールなんで、自分の得意なルールなので。MMAじゃ無理だと思うので、ベアナックルでしばいちゃおうかなみたいな。

ーー当面の目標はそれですか?

篠塚 目標でもないすけど、とりあえず獲れたらいいな、獲ろっかなーみたいな感じです。

ーー最近応援が増えてきたということでした。以前は見た感じちょっと怖そうでどちらかというとヒールの感じでしたが、人気が出てくるのはいかがですか。

篠塚 いやまあ嬉しいっすよ。普通に応援してくれる人が増えるのは嬉しいので。

ーーこのルールだとご自身のパンチの正確性がより活きてくる感じがあると思いますが、いかがですか。

篠塚 そうですね、ちょっとズレたら折れちゃうんで、その辺の精密さは出ると思いますね。

ーーそのあたりは自信を持っているところですか。

篠塚 ほかの人、今のキックボクサーやMMAファイターはそんなに綺麗にパンチ打てるひともいないので。みんな拳を、やったら怪我すると思いますね。精密に打てれば怪我しないのですけど。

ーーMMAもやっていくのですか。

篠塚 はい、そうです。

ーーすべての可能性を否定しないという感じでしょうか。

篠塚 自分やりたいんで。やりたいことは全部やるって感じです

ーー顔がすごく綺麗なんですけど、ほとんど当たっていないですか。

篠塚 2発くらいちゃんともらったっす、ジャブとフック。でももろじゃないので全然大丈夫でした。

ーー今回なかなか相手が決まらないなかえ、色々な人がやりたいと。そういう人に思うところはありますか。

篠塚 本当にできんのかな?って感じっす。口で言うだけなら簡単なので、いざ本気で素手で殴れるのかって。Xとかで見たっすけど。

ーーそんなに甘くはないですか。

篠塚 口で言うのは簡単なんで。Xもぴこぴこやってるだけなんで。

ーーK-1に払った高い違約金は今回で回収できそうですか。

篠塚 回収できそうですね。高かったんで。

ーー開会式で全選手出た際の声援は一番大きいようでした。

篠塚 マジで嬉しかったです。倒したとかもみんなウワアア!ってくれて。うわーこの景色見たかったなって。

ーーそんなファンを上げる一言を。

篠塚 上げる?「これからもベアナックルでもなんでもRIZINでもやってくのでみんなついてきてください」という感じですね。

中原由貴「やってきたことは90%以上は出せたので、何も言えない」

画像: 中原由貴「やってきたことは90%以上は出せたので、何も言えない」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

中原 悔しいっていう気持ちと、反面、清々しいじゃないですけど、やってきたことはほぼほぼ90%以上は出せたので、何も言えないって感じですね(苦笑)

ーーそのやってきたことを教えていただけますか。

中原 やっぱ、前の試合が組みを組み立てる。今回は打撃で、打撃の強みを取り戻すじゃないですけど。そういう取り組みを、剛毅會のメンバーとハードにやってきたので。まあ引かない、

強いストライカーに対して引かないような練習をやってきて、色んなこまかい教えはありますが、今日はやれたと思っています。

ーー腕を痛めているのは相手の攻撃を受けてですか?自分の攻撃の際に痛めましたか?**

中原 相手の前蹴りをずっとチェックしつづけて痛めた感じです。

ーー対戦相手のイメージが戦う前と後で違う部分があったら教えてください。

中原 いや、イメージは、もうちょっと引いてくれるかなと思ったけど、そこくらいですかね。全然引いてくれなかったです

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

中原 やっぱここが届かなかったんですけど、やってきてることは実にはなってると思うので怪我の具合にもよりますけど、いいイメージで、負けちゃったんですけどこのいい感覚があるうちに、早くカムバックしたいので、今後は一刻も早くカムバックしたいと思います。

ーー今回に向けて空手とボクシングの融合で作り上げたものを出したいとおっしゃっていました。その点で、ご自身が積み上げてきたものは出せましたか?

中原 そうですね、それは結構戦っている最中も実感はありました、まあ見ているひとがどうかはアレですけど、自己満足の世界なので格闘技(苦笑)。自分のなかではやれたかなと思っています。

ーーフィニッシュできなかったのは相手のうまさやタフさが大きかったのでhそうか、自分でもっとできたでしょうか。

中原 両方だと思います。もちろんタフな選手でしたけど、僕自身足りていない部分がありましたし、そこは両方だと思います。

ーーこれからさらに磨いていくべきだと発見したことはありますか。

中原 あります。試合中に実感しました

ーー腕の怪我が治ったらすぐに取り組みますか。

中原 そうですね、格闘技についてはそうですが、肉体的な面や精神的な面は怪我しててもできると思うので、なるべく早くやりたいと思います。

ーー負けながらも清々しいということでしたが、フェザー級で順位が後退した危機感はありますか。

中原 もちろんあるんですけど、思っててもしゃーないなって。現実なのでそれが。受け入れて、次にチャンスがあるなら向かっていきたいと思います

イルホム・ノジモフ「試合中にスマホを見る時間がないくらい、内容の濃い試合をしたい」

画像: イルホム・ノジモフ「試合中にスマホを見る時間がないくらい、内容の濃い試合をしたい」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか?

ノジモフ みなさんこんにちは。勝てて本当に嬉しいです。特別に予想できなかったことではなく予想通りということです。この試合に向けて非常に苦しい訓練をし準備をしてきたから、予想通りの結果になりました。

ーー対戦相手の印象が、戦う前と後で変わったところがあったら教えてください。

ノジモフ 対戦前に山本空良選手の試合をもちろん何回も見ましたが、それで感じたことは、彼のファイトスタイルは私のスタイルとは違うということ。打撃に関しても、ランクが違うと感じていました。前戦も見ましたが、対戦相手に対してそれなりにいい試合をしていたと思います。自分の得意技を出せていました。でも僕とやってもそうはいかないと思っていたので、それがこの結果になりました。

ーーRIZINルールの特徴であるグラウンド状態の蹴りは意識して練習してきましたか。

ノジモフ 実際は意識していたわけではないです。あの状況であの瞬間に手が使えない状況だったのですが、その時にRIZINでは足でもヒザでも蹴ることが許されていることをパッと思い出して、攻撃しました。とてもうまくいったと思います。

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。

ノジモフ 将来の目標はひとつ、ベルトを獲ることです。次回は、ぜひ、より見応えのあるひとつのショーのなかで、自分の試合を日本のファンにお見せしたい。日本の格闘技ファンが全員、自分のファンになるように、それくらい見応えある試合をしたいですし、試合中にスマホを見る時間がないくらい、内容の濃い試合をしたいと思います。

ーー前回アゼルバイジャン大会でRIZIN初参戦でした。今回リングで試合をして、違いは感じましたか。

ノジモフ それは違いますね、やはり。ケージの中の雰囲気とリングの中で戦う雰囲気は違います。リングは本当にお客さんが近くてすごく身近に感じましたし、リング内の試合は、絶対に早く決着をつけていい試合を見せるのが一番大事だと思いました。あと、リング内での戦いはひとつのショー的な内容というか、雰囲気を醸し出さなければいけないですし当然グラウンドの戦いも重要ですが、お客さんにとっては、見応えのあるパンチや蹴りを多用して、お客さんを喜ばせることが必要だと感じています。次の試合の相手はたとえ誰が来ようと戦うし、その人にとっては救いがないということです。自分が勝ちますので。

ーー今回戦ってわかったかと思いますが、外国人選手でも日本のファンは応援を送る文化がありますが、どう思いましたか。

ノジモフ それは本当に感じました。日本のファンのみなさんのサポートをすごく強く感じて、それを感じたことでさらに私を鼓舞してもらいました。みなさんのファンの応援に非常に感謝しています。次回の試合ではもっとさらに見応えのある試合をして、日本のファンのみなさんを喜びを届けたいと思います。

ーーこの試合の後に日本でどこか行く予定なのですか?

ノジモフ はいもちろんです。RIZIN事務局に、明日ではなく7月4日まで滞在することをお願いしました。この4日で日本の文化を知るのは無理だと思いますが、日本の文化の一端に触れたいですし、富士山を見たいと思います。それだけではなく、色々な名所旧跡地を、時間を許す限り訪問して日本をもっと知りたいと思います。

ーーオフィシャルカメラマンの保高さんが撮影をしていて、あなたを「ハンサム」だと。女性ファン増えると思いますが、いかがですか。

ノジモフ それはありがたいけど結婚していて妻もいて、妻をとても愛しているので、自分にとってこの世の中で一番大切な女性は妻ですので、それだけはお伝えしておきます。

ビクター・コレスニック「自分自身が完全に満足していない」

画像: ビクター・コレスニック「自分自身が完全に満足していない」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

コレスニック アリガト。とてもいい気持ちです。試合をご覧になってお分かりだと思いますが、私自身はやくKOとか試合を決めたいと努力し、それなりの打撃や技術を使って攻撃をしましたが対戦相手がとても強くて、今回フィニッシュで試合を終えることができませんでした。それで自分自身が完全に満足しているかというとそうではありません。

ーー中原選手の戦う前のイメージと、実際に戦って違うところがあったら教えてください。

コレスニック 彼の映像を見たとは言っても、鈴木選手との対戦を見ただけですが、実際とても強い選手だと感じました。ONE Championshipで彼が戦ったのも知っていますし、今までRIZINで4戦して1回しか負けていないとも聞いています。加えて、グラウンドでも、打撃でも非常に強い選手として評価しています。今回グラウンドでの攻防もあったのですけど、もし3Rで終わらず、4Rもあったとしたら、彼をマットに沈めることができたと思います。というのは、自分自身まだまだ余力がありましたから。

ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えてください。

コレスニック 皆さんご存知かわからないですが、新居すぐる選手が自分の戦いを見て「ぜひ戦いたい」ということで申し入れをしてきています。彼自身からそういう申し出があったのでもしできれば、RIZINがどう判断するかわからないですが、新居すぐる選手が私のファンでぜひ戦いたいということだったので、その申し入れがあったことはRIZINに伝えています。自分も今回勝ちましたので3連勝を得ています。新居選手もRIZINで4回か5回勝っていると聞いています。なのでそういう人と対戦するのも悪くないかな、そういう感じを今は持っています。

ーーもう1Rあったら仕留められたということでしたが、3R以内に仕留められなかったのは、作戦がうまくいかなかったのか、あるいは中原選手がタフだったのでしょうか?

コレスニック 試合はご覧いただいたと思いますが、試合中のこの3Rのなかで、何回か中原選手がグラウンドに崩れ落ちそうになったノックダウンに近づいた瞬間が、1回か2回あったと思います。自分の作戦通りじゃなかったということはなく、自分のイメージ通りに試合を進めていました。ただ3Rを通して、結局KOで仕留めることができなかったのは、やはり対戦相手の中原選手が肉体的に、フィジカルも強く、打撃を受けてもすぐに立ち直る、そのスピードが速かったと思います。

ーータイトルマッチまではあとどれくらいでたどり着きたいと思っていますか?

コレスニック 自分にとってチャンピオンベルトを争う対戦相手は誰であろうと構いません。自分としては誰とでも戦うつもりです。今日はまだタイトルマッチが一番最後に組まれていますのでその試合も当然注意深く見ておき、RIZINが私に提供する相手と、いつでもタイトルマッチを戦う準備ができています。

J.マルティネス「一番素晴らしい経験になった」

画像: J.マルティネス「一番素晴らしい経験になった」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

マルティネス まずみなさまにお礼を言いたいです。本当にここはすばらしいところです。

ーー日本でリング上で試合をした感想があれば教えてください。

マルティネス 自分が今まで経験したなかで一番素晴らしい経験になったと思います。観客は最高、オープニングセレモニーは最高、入場は最高、どれをとっても素晴らしいものでした、また戻ってきたいです。

ーー篠塚選手の印象はいかがでしたか?

マルティネス 彼は非常にタフな選手、とにかく(背が)高くて(リーチが)長い印象でした。ショートノーティスのオファーだったのでフルキャンプを準備させてもらえれば、また違う結果になったと思いますので、しっかりキャンプを張って準備をしてリマッチがしたいです。またこの舞台に戻ってこれたらと思います。

ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えてください。

マルティネス この競技を愛しているので、すくなくとも1年間はこの競技で活動を続けてできれば日本に戻って、家族も連れて、準備をして、やれるのなら最高だと思います。次やれるなら、しっかり自分の階級125ポンドで、今回は道中に問題があってコーチが来れなくなりましたが、ささいなことが大事なので、しっかりコーチセコンドをつけること、フルキャンプでファイトキャンプの準備をできること、適正階級の125ポンドでやれること、そうやって試合に臨めたらと思います。ちいさいことで全然違う結果になると思うので。

ーー目の上に大きな絆創膏を貼っていますが、どのくらいの傷を負っているのでしょうか。

マルティネス かすり傷です。全然大きくないです。RIZINの医療スタッフがすばらしくて、ありがたいことに手際よく丁寧に処置してくれて、こうして今皆さんの前で話もできているし、ベアナックルなので傷はつきものです。試合中にまぶたを切れてしまい、血が入ってしまって片目が全く見えなくはなりましたが、ベアナックルなので、怪我はつきものですね。

ーー素手で殴ったり殴られる感触はどういうものなのでしょうか。

マルティネス スリルの一言に尽きます。もともと陸軍にいたけど、飛行機から飛び降りるくらい最高な気持ちになる、そういういい時間です。

ーー今後もベアナックルボクシングを続けたい気持ちは強いですか?

マルティネス もちろんです。100パーセントです。

ーー篠塚選手が「鼻を折った感触があった」と。折れていますか?

マルティネス 全くそんなことはありません。

ーーベアナックルファイトがRIZINで決まり、色んな格闘家が「自分もやりたい」とSNSで発信しています。ベアナックルで戦うのに一番必要なのは技術にせよメンタルにせよ、何だと思いますか?

マルティネス 言うならば欲しいかどうか、それに尽きる。スリルの次元が違う。まったく違うスリルのものを提供できる競技。みんなに向けてのみんなに適応した競技じゃない。前回のオースティン・ルイス戦もそうだったけど、自分がショートノーティスのオファーでやっているのも、本当にやりたいからだし、やりたいかやりたくないかというだけの話です。

“ブラックパンサー”ベイノア「とりあえず勝ったなという感じ」

画像1: “ブラックパンサー”ベイノア「とりあえず勝ったなという感じ」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。

ベイノア ……。とりあえず勝って繋がったのかな?っていう……どういう顔ですか?**(笑)。そんな渋い顔を。いやいやいや、とりあえず勝って……、とりあえず勝ったなという感じです、押忍。

ーー井上選手の戦う前のイメージと、実際に戦って違うところがあったら教えてください。

ベイノア うーん、まあ、でも、いろんな想定はしていたんですよ。やっぱりあんまり情報もないので。直近の渡慶次選手との早くフィニッシュした試合くらいで他にあまり情報がないので、レスリングと柔道やってたという情報と、ストライキングが強い、決定力が高いという情報くらいしかなかったので、色んな想定はしていたのですけど、やっぱりパワーはストライキングでKOで勝ってきているので、パワーはあったなっていう印象ですね、押忍。

ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えてください。

ベイノア RIZINのチャンピオンになるためにAKAに1年いってまたこのRIZINの舞台に戻ってきたのでその意識は変わらないので、まず一歩前に進めたと思っているのでRIZINチャンピオンに向けて

突き進んでいこうと思います、押忍。

ーー試合中ブーイングが飛ぶ流れになってしまいました。どう感じていましたか?

ベイノア アメリカンでしたね。あまり日本で聞かないというか。RIZINで聞いたことないようなあれだったので。まあ、そういう意味ではRIZINに新たな風を吹かせてるかなと思っています……、燃えます?また。まあ、びっくりしました、これ聞き間違いかな?と思っちゃいましたけど、ちゃんと自分を落ち着かせて、集中して戦えたっていう意味では。

ーーブーイングが飛んでも気が動転したりパニックにはならず?

ベイノア なかったです。一瞬耳を疑ったくらいですぐに正気に戻って、ちゃんと集中して15分間戦えたと思います

ーーその15分間の中で、アメリカ修行の成果はどう出たと思いますか?

ベイノア どうですかね、まあトータル的に。やっぱり落ち着いて戦えたっていうのは、15分間。やっぱりアメリカで色んな選手とスパーリング重ねてきたから、試合はMMAの試合はやってなくて開いちゃってますけど、色んな選手とスパーリングやってきたのでいろんな成果が出ていると思います

ーー出したかったけど出せなかったものはありましたか?

ベイノア それで言ったら全然出せてないですけどね。まあ全然、1割、2割くらいじゃないかなって思っています。

ーー次、次という感じで試合をやっていけば、もっと出せる自信もありますか?

ベイノア そうですね、経験積んで一個一個まだまだ見せられるものはあると思っています。

ーーブーイングに耳を疑ったと。ブーイング飛ぶとは想定していなかったですか。

ベイノア あんま想定しなくないですか?**日本で試合してて、はっきりとブーと言うのは。プロレスとかなら会場でありますけど、すごいと思って。前回の神戸でも思いましたけど、「変わっちゃったのかな?」って。どっちが変わったのかあ、

日本がかわったのか、ぼくがかわった?みたいな感じでしたけど、自分を貫いてやっていく感じです。

ーー歓迎されてない?

ベイノア うん、ねえ?どうです?歓迎されてないですかね

ーーそれだけファンが期待しすぎて、何を見せてくれるかのハードルが高くなっていたという捉え方もあると思います。

ベイノア さっき言った通りRIZINチャンプになることを見据えてのそれなので、今回は出さずに温存したということにしておきましょうか。

ーーアメリカでレスリングもかなりやってきたことで、逆に本来の持ち味の打撃の選択肢は減った?

ベイノア そんなことないですね(笑)。そんなことないです。全部伸びてます。アメリカ行く前の僕だったら、勝ってないと思います、今日まず。そういうことです。

ーー結果には成果はつながったと。

ベイノア 結果に関してはそうですね。そこは間違いないかなとおもっています。ただまだまだ見せられるものはあるのでまだまだ修行あるのみだなと思っています、押忍。

ーーあとどのくらいでタイトルマッチに辿り着けるイメージですか?

ベイノア ……。6戦全勝で、ですかね、ここから。

ーー早くても2年くらい?

ベイノア そうですね、来年末。はい。そこに向けてやっていこうと思います、押忍。

ーーそのためにまたAKAで修行をしますか?日本でですか?

ベイノア どっちもっていう風に思っています。AKAのコーチも今回、向こうは深夜2時、3時だったけどリアルタイムで応援してくださっていて。こっちのドリルとかもずっとやりとりしてやっていたので、どっちも、やっぱりその、僕のバックボーンである空手っていうのも、自分の本能的なものを呼び起こさせるために必要だと思うし、どっちもやっていこうと、どっちも行きたいと思います。

ーー見合う展開になってしまった一番の原因はどういう部分ですか。

ベイノア まあ、お互い警戒していたのはあるんじゃないですかね。相手の決定率の高さもありますし、僕もご存知のとおり2年前の大晦日ではKOで負けていますし、相手も自分のストライキングを警戒していたのかと思いますし、相手の判断材料ないなと今回思っていて向こうもこの1年の僕の情報ないと思ったので、そこがお互い警戒につながったと思います。

ーーコーチの感想は聞いていますか?

ベイノア いや、まだですね。

ーー評価してくれると思いますか?

ベイノア はい。勝てよって言ってたんで(笑)。まあどうですかね。とりあえずは「勝ったよ」っていうことで。

画像2: “ブラックパンサー”ベイノア「とりあえず勝ったなという感じ」

ーー「勝ちたい」と「負けたくない」はどっちが勝(まさ)っていましたか?

ベイノア 違うんですか?**いや、そりゃ負けたくないですけど、勝ちたかったですけど。よくわかんないです(苦笑)。勝ちたかったです。負けたくもなかったし、勝ちたかったです。はい(笑)押忍。

ーー試合前「押忍なMMAを見せたい」と。今回の試合はどれくらい押忍でしたか?

ベイノア ある意味、押忍だったんじゃないかなと思いますけどね、はい。尊敬、感謝、忍耐。相手にリスペクト持ってました、感謝の気持ちも持ってました、耐え忍びました、15分間。という意味では押忍だったのではないでしょうか。*

ーー何に耐え忍んでいたのか教えてください。

ベイノア ブーイングが来ても行かないっていう。自分を貫くっていう。ちょっともう一回見たいですね。ちょっとまだ映像見ていないので半信半疑ですけど、低い音が轟いていました、有明アリーナに。

ーーyogiboに座れないことが多かったですが、いかがですか。

ベイノア ずっと僕だけパイプ椅子に取り替えられてて、yogiboあったら座るのに。アメリカ行って、客の反応とか変わりましたけど、こういういい部分もあるので、前向きに捉えていこうと思います、押忍。

ーー今日1割2割しか出していないということは、そうなのだろうと思いますが、

ベイノア 残りの8割9割は、もちろんぼくがチャンピオンシップに辿りつくまでにお見せすることになると思います。相手もそういう相手になってくると思うので。

ーー次は?2割3割でしょうか、次は5割6割くらい?

ベイノア 2割すかねえ?ちょいブーイングくらいで。

ーーブーイングが続くのは仕方ないと?

ベイノア そうですねえ……うーん、今日のも狙ってないですけどね。ブーイング狙って試合してないですけど、わからないです。お客さん次第じゃないですか。

ーーとりあえず、アメリカ修行で鋼のメンタルは手に入れてきたのでしょうか。

ベイノア ああ、たしかにそうですね。ファイターはメンタル大事なので折れずにやっていきますよ。

ーー(英語で)試合ではダメージもそんなになかったと思いますが気分は?

ベイノア (英語で)いいよ。正直、ほとんどダメージは受けてない。だからすぐ練習に戻って、自分は2年以内にRIZIN王者になりたいと思ってるからとにかく練習を重ねて、今日の試合はOKだよ。

ーー(英語で)次はいつ試合をしたい?

ベイノア (英語で)超RIZIN.3で試合したい。

ーー(英語で)相手は誰とやりたいですか?

ベイノア (英語で)誰でもいい。ただ、すぐにやりたいってだけ。超RiZINで、超押忍。

ーー入場曲は気分を変えるために変えたのですか。

ベイノア そうです。

ーーいつものテーマを楽しみにしていたのですが。

ベイノア え?そっち?みんな裏切っちゃって……、試行錯誤しながらやっていきますよ

井上雄策「先のことは全然考えられない」

画像: 井上雄策「先のことは全然考えられない」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。

井上 申し訳ないなという気持ちしかないです。

ーーそれは、具体的にどのように思っているのでしょうか。

井上 今回の大会がいいものになればいいなと思って自分のなかでは精一杯全力を尽くしてきたつもりなのですけど、結果としてこのイベントの足を引っ張るような形になってしまったと思っています。一緒に出場した選手や見に来ていたお客さん、運営の方々、格闘技ファンに対して申し訳ない気持ちです。

ーー思うように行けなかった理由をどのように考えていますか。

井上 今回は、どっちが勝ってもKOと自分のなかで思って打撃戦をしたいなと思っていたのですけどもう1歩踏み込めなかった部分もありますし、なかなかベイノア選手は噛み合わなかったと思います。お互いなかな前に出られなかったのはありますし、もっともっと行かなければいけなかったというふうに今となれば思います。

ーーベイノア選手の戦う前のイメージと、実際に戦って違うところがあったら教えてください。

井上 そこまで大きなズレはなかったかなと。今回は完全に自分が悪かったと思っています

ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望を教えてください。

井上 今は、なんだろうな「もういらないな」っていうふううに自分のなかで思ってしまうので、先のことは全然考えられないですね。選手として先のことは考えられないですし続けるにしても修行が必要って言う感じです。それは練習もそうですし試合に向けてのコンディションづくり、最高に持っていくコンディションであったり、メンタル面であったりとか、色々な面が足りない。先のことを今は考えられないしちょっと選手としてどうなんだろうと思ってしまいます。

ーー前に出なきゃいけないと思って出られなかった原因は何だと思っていますか。

井上 拳が痛かったりとか、カットして片目見えなくなってしまったのは言い訳みたいな感じで、もっと、近くで打ち合いたかったんですけど。そうですね……、途中から多分勝つことにこだわってしまったのか、自分でも正直わからないです。負けてもいいから派手な打ち合いをすればよかった、KO負けしてもいいから打ち合いたかったです。

ーーこういう感情になったのは?

井上 いや、ここまではないかなーって感じですね。10年以上やってきて、初めてじゃないですけど、向いてないなって思ったっていうか。そんな気がします

ーー大会に向けて動画など盛り上げてきて期待も高まっていました。その点も含めて、自分の試合に向けて思うところはありますか。

井上 いやもう、それはまったく別物だとは思うのですけど。最初にお話したとおり少しでも盛り上がってこの大会がいいものになればいいと思っていたので、それはすごく思っていたので。ただ結果として自分が大会の足を引っ張る形になったのはすごい悔しいですね

ーー相手と噛み合うこともあると思いますが、主催側がまた出てほしいと言われたら?

井上 そう言っていただけたらもちろん頑張りたいと思いますけど、自分は今回ので自分に対して失望していますし、他の選手にも、興行にも申し訳ない気持ちになっているので、自分と向き合う時間が必要だなって思います。

ーーYouTubeと格闘技の時間の配分なども考える?

井上 仕事なので、仕事は仕事でやっていかなきゃ生きていけませんし、そのなかでいかに格闘技の練習時間をどのように充実したものにするかは工夫次第だと思っているのですけど。今回すごくよく練習できていましたし準備もしてきたなかで、当日このような形になってしまったので、そのあたりはもう少し改善できるのかなと思いますけど、ちょっと何とも言えないですね。

ーー試合中のブーイングをどう感じましたか。

井上 もう「やばいな」と思って。なかなかないですからね。なので……、一番やっちゃいけないことしたかなって思ってます。

ーーその空気を打破したいと思いながらどうすることもできなかったのでしょうか。

井上 うーん、まあ、そうですね……。どうしても勝ち負けっていうのは気にしてしまうところもあったので、コントロールしていって判定で勝つというところを途中で目指してしまったのはあったので。榊原社長の本じゃないですけど、負ける勇気を持てなかったというところが一番よくなかったところですね。ここで負けても、負ける勇気をもって前に出て負けてもよかったと思うのですけど、そこでいけなかった、今回はもう1歩いけなかったなと思っていますね。

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