4月29日(祝・土)に代々木第一体育館にて開催されたFEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGIの出場選手たちの試合後インタビューを公開!

朝倉未来「KOしたかったができなくて残念」

画像: 朝倉未来 試合後インタビュー / FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI youtu.be

朝倉未来 試合後インタビュー / FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI

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ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

朝倉 KOしたかったんですけどできなくて残念です。

ーー対戦相手の牛久選手のイメージは試合前と違うところはありましたか?

朝倉 特にないですね。

ーー今後の展望をお聞かせいただけますでしょうか。

朝倉 今年中にまた試合したいなと言う感じで。相手は誰でもいいです。

ーー今年中、相手は誰でもとのことでした。クレベル選手ではなく?

朝倉 クレベルとやりたいですね、一番は。でも次タイトル戦ですよね、もし鈴木(千裕)選手が勝ったら鈴木選手とやりたいし。どっちにしてもクレベルとはもう一回やりたいです。

ーー今日試合したなかで、以前の試合よりも確実に自分がレベルアップしたのはどの部分ですか?

朝倉 スタミナなんですけど。結構……想定外の引き込みとかもあって。自分のしたい試合ができなかったですね。

ーーあの引き込みは牛久選手が何をしようとしていたかは読めましたか?

朝倉 よく分からなかったですね。あれは、三角絞めを狙っていたのですかね?あれはクレベルだからできたことで。僕もそこまで寝技は弱いわけじゃないので、あれはナンセンスかなと思いました。ただ掴む力がすごい強かったですね。

ーー試合全体を通して自分からプレスをかけて先に打撃というのは作戦通りでしたか?

朝倉 うーんそうですね、作戦通りっていうか、多分今後も誰に対してもそういう試合をしたいと思っていて。まあアグレッシブにやりたかったんですけど。うーん結構難しかったですね。

ーー相手が下がったり回ったりしながら、何か狙っている怖さはなかったですか?

朝倉 何か狙ってる……何か、回転肘みたいなのは狙っているなというのはあったのですけど、そこまでテイクダウンディフェンス意識しすぎても攻めあぐねてしまうので、ある程度テイクダウンは気にせずにいったのですけど、まあ攻撃のタイミングでテイクダウン入ってくるしガードが高くて結構詰めてくるのでなかなか倒すのは難しかったですね。

ーーひさしぶりのMMAの試合で、イメージしていた動きとケージの中での動きにギャップは?思っていたより動けたといったような。

朝倉 ちょっと硬かったですね、やっぱり。大きいの狙いすぎたかなというのと、牛久選手の体が物理的に固かったんです、全体的に。結構本気で殴らないと倒せないというのがあったので、力んでしまったのかなと。映像見ていないので分かりませんが、自分的には。

ーー公開練習では牛久選手について「スタミナがない」とのことでした。実際戦ってみていかがでしたか。

朝倉 今日の試合は膠着が多かったので分からないです。

ーー斎藤vs平本の結果をご覧になっていたとしたらどう思いましたか?

朝倉 試合は全部見ていたんですけど、平本が結構やるなと思いました思ったよりテイクダウンディフェンスできてたし、立つのうまいし、急成長していると思いました

ーー事前に「勝ったらやってあげてもいいよ」という言葉はありましたが、現状では相手としてはまだ?

朝倉 タイミング次第では別に俺はいいですけど。あとはまあ、俺にとってはメリットがあまりないので、社長とお金の交渉します(笑)

ーー1年半ぶりのMMAとしてはいかがでしたか?

朝倉 あんまり緊張もないし、金網自体が試合として久々だったんですけど。まあ結構楽しめましたね。

ーー 一番楽しめた部分はどのようなところですか?

朝倉 向かい合ったときの高揚感というか。一番最初に向かい合ったときは、なんかワクワクしました。久々で。

ーー終わった時はどんな気持ちになりましたか?

朝倉 終わった時はやっぱりKOしたかったのでそこの悔しさが残りましたね。今日は勝ったけど勝ってないです。

ーー想定外だった攻撃は?

朝倉 引き込みっすね。

ーーこのタイミングで格闘技、MMA好きになってきたと。さらに前に遡ると、30歳で引退とも仰っていました。そこの心境の変化は何が一番大きな要因だったのでしょうか。

朝倉 うーん、そうですね。RIZINに出始めるて7連勝して、そのなかで責任感とか出てきて。なんか、いつからか使命的な感じで試合に臨んでいたというか。ぎりぎりのオファーで「お前いないとダメだよ」というなかで試合してきて。途中、自分が望んでいる試合じゃない試合もしたけど、この1年数ヶ月、自由に、試合をせずにいるときに「やっぱり試合に出たい」とか「格闘技が好きだ」と再認識したという感じです。

ーーやめられなさ、虜はどこにあるのでしょうか。

朝倉 やっぱり勝者が全てを持っていけるところじゃないでしょうか。その試合に全てかけているし試合のために何ヶ月も努力してそれぞれの応援がいて、で、勝者が全部持っていけるところですね。どちらが有名とか他のステータス関係なしに、どちらが強いかだけ。そこがハッキリしていていいのかなって。

ーーもはや持たざる者ではなくお金も稼いでいて、いろんなことを背負っているからこそ1か0かの世界に身を浸したい気持ちになっているのでしょうか?

朝倉 うーん、まあそれもあるし、元々格闘技が好きなんですよね、多分。この世界が多分好きでやっています。

ーー久しぶりに今日、試合中にニヤッと笑っていました。あのとき、どういう心境でしたか?

朝倉 打ち合いは楽しい気持ちになるんですよね。どういう気持ち……?うーん、なんか……どういう気持ち=楽しい気持ちです。

ーーそのあとに、打ち合うかと思いきやタックルに来たと思います。

朝倉 あれ詐欺ですよね「来いよ」とかいっていったらタックルきて、詐欺師ですよ彼は。

ーーイラっときました?

朝倉 こないですよ、それがMMAなんで。

ーー金原選手が勝利した40歳でああいう試合をする金原選手をどう思いますか?

朝倉 金原さんが強いのは知っているし一緒に練習もずっとしていたので。すごいですよね、40歳になって、続けて、結果も出しているのはすごいと思います。

ーーご自身もああいう姿を見せたいと思いましたか?

朝倉 思わないですね、さすがに。

ーー平本選手はプロ5戦目です。ご自分の5戦目と比べて考えてみて、いかがですか?

朝倉 5戦目というのは僕のアウトサイダー時代から比べてですか? アウトサイダー時代だったら平本の方が優れているんじゃないですか。ただまあ彼も別にMMAは素人かもしれないけれど、K-1のチャンピオンレベルから来てるんで、ただ何もなかった人の5戦目じゃないと思うんですよ。でもかなりテイクダウンディフェンスもできるようになってたし、またここから強くなるとは思うのですけど、でもあそこからが結構長いと思うのですね。なんかちょっと難しいんですけど、斎藤選手よりさらにテイクダウン能力高い人っていると思うし、テイクダウンディフェンスできてるけど、テイクダウンディフェンスに偏っているから打撃の持ち味が発揮されていない戦い方になってるので。まだまだかかるとは思います。

ーーMMAの試合、そして勝利を待ち侘びていたファンへのメッセージをいただけますか。

朝倉 応援ありがとうございました。今、一番格闘技をできる環境になったので、また夢を追いかけたいと思います。最後、一緒に応援してもらえたら、嬉しいです。

牛久絢太郎「今2連敗しているので、僕に発言権はない」

画像: 牛久絢太郎 試合後インタビュー / FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI youtu.be

牛久絢太郎 試合後インタビュー / FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI

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ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

牛久 そうですね……まあ、悔しいですね、はい。

ーー当初のプランを教えていただいてもよろしいでしょうか。

牛久 1、2Rは相手が僕より体も大きくて打撃の決定力も高いのでとにかく足を使って、フェイントとかかけて、相手を疲れさせるのを目的にとにかく動いていました。で、確かにリング中央で引き込んだときに、三角を対処しようと力使っているのがわかったので、3Rめに自分の勝負仕掛けていこうって。3Rなら足止めて打ち合いにいってもいいよ、というようなプランだったので。

ーー朝倉選手が試合前のイメージと違う部分はありましたか。

牛久 いや。強かったですね。

ーーそれはイメージ通りだったといことでしょうか。

牛久 そうですね、イメージ通りやはり打撃の……すごい冷静だと思いましたね、僕がちょっと大振りのフックをだしたときに2回め出したらそれにカウンターを合わせようとしているのも感じ取れたので。冷静でしたね。あつく冷静でした

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望をお聞かせいただけますでしょうか。

牛久 僕の中でちょっと色々考えていることもあったのですけど、とりあえず今2連敗しているので、僕に発言権はないかなという感じです。

ーー今日の試合、3R通してものすごく引き込みにこだわっていたようですが、理由は?

牛久 練習では三角で極めることが多かったのでそこにすごい自信持っていて

練習仲間でも柔術の黒帯の人が僕に三角絞めを教えてくれて、練習で極められて試合でも極められると思ったのですが、金網と普段の壁とで若干違うところもあったり、いろいろ経験できましたね。

ーーバック肘もこだわっていた?

牛久 相手がもうちょい入ってくるのを想定して出したのですけど意外と冷静だったので当たりはしなかったのですけれど、僕のなかでは、バック肘も狙っていましたね。

ーー最後までサウスポーでした。スイッチしてオーソドックスという選択肢は?

牛久 選択肢は今回はなかったですね。左の蹴りが強いので、三日月だったり膝蹴りだったり左の攻撃が基本的に強いので、僕がオーソドックスに開いたところで相手の攻撃もらっちゃうので今回はサウスポーで勝負することに決めていました

ーー引き込みで自分がテイクダウン仕掛けて上を取るということじゃなくて最初から引き込みを?優先順位は?

牛久 そうですね、相手は絶対、僕のいめーじとしてテイクダウンディフェンスに時間かけて練習しているのはわかっていたので、相手はからだもおおきいし、そこで力の勝負をしても僕が疲労するだけなので、引き込みで三角を狙うのは最初のプランからありました。対応するだけで疲れるので。

ーー下になった時に他のサブミッションも狙いつつですか?あとはリバーサルなども?

牛久 相手が立ち上がるタイミングで潜って足を取りにいこうかと思ったんですけど、しっかりと対処できてて。

ーー実際やってみて朝倉選手の寝業の強さは想定内でしたか?

牛久 想定内だったんですけど、やっぱりまあ……そうですね、想定内でした

ーー想定内なのに自信のあった三角絞めが極まらなかったのは?相手の力が強かったとか?

牛久 もちろん力が強く、変に動かなかったので。パウンド打ってくるのも、パウンド打ってきてくれたら逆に空間ができて攻めやすかったのですけど、そこら辺はしっかり……そうっすね。

ーー花道を変えるとき、判定に納得のいっていない表情だったように見受けられました。

牛久 そんな顔していましたか?

ーーはい。

牛久 本当ですか?僕のなかでは別に変な意味はないです。変なこと思っていたわけじゃなくて。……え、本当にそんな顔してました?

ーー判定は納得しているということですか?

牛久 そうですね、3Rにいけなかった自分が悪いし。

ーー1R、2Rは引き込んでラバーとりながらというところで、想定外だったのは、上体起こしてパウンド打ったりしてきてほしかった?

牛久 そうですね、空間ができるので僕ももっとアクション起こせたなっていうのは、だからやっぱりそこは朝倉選手が巧かった。

ーーガード潰して、時間潰してブレイク待ちは向こうの巧さでもあったのでしょうか?

牛久 そうですね、それは感じていましたね。

ーー体力削りあって3R牛久選手が出る場面もありましたが、判定、1本、KOのためにもっとしたかった、ということはどんなことですか?

牛久 テイクした壁際で僕の膝が相手の顎に入って一回相手ががくっとおちたのはわかったのですけど、そこでなんでくっついちゃったのかというところが、一番の反省ですね。あそこ離してサッカーボールキックだったり……、そのミスは何回かほかでもあるので、しっかり意識して練習しないとダメだと改めて感じました。そういう一瞬の……。そうですね、はい。

ーーテイクダウンなのですが、相手の蹴り足掴んでのテイクダウンがいくつか決まっていたと思います。それは通常のテイクダウンよりも相手が蹴ってきたところを掴もうという作戦だったのですか?

牛久 そうですね、僕がテイクダウン入りにいくとそこに膝を合わせようとしていたのはすごい感じられたので、で、逆に僕って頭を外に出すので右の前足の蹴りを相手が蹴っていたのもわかっていたので、不用意に入ったら膝もらうなというのはあったので。

ーー引き込みのなかで、中原(由貴)選手との練習のなかで、足関節を潜ってたぐりたかったような動きもいくつか見えました。それは難しかったですか?

牛久 そうっすね。まあ、いろいろ反省ですね、本当に。

ーー作戦のひとつではあったのですか?

牛久 はい

ーー試合前「格闘技にかける思いの違いで勝つ」と発言されていました。実際に戦って朝倉選手に敗れて、格闘技に対する思いの部分で自分の思うところはありますか?

牛久 そうっすね、まあでも僕から格闘技取っちゃうと本当に何も残らないので。まあ変わらず格闘技に向き合って。それが僕の生き方なので。そこは変わらないです。

ーー斎藤vs平本はご覧になりましたか?

牛久 見ていました。

ーー感想はお伺いできますか?

牛久 ああ、そうですね、平本選手もすごいテイクダウンきったり見せ場作っていて、見ていてすごい面白い試合でした。さすがに僕も後ろに試合控えているのでそんなに呑気には見ていないですけど、いい試合だという印象です。

ーーダブルメインだったので、勝った同士vs負けた同士というマッチメイクもあり得るかと思いますが平本選手との対戦というのはいかがでしょうか?

牛久 そうですね、あとは団体さんが決めると思うので、オファーあったらその時考えようと思います。今の段階ではわからないです。

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