4月29日（祝・土）に代々木第一体育館にて開催されたFEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGIの出場選手たちの試合後インタビューを公開！
金原正徳「“MMAが”楽しかったです」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
金原 楽しかったです。はい
ーー楽しかった、というのは具体的には？
金原 “MMAが”楽しかったです。
ーーマイクで、ケラモフ選手への対戦要求をされたのは試合前のITVの段階では「言えない」とおっしゃっていたことなのでしょうか？
金原 はいそうです。セコンドに全力で止められるかと思ったんですが止められなかったので言っちゃいました。
ーーでは言ってしまって、セコンドの反応は？
金原 「あ、言っちゃった」って（笑）
ーー対戦した山本良選手の印象は試合前のイメージと違うところはありましたか？
金原 うーん、もうちょっと来るかなと思ったけどあんまり来なかった。もうちょっと来てほしかったというのはありますね。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。
金原 明日から一生懸命また作って、あるかないかわからないですけど、ケラモフ戦が実現すれば、それに向けて頑張ります。よかったです、もう1回できそうなんで（笑）
ーー身長差やリーチ差は全然意識するところはなかったですか？
金原 練習相手に結構若い粋のいい、高い子をスパーリングパートナーとして結構やらせてもらえてたので、そこに関してはあまりやりにくさはなかったです。
ーー3Rのギロチン仕掛けられたシーンで慌てるところはなかったですか？
金原 全然極まってはいなかったので、なんか、その後の対処法のことをずっと考えていたらあんまり離さなかったので、面倒臭くなって、というか、このまま時間使っちゃうのが嫌だったので、ケージのほうに詰めて。詰めてからパスガード狙ったんですけど結構渋られたっすね。それで時間使っちゃったんで……うん、ていう。
ーー2Rまでの自己採点は？
金原 うーんまあ、セコンドが「いい」って言ってたので。どうですか？ぼくはあまりわからなかったけどセコンドがこのままでいいという指示だったので、まあよかったのではないでしょうか。
ーーケラモフ戦をアピールした時の感触（観客の反応）はいかがですか？
金原 感触？わからないです。何か言われるの嫌だから言ってすぐ逃げました（笑）。自分は強さしか残ってないので、日本人の強い選手、今日、上でやる2カードがもちろんあると思いますけど、この試合に向けて結構いろんなことを考えて。長くもできないから、最後に自分が追い求めていたMMAを、最後に、いま自分が認める一番強い選手とやりたいなって。今日みたいに空良くんみたいな若い子とやることもすごくいいとは思いますけれども、見てもらってわかるように実力さがあった。このカードが自分にとってなんの意味があったのかとちょっと思うところもあったし。空良くんにとってはね、自分と試合することでいい経験になったでしょうけど、自分にとってこのカードの意味合いはなかったし、むりやり自分で作っていった部分があって、結構辛かった部分があったんですよね。まあそんなカードもう一回やるくらいだったら、自分の進退をかけてケラモフとやりたいなと。これね、試合の3日くらい前に思いついたんですよ（笑）そんな感じです。
ーー自分が思う一番強い選手がケラモフと仰っていましたが、タイトル戦線もあるなか、どの辺に強さを感じているのでしょうか？
金原 ごめんなさい、クレベルが一番強いと思います。クレベルはもう試合決まっちゃってるので。その他では、ケラモフが一番強いと思っていて、自分のなかのランク付けなので。この間の堀江圭功くんの試合も見て、堀江くんと練習させてもらって強さもすごいわかるし、その堀江くんに何もさせずにああいう勝ち方をする。他の選手もそうですけど、実質今一番強いんじゃないかなってパッと思うし、日本人だと僕とやっても意味がないと思うから、みんな。だったら相手を選ばないケラモフのほうが自分としてはいいのかなと。意味がありますね。
ーー今日の試合で「こんなに差があるのか」と驚いた人もいると思います。
金原 色々言われているのも目にしたし、それも結構つらかったんですよね、試合だから盛り上げなければいけないからと言うのもあると思うけど比べられてしまうのもちょっと嫌だったし、うーん、まあしょうがないなっていうところですね（笑）作ってくるのがしんどかったので今回。相手の映像まったく見ていなかったというのもあるし。所さんが前回負けてしまったから（笑）ずっと「絶対負けないでくださいね」というメールばかりくるので「一緒にがんばりましょう」と。
ーーそれも気持ちの面で支えに？
金原 試合するのに向き合い方や作り方に誰がどうこうはあまりないけどいろいろ精神面的にキツかったというのがあります。
ーーオープニングセレモニーで観客の声援が大きかった。ファンの声援はモチベーションに繋がりましたか？
金原 全然わからなかったです。盛り上がってくれたのか。僕は入場式が久しぶりで、浜松以来じゃないかと。前回、前々回と多分やっていなかったので「懐かしいなあ」と思って。あそこで結構スイッチ入ったっすね。「あー、帰ってきた」とか「試合するんだ」とか。そこから結構ビビったっすね（笑）。足元すくわれるじゃないですけど、ちょっとビビったっすね。
ーー金原選手ほど経験があっても？
金原 どんだけ経験しても怖いものは怖いし。怖いですよ！試合するにあたっては。
ーーモチベーションを作りにくかったという今回の試合でも、怖いと？
金原 それはもう普通に怖いです。やっぱ。言い方悪いけど殺し合いをするわけじゃないですか。「はい、グローブつけて殺し合いしてください」と言われるので。誰が相手でも、怖いですよ。MMAは何が起こるかわからないし、それで自分が痛い目に何度もあっているから全然油断することもないし。最後まで集中してやろうと。ビビってましたね、ずっと。
ーーケラモフ戦をアピールした際も歓声が沸いていました。。ファンが求めているということを感じられましたか。
金原 いいんじゃないですか、違うジャンルで。みんな色があっていいじゃないですか。特に、今日のメイン・セミの2人はキャラ的にも盛り上がる2人だと思うし、僕は僕で、そこに入るというか、純粋なMMAを持ってく人が1人いてもいいんじゃないですかね。
ーー今回1年ぶりの試合でしたが、次がまた1年後は待ちきれないと思いますが、いつ頃試合をしたいと思いますか？
金原 ……ね？僕の中で1年ぶりというのも久しぶりって感じはしないですし。なんか、あっという間で、その間に所さんが２試合やってくれたから僕も２試合やった気になっちゃって、ハハハ（笑）なので、あんまり離れていなかった、というか、RIZINの舞台から。そんなに久しぶりという感じはしないし。やる前は本当に怖いしやりたくねえなと思うけど、終わってみてまた時間が経ってからまたやりたいなと思うかもしれないし、そしたらやればいいし。っていうところですね、何か目標を決めずにがんばろうかなと思っています。
ーーでは具体的な時期は決めずにケラモフ戦を、ということですか。
金原 ハハハハハ。言っちゃったからね、言っちゃったからどうしようかっていうところです。まあでも、1回やりきれなきゃいけないなって、最後に。勝っても負けても最後に1回やらなきゃいけないなって、もう1回。嫌だけど。
ーーその大会に、所さんは一緒に出てほしいですか？セコンドについてほしい？
金原 どうします？どうしよう（側で見ていた所を呼んで）ちょっと来てくださいよ（笑）。一緒にリングに上がるのも思い出づくりになりますし。でもお互いがいないとお互い支えられないところもあるから。歩けないですからね、僕ら動けないですからね、入場、足すくんじゃって。お互い肩組んで歩かないと（笑）四足歩行ですから。それはまあ、一緒に戦えたらそれに越したことはないと思いますけど、バラバラなら、バラバラで。あまり拘らずに、青春を謳歌したいと思います。
ーー無理やり気持ちを作ったということでしたが、具体的にはどういう感じで気持ちを？
金原 やっぱこう、今大会は、上の2カードが盛り上がっていて、上の2カードしか注目されていないから、別に俺らのカードいらないんじゃないかと思う時期があったんですよね。だから別に上の2カードだけで大会やればいいんじゃないかと思ったし自分も２試合目だし、自分がやってきたことって、否定じゃないですけど、こんなもんなのかなと思うことはあったし。まあ別に、そう言ってしまうと変な言い方なのかもしれないですけど、嫉妬とか変な感じではなくて「こんなもんなのかな」って、作りながら。辛い時期とか。あえて見なかったりすることもあったし。まあそうっすね。
ーー 一番キツかったのは上2カードへの注目の偏りですか。
金原 上の2人がどうこうじゃないですけど、自分のなかで色んな感情になることがあったし、自暴自棄じゃないですけど。精神は不安定でしたね（笑）
ーーそういうなかでどうやってここまで作ってきたのでしょうか。
金原 それはもうMMAの試合をすると自分が決めたのだから、やりきらなきゃいけない。怪我もあったし、まあ色んな意味で。
ーー試合後、空良選手にどんな言葉をかけていたのですか？
金原 「こんなモンで終わんじゃねえぞ、お前がこれからMMA引っ張っていくんだから、もっとがんばれよ」ということは伝えました。
ーー試合を見ている限りでは「いっちょ稽古つけてやるか」というように見えましたが、今この場で「殺し合い」と言う言葉が出たので、それとは別なのでしょうか。
金原 稽古つけてやるっていうつもりはないですけど、ずっとヤマケンさんが「いいスパーリング、いいスパーリングパートナーだと言ってくれたのが、僕も試合やりながら聞こえていたのですが、終わってみて自分が声をかけたのもヤマケンさんが言ったことと被ることで、自分と対峙したことで何か大きな経験になってくれたり、自分と触れ合うことで何か大きなものを得てくれたら嬉しいなっていう気持ちは、試合が終わってみて敢えてありますけれど。試合前は全然、本当に、殺してやろう、ぶっ飛ばしてやろうという気持ちしかないですけど、はい。
ーー先ほど「勝っても負けても最後」という言い方をされていました。ケラモフに勝っても最後なのですか？
金原 進退はかけたいっすよね。これ言ったら「また」ってなるけど、本当にもう、「もういいかな」っていうのは正直あります。なので、こういう試合がもう一回あるのであるならば、本当に自分の中で、進退をかけて、一番強いやつとやりたい。まあ、覚悟っすよね。自分の選手生命をかけた覚悟。
ーー先ほどクレベル選手が一番強いとおっしゃっていましたが、次の試合が決まっていたから敢えて名前を出さなかったのだと思います。ではケラモフ選手に勝ってクレベル選手とやりたいという意識までは今のところ持っていないですか？
金原 そこまで先のことは考えていないです。やはりクレベル渋滞がすごいので。クレベル渋滞に並ぶくらいなら、順番待ちするくらいなら先頭にならんでる試合が決まってないケラモフとできるなら、やりたい。その権限はあるかなと。クレベルとやらせてほしいという権限はないけどケラモフとやらせてほしいという権限くらいは、フェザーで３試合やったので、それくらいは言えるかなと思って。試合内容含めて。
山本空良「めちゃめちゃ悔しいがすごく良い経験になりました」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
空良 めちゃめちゃ悔しいですけどすごく良い経験になりました。やっぱりまだまだ自分の実力のなさと試合で気持ちが、もっともっと前に出せたらいいなと思いましたね。
ーー1Rめに攻防の要となったのがカーフキックを蹴った瞬間だと思いますが、その際にご自身が傷めてしまったのでしょうか？
空良 言い訳みたいになってしまいますけど、一発め蹴って、1分くらい、とセコンドからは言われたのですけど、蹴ってストレートめっちゃいいのが入った瞬間、右手が折れてしまって、折れたかわからないですけど思い切りいってしまって、右手のパンチが打てなくなってしまって。ちょっと動きが悪くなってしまったなというところです。足の甲は大丈夫です。
ーー金原選手は対戦してイメージが違うところはありましたか？
空良 いや、とくに違うところはなかったです。ただ結構コメントで、言い方が悪いですけど、ちょっと「大人の圧」があるというか、嫌な感じのアレはだしてきて、ちょっと怖い人なのかなとは思っていたのですが、試合が終わったあとはすごいいい人で。「胸張ってね。これからはお前が背負うんだぞ」と言ってくれて。本当にもっとがんばらなきゃいけないし、今日は今までがんばってきたからここにいるんじゃなくて、今までがんばってもまだまだ足りなかったから今回負けてしまったのでもっともっと自分の格闘技を見直す必要がああるな、と思っています。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望を教えてください。
空良 負けてて展望を望むというのはなかなか難しいとは思うのですけど。うーん、そうですね。もっと……なんていうんだろうな、下にならないとも言ってましたし、レスリング能力についても言ってたんですけど。もっと、戦い方から考え直した方がいいかなって思っていて。ファイトスタイルから変えるというのもそうですし、今まで勝ってきたのは今のスタイルがあるけど、これから勝つには今のスタイル捨てなきゃいけないというところで、ちょっと難しいので、それを治すには時間が必要なのかなと思っています。
ーー右手の拳の状態はどれくらいで治りそうと？
空良 完治するのは自分は医者じゃないのでわからないですけど、1ヶ月はかかるんじゃないかな、と思っています。ただこの拳と他にも傷めているところがあるので、全部治すのに時間がかかると思っています。
ーー6月下旬は地元の北海道で大会がありますが、そこには間に合いそうですか？
空良 ここで間に合わないと言ってしまったら出られる可能性はゼロになってしまうので、もちろん出る気持ちではいます。ただ、これからもっと自分の格闘技人生は長く続くと言うところで、自分の格闘技のキャリアを潰すような無理な試合は会長はさせないと思うし自分もそう言うのは嫌なのですが、相談しながら、出る方面で、出ることを考えながあら練習内容だったりを考えていきたいと思っています。
ーー金原選手は、もっときてほしかったと発言していました。拳の怪我でプラン通りにいかず？
空良 えっとですね、これをうのもなんですけど、試合の3週間、2週間前に、筋肉の断裂をやってしまい、今回ブロック注射を打ちながら試合をして、寝技を完璧に捨てるっていうプランだったんです、寝技ができない状態になってしまって。そこから打撃でいくっていう方面でストレートを打って折れてしまって何もできない状態になってしまって、自分が攻められなくなったんですけど、まあ結局は言い訳でしかなくて、骨折して殴り続けた鈴木選手や、結構いると思うのです、骨折しながら戦った朝倉選手とか、そういう気持ち強い選手、前に出る選手に自分がなれなかったちうのが、これから、もしまたこういうふうになった時に、足りないものになってしまうので。そうですね、前に出られなかったのは骨折のせいとは思っていないです。自分の気持ち、気持ちと言っていてもダメなのですが、気持ちの面です。
ーー筋断裂の状態は？
空良 肋間筋という肋骨の筋肉をやってしまって、3週間前から今日まで練習できなくて、3週間前、2週間前と連続で2回やってしまって、多分腹筋のほうもいっているのかなというほどめちゃめちゃいたいのでゆっくり治していきます
ーー金原選手と試合をしたことが、経験面でのプラスになりましたか？
空良 はい、すごい。もちろん、金原選手とやることはこれからの自分の格闘技ですごいいい経験にはなったのですけど、もうちょっと実力がないと金原選手が見ている世界を一緒には見られないというところで、いい経験にはなったけど、もうちょっと自分が、もっともっと自分が前に出られて、強かったら、いい試合になったんじゃないかなと思います
雑賀“ヤン坊”達也「ほんと俺って持ってないな」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
雑賀 アリ選手、パンチがすごく硬くて強かったのと「ほんと俺って持ってないな」と思いました。
ーー雑賀選手の打撃がヒットしていた場面もありましたが、感触がありましたか？
雑賀 そうですね、感触もあって表情も効いた素振りをみせたので詰めようかなと思ったんですけど。オーバーフックを、常にカウンターを狙っていたので、これは「いったらやられる」とおもって、ちょっと様子みたんですけど、やられちゃいました。
ーーそれは元々警戒していたのにもらってしまったのですか？
雑賀 警戒していましたね
ーー対戦相手の印象は試合前のイメージと違うところはありましたか？
雑賀 いや、想定内**ーーこんなこと言ったら失礼ですが、負けてしまったのに。思っていた通りでしたね。思ったよりも拳が硬かったですね。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。
雑賀 1年、本当に努力してまた戻ってきました。また転んでしまったので、また前を見てやっていけたらなと思ってます。
ーー「持ってない」とおっしゃっていたのはどのような真意が？
雑賀 僕の負けってなんかいつも大事なところでコケてしまっているんですよね。今日で9勝4敗になるんですけど、「ここで勝てば違うぞ」というところでいつも負けてしまって。今日はこここでひっくり返すぞと思ったのですが同じことをしてしまって、自分に、ちょっと……何て言うんですかね、「ダメなやつだな」と思ってます。
ーー最後を覚えているかわからないのですが、左フックに反応して、かわして、居着いたところに右をもらったようでしたが……
雑賀 そうですね。スウェイバックして左フックを避けようとしたところ、ちょっとかすってボンってなったところを、すぐさま右が来た感じですね。記憶はあるんですけど。
ーーじゅうぶん警戒していてもらってしまったのは、相手のスピードが速かったのでしょうか？
雑賀 そうですね。左フックを、後ろに、スウェイバックしちゃったのを、それがあたってタイミングがズレちゃった。
ーーこの間やってきたこと、強い選手と戦ったことで今後にこの戦いをどう活かせるか、現時点で考えていたら教えてください。
雑賀 負けたのにこんなことを言うのもアレなんですが、ロシア人でVの名のつく選手と戦えたのが、僕としてはこういうところまできた、と。組んだ感じ、彼はストライカーでグラップラーではないけれど、ロシア人なので、組みが弱いわけがないので、組みは全然対処できる、できたなとは思ったので。あとはストライカー同士なので、打撃が当たったら倒れてしまうというのはあったのですが、もらわずあてていく技術を磨いて、また世界に向けて練習して強くなっていきたいと思っています。
ーーパンチがあたったときに、日本人選手と違って、「あれ、入れたのに？」と思うのに向こうがそれでも出てきたというのはありますか？
雑賀 そうですね。入れて、弱気にならないというか。効いている顔をしているんですけど、そのなかでも合わせるタイミングを常に狙っているというイメージでした。
アリ・アブドゥルカリコフ「次はもっと見応えある試合内容で勝ちたい」
ーー見事なKO勝利でした、現在の率直な感想をお聞かせください。
アブドゥルカリコフ とても素晴らしい気持ちです。まだ全然自分としては疲れていないうちに勝利をおさめました。自分の目的を達成することができてとても嬉しいです。
ーー久しぶりのRIZINはいかがでしたか？
アブドゥルカリコフ 一回目は、じゅうぶんな準備時間がとれず、それから何年かすぎてしまい今回は絶対勝つ気できました、絶対に勝利しようと思ってきてKOできたので、目的を達成することができました。次はもっと見応えある試合内容で勝ちたいと思っています
ーー対戦相手の印象は？
アブドゥルカリコフ 対戦相手の雑賀選手は、もちろん対戦が決まってからYouTubeなどいろいろな方法で試合を見ようと思ったのですが、彼の試合を見つけられずまったく見ることができ
対策はすごく限られていましたし、自分の能力を活かしてなるべくはやく勝ちたい、それだけでした。
ーー試合を終えたばかりですが、今後の目標・展望をお聞かせいただけますか。
アブドゥルカリコフ 今後の目標・計画は、すでに申し上げている通り自分はロシアではベルトを獲っています。今度はRIZINでチャンピオンベルトを獲りたい。それを獲りに行くことが目標です。
ーー相手選手がアリ選手の右フックを警戒していたように感じましたか？
アブドゥルカリコフ それは感じていました。ただ、いかに自分のフットワークを活かして相手を惑わせるか、つまり右だと思っていたら左からというように、惑わせる作戦をとって、徐々に距離を詰めていきました。それが作戦で、なるべく早く自分から攻撃して決着する、という作戦でした。
ーーフィニッシュ直前に相手のパンチを少しもらっているようでしたがその場面はいかがでしたか？
アブドゥルカリコフ たしかにそうです。ただあまり対戦相手を知らず作戦をたてられなかったので、序盤は相手を見るというか、どういう動きをして仕掛けてくるかを見ながら、なるべく早く試合を決めたいという気持ちで動いて、目的は達成できました。
ーーダメージはなかったということですか？
アブドゥルカリコフ 全くありませんでした。あれぐらいのパンチというのは実際トレーニングでもしょっちゅう受けていますし、トレーニングで受けた打撃と同じくらいの評価。実際にトレーニング中も何回も受けている打撃なので、深刻なパンチではありませんでした。
ーー日本でやりたいことや食べたいものは？
アブドゥルカリコフ 前回、1回目の参戦で敗戦し、負けたあとに何かするという気持ちにはなれなかったので、ほとんど東京も観ていません。今回は勝利できたので、朝早く起きて都内を観光したいと思っています。
FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI 試合結果一覧
試合後インタビュー
RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 大会関連情報
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