2月16日(木)都内某所にて、RIZIN.41 追加対戦カード発表記者会見が行われた。
司会進行は鈴木芳彦アナウンサーが務め、榊原信行CEOの他、皇治、芦澤竜誠、ストラッサー起一、中村K太郎、萩原京平の計5名のファイターが登壇した。
選手が登壇すると、榊原CEOから放送・配信情報、そして追加対戦カードが発表された。
ABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 CLUB、スカパー!で放送・配信決定!
まず榊原CEOからRIZIN.41大阪大会の放送・配信情報に関して、昨年末と同様にABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 CLUBでの配信、そしてスカパー!でも放送されることが決定したと発表された。
各PPV情報に関しては、詳細が決定次第、RIZIN FF公式サイトにアップ予定となっている。
皇治vs.芦澤はキックルールでの対戦が決定!他4カードが追加!
続いて榊原CEOより追加対戦カードが発表された。MMAの追加カードとして、ウェルター級からストラッサー起一vs.中村K太郎、またフェザー級からカイル・アグォンvs.萩原京平、そして前回の会見で参戦のみ発表されていた宇佐美正パトリックは、約4年振りに日本で試合をすることとなる第3代HEATライト級王者のキム・ギョンピョとの対戦が決定した。
また対戦のみ発表されていた皇治 vs. 芦澤竜誠は、キックボクシングルールでの対戦になることも発表された。その他キック1カードも発表され、現時点で12のカードが決定した。
皇治と芦澤が試合前に大舌戦!リングで決着なるか?!
今回、61.0kg契約でキックボクシングルールでの対戦が正式発表された。大晦日のリング以来に姿を見せた芦澤竜誠はマイクを持つと「今回ラストっすね、キックマッチ。ラストキックマッチのラストの相手には、皇治は相応しいと思うんで、必ず勝って、最後キックボクシング、いい思い出で終わりたいと思います!で次からMMA行くんでよろしくお願いします!」と、今回でキックボクシングでの試合は最後とし、次回からMMAに転向すると話した。
前回の会見に続き今回の会見にも出席した皇治は、マイクを持つと「まぁ、なにもないですけどね。ようこそドジョウ君、RIZINへ、って感じです」と話した。
記者から「皇治との試合を一度断った理由は?」と芦澤に質問が及ぶと、芦澤は「いや、断ってないんですよ」と話し、続けてこの試合が決定するまでの流れを暴露した。
「俺、MMAやりたくて。でRIZIN来て、一発目にRIZIN側が『皇治と俺、見たいでしょ?みんな』ってことで組んでくれたんで、やるだけっすよ。こいつストーカーとかって俺のこと言ってますけど、何がストーカーなの?『ルールも合わせられんと』って。お前、何ルールで俺に先やろうって言ってきたか分かんの?ねぇ、RIZIN側は芦澤竜誠に『ボクシングルールでやって下さい』って言ってきたから『ふざけんな!そんなルールでやるわけねぇだろバカ!』ってなんだろ。誰もボクシングルールなんか見たくねぇだろ!せめてキックボクシングルールだろ!だからあそこの舞台で、ナマズ音頭歌ったときに言ったけど、RIZIN側からも『ルールの事はまだ言わないで下さい』って言われたんで、そんなのRIZINの思う壺になりたくねぇなって思ったんで、ソッコーで『おい、何ルールでやるんだよ?!』って言ったっすね。で、コイツ、『キックボクシングルールで』って言ったら、俺あいつの性格分かってるから、言われたことに『わかりました、キックボクシングルールでやります』って言うのが嫌だから、こんなやつMMAでできる訳ねえって分かってるけど『おいMMAでやれよ!』って言ったらコイツ、結局キックボクシングルールになったから、全部これ俺の思う壺。」
そして最後に「コイツ終わるからね。コイツ必ず倒しきるんで、楽しみにしてて下さい!」と言い放った。
これに対して皇治は「いや可愛いなと。喧嘩売っといてルールごちゃごちゃ言うてる時点で、クソ格好悪いからね」と答えると、すかさず芦澤は「何が格好悪いのか教えてもらいたい。お前の『格好悪い』価値観を教えてもらいたい。ボクシングルールでやるの?喧嘩売ってるんだったらMMAでも何でもやれよ!何でもありでって言えばいいじゃん、バーカ!」と反論し、二人の舌戦はヒートアップ!
そして芦澤が「ところで喧嘩すんの?喧嘩すんならひっぱたくぞ!」と煽り、皇治が「一発叩いてみろ、来い」と言うやいなや、芦澤が皇治に飛びかかりスタッフが止めに入る場面も。
果たして、この二人の闘いはリングで決着がつくのか?!今後の二人の動向から目が話せない!
国内ウェルター級最強決定戦?!ストラッサーvs.中村K太郎!
MMAのウェルター級から、昨年3月大会からの復帰戦となるストラッサー起一と中村K太郎の対戦が決定した。
ストラッサーはマイクを持つと、今回のカードに関して「今まで格闘技ファンのみなさんが中村K太郎選手と僕の試合を見たいということで、ようやくこのタイミングで実現したことについて嬉しく思っています」と、ファンに長年対戦が望まれていたカードが実現した事に対して嬉しいと、素直な感情を明かした。
そして「僕的には国内ウェルター級最強決定戦だと思っている。お互い『打・投・極』を極めている選手なので、二人の化学反応を試合当日、皆さんに楽しんでもらえたら」と話した。
対するK太郎は「ご無沙汰してます、中村K太郎です。がんばります」と短く挨拶した。
記者から『裸絞十段』の異名を持つK太郎のバックチョークを防ぐ術はあるか?と問われたストラッサーは「バックチョークにしろ、他のサブミッションにしろ、しっかり対応できる自信があるんで、もしバックになった時は、みなさんそこのポジショニングとか攻防を楽しんでいただけたら」と答え、寝技でも対応できると答えた。
そんなストラッサーの意気込みに対してどう思っているか問われたK太郎は「(ストラッサーは)寝技も強いし打撃も強いと思っているので、はい、でも勝ちたいと思います」と静かに答えた。
ともにUFCへの参戦経験がある者同士の対戦は、どちらに軍配が上がるのか…?!
昨年9月以来の復帰戦となる萩原「黙って見とけ」
今回のカイル・アグォン線で連敗脱出を狙う萩原京平は「久しぶりの復帰戦で強い選手とやれて、すごい楽しみです」と意気込みを語り、続けて「『あいつは絶対負けるやろ』と思っている人が大半やと思うんですけど、そういうやつらも『黙って見とけ』って感じなんで」と、ファンに向けて言い放った。
昨年9月からこれまでの、自身が参戦していなかった期間のフェザー級戦線についてどう思っていたかと記者から問われると、萩原は「正直、悔しい目で見ていましたね」と素直な胸中を語った。
昨年は勝ち星を上げることが出来なかった萩原は、強敵・アグォン相手に久々の勝ち星を上げることが出来るのか?!
追加カードの有無は検討中、他2大会のカードも近日発表予定!
今回の発表で12のカードが発表されたRIZIN.41大阪大会。榊原CEOはこの12カードで行くのか、追加カードがあるのかについては、現在検討中だと話した。
またRIZIN LANDMARK 5とRIZIN.42のカード発表会見も2月末もしくは3月上旬に行われるとも話がされた。
続々と発表される大会情報と対戦カード情報!今後の追加情報もお見逃しなく!
記者会見の様子(YouTube)
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