11月6日(日)ドルフィンズアリーナにて開催されたANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYAの出場選手たちの試合後インタビューを公開!
アラン“ヒロ”ヤマニハ「ミッション完了。たくさんミスをしたので改善したい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
ヤマニハ ミッション完了というように感じています。この試合ではたくさん間違いを犯してしまいましたけどそれを改善していきたいと思います。
ーー間違いとは具体的にどういったところだったか教えていただけますか?
ヤマニハ 格闘家というのは常に完璧でなければいけないんですね。たとえば柔術はすこし小さなスペースを相手に与えることで自分が極めることができなかったり、打撃ではガードを少し間違えただけで、致命的な一発をもらってしまうこともあるので。今は自分はそれに向けてパーフェクトな状態に向けて、頑張って、この階級でファンを喜ばせたいと思っています。
ーーニアフィニッシュの場面で極めきれなかったのはご自身がおっしゃっているようなミスなのか、河村選手が狙って別のことをしようとしてきたことを感じたのでしょうか、理由を教えてください。
ヤマニハ 言い訳ではないのですが、この試合前に怪我をしてしまいまして、怪我は治ってるのですが自信を少し失ってしまった。そして試合のタイミングというのを少し自分で、失ってしまいました。それが極められなかった理由かと思いますが、今後それを絶対に改善していきたいと思います。
ーー実際に対戦した河村選手のイメージは試合前より強かったり違ったところはありましたか。
ヤマニハ 自分が想像していたよりもかなりフレキシブルな選手でした。三角を極めそうになったときも、彼がもう少し体が固かったら極まっていたと思います。でもそれで少し間違えてしまったところがあると思います。
ーー今回、ご自身の住む名古屋で勝利したことの感想を教えてください。
ヤマニハ 嬉しく思っています。名古屋でずっと試合をしていませんでしたので。自分の暮らす街で、娘が学校に通い、娘の友達もたくさんいる街で勝てたことをとても嬉しく思っています。
ーー勝利後のポーズは娘さんのためにしたのですか?
ヤマニハ 娘と奥さんのためにしました。
ーー今回勝利しましたが、今後の展望、目標をお聞かせいただけますか。
ヤマニハ サトシ選手もチャンピオンベルトを持っていて今度はクレベル選手も持ち、自分だけが持っていません。それに向けて、頑張りたいと思います。いつか必ず自分の腰にチャンピオンベルトが巻かれると思っています。夢を強く願えば必ず実現するものだと思っています。
ーーポジションをかなり制していてパウンドアウトの可能性もありました。極めにこだわっていたように見えました。どうしても極めたかったのでしょうか。
ヤマニハ そうですね。グランドの状態で、パウンドに行くか、極めるかどちらか選択するときがあります。先ほども言ったとおり、そういうタイミングを自分は間違えてしまったと思うので、今から戻って練習したいと思います。
ーー2週間前にトーマス会長(TS GYM)が亡くなられる悲しい事実をどう受け止めてケージに入られましたか。
ヤマニハ トーマスさんは自分をすごく助けてくれていた人でした。警備会社を経営していて、彼のもとで働いていました。夜仕事をし、昼に格闘技をする環境を作ってくれた、兄のような存在だと思っています。2週間前に亡くなってとても寂しい気持ちでいました。彼が亡くなったのは、朝元気だったのに夜亡くなった状態でしたので、最後に彼にかけらえた言葉は「次の試合はお前だ、お前が勝つ」と言われました、それを心に刻んで、今日の入場曲も、彼のためにの「See You Again」(ウィズ・カリファ)という曲にしました。
河村泰博「RIZIN全然余裕じゃなかったです」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。
河村 RIZIN全然余裕じゃなかったです。全然余裕じゃなかったです。
ーー何度か極められそうな、危うい場面がありましたが、抜けられる自信がありましたか?それとも頑張っていたのでしょうか。
河村 細かい話になっちゃいますけど、寝技でのカウンターを狙っていたのであそこまでは取らせて返そうとしていました。だから取られないだろうとは思っていたのですけど、そこからうまく自分の仕掛けに繋げられなかったっていうのがありましたね。
ーー途中までは狙い通りの展開ではあったのでしょうか?
河村 狙い通りではなかったです。寝技で完全に後手になってしまっていたと思います。
ーー途中、逆に立った場面で河村選手が一発当てて相手をぐらつかせました。手応えはありましたか?
河村 煽りで言っていたかわからないですが、僕はほとんど寝技勝負してきて打撃であんな効かせたことあんまりなくて(笑)、ただ、打撃はすごい練習していたんですけど、ちょっとなんか、そこで極める技がなかったなって。現段階の僕の技ではあそこで倒しきれなかったというのがありましたね。
ーー対戦を終えてアラン選手の印象は試合前と違うところはありましたか。
河村 もっとすごい振り回してくるのかと思っていたのですけど結構冷静に待たれていたので、そこはイメージと違いました。でも寝技は強かったです。
ーー今回初参戦のRIZINの舞台はどんな印象だったでしょうか。
河村 そうですね、僕「RIZIN余裕」とか強気な発言してたんですけど、僕ずっとPRIDEとか見てて、こういう舞台すごい憧れていたので、単純に呼んでいただけて試合して、すごい嬉しい気持ちなんですけど、でも思い出づくりできていたわけではなかったので悔しいですし、悔しいのと、こういう大きい舞台にたてて楽しかったなという、気持ちが今ふたつあります。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望をお聞かせいただけますか。
河村 負けてしまったので、また自分の団体だったりとかどこかで頑張ったり、またRIZIN呼ばれるのであればそこで頑張ったり、また初めからやり直していきたいのと、あとは、いい場面もあったと思うので、自分を信じて、自分を信じるというような練習もしていきたいと思います
ーー明日はお仕事ですか?
河村 明日はお休みをいただいていまして、ただ、明日僕がチャンピオンのFIGHTING NEXUS後楽園大会で解説をやることになっていまして、そちらの仕事があるので、また東京に戻って、明日は解説をやります。
ーー髪も(仕事のために)染め直すのですよね。
河村 そうですね、月曜の夜くらいに直そうと思います。
ーー寝技でカウンター、っていうところですけど、動かして前転から自分の体勢を作ろうかというときに、ヤマニハ選手がすごくうまく腰をコントールしていて動かすことができなかったのかなと思いました。その辺りはどうでしょうか。
河村 おっしゃる通りで、カウンターの寝技を狙っていたのとギロチンチョークとか全部こまかいところで狙っていたんですけど、全部うまく初期の対処をされていたなと思っていて。そこでちょっと僕が別の展開とかに持っていければよかったのですけど、そこがちょっとできていなかったと思います。対処がすごい素晴らしかったと思います。
ーーレッスルアップから狙うところもすごく見えていたのですが、ギロチンなのかがぶりなのか中途半端なように見受けました。
河村 あれはですね、得意なポジションでギロチンチョークを狙っていたのですが、完全に、首の位置だったり肩の位置でうまく対処されて、完全に対策されていたなって、試合中にも思いました。
ーーVTJで佐藤選手にも負け、大きなチャンスを二つ逃しました。どう巻き返していきますか?
河村 大きいチャンスを1年に1回ずつ負けてしまっているのですけれども、まだ僕、全然格闘技大好きなので、やめるつもりもないですし。全然まだまだ新しいトレーニングとか今どんどん取り入れていて。本当に打撃とかも今まで本当にできなかったのですけど、今日もいい場面つくれたりとかもあるので、諦めずにまたやっていきたいな思います。
ヤン・ジヨン「本当なら1RでKOしたかった。約束を守れず申し訳ない」
ーー宣言通りのKOフィニッシュでした。現在の率直な感想をお聞かせいただけますか。
ジヨン 本当なら1RでKOしたかったのですが、それができませんでしたので、宣言通りの約束は守れなかったように思います。次こそは1RでKOしたいと思います。
ーー1RでKOとならなかったのは、タイミングを狙っていたのですか?教えていただけますか。
ジヨン 相手選手のカウンターを浴びてすこし戸惑ってしまったところがありました。
ーー対戦を終えて相手の印象は試合前と後で違うところはありましたか。
ジヨン 実際には、ケージに入る前は相手を簡単にフィニッシュできると思ったら、いざ試合になると相手選手が思っていた以上に耐えていた印象です。
ーー今回はケージとなりましたが、再びRIZINの舞台に戻ってきて、お客さんの反応など肌で感じていかがでしたか。
ジヨン 前回の試合よりも確実に歓声や、大きな声援が聞こえたので、それが力になったと思っています。
ーー無敗を更新しましたが、今後の展望をお聞かせいただけますか。
ジヨン 今後の目標は、RIZINの上位の選手たちと戦ってみたいと思っています。
ーー対戦直後に対戦相手を介抱する姿や、ファンサービスの様子が話題ですがどう思っていますか?
ジヨン 日本に来た際、日本のファンの皆さんがよくしてくれるので、僕としてはその気持ちに応えるつもりでしていることです。
ーー同じ韓国のファイターで尊敬すると仰っていたキム・スーチョル選手がRIZIN軍としてBELLATOR対抗戦に出場しますが、ヤン・ジヨン選手にもこうしてRIZINの舞台に上がるなかで、RIZINの選手として戦いたいという気持ちはありますか?
ジヨン はい。もちろんあります。
魚井フルスイング「完敗ですね、はい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
魚井 ああ、いや、完敗ですね。
ーー試合前、今回のテーマは「出し切る」とのことでした。2ラウンドでどこまで出せましたか?
魚井 ……6割くらいですかね。
ーーやはり前に行けなかった部分は相手の打撃や決め手となったパンチを警戒していたということですか。
魚井 そうですね、ただ、結構、試合前日の時点で、良くないときの自分のメンタルの感じになっていたのですけど、サポート陣の、うちのチームの人たちのおかげでその中での最善の形に持っていけていて、そこは全然言い訳にするつもりがないというか、単純にヤン・ジヨン選手の左が、僕のガードが下がっているところにタイミング合わせてきてすごい伸びてきたので、あれは仕方ないですね。完敗です。
ーー伸びてきたというのは、イメージ以上だったのですか。
魚井 そうですね、長い。リーチが長いというのと、タイミングが、2ラウンドの中盤から後半にかけてだったと思うのですけど、圧力を向こうのほうがかけていて、2ラウンド大体半ばくらいとか、「今ここは気持ち悪いからもうすこし周って」みたいに変に冷静で。圧力ですね。圧力に持っていかれました。タイミングもうまかったので、打撃、左を警戒していたのですがうまかったです。
ーーセコンドの大沢(ケンジ)さんに何か声はかけられましたか。
魚井 1ラウンド、前回大沢さんにも大沢さん以外にも言われたのですけど、相手を効かせられる場面があったのですけど、そこでいろんな要素、理由はあったのですけど追撃にいけなくて。もっと、自分が作ることができなかったので。そこを言われましたね。そこでやっぱり行けないとダメだなと。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望をお聞かせいただけますか。
魚井 ダメージを抜いて。いいのか悪いのか分からないですけどすごい落ち込んでいるわけじゃないので。進退などキャリア的には考えなきゃいけないですけど、こういったRIZINみたいな大きい舞台や、他の国内の団体、何か、やはり試合をしたいですね。ダメージを抜いて、ただするのじゃなくて試合前考えていたのですけど、ちゃんと強くなるための練習をして、積み重ねて、次の試合にチャレンジする。その流れを鵜作った上で試合をしたいと考えています。
久保優太&サラ「これが勝利の味かってちょっと泣きそうになりました」
ーーMMA初勝利となりました。試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
久保 いやもう本当に嬉しいというか。さっきBRAVE宮田代表とも話して、「全然違う嬉しさあるでしょ」と言ってくれて、本当にめちゃくちゃ嬉しいですし、勝つのが久しぶりすぎて。これが勝利の味かってちょっと泣きそうになりました。泣いてませんけど。
ーーサラさんは勝利を見ていかがでしたか。
サラ すごく嬉しいし、試合前に「奥田、ちょっと今回は負けるわけにいかないんだよ、ごめんね」って思いました。
久保 なんで?
サラ え、だってズッコケまくってきたから。今回コケるわけにはいかないじゃん。今回こけちゃったら次サラが歌うのもちょっと危うくなってくるから今回勝ってもらわないとこまるよと思いました。
久保 封印したもんね。
サラ なんか寂しいと思ったよ。何か足りないなと思ったらやっぱりサラだったよ。
久保 料理で言ったら塩がない感じ。味気ないな。って。
サラ そんな感じ。
ーー久しぶりの勝利とのことですが、どれくらいでしょうか。
久保 最後勝利したのは2020年の3月のK-1の3度目の防衛戦なので、2年半年以上ぶりになりました。
ーー対戦相手の奥田選手の印象は、戦ってみていかがでしたか。
久保 パワーがすごいっていうのは分かっていたし、レスリング力があるのはデータで分かっていたので僕はそこは想定していて、逆に奥田選手をクリアできなければMMAに挑戦というか、もう、なんて言うんですかねこう、「自分は向いていないな」と思うくらい、それくらい覚悟しなきゃいけないくらいの気持ちだったというか。本当にここをクリアしないと、MMA挑戦するスタートラインに立てないっていうのを、自分の中に課していて。ああいうケージ際とかはBRAVEジムで壁レスはかなりもまれていたので、武田選手だったり芦田選手にすごい教えていただいていたのでケージ際の攻防はBRAVEで揉まれていたのでそこは自信があったというか落ち着いていて、で、宮田代表の指示をしっかり聞いて、刺せとか、顔蹴れとかいただいて、指示通りできました。
ーー今後の展望を教えていただけますか。
久保 やっとここで勝って次の試合というのを、本当に、「次も挑戦させてくれ」という発言権はあるかなって思うので、僕としてはやっぱりすぐにここで練習再開して、ぜひ大晦日出させてもらいたいです。もちろんMMAで。
ーー今の話を聞いてサラさんはいかがですか?
サラ ついにサラの出番だなと思いました。大晦日、サラ。楽しみにしててくださいね!
久保 はい。
ーームエタイやっている頃から久しぶりの肘を使ったと思います。グラウンドの肘はいかがでしたか。
久保 今日セコンドについてくれた梅野源治選手と話していて。今回、梅野選手と肘、膝、今までは結構組み技ばっかり練習させてもらったんですよね、この1年というか、1年前試合をやるときはMMA挑戦するにあたって打撃を練習する時間がないというか、組みと寝技にしか練習を割く時間がなかったところが正直あって。で最近やっとそういうレスリングがだいぶできるようになって、だいぶ打撃の練習に割く時間ができて。で、今回も梅野選手と一緒に練習させてもらったりして肘・膝をかなり教えてもらっていたのでどこかで「爆肘」をさせてやろうかなと思っていたのですけど。この状態で、肘打っていいって、「ヤバいよね(笑)」って話をしていたので。それは結構ぼく自身「このポジションから肘打っていいんだ」と自分自身びっくりしているというか。レフリーの人が、飛んでたのでもっと早く止めないのかなって。セコンドも「飛んでるから早く止めろ」と言っていてくれてたんですけど。でもそこの最後の最後まで気を抜かず、やっぱり試合なので。ゴングが鳴って、自分の手が挙げられるまでは、気を抜かずにマウントキープしてポジションキープして、で、2ラウンドいっても作戦遂行するような形で冷静に行きました
ーー作戦は具体的にどう立てていましたか。
久保 相手はケージ際に押し込んできて、テイクダウン狙ってくるだろうという想定ですし、まあおそらくこの先も、やっぱり僕と対峙して打ち合うっていうのは相当な打撃スキルでないとやっぱり対峙して怖さが出るはずなので絶対テイクダウン狙ってくるというのはあったので、そこはしっかり落ち着いてタックルきって、打撃を自分でコツコツ当てて、結果的に倒れているという練習通りの想定をしていました。
ーーサラさんは久保選手の勝利を間近で見ていていかがでしたか?
サラ 「やったー!」って。カッコ良かったです。「やったー!」って思いました。
ーー惚れ直しましたか?
サラ 惚れ直す?……惚れ直す?カッコ良かったけどそれよりも安心した、やったー!って。この、ずっとずっこけてたから、やっと今日おいしいお肉が名古屋で食べれるなと思いました。
ーー負けていたらおいしくなかった。
サラ 負けてたら空気読まなきゃいけないし、こっちも気を遣うから勝って食べるお肉のほうがおいしいです。どこの焼肉屋行こうか考えてる。
久保 まだどこも予約してないんですけど(笑)
ーー久保選手が予約するのですか?
久保 そうです(笑)。サラちゃん予約の取り方知ってる?
サラ 知らない。どこかおいしいところがあったら教えてください。
ーーサラさんのこういった反応を聞いていかがですか。
久保 僕にとってサラちゃんは最高のモチベーションなので、次も勝つところを見せるために早く練習再開して頑張ろうと思います。
ーー先日誕生したお子さんもモチベーションに?
久保 そうなんだよね……忘れちゃう話って……言っていいのかな。
サラ え、どうぞ、言って。
久保 練習に集中しすぎてプレッシャーがありすぎて、ちょっと、忘れちゃうというか。
サラ 自分が子供いるの忘れるんですよ。
久保 ヤベえと思って。写真がLINEとかで送られてくるので、それでやべえと気づく。それくらい余裕がないというか、集中していたので。
サラ みんな静か。
久保 (苦笑)
ーーこれでやっと実感が持てるということでしょうか。
久保 たしかに、そうですね。フォローありがとうございます。
ーー大晦日に参戦を希望するそうですが戦いたい選手のイメージはありますか?
久保 戦いたい選手は特にないんですけど、MMAに挑戦して今1年生だと思うので、そこからこれから階段昇るためじゃないですけど、本当に誰でもチャンスがもらえるのであれば出たいっていうふうに。
ーー打撃系の選手でもグラップラーでもどちらでも?
久保 はい。どちらでも自分の勉強になるというか、糧になると思いますし、勝負論ある選手のほうがお客さんとしては面白いのかなと思いますし、僕は本当にもらえるチャンスを、若くないので、ひとつひとつクリアしていくためにチャンスをがんばっていきたい、そのためにも今回勝たないといけないと、思っていました。
ーー前々日会見で色々試したいとのことでした。今日の試合のなかでは、どれくらい?何割くらい試せましたか。
久保 ケージというのは初めてですし、BRAVEジムで壁レスっていうのはかなり練習させてもらっていたので、壁レスが本番では実際どれくらいなのかなって。結構、意外に落ち着くっていうか、練習のほうがソワソワしているっていうか。「あ、やばいここ持たれちゃいけない」とか、「次、下、来るぞ」とか練習のほうが考える感じで、試合のほうが逆に落ち着いて、「あ、これは練習だとこうだったな」とか、そういうのを今回ひとつのシチュエーションというか、1回でしたけど、実際試せました。あとはマウントキープですよね。マウントで、セコンドの指示通り「ここ今ブリッジくるぞ気をつけろ」「上乗りすぎてる、下の方ポジションキープしろ」とか、しっかり指示が聞けて。で、ポジションはマウントキープして、で、1回バックに回っていたんで、バックチョーク狙おうかと思ったのですが、狙わずに、「狙うな」という指示を宮田代表からいただいていたので、あそこはさっき反省会というか、あそこでバックチョークを狙ったりすると今度自分が下になる可能性があるからそこは行くなという指示をちゃんと聞いて、あれで正解と言われて、自分としてはきちんと練習通り遂行できているということで、だから今回は壁レスの部分は、マウントキープの部分と、マウントからのバックの立ち回りは練習通りできているなというのがあって、他の部分はこれからどんどん修正していきたいなと思っています。
ーーまだ隠している部分があるということですか。
久保 そうですね。まだ自分も練習でどんどん試している状態なので、そこをいかに、スパーリングでやってきて、なおかつ本番でできるように。やっぱりMMAはむずかしいなと練習でも感じますし、本番でも感じます。
ーー離れていたSNSは今日から復活ですか?
久保 そうですね、2週間離れていたのと、あとやっぱ年末終わってから僕がもう格闘技やめたんじゃないかという噂がたっていたのですよね。いつだったかな、ドバイ帰ってきたくらいから。ちょうど1ヶ月くらい怪我して休んでいた期間があって、その間に僕が格闘技やめたみたいな噂がたっていたので、だったらこれは利用するじゃないですけど、この期間を僕が成長する期間につかって、練習行かしてもらってるBRAVEの皆さんとか、FIGHTER'S FLOWの上田代表にもSNSではちょっと隠してほしいというか、僕が練習しているところのせないでくださいと、みなさんが集合写真撮られているときも僕は後ろで自分が撮ったり隠れたりして、SNSで僕が練習している風景を出さずに実際に試合にでて、自分がこういうふうに練習していたんだぞというのを見せたくて隠してもらってて、実はこそこそ練習していたんですよね。
ーー大晦日は去年のようなマッチメイクだったら出ないですか。
久保 そ、そうですね(笑)。どういうの求められてるかわからないけど、シバターさんだったらどうする?
サラ ノーコメント。
久保 僕はあまり、今回の奥田選手のアレとかも、「お前、試合終わったらバラしちゃいけないことバラすからな」と言われたのですけど、サラちゃんに電話して「あの、僕、隠してること何もないよね、週刊誌とかでワーワーやられたの4、5年前だし特に何もないよね」と、「何もないんじゃない?」とサラちゃんに、夜電話したよね。
サラ 私も一緒にビビってたから(笑)。何か悪いことしたっけって。だから心理戦はちょっと弱いです。二人とも弱い。
久保 確かに。だから単純に僕は、アスリートとして挑戦できる場のほうが、今回も3週間くらい外部をシャットアウトしたので、そっちのほうが自分には向いているかなと思いました。
久保 今、(インタビュー)何分ですか?
梅野 やばいやばい!もう終わり!
久保 梅野さんがもうやばいらしいので。ありがとうございました。
奥田啓介「情けなくて。コージ本当ごめん」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。
奥田 いや痛いっすね。肘ってあんなに痛いのっていう感じでした。
ーーダメージ的には残っている状況ですか?
奥田 っていうより心のダメージのほうが大きいかなっていう感じですかね……。でもやっぱり今回打撃であんだけ前にプレッシャーかけれて、組みまでよかったのにあの投げで全部自分でぶち壊しちゃった感があったので。本当に正直言ったら、今回、週6回練習して、今まで週1、2回しかやらないのに、ANIMAL(☆KOJI)に駆り出されて。「嫌々でもいいからやれ」と。「試合の日は来るし、俺みたいな仲間がいるんだから一緒にやろうぜ」って言ってもらって。で、まあ、ここまで来るまでに、プロレスも6月末で一回終わって、この戦いにかけようと思って今回かけてきたので、今回おふざけなしで本当に悔しいです。本当に悔しさしかないし、仲間であるANIMALとか、周りのスポンサーさんとかに、言ったら僕に投資してくれているわけで、僕っていう株が上がらないのにこんなにやってもらって本当に情けないという気持ちしか、俺はないです。
ーー対戦を終えて相手の印象は試合前と後で違うところはありましたか。
奥田 対戦前にずっと「お前終わったらヤバイこと言ってやるから」て言ったけど別に何もなくて。動揺するかなと思っていったら記者会見で本当に焦っていたから、なんか本当に真っ直ぐな人なんだなとか思いながら。でもやっぱり、元K-1チャンピオンと向き合って、ファイティングスピリッツすごいなと思ったし。本当に俺は何も言える立場じゃないけど、本当に素晴らしい選手なんじゃないかなって思います。
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望をお聞かせいただけますか。
奥田 今後の展望。負けたままで終われないし終わりたくないし、もっかいこのチャンスを自分で手繰り寄せるために、一生懸命、本当に今回6月末でばっさりプロレスをやめて、ってなった時に本当に悔しい思いをしてきて、本当にいろんな思いがあって、別れもあったりだとか。本当に仲間だと思っていた奴が裏切ったりだとか。そんななかでこの試合に向けて本当に気持ち上げてやってきたので、悔しいし、KOJI、KOJIちょっと来て、来て。本当に、ANIMAL☆KOJIが、本当に1ヶ月前辛い状況になった時に、ずっと「大丈夫だ、大丈夫だ」って、俺のそばにいてくれて。カメラの前で涙を見せるって本当にダサイことなんですけど……、本当にKOJIだけじゃないし本当に仲間が支えてくれたのにこの不甲斐ない結果、あの投げ一発で自分で潰しちゃって、情けなくて。KOJI本当にごめん。
ANIMAL☆KOJI(以下ANIMAL) 僕も啓介と喧嘩した時もあったんですけど、こうやって頑張る姿をずっと練習してきたので、本当に勝たせてあげれなくて悔しい気持ちでいっぱいなんですけど、まだまだMMAファイターとして奥田啓介は未完成なので、これからしっかり練習してがんばっていくので、RIZINのファンのみなさん、プロレスのファンのみなさん、奥田啓介の応援を今後ともよろしくお願いします、ありがとうございました。
奥田 ありがとうございました。勝つところ絶対見せたいと言ったんですけど、このままじゃ絶対終わらないし俺はまだ夢に向かって突っ走りますので。そんなこと奥田啓介が言ってもおもしろくないので、次は勝ってギャルと夜遊びたいです、以上です、ありがとうございました。
ーーお疲れ様でした。
奥田 お疲れ!
ーープロレスに今いったん距離を置いていると思いますが、今後もMMAに軸足を置いていくつもりですか?それとも……
奥田 あーちゃん。
ーーどういうことでしょうか、通訳をお願いします。
ANIMAL 今後ともあーちゃんことANIMAL☆KOJIとともにタッグを組んで頑張っていきます。
奥田 そうだよ、MMAはまだ未完成だって言ってたじゃん、さっき。未完成だから、こっから完成して、次の対戦相手でギャル釣るくらいの勢いでいるから。まだまだこんなんじゃ負けじゃないと思うから。勝ちへの途中でしょ。ほら、みんな納得した顔してないと思うけどまあ、そんな感じで。まだまだやるよ。
ーーじゃあ、引き続きプロレスというよりはMMA中心に。
奥田 そうだね。俺も全然後が長くないと思っているから。まああれでしょ。別にこの結果でも巌流島のチャンピオンに俺なってるんだから、次、12月28日。次そこだよ。やるでしょ。前のチャンピオンが出ない興行なんてないんだからさ。巌流島だよ、次。それだけ。
ーー勝ってギャルを釣るといっていたことについては…。
奥田 負けてもギャルは釣れるでしょ。まじで悔しんで、何こいつつまんねえこと言ってんのという人がめっちゃ見てているんですけど、俺はこのままじゃ終わらないから。絶対MMAぶっ壊してやるから。俺はプロレスラーなんで。まだまだやります。
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