9月30日(金)都内某所にてRIZIN LANDMARK 4 in NAGOYAに関する記者会見が行われた。
会見には榊原信行CEOと参戦が決定した弥益ドミネーター聡志、平本蓮、元谷友貴、倉本一真、SARAMI、ミノワマンZ、鈴木博昭、征矢貴、河村泰博の計9名の選手が登壇した。
新体制LANDMARKシリーズ第1弾は有観客で開催
11月6日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で行われるRIZIN LANDMARK 4 in NAGOYAは、これまでのTRIGGERシリーズを廃止した新体制でのLANDMARKシリーズ第1弾となる。
当初LANDMARKシリーズはコロナ禍の中で配信に特化した形でスタートしたが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが落ち着いたこともあり、時には有観客、時には配信特化型とフレキシブルにスタイルを変えながら行って行きたいと話した。今回のRIZIN LANDMARK 4は有観客で行われる。
元谷vs.倉本、今成vs.摩嶋含む11カード一挙発表!
続いて榊原CEOよりRIZIN LANDMARK 4 in NAGOYAの追加対戦カードが発表された。今回発表されたのはオープニングファイト2カードを含むMMA計11カードだ。
9月25日(日)のRIZIN.38のリング上で発表された弥益ドミネーター聡志vs.平本蓮のカードに加え、フェザー級から今成正和vs.摩嶋一整、青井人vs.鈴木博昭の計3カード、バンタム級から元谷友貴vs.倉本一真、魚井フルスイングvs.ヤン・ジヨン、アラン“ヒロ”ヤマニハvs.河村泰博の3カード、フライ級は中村優作vs.征矢貴の1カード、ヘビー級はカルリ・ギブレインvs.貴賢神、ミノワマンZvs.侍マーク・ハントの2カード、唯一の女子カードとなったSARAMIvs.ラーラ・フォントーラと、オープニングファイト2カードを加えた11カードだ。
またキックボクシングで佐藤執斗の参戦決定が発表された。
弥益「心にもダメージがあるのではと心配」平本「一生懸命頑張ります!」
既に対戦が発表されていた弥益ドミネーター聡志vs.平本蓮だが、会見開始時に平本の姿はなく、会見を遅刻。そのため最初に弥益がマイクを持った。
次戦についての意気込みを求められると、先日のRIZIN.38でのリング上でのカード発表の事に触れ「その発表内におきまして彼が私を煽ってくださったのですがそれに対してアンサーをしたところ、彼が返答に窮してしまいまして、かなり困ったような状況になってしまった。身近な方からも『相手が可愛そうだ』と『弥益、大人げないぞ』とお叱りの言葉を頂戴した。大変事態を重く受け止めております」といきなりの謝罪。「今日ちょっと遅刻されているということで、もしかしたら心にもダメージがあるんじゃないかとひどく心配しております。大変申し訳ございませんでした」と、いつもの調子で煽ってみせた。
記者からの質疑で、平本の遅刻の状況を把握しているかと榊原CEOに質問が及ぶと榊原CEOは「メイウェザーばりですね。今のところ連絡がつかないと広報が焦っておりました。メイウェザーなら待ちますけど、平本蓮は待ちませんので、とっととやります」とピシャリ。記者から追加で「最近、平本選手に少し冷たいのでは?」と質問が及ぶと榊原CEOは「ビッグマウスであることは決して悪いことではないが、それの反対側で実績というものは必要だと思う。これからも発言を多くの人たちに強く言うのであれば、それに説得力を持たせる、そろそろ結果が必要なのでは」と話した。
会見開始から約30分経った頃、遅刻していた平本が会見場に到着し着席すると「一生懸命頑張ります!」と意気込みを語った。
知的な煽りで平本に一歩リードした弥益か、メイウェザーばりの遅刻とビッグマウスの平本か。大会までの二人の動向に注目が集まる。
元谷「しっかり仕留めたい」倉本「勝って力を証明したい」
7月のRIZIN.37で太田忍に勝利し現在3連勝中の元谷は、5月のRIZIN LANDMARK vol.3で魚井に勝利し2連勝中の倉本との対戦が決定。
次戦への意気込みを求められると元谷は「自分今回で2試合連続レスラー相手で、前回しっかり極められなかったので、しっかり仕留めようと思います。頑張ります!」と話した。
対する倉本は「元谷選手は自分がMMAを始めたときに既にRIZINのトップファイターで今回試合できることを本当に光栄に思います。ここでしっかり自分が勝って、力を証明したいと思っています」と話した。
記者から今大会がケージであることについてどんな影響があるかについて問われると、倉本は「自分はケージが得意なんで、(ケージが)楽しみです!」と回答。対する元谷は「ケージ。そうっすね、ケージの方が…まぁ一緒っす」と答えた。
倉本がRIZIN TRIGGER 2ndの際のようなケージファイトを見せるのか、元谷がリングと変わらぬ強さを発揮するのか、注目の一戦だ。
SARAMI「MMAをして必ず勝ちたい」
4月のRIZIN.35で浅倉カンナに判定負けを喫して以来の参戦となる第2代修斗女子世界王者SARAMIは、現在開催中のスーパーアトム級GPで伊澤星花に敗れたラーラ・フォントーラとの対戦が決定した。
SARAMIはマイクを持つと「ラーラ選手は伊澤選手に勝ちそうになったくらいすごい寝技の強い選手なんですけど、私はちゃんとMMAをして必ず勝ちたいと思っています」と意気込みを語った。
また今回の開催地・名古屋については「アマチュア時代からお世話になっていた名古屋でまた試合が出来るというのは本当に嬉しいので、必ず名古屋の地で勝ちたいと思います!」と話した。
改名ミノワマンZ「デビュー戦のつもりで頑張ります!」
20年大晦日の参戦以来となるミノワマンは『ミノワマンZ』に改名しての参戦となった。
マイクを持つと改名した経緯について「先日、ミノワマンからミノワマンZに改名しました。改名した理由っていうのは、この日本を変えるため、そして明るい未来の子どもたちのために『Z』にしました。『Z』という意味は、最後とか最終という意味があります。最終形態の超人になる、そして究極のミノワマンになろうと思って『Z』にしました」と説明。そして「僕は『Z』はデビュー戦ですので、デビュー戦のつもりで頑張ります!」と意気込みを語った。
怪物くん「ぶっ飛ばして心から楽しみたい」
今年7月の沖縄大会以来の復帰戦となる“怪物くん”こと鈴木博昭は、現在DEEPで活躍する青井人と対戦する。
鈴木はマイクを持つと「キャリアのほとんど、9割以上僕は東京で戦っているんですけど、実は名古屋で試合をするっていうのは愛知県民だというのに初めてなので、そういった意味でもすごく高揚しております。なので青井人選手、DEEPの強い選手ですけど、ぶっ飛ばして心から楽しみたいと思います!」と、地元・愛知での初の試合に興奮を隠しきれない様子で話した。
征矢「僕の試合は違うので絶対見てください!」
4月のRIZIN TRIGGER 3rdで勝利し、現在RIZIN3連勝中の征矢は中村優作と対戦する。
征矢は次戦の意気込みについて「フライ級には今ベルトがないので、正直モチベーションというか、何のために戦うかと言われると答えづらいんですけど、僕は本当に闘病中に励まして頂いたファンの皆さまにしっかり試合を通して恩返ししたいと思っているので、本当にたくさんのファンの皆さまに僕の試合を見てほしいです」と話した。
また「フライ級の試合はあんまり面白くないっていう人が多いんですけど、僕の試合は違うので絶対見てください!」とファンへアピールした。
河村「バンタム級を掻き回してやろうかな」
今回RIZIN初参戦を果たす河村泰博は、ボンサイ柔術のアラン“ヒロ”ヤマニハとの対戦が決定した。
マイクを持つと河村は「今バンタム級があんまり盛り上がってなくて、フェザー級の勢いに飲まれている感じがするので、僕がこれからバンタム級を掻き回してやろうかなと思ってます」と宣言した。
河村がヤマニハに勝利しバンタム級を掻き回すのか、ヤマニハが門番として河村を跳ね除けるのか、注目だ!
残りのカードは準備ができ次第発表予定!今後のRIZIN LANDMARK 4 in NAGOYAの追加情報をお見逃しなく!
記者会見の様子(YouTube)
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