9月30日(木)都内にて、10月24日(日)に横浜のぴあアリーナMMにて開催されるYogibo presents RIZIN.31の対戦カード発表記者会見が行われた。
会見には榊原信行CEOと、斎藤裕、浅倉カンナ、金原正徳、芦田崇宏など出場が決定した14名の選手が登壇した。
7つの対戦カードを発表!スダリオの参戦も決定!斎藤の対戦相手は調整中
この記者会見では7つの対戦カードが発表された。発表されたのは、浅倉カンナvs.大島沙緒里の女子カード、ライト級から阿部大治vs.アキラ、フェザー級では中村大介vs.新居すぐる、金原正徳vs.芦田崇宏、白川陸斗vs.山本琢也、そしてフライ級から中村優作vs.伊藤裕樹、伊藤盛一郎vs.橋本薫汰の計7つのカードだ。
また斎藤裕、スダリオ剛の参戦も決定。2人の対戦相手は現在調整中で、決定次第改めて発表される。
斎藤「骨のある対戦相手を待ってます」タイトルマッチ直談判!ポスターも公開!
9月19日のRIZIN.30のリング上で参戦が発表された斎藤裕だが、現時点でも対戦相手は調整中だと明かされた。
斎藤はマイクを持つと「榊原社長、ちょっと一つ良いですか?今回自分がメインでやるって言うことでタイトル戦にしてもらいたい。やる気のない選手はあんまり興味ないので、やる気のある選手と出来ればと思う」と、対戦相手が決まっていない中でもベルトを賭けたタイトル戦がしたいと榊原CEOへ直談判した。
これを受け、榊原CEOは「斎藤裕がそれだけの覚悟を持って賭けると言うんだったらタイトルマッチにしたいと思う。かといって手加減無しでマッチメイクしますよ?」と斎藤の覚悟に応えてみせた。これに斎藤は「はい」と返事をした。
榊原CEOは続けて「既にDEEPの牛久選手なんかもやらせてくれと言っていて、我々としてはチャンピオンがそういう思いでいてくれることを嬉しく思うとともに、それであればフェザー級タイトルマッチとして10月24日、齋藤裕の試合をベルトを賭けた試合としたいと思います」と、RIZIN.31のメインイベントで斎藤のタイトルマッチを行うことを決めたことを発表した。
斎藤は「骨のある対戦相手を待ってます」と一言付け加えた。
また、今大会のポスタービジュアルも発表された。今回の王者・斎藤の参戦を受け、斎藤がメインのポスタービジュアルに仕上がった。
浅倉「前回の悔しさを大島にぶつけたい」大島「しっかり勝ちに行きたい」
今回発表されたカードの中で唯一、女子の試合として組まれたのが浅倉カンナvs.大島沙緒里だ。
浅倉はマイクを持つと「前回の試合で浜崎選手に負けてしまいまたベルトが遠のいてしまったが、今回はまた駆け上がっていくストーリーのスタートだと思っている。前回の悔しさをしっかり大島選手にぶつけたい。全局面で圧倒して一本かKOで勝ちたい」とコメントした。
対するRIZIN初参戦の大島は「ベルトを持って闘う以上は負けられないと思ってますし、しっかり勝ちに行きたい」と意気込みを語った。
伊藤「僕が叩きのめします」中村「サクサクっとやっつけます」
6月のRIZIN.29大阪大会で試合が中止となり、再び今大会に参戦が決定した中村優作は、3月のRIZIN.27名古屋大会で劇的なKO勝利をあげた伊藤裕樹との対戦が決定。
今回会見に出席できなかった中村は「前回めちゃめちゃ仕上がっていたのにマイクでしか魅せる事ができなくてほんまにエネルギーが有り余りまくってるんで、今回楽しみで仕方ない。まぁサクサクっとやっつけますけどね、優作だけに」というコメントが代読された。
対する伊藤は「中村選手には世代交代の意味も含めて、ここで現役生活の終止符を打つために、僕が叩きのめします」とコメントした。
中村「41歳ベルトを目指すロマンを追って」新居「ブリーフに胸を借りるつもりでぶっ飛ばす」
今回、初参戦同士の試合の一つにベテラン・中村大介と新居すぐるのフェザー級のカードが組まれた。
中村は「41歳過ぎてRIZINのベルトを目指すというロマンを追って参戦させていただきます。自分のプロレスリングを貫いて、一個いっこ勝っていきたい」とコメントした。
対する新居は「中村の無地のブリーフ一丁でタオル頭に巻いての試合入場がスゲー渋いなとずっと思っていた。そのパンツに中村選手の格闘技の集大成みたいなのがあるなと思っているので、今回はそのブリーフに胸を借りるつもりでぶっ飛ばしに行きます!」と、中村に対し意気込みを語った。
金原「芦田は眼中にない」芦田「金原をもう一度終わらせる」
20年2月のRIZIN.21の敗戦で引退を表明した金原正徳が、引退復帰にてフェザー級に階級を上げ、芦田崇宏との対戦が決定した。
今回約1年8ヶ月ぶりの復帰戦となる金原は「ただいま、金原です。自分が去ったフェザー級が盛り上がっているということで、もう一度カムバックしてきた。芦田は眼中にない。このベルトを捕りに帰ってきた」と、芦田ではなくベルトを狙っているとコメント。
対する芦田は「しっかり金原をもう一度終わらせて、RIZINファンにしっかりアピールして今後に繋げたい」と、こちらも金原へ挑発的なコメントをしてみせた。
阿部「一番面白い試合をやる」アキラ「ライト級選手、全員を失神KOしに来た」
RIZIN初参戦同士のカードとして、阿部大治vs.アキラのライト級のカードが決定!
DEEP王者の阿部は「今回からライト級に落として初の試合。ライト級でトップ戦線でチャンピオンの首を捕れるのは僕だけ。一番面白い試合をやるんで、名前と顔を覚えてくれたら嬉しい」と意気込みを語った。
対するアキラは「ライト級ファイター全員を失神KOしに来ました」とコメントした。
白川「しっかり勝って年末へアピールしたい」山本「全力で闘う」
これまでRIZIN3戦2勝の白川陸斗は、GRACHAN2冠王者の山本琢也と対戦する。
白川は「相手は2階級チャンピオン。僕の相手も今回いい相手というのを願っている。今回しっかり勝って、年末に出れるようにアピールして、一歩一歩ベルトに近づきたい」とコメントした。
対するRIZIN初参戦の山本は「初参戦ということで全力で闘うので、皆さん応援よろしくお願いします!」と意気込みを語った。
伊藤「今回こそは必ず勝つ」橋本「伊藤には覚悟しておいて欲しい」
横浜開催ということで、地元・横浜の伊藤盛一郎の参戦が決定! 対戦相手はRIZIN初参戦のFighting NEXUS王者・橋本薫汰に決定した。
伊藤はマイクを持つと「今回こそは必ず勝って、年末そして来年に繋げていけたら」とコメントするとと、対する橋本は「自分の存在を証明する試合をしたい。全局面で圧倒する試合になるので楽しみにしておいて欲しい、伊藤には覚悟しておいて欲しい」とコメントした。
11/20(土)沖縄アリーナにてYogibo presents RIZIN.32開催決定!
また会見では、10月24日(日)の次回大会として、11月20日(土)沖縄アリーナにてYogibo presents RIZIN.32を開催することも発表された!
榊原CEOは会見の冒頭に「コロナ禍の中で、きちっとルールを決めて加速度的に、より昔のような形で年末に進んでいくことを期待している。RIZINとしては1ヶ月に1回とか言うことではなくて、矢継ぎ早に大会を重ね合わせて一気に上り詰めていきたい。積極的に攻めていきたい」と話し、次回の10月24日の大会の次回大会を沖縄アリーナで行うことを発表した。
会場の沖縄アリーナに関しては「この瞬間でいうと、日本最高のアリーナ。1万人入る素晴らしいアリーナがこの4月沖縄に誕生している」とコメントした。
11月の沖縄アリーナの情報に関しては、詳細が決まり次第改めて発表予定!今後の発表にも注目だ!
記者会見の様子(YouTube)
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