2020年8月2日(日)にYoutubeでライブ配信されたRIZIN.22 / RIZIN.23直前番組にRIZINファイターのRENAと佐々木憂流迦がゲストで登場!開催が1週間後に迫ったRIZIN.22 - STARTING OVER - / RIZIN.23 - CALLING OVER - の見所を熱く語った。
番組にはRENA、憂流迦の他にも、榊原信行CEO、解説に「ゴング格闘技」の熊久保英幸氏を迎え、髙橋大輔氏のMCのもと番組がスタート!またRIZINガール2020に決定した東海林里咲、澤田実架も登場し番組に花を添えた。
RIZIN.22 試合順発表!熊久保氏がキック2試合の見所を解説!
今回のライブ配信中に今大会の試合順が発表された。まず8月9日(日)に開催されるRIZIN.22の試合順を榊原CEOが発表すると、解説の熊久保氏が第4試合の吉成名高vs.優心の見所を解説!
「吉成名高は外国人で史上初、ムエタイの二大殿堂、ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムの二つのベルトを同時に取った選手。51kgより小さい階級で今までタイ人相手に試合をしていたが、今回RIZINという大舞台で、しかも横浜のデカい会場でどれだけの存在感を見せられるかが非常に楽しみ」と熊久保氏は吉成名高についての見所を語った。
また先日の記者会見に登場し話題になった江幡塁についての見所も解説。「大晦日に那須川天心相手にああいう負け方をしてしまったが、実力のある選手。自分の実力が発揮できなかったことや親友を亡くしたことから『RIZINで勝つところを見せたい』という思いが凄く強いはず。今回はより気持ちを入れて試合に臨むと思うので注目して欲しい」と話した。
注目の女子カード、浅倉vs.古瀬の見所を紹介!
浅倉カンナvs.古瀬美月のカードに対して、同じ女子ファイターとしてRENAは「浅倉はリングで向き合っていても殺気を感じさせない、だが強い。独特の雰囲気をしている。今まで一番若かった浅倉よりさらに若いRIZIN初参戦の古瀬の試合は凄く楽しみ」と話した。憂流迦は「浅倉はずっと見て来たが成長著しい。対する古瀬は格闘代理戦争で知っていた。この試合どうなるかわからない」と話した。
榊原CEOはこのカードを組んだ意図について「女子スーパーアトム級はRENA筆頭に群雄割拠している。そこにニューカマーとして古瀬がどう絡むか。若い選手がどんどん挑んでRIZINの中で存在感を示して欲しい」と話し、また「カンナ相手にどこまで行けるか、喰えば飛び級」と古瀬への挑戦に期待を示した。
またこれに対して熊久保氏が更に解説を付け加えた。「古瀬は5月にDEEP JEWELSのアトム級タイトルマッチを控えていたがその試合が延びて、そのテンションのままこの試合に臨むと思う。仕上がりはもちろん十分だし、(浅倉を)喰ってやろうという思いが凄く強いと思う」
緊急参戦が決まった浜崎vs.前澤!RENA「ウチの先輩は凄く強いから」
浜崎と共に練習をしているRENAは「日本で一番強いのは浜崎と思う。前澤の『チャレンジしないまま終わるのは嫌だ』というのを見て格好いいと思った。ただ、ウチの先輩は凄く強いから」と話し、憂流迦は「個人的に浜崎の試合が好き。浜崎の参戦にテンションが上っている」とコメントした。
これに対して熊久保氏は「7月のDEEP JEWELSでグラップリングのタッグマッチを行い、相手チーム同士で闘い浜崎が一本勝ちしている。あれを見ちゃうとだいぶ差があるのではと思うが、今回は打撃もあるし、あの場で浜崎へ挑戦状を叩きつけた前澤の思いもある。『失うものは何もない』という気持ちで向かう前澤の意地に期待」と解説した。
RIZIN.22のメインカード!敗戦から勝利を誓うサトシか、ジークンドーを取り入れた矢地か
RIZIN.22のメインカードは矢地祐介vs.ホベルト・サトシ・ソウザに決定した。このメインカードについて榊原CEOは「世界でも群雄割拠しているライト級で、日本最強を決める闘いになる。昨年のライト級グランプリではベスト4に日本人が残らなかった。打倒ムサエフ、世界と向き合える日本人最強を決める。会見でのサトシのコメントが良かった。家族や道場の生徒に二度と悲しい思いをさせたくないという思いが次の強さに、エネルギーになると思う。サトシも生まれ変わっていると思うので楽しみ」と話した。
憂流迦は「過去に二人とも触ったことがある。サトシの寝技の強さは半端じゃない、とんでもない。一本取られ、ほぼ何も出来なかった。寝技の展開になったらサトシがめちゃくちゃ強いと思う。矢地は最近、ジークンドーなど未知の部分がどれくらい試合に出るのか、本当に楽しみ」とこの試合に込める期待を語り、RENAは「バチバチの試合になると思う。私はサトシのマイクが聞きたい、可愛いので」と、サトシの勝利後のマイクに期待を寄せた。
このメインカードに対して熊久保氏は「サトシは昨年のライト級グランプリに出たが、矢地は出れなかった悔しい気持ちがあるのと同時に、ジークンドーを取り入れたことで幻想が膨らんでいる。矢地がどうやってジークンドーの技をMMAに出してくるのか」と見所を解説した。
憂流迦が井上vs.修斗に期待「レベルの高い試合になる」
RIZIN.22の出演者おすすめのカードとして、憂流迦は井上直樹vs.渡部修斗のカードを挙げた。共に暮らし練習していた井上について憂流迦は「本当に強い。MMAファイターとして完成度が高い」と評価し、対する修斗については「同い年で親交もあるが、組みの強い選手。この試合はレベルの高い試合になると思う」とこのカードに込める期待感を話した。また井上のキーワードとして「昼寝時間」と話し、その理由について「(井上は)試合前に必ず昼寝をするが、良い昼寝が出来ればめちゃくちゃ強い」と話した。
勝利者賞、KO賞の実施を発表!「選手のモチベーション上がる」
榊原CEOより、今大会のPPVをいつもより値上げしたことに関して、値上げした金額を一部、選手に還元する事を発表した。勝った場合は『スカパー!勝利者賞 5万円』、KOした場合は『スカパー!KO賞 10万円』としてボーナスが出るという。
これに対しファイターの立場の憂流迦は「これはモチベーションが上がる。UFC時代もボーナスがあったのでめちゃくちゃ狙っていた」と話し、RENAも「これがあるとないとでは最後に追い込むか、倒しに行くか行かないか変わってくる」とリアルな心境を明かした。
RIZIN.23 試合順発表!出演者がセミメインの元谷vs.魚井の見所を語る!
続いて8月10日(祝・月)のRIZIN.23の試合順が発表された。注目カードとして元谷友貴vs.魚井フルスイングのカードが挙げられると、榊原CEOは「RIZINの中でバンタム級は今や絶対的な階級。堀口の怪我からの復帰や、今大会メインの海扇久保戦、その次を狙う元谷と魚井の試合は意味があると思っている。次に繋がるドラマを見せる上で、バンタム級2カードを並べることで選手達のモチベーションが上がると思った」と、このカードを組んだ意図を語った。
同じ階級の憂流迦は「元谷はハイクオリティ。寝技の展開になって元谷が一本勝ちするのでは。魚井は一発狙いに行くと思うが、元谷は打撃への適応能力もかなり高い。元谷が2R一本で勝つ」と、ズバリ勝敗を予想した。これを聞いた榊原CEOは「プロモーター目線でいうと、僕は元谷に、敢えてフルスイングに付き合って欲しい。セミの仕事をしようと思ったら、魚井のフルスイングに逆にフルスイングで勝つしかない」と話すと、MCが「元谷選手、見てますか?」とプロモーターの思いを届けるように画面の向こうで見ているかもしれない元谷へ呼びかけた。これに対しRENAも「私も(元谷の)フルスイングは見てみたい」と笑顔で答えた。
解説の熊久保氏は「元谷は先日のDEEPの試合でコンパクトなスイングでパンチを打っていた。フルスイングの前にコンパクトなパンチで当ててしまうのでは。しかし、魚井のセコンドの大沢さんが魚井に対し『誰もお前の判定勝ちは見たくない!フルスイングが見たいんだ!』とリングサイドから声をかけ、(今回も)魚井にフルスイングをさせるだろう。格闘技は本当に一発でどうなるかわからない」と話した。
バンタム級タイトルマッチを解説!憂流迦「作戦によって試合が変わる」
そしてRIZIN.23のメインカード、朝倉海vs.扇久保博正について話が及ぶと、榊原CEOはこのカードが組んだ経緯を説明。「年末に石渡に勝利した扇久保を軸に、タイトルマッチの相手を選んだ。この二人が闘うのがふさわしい」と話した。昨年、朝倉海に破れた憂流迦は「純粋に楽しみ。作戦によってどうなるか変わる試合と思う。特に扇久保が前回の石渡戦のような闘い方をすると海が有利なのでは。海の拳の硬さを知っているので、あれを受け続けるとかなりのリスクが伴う。扇久保ががテイクダウンを意識した作戦で行くのかがキーポイント」と、昨年10月の自身が海に破れた試合を見ながら話した。
またその海に対して憂流迦は「回るのが凄く上手。直線的な攻撃にすごく強いので(扇久保は)そこをどうやって攻略するか」と、海と拳を交えたからこそのポイントを話した。RENAは「全然タイプが違う。立ちの展開なら海の方が打撃が強いと思うが、扇久保の粘り強さは、自分だったら嫌。最初のコンタクトで試合がどうなるか」と、ファイターとして自身が闘った事を想定したコメントを話した。
これを受け熊久保氏は「扇久保は今回、内容を捨てて勝ちに行くのでは。しかし海には一発がある。一発がある選手は試合をどこでも終わらせることが出来るので最後まで油断ならない相手だと思う」と解説した。
RENAは海人、植山に期待!「シュートボクサーの意地見せて欲しい」
RENAは同じシュートボクシングで活躍する植山征紀と海人に注目して欲しいと話した。「植山と江幡は、新日本キックとシュートボクシングという、今までなかなか交わることがなかった団体同士のカードなので楽しみ。また今回ヒール的な立ち位置のになると思うが、自分の思いだけを貫いて試合をして欲しい」と植山にエールを送った。
海人に対しては「海人の相手は見た目がすごく強そうだが、シュートボクサーの意地を見せて欲しい」と話すと、榊原CEOは「今回、海人は階級を上げて闘う。相手のロククは特有のバネがあり回転も早く力強い。海人とタイプが違うので海人の良さが引き出される試合になるのでは」と、このカードの見所を付け加えた。
RIZINなんでもランキング!パンチ力、スピード、寝技…ナンバーワンは一体?!
今大会のカードの見所の他にも、番組では出演者に「RIZINなんでもランキング」として、各々の思うナンバーワンを発表してもらうという企画を実施!パンチ力やスピード、寝技などの技術的なナンバーワンから、モテ男ナンバーワンなど、自身の思うナンバーワンを出演者が回答し、番組は盛り上がりをみせた。
RENA「今は格闘技不足。全力で楽しい試合を」、憂流迦「貴重な体験になると思う」
番組の最後には、出演者が今大会の楽しみ方を視聴者へ伝えた。解説の熊久保氏は「日本人対決中心の大会なので、日本人独特の情念、根性が出てくると思う。こいつには負けたくないという姿が見れる。絶対に熱い試合になる」と話し、憂流迦は「この状況下だからこそ、選手は試合を大切にすると思うし、見ることも大切にしたい。きっと楽しめると思うし貴重な体験になると思う」と話した。
RENAは「今は格闘技不足だと思う。選手たちは全力で楽しい試合をすると思う。心から楽しみにして欲しい。私もリングに戻れる日を楽しみにしている」と、自身のリング復帰への意気込みも語った。
最後に榊原CEOは「こんなに苦しむとは思っていなかった。RIZIN立ち上げて5年目だが、日本人の若い選手が活躍してRIZINがここまで盛り上がってこれた。スタートした際は日本の格闘技の力を世界に向けて、海外の団体に負けないような舞台にしたと思っていた。ただ日本である以上、日本人が引っ張るしかない。その中で今大会の2日間、全18試合、総勢36名の選手が何を見せるか。日本人の選手が思いを持ってリングに上って、見る人の気持を鷲掴みに出来るかどうか。外国人選手の力を借りずにMade in JAPANで、日本のファン、世界中のファンに届けたい。海外の選手達よりも『日本のファイター、たまんねえよ』と言わせられるか。その背中を押すのがファン。なので是非、見て欲しい。次に繋がる保証はない、いつどうなるかわからない。ファンと一緒に作ろうと呼びかけている。当日はみんなで会場で盛り上げて、ルールを守った中で格闘技の選手の生き様を感じて欲しい。日本の格闘技の力を示したい」と締めくくった。
スカパー!presents RIZIN.22 & RIZIN.23見どころ徹底解剖~直前スペシャル~(Youtube)
RIZIN.22 / RIZIN.23はスカパー!で生中継
スカパー!PPS・PPVでは、『RIZIN.22 - STARTING OVER -』、『RIZIN.23 - CALLING OVER -』の模様を完全生中継でお届け!
スカパー!にて「DREAMで逢えたら」絶賛放送中!
スカパー!では「DREAM」全22大会を振り返りながら現役選手や当時を知る関係者達が激闘の裏側を解説する『DREAMで逢えたら』が放送中!こちらの番組もお見逃しなく!
RIZIN DECADE 大会関連情報
≫ 12/30(月)までお得なPPV前売りチケット販売中!PPV配信情報
≫ 大会情報/チケット
≫ 対戦カード
RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 大会関連情報
おすすめコンテンツ
≫ 2024年12月、『RIZINウエハース’24』が全国で販売決定!
≫ 2024年12月、選手フィギュアやグローブ型ぬいぐるみが全国アミューズメント施設に登場!
≫ 業務拡大につき、RIZIN FFスタッフ募集!
≫【企業様向け】大会、RIZINファイターへのスポンサー / 企業タイアップ募集中!