「トーナメントは優勝しますよ。全然いけると思ってます。」

──RIZIN初参戦が発表されましたが、現在の率直なお気持ちを教えていただけますか。

大塚 RIZINは注目されている舞台なので、テレビもあるし、こうやって大きなホテルで会見して、記者もいっぱいいて、なんか・・・、いいですよね。やっぱり選手は目立ってなんぼだと思っているので、こういう注目されている舞台に上がれるのは嬉しいですね、やりがいがあります。

──大きい舞台はDREAM以来っていう感じですかね。

大塚 そうですね。

──RIZINは旗揚げして約1年半ぐらいになりますけど、どのような印象をお持ちですか?

大塚 シビアなカードもありつつ、キャラのある選手が出たりという印象です。色々な選手が出てますが、「実力は俺の方があるんだけどなぁ」なんて思いながら観てました。もちろん実力だけじゃ出られない舞台というのはわかっています。色んなキャラがあったりとか、そういった要素も必要ですからね。僕はやっと実力でRIZINに上がれることになったし、一発目から元UFCファイターとバチバチなシビアなMMAを見せられると思います。他はRIZINに上がっていても、言うなればキックボクシングをMMAルールでやってる様な選手もいたり。それはそれでいいと思うんですけど、僕はバチバチのMMAをやるし、勝負論ある試合ができるし、そういった試合をお見せしたいです。

──シビアな、本物のMMAというのはこういうものだと。

大塚 そうですね。

──でも、それこそそういうMMAを見せてもらいたくて、大塚選手が今回のグランプリに呼ばれたっていう部分はありますよね。

大塚 はい、それはしっかりとわかってます。

画像1: 「トーナメントは優勝しますよ。全然いけると思ってます。」

──そして、このバンタム級のトーナメントへの参戦なんですが、オファーが来た時はどのように思いましたか。

大塚 前回DEEPの防衛戦をやる前に、RIZINでバンタム級のグランプリをやることがわかって、「お!」って思いました。そうしたら、「おそらく各団体の代表が呼ばれるよ」みたいなことを聞きまして。まだ、防衛戦をやる前でしたが、テンションが上がりましたよね。もちろん目の前の防衛戦の相手もいたんで、これをしっかりとクリアしないといけないと思いもありましたけど、より高まりましたね。いつも以上に。

──今その肩にかけているDEEPのベルトを持って、RIZINに乗り込んでやろうという気持ちになったわけですか。

大塚 はい、そういうことです。

──でも、しっかりと防衛を果たして、思っていた通り、DEEPのベルトと共にこのRIZINへ参戦が決まりました。そのベルトを持っている以上、やっぱり団体を背負っているという気持ちもあるでしょうですから、負けられないというプレッシャーも強いと思うんですけど、実際はいかがでしょうか。

大塚 そうですね。DEEP代表っていう気持ちもありますし、もちろんDEEPも背負っていますけど、単純に自分の実力を証明する闘いだと思っています。これまで培ってきた自分の実力を証明したいし、またそれを証明する為にはいい対戦相手を呼んでくれました、元UFCファイターですからね。自分の現在の力、力量を知るのにはベストな相手かなぁと。気合い入ってますね。

──会見でも「ぶっ殺す」と、かなり過激な発言がありましたけど、気合いが入っているのは十分に伝わってきますよ。ちなみにそのアンソニー・バーチャックに関してはどのような印象をお持ちなんですか。

大塚 先日対戦相手になると知って、ちょろっと映像を見ましたが、全部できそうな感じですよね。スタンドでも倒せそうだし、寝技でも極められる。川尻選手の試合もフルでは見てないんですけど、本当になんでもやっていました。川尻選手が危ない場面もありました。川尻選手との試合はフェザー級でやってたましたが、本来の階級であるバンタム級に落として、ベストな状態だと思うので、噛み合いそうだなとは思ってます。トータルファイターなんで、全局面真っ向勝負でやりたいですね。

──よくぞこの相手を俺に選んでくれたっていう感じですか?

大塚 そうですね。

画像2: 「トーナメントは優勝しますよ。全然いけると思ってます。」

──それでこのグランプリなんですけど、榊原実行委員長の話によりますと、堀口選手を中心にこのバンタム級でという意向で組んだとのことなんですが、それについてはどのように思われます?

大塚 う~ん、まぁいいんじゃないですかね。やっぱり堀口選手は実績あるし、UFCでランキング3位までいって、負けないまま帰ってきたんで。堀口選手がいるからこそ、注目されて始まったこのバンタム級のトーナメントなので、逆に「来てくれてありがとう」という感じですね。自分のいる軽量級が注目されるわけですからね。

──でも、あれだけ注目されていると、闘ってぶっ倒してやりたいっていう気持ちもありますか。

大塚 そうですね。まぁ、どっかでやるんじゃないですか? お互いにトーナメントの試合をクリアしていけば。

──前回の4月のRIZINでは同じDEEP王者の元谷選手が堀口選手と対戦して負けてしまいました。

大塚 そうですね、やられていましたね。ただ、自分は元谷君とは違うと思っているので。元谷君の試合を見ていて「何やってんだろう」って思っていました。すぐ下になっちゃうし、僕とはタイプが違うので。

──なるほど。では、ズバリお聞きしますけど、このバンタム級グランプリ、大晦日まで駒を進めて、制覇する自信はありますか?

大塚 優勝しますよ。全然いけると思っています。

画像3: 「トーナメントは優勝しますよ。全然いけると思ってます。」

──おぉ、頼もしい! では、最後に7月30日、改めてどのような闘いを見せてくれるのか、ファンの方にメッセージをお願いします。

大塚 自分の気持ちを出して、アンソニー・バーチャックをぶっ殺してきます。

──ありがとうございます! 1回戦突破期待しています!

画像4: 「トーナメントは優勝しますよ。全然いけると思ってます。」
画像5: 「トーナメントは優勝しますよ。全然いけると思ってます。」

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