今大会の本命、無差別級グランプリがいよいよ開幕する。9月25日に1回戦、12月29日に準々決勝、そして12月31日大みそかに準決勝・決勝が行なわれグランプリ優勝者が決定する。出場者は世界中の格闘技団体から代表された14名。1回戦は12選手が闘い、シード枠としてヴァンダレイ・シウバ、さらにまだ明かされていないもう1選手が12月29日の準々決勝からの出場となる。

画像1: 無差別級グランプリ 1回戦
ミルコ・クロコップ vs ミョン・ヒョンマン

世界一強い男の称号を得るためにRIZINの舞台に集結した強豪ファイターたち。そのなかでも今回の無差別級グランプリに大きなインパクトを与えたのがミルコ・クロコップの電撃参戦だ。
1990年代後半から2000年代にかけ日本中に巻き起こった格闘技の一大ムーブメント。その立役者のひとりである男が再び無差別級グランプリに帰ってきた。
ミルコはデビュー10年目前、2006年に開催された『PRIDE無差別級グランプリ』に出場。美濃輪育久、吉田秀彦、ヴァンダレイ・シウバ、ジョシュ・バーネットら名だたる強豪たちをすべて1ラウンドで倒し王者に輝いている。

注目が集まる1回戦の相手は韓国最大の格闘技団体ROAD FC代表・ミョン・ヒョンマン。身長190cm、体重114kgという恵まれた体格。総合格闘技を始める前にはキックボクシングをやっていた経歴を持ち打撃を得意としている。相手を追い詰めてからの巨体を活かしたラッシュはミルコにとって脅威となる。

画像2: 無差別級グランプリ 1回戦
ミルコ・クロコップ vs ミョン・ヒョンマン

両者ともに打撃を得意とするファイター同士の対決となるが、ミルコは必殺の左ハイキックを武器にこれまでに何人もの相手を一撃で仕留め、”世界最強のストライカー”として怖れられてきた。世界トップレベルの打撃にヒョンマンはどう対応していくのか。だがヒョンマンにとって無差別級グランプリでのミルコとの対戦は願ってもないビッグチャンス。勝利すれば一気に格闘家としての知名度は上がり、12月の準々決勝にも出場ができる。またとない格闘家人生最大のチャンスをものにしようと死に物狂いで立ち向かうはずだ。

7月16日の記者会見でミルコと過去に2度対戦をしているヴァンダレイはこうコメントした「1戦目は引き分け、2戦目はミルコが勝った。本当に悔しかった。9月の開幕戦ではぜひミルコに勝ってもらって、12月に対戦したい」。
ミルコが勝ち進めば12月にヴァンダレイと対戦の可能性も出てくる。

無差別級グランプリ開幕戦。果たしてどんなドラマが待っているのか⁉︎

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