ムエタイをやっていた兄の影響で自身も14歳よりキックボクシングを始め夢中になる。これまでにムエタイやラウェイ、散打、近接格闘術などを経験し、MMAプロデビューとなった21年12月にカザフスタンのローカルプロモーションOctagon Leagueでダリア・ルネーヴァに勝利。2戦目となった22年7月大会ではグムル・ガンバローナに鋭いパンチと蹴りを放ち前に出続けると、2R終盤にミドルキックによるTKO勝利を収め2連勝を飾る。11月にはタイのパタヤで開催されたアマチュア大会のアジア太平洋MMAチャンピオンシップ 2022に出場し、ストライキングMMAルール1回戦でカザフスタンのマディーナ・カティジーナ相手に攻め続け、2RにコーナーストップによるTKO勝ちを収める。同日に行われた決勝戦ではカザフスタンのポリーナ・トゥマイエバに挑み、1Rにハイキックを当てるとラウンド終了間際では首相撲からの膝蹴り連打をヒットさせる。そのまま2R・3Rと最後まで攻め続け判定勝利を収め優勝を果たした。これまでに様々な競技で結果を残し、プーケットのタイガームエタイジムでMMAの特訓をするなど更に強さに磨きをかけている。また憧れの選手としてキルギス出身のアゼルバイジャン選手ラファエル・フィジエフの名前を挙げており、フィジエフの様に打撃をベースとしたオールラウンダーを目指している。

RIZIN初参戦となった23年11月のRIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijanでアナスタシア・スヴェッキスカと対戦するも、2Rにタップアウトし一本負けを喫した。