ハイスクール時代まではアメリカンフットボールの選手として活躍し将来を嘱望される逸材だったが、怪我により断念。その後、格闘技に興味を持ち、19歳の頃よりMMAのトレーニングを開始。アマチュアのMMA大会に出場し3戦3勝の戦績を残すと、07年にプロデビュー。グルジアやドミニカといった異国の地でも勝利し、08年9月にはジャングルファイトに出場。UFCやPRIDEでも活躍した、元シュート・ボクセのアスエリオ・シウバと対戦し、見事TKO勝利を収める。この試合でデビュー以来5連勝を飾り注目を集めると、09年にUFCデビュー。そのデビュー戦となったUFC102では、UFC最短KO記録を更新するわずか8秒でのKO勝利をティム・ヘイグから挙げ、大きなインパクトを残した。10年大晦日のDynamite!!〜勇気のチカラ 2010〜でアリスター・オーフレイム相手にDreamヘビー級暫定王座決定戦に挑むもKO負けを喫し、王座獲得ならなかった。再起戦となった12年4月のSuper Fight League 2でTKO勝利で飾り、12月にはUFCでフィリップ・デ・フライを1RにKOし、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。約2年振りとなった14年12月にはアンソニー・ハミルトンを1R33秒でマットに沈め3連勝を挙げる。しかし15年7月にはフランク・ミアにKO負け。その後は怪我で何度か手術を受け、約4年振りとなった19年9月のUFCでジェフ・ヒューズと対戦。1R攻めるも相手がパンチを出した際にサミングとなり試合続行不可でノーコンテストに終わる。その後も怪我に泣かされ長期戦線離脱となったが、23年2月にKSWに初参戦そして12年にKOしているフィリップ・デ・フライの持つヘビー級タイトルマッチというチャンスを掴むも1RにパンチによるKO負けとなり王座獲得ならなかった。

RIZIN初参戦となる今大会でその剛腕から放たれるパンチでスダリオ剛をマットに沈めたい。