4月29日(祝・月)有明アリーナにて開催されたYogibo presents RIZIN.46の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

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画像: 牛久絢太郎 vs. 太田忍 試合後インタビュー / Yogibo presents RIZIN.46 youtu.be

牛久絢太郎 vs. 太田忍 試合後インタビュー / Yogibo presents RIZIN.46

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牛久絢太郎「力が入らなかった。原因を調べています」

画像1: 牛久絢太郎「力が入らなかった。原因を調べています」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせください。

牛久 そうですねまあ、まさかああいう展開になるとは僕も思っていなくて。なんかこう、全然こう、1Rは相手に力を使わせようと思っていたんですけど、僕がすごいパンパンになっちゃって。ちょっと今、原因を調べています。

ーー太田選手は試合前と、実際に拳を交えてイメージが変わるところがありましたか。

牛久 イメージ通りで、絶対組みの展開になるというので、そこの対処の練習をずっとやってきました。なので、まあ想像通りではありました。

ーー転向初戦でしたが、この試合にバンタム級での手応えはありましたか?

牛久 そうですね、今現時点ではちょっと力が入らなかったというのがあって。それがリカバリなのか、そもそも……まあちょっと、原因がまだわからないので、色々調べます。

ーー今回試合を終えて目標・展望を思い描いていたら教えていただけますか。

牛久 ちょっと僕の想像していた試合内容じゃなかったので、今なにも考えられないですね。

ーー基本的に、寝かされそうなところで寝かされずに立ち上がることはうまくやっていたと思いますが、ATTで堀口さんがいろんな体勢でもうまく維持できるのを見習って成果としてあったのでしょうか。

牛久 僕の中ではもっと立ちに行くというか、全然動けてなかったなって。もっと展開的には立って立って、どんどんスクランブルの展開に持っていって、というのをイメージをしていたけど、まだ映像を見ていませんが、動けていなかったなっていうのはありますね。

ーーテイクダウンしにいくほうが疲れるというのもありますが、ディフェンスしてる側が疲れたのは減量を失敗しましたか。

牛久 失敗かはわからないですけど、もっと僕が下から攻めている展開があったのですけど、そうじゃなくてもっと立ちにいくっていうプランをずっとやってきたんですけど、ちょっとそれを見せられなかったです。

ーー寝かされたときにクロス組んでしまったのは本意ではなかったのでしょうか。

牛久 あそこはもっと立ちにいかなくてはいけない場面でした。

ーー何かおかしい部分がありましたか。

牛久 僕の中では「立たないと」というのがずっと頭ではあったんですけど、もちろん太田選手が強いっていうのはありますけど。まあそうですね。すみません、答えになっていなくて申し訳ないです。

ーー何度か下になった展開の中で、太田選手の肩固めのプレッシャーというか、極めきれずとも抑え込まれしまった形は、打破が難しかった?

牛久 僕の中で、逆にあの場面では肩固め狙ってきて、ちょっと空間作って逃げたかったのが強かったです。

画像2: 牛久絢太郎「力が入らなかった。原因を調べています」

ーー最後も、みずからテイクダウンに入って差し上げられたのは?力が入らなかったことと関係していますか?

牛久 あの場面では流れがよくなかったのでちょっと流れを変えないとまずいなというのがあって、行きました。

ーー「力が入らない」というのは、フェザー級のときに経験があったことですか?

牛久 あ、フェザーの時はなかったので、今は原因がわからないという感じなので。だから、本当にわからないです。

ーー試合前の会見で残り3、4kgというお話がありました。そこの減量はうまく行っていましたか?

牛久 そうですね、ずっと66kg、67kgくらいでずっと練習してきたので、そこが原因じゃないなと。そこじゃなくて、原因が本当にわからないので、ちょっと……いろんな人のアドバイス聞きながら修正したいと思います。

ーー今回は通常から何kg落としたのですか。

牛久 バンタムで初戦というのもあって、僕の中でずっと66kg、67kgくらいをキープして練習やってきて、そんなに大幅に減量で落としたわけではないですね。

太田忍「今年の年末にタイトルマッチができれば」

画像1: 太田忍「今年の年末にタイトルマッチができれば」

ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますか。

太田 勝てて安心しました。

ーー試合後のマイクがあっさりしていました。どのような感情でいたのでしょうか。

太田 久々に勝って嬉しかったですけど、判定で勝って、メインの前に会場が温まっているなかで、僕がだらだら喋るのもな……と思ったのでパッと終わらせました。

ーー牛久選手のイメージが戦う前と後で違う部分があったら教えてください。

太田 左ミドルだとかハイだとか左の、スイッチしてレベルチェンジしてからの、大きい打撃っていうのが結構印象的だったので、試合前には。それをちょっと警戒していたのですけど、うまくタックルのフェイントとかも入れてそれを出させないように戦えたので。ええまあ、もっとアグレッシブに打撃が来るのかなと思ったけど、うまく出させないように戦えたなっていう感じですね。

ーー今後の展望・目標を是非教えてください。

太田 去年から言っていますけども、タイトルっていうのを狙っていきたいという風に思っています。牛久選手はすごく強い選手で、フェザー級のRIZIN元チャンピオンという実績もありますし、DEEPのフェザー級チャンピオンという実績のある選手に、どういう風に見えたかはわからないですけど、自分的には完勝できたかなと思っているので、またひとつ上のレベルの選手とやって、今年の年末にタイトルマッチができればいいなと思っています。そのためにしっかり試合をクリアしていけたらいいと思っています。

ーー試合前に言っていたグアム旅行には気持ちよく行けそうですか?

太田 そうですね。グアムの前に、GWの3日から伊勢まで彼女の家族と旅行で運転しなきゃいけないんですよ、目にヒザをもらってしまったけどちょっと下なので無事運転できそうなので、足とかも全然ノーダメージなのでよかったと思います。でも、昨日、どこの記事で見たのかな、(公開計量のマイクで)榊原さんに「勝ったら(フライトを)アップグレードするためにボーナスください」と言ったのですが「聞かなかったことにする」とおっしゃってたので、この後お会いしてもうちょっと押そうかなと思っています。

ーーそう言えるだけの結果だったという自負がありますか?

太田 それに関しては一本・KOじゃないので……うーん「また今度だな」って言われるかもしれないですけど、言うのはタダだと思うので。アスリートはやっぱり腰が命なので「エコノミーで行かせるんですか」と「ファーストクラス、ビジネスクラスのほうが、超RIZIN.3でいいパフォーマンスができます」という説得をしようかと思っています。

ーー超RIZIN.3への出撃宣言でもあると?

太田 そうですね。ここ勝って超RIZIN3に出たいなと思っていたので、去年もこのペースで超RIZIN.2に出て、9月末、10月頭にやって大晦日という、プラン通りに去年できたので、今年もそこにしっかり乗って、試合をクリアすることができれば必然的に大晦日でのタイトルマッチも見えてくるんじゃないかなと思っているので、しっかりと超RIZIN.3にも出たいですし、年末タイトルマッチも見据えたうえで、試合をしていきたいなと思っています。

ーー超は誰と戦いたいと考えていますか?

太田 誰がいいですかね、逆に。今日勝ったキム・スーチョル選手でもいいですし、名古屋で対戦がかなわなかった井上直樹選手でもいいなと思っていますし。あてられた選手とやります。

ーータイトルマッチに近づけるような相手とやりたい?

太田 はい。

画像2: 太田忍「今年の年末にタイトルマッチができれば」

ーーメインイベントはご覧になりましたか。

太田 見ていました。

ーー感想を伺えますか。

太田 いやあの、金原さんにあの勝ち方する鈴木千裕って、やばいっしょと思って。一発めのテイクダウン防いだのが大きかったですよね。で、パウンドアウトっていうテイクダウンができないからああいう打撃でいくっていう選択になったと思うので、一発目のテイクダウンを防いだっていうのが鈴木千裕選手の勝因なんじゃないかと思っていました。

ーーいつになくグレコローマンレスリングの技術が活かされた試合運びだったと思いますがご本人的にはいかがでしたか?

太田 グレコの技術ですか?なにかやりました?

ーー四つで押し込んで、横からがぶって……

太田 ああ、そうですね。グレコの技術というか、佐藤将光選手との名古屋の試合であそこでテイクダウンしてトップキープできなかった、コントロールできなかったのが敗因だったのでそこをしっかりやってきました。牛久選手も多分、僕とやるなら同じような作戦を組んでくるんじゃないかと想定して、そこでしっかりテイクダウンして肩固めの状態であったり自分のいいポジションでキープして戦うことを練習してきたので。2Rめちょっとバックをミスって取られてしまった場面はありましたけど、まあ練習通りかなという感じですね。

ーー敗れた佐藤戦がいい課題になって今日に活かされたということですか?

太田 本当にそうです。あの試合があったから、目を背けてたじゃないですけども、そこの細かい技術というのを後回しにしていた。もっと打撃をやらなきゃいけないだとか、僕に足りないところがありすぎて後回しにしていた部分を、打撃への対応が追いついてきたというのもあるのですけど、そこにも取り組む余裕がうまれたというか、追求できるような練習になってきたことが大きいと思います。

ーースタンドでバックからアキレス腱を蹴るというめずらしい攻撃をしていましたがあれは狙っていたのですか。

太田 あれは狙ってないです。あんな性格が悪いように見えるような技をやるのは、僕は実際好きな技ではないです。ただ牛久選手の足の位置がよかったので、ディフェンスにすごい適した位置だったので少しでも嫌がらせてあの体勢を変えさせたいと思ったときに、そこにアキレス腱があったので。で、ちょっと嫌がっている素振りがあったので。普段は練習でもやらないし、まあ日常生活でやるなんて、そんなのやらないですけど、認められているRIZINだから使った技です。

Yogibo presents RIZIN.46 試合結果一覧

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