3月6日(日)に行われた+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2の出場選手たちの試合後インタビューを公開!
鈴木博昭「新人がとやかく言っている場合じゃない。組まれればどんどん試合したい」
——試合後の率直な感想をお聞かせください。
鈴木 うれしいです。うれしいです。もうそれにつきますね。
——LANDMARKでは2回連続KOとなりますね。LANDMARKだと特に燃えるものがありますか?
鈴木 そういうわけじゃないです。
——対戦相手の印象はいかがでしたか?
鈴木 うーんと、やりあう前に終わってしまったんで、でも昇侍選手とやるっていうので燃えた部分がすごいあるから、結果がどうこうじゃなくて、すごい尊敬する選手です。
——大晦日では、”ガンギマリMMA”では行けなかったと思いますが、今回は?
鈴木 そうですね、はい。あの時はいろいろ見せようとしすぎたりいろいろやろうとしすぎて、結局バラバラになっちゃたんで、あれのおかげでちょっと自分のやるべきことに集中しようというふうになりましたね。
——今回、筋トレをしたということですが。
鈴木 筋トレしました。
——その成果が出せましたか?
鈴木 出たのかもしれません。筋トレの成果は出たかもしれない。
——試合直後ですが、今後の展望は?
鈴木 本当にまだこれ、3戦して、MMAだって去年の8月=お盆から初めて。なので、まだ始めて1年も経ってないから、半年ちょいくらい。新人がとやかく言っている場合じゃないのでどんどん組まれればどんどん試合して。まあ最終的には僕は海外で勝負したい気持ちもーーもちろん今はRIZINにかけていますがーー、もし海外要員としてもあればどんどん試合していきたいですね。
——相手というのは?
鈴木 うん、もちろん強いと言われている選手だったら誰でもという感じで。チームメイトであり先生でもあるクレベル・コイケ以外であったら誰でもやりたいです。彼は同じチームの仲間だから絶対やることないけど、それ以外なら誰でもやりたいです。
——この試合で、改めて、打撃だったら他のファイターに負けない自信が深まりましたか?
鈴木 打撃だったらという考えが僕には本当にないんです。キックボクシングやってるわけじゃないので。打撃だけだったら、打撃だけの勝負へ行けよという話なので、本当にMMAの打撃を今回見せられたのかなと思っています。だから誰とかはないです。
——今回本当は試したかったことはありますか?
鈴木 本当は?ああ、年末はね、できれば下になった時に下から極めたかったというのがどうしてもありましたが、ボンサイ柔術で習っているっていうのでちょっと欲をかいちゃったところがあるので、今回は欲かかずにぶっ飛ばしに行こう、というのが今回の作戦なので、みんなに言っていたんですけど、今回の作戦は「左ストレートでぶっ飛ばす」だけって言っておきました。「左ストレートでぶっ飛ばす。まっすぐ行って、ぶっ飛ばす」だけです。
——じゃあ年末は本当にいろいろ、練習したこと試してやろう、と。
鈴木 そうです、いろんな動きを、スイッチしてころころ変えたり、ちょっと堀口選手のイメージだったり、ボンサイ柔術の下からの極めやディフェンスとかそういうのをいろいろやりたくて、なんかこう、人に見せたくて、見せたくて、というのが強すぎたというのがあります。
——今後は、今日みたいにやっていくのでしょうか?それとも技術を増やしていって使いたいのでしょうか?
鈴木 まあ、染み付いていけば自ずと使えるようになると思うし、まあ極めももちろん練習しているし、すごいありますね。
——自分の中で今どれくらいのMMAファイターとしての満足度でしょうか?
鈴木 満足度!?まだまだ全然始まったばっかりなので、満足するわけがないじゃないですか。今日も本当は途中で「あ!極めようか」と一瞬悩んだ瞬間があったんですけど、今回サトシ先生の、指示じゃないけど「最初は本当に極めあんまり考えなくていいから」と言われていたので、じゃあ、とりあえず打撃で勝負してみようと思いました。
——戦う相手は誰でもいいと仰っていましたが、その中で特に食いたい、おいしそうという選手は?
鈴木 本当に今はどうですかね。強いて言えば、メインの勝った方とやりたいです。今(メインの試合を)パッと見て、「アッ」と思ったんで。
昇侍「“臥薪嘗胆”、敗戦を受け止めまた活躍できるように頑張りたい」
——試合後の率直な感想をお願いします。
昇侍 えー、完敗です。
——試合前に“盛り上げたい病”という話がありましたが、それが出た?
昇侍 もちろん寝技に行くプランも練習してきたなかで、打ち合いのなかからテイクダウンのタイミング、もちろんすごい警戒もしていたので、序盤は入れないと思っていたので、ま、最初はある程度行こうと思っていましたが、一発目のパンチで目が、多分、まだ検査していないので分かりませんが、眼窩底骨折していて、左目がちょっと見えにくくなったので、そこから劣勢な展開が続いて倒された、という感じです。
——対戦相手の印象は、試合前と後でどのように変わりましたか?
昇侍 まあもう警戒していましたけどやはりパンチの、打撃のスペシャリスト。パンチも重かったし、練習していた以上にすごくコンパクトな左ストレートを喰らってしまって、そこからペースを持っていかれたという感じです。
——いまメインが終わりましたが、どのようにご覧になっていましたか?
昇侍 すばらしい試合で、若者二人がお互いに戦っている姿を見るのはすごくいいなと思いました。
——今後もフェザー級で続けていきますか?
昇侍 ちょっと左目の具合を明日ちょっと病院で見ていかないと今後の展望は見えないところがあるんですが、ちょっと厳しい展開、状況の中ですけれども、臥薪嘗胆という言葉があるようにしっかりとこの敗戦を受け止めてまた諦めずにしっかり努力して、また素晴らしく活躍できるように頑張りたいと思っています。
吉成名高「目標はオールラウンダー、何でも倒せる選手に」
——試合後の率直な感想をお聞かせください。
吉成 今回でRIZIN 5戦目になって、4戦4勝できていて、パーフェクトレコードをまた更新することができてすごく嬉しく思っています。
——一緒に練習している対戦相手と試合で拳を交えて、印象は違うところがありましたか?
吉成 やっぱり練習での動きよりも試合の動きの方が速くて、1ラウンド目は結構自分が翻弄された場面もあって、自分が崩されたりもして、本当にKNOCK OUTのチャンピオンを取っているだけのことはあって、なんだろうな、技術もありますし、試合中でも冷静だなというのはすごい感じました。
——今までと違う自分を見せられましたか?もっと出したい?
吉成 そうですね。やっぱり今回肘打ち以外の技でも倒すと言ったように、他の武器も見せようと思って試合をしたので、新たな武器=カウンターを使って倒すことができたのはすごく嬉しいです。
——試合前の煽り映像は見ていましたか?
吉成 ええ。見ました(笑)。
——印象的な言葉があったんですけれども、自分で今回目標としていたという、参戦にあたって見せたいと思っていたことは、出せたと思っていますか?
吉成 はい。そうですね。やっぱり1ラウンド目は自分のなかでもいろんな思いがあって硬くなってしまっていた部分があって、もちろんそれは白幡裕星選手がすごく強かったというのもあったし、まだまだ自分の強いところは見せられると思いました。
——試合が終わったばかりですが、今後の展望をお聞かせください。
吉成 これからもどんどん今の武器をもっと伸ばして、逆に今まだ足りない部分をどんどん強化して、オールラウンダーの、何でもできる、何でも倒せる選手になっていくのが目標です。
——1ラウンドですが、結構前蹴りで相手を止めていたり、白幡選手の攻撃もステップアップで読めたりと落ち着いていたように見えましたが、それでも強さを感じたのですか?
吉成 そうですね。やっぱり、なんだろうな。一回自分がうまく崩された場面があったんですけど、普段僕はなかなかあんまり練習とか、試合でもあまりこかされないので、そういう、足をすくうタイミングとかすごいうまいと思いました。
——相手の力強さはどう感じましたか?
吉成 蹴り、左ミドルキック何発か蹴っていたのを自分はカットはしたんですけど、やっぱりミドルの重さはすごい感じました。
——1ラウンドは見ておこうと?
吉成 もともと1ラウンド目は様子見ようと思っていたんですけど、様子見ながらももうちょい相手の技術を殺しながら、自分のペースでゆったり見て行こうと思ったのですが、予想以上に相手の攻撃がうまかったので、何度かもらいかけたシーンもあったと思うので。
——2ラウンドでカウンターが当たったのは相手の入って来るタイミングが読めていたのか、相手の動きがよく見えていたのでしょうか?
吉成 2ラウンド目に入ってちょっと白幡選手のステップが変わって、パンチで踏み込んできそうな感じがあったのでそこで、1回目は右フックであわせて、最後は左ストレートに合わせたんですけど、パンチで出て来るところにカウンターっていうのは、いつも練習から意識していた動きだったので、それが出せたのかなと思います。
——相手のステップの種類が変わったからパンチを撃ちこんでくるのが読めたということですか?
吉成 なんとなく、そうですね。「パンチ狙ってそうだな」というのはなんとなく感じました。
——今回52.5Kgでいかがでしたか?今後は?
吉成 まだ正直、ベストは52kgくらいだと思うんですけど、落とそうと思えば、51kgとか50kgのフライ級まではまだ全然落ちてしまうので、やっぱり上の階級のバンタムで適正になるにはもう少し身体を大きくしなきゃいけないのかなと言う感じです。
——煽りVでも「打倒・榊原」や、「vs.RIZIN」と対立図式になっていましたが、終わってみて「どうだ、見たか!?」という気持ちですか?
吉成 「どうだ、見たか!?」という気持ちではないですけど、でもやっぱりKOしたので、まあそうですね「KOして、少しは大会に貢献できましたか?」と言う感じでしょうか(笑)。
白幡裕星「(吉成は)強かったですね。もっと、もっと行きたかった。」
——試合後の率直な感想をお聞かせください。
白幡 やっぱり強かったです。もっと行きたかったですね。
——もともと練習していた吉成選手と試合で戦ってみた印象はいかがでしたか。
白幡 練習と試合やっぱり全然違いますね。やっぱり緊張感もあるし。そこで僕ができたことと、できなかったことがあったんで、そこはまた練習しに行きたいですね。
——パンチをもらった場面ではスピードやテクニックが相手の方が上だと?
白幡 一瞬のズレとか、隙ですね。自分の甘いところが出たかなと思います。
——今回は配信メインですが初のRIZINの舞台に上がった印象はいかがでしたか?
白幡 ほかの団体と全然違うところもいっぱいあって、いい経験になりました、すごく。
——試合を終えたばかりですが、今後の展望を教えていただけますか?
白幡 今後は階級を2つくらい上げて、世界のベルトを獲りたいです。ちょっと減量苦しいってうことに、今回半年ぶりの試合だったので、気づいて、今後は52.5kgや53kgは厳しいので、自分のベストの動きをして世界ベルトが欲しいので、2つくらい上げようと思います。
——1ラウンド、すごく距離が遠いと思いながら戦っているように見えましたが実際はどうでしたか?
白幡 いやそんなに、まあでも、あんまり。映像を見ていないからわからないですけど、べつに、自分が思っている以上は遠くはなかったと思います。
——当たりそうなところはあった?
白幡 そうですね。1ラウンド、ちょっと感覚掴んで2ラウンド行こうと思っていたところですね。
——1ラウンドは距離測ったり様子を見たりしていましたか?
白幡 そうですね、距離を測って、何を出して来るかをさぐったり、あとちょっと肘を警戒していましたね結構。なので、ちょっと遠目に行ったのかもしれません。
——2ラウンドはどうしようと考えていましたか?
白幡 2ラウンド入った瞬間に名高選手の構えが変わったんですよ。「これは、来るな」と思ったので、「俺も行かなきゃ」と、ちょっと焦りが出たのが、今回の結果に繋がったのかと思います。
——なるほど、吉成選手の構えが変わったので、身構えてしまった?自分も身構えて、いかなきゃいけないと。
白幡 行かなきゃいけないと、まあ、打ち合おうと思っちゃった自分がいたんですね。
——行ったらカウンターを取られてしまったと。
白幡 そうですね。
——名高選手のスピードや反応は、自分の予想以上でしたか?
白幡 そうですね。予想以上だったからこの結果になっていると思うので、予想以上ですよね。全部、カットとかも一個一個のディフェンスも巧いので、こういう結果になってしまいました。
—— 一気に2階級くらい上げると仰っていましたが。名高選手へのリベンジはどうするのですか?
白幡 名高選手へのリベンジは、エイワスポーツジムで、スパーリングでやらしていただきます。
——2階級上げるということですが具体的には55kgですか?
白幡 55kg、54kgくらいかなと。54kgでも行けるかな、でも55kgで行こうかな、という感じです。
+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2 試合結果一覧
RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA 大会関連情報
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