こんにちは!雷美(らいみ)です!前回の教えてチャーリー!に引き続き、RIZIN.21浜松大会をRIZINマッチメーカーのチャーリーさんと一緒に振り返っていきたいと思います!
ーーチャーリーさん、ちゃお!
雷美さん、どうもお疲れ様です。
ーーさてさて、前回のトレント・ガーダム選手と井上直樹選手の振り返りの最後に「二人とも22歳」という話題が出ていましたけど、他にも22歳の選手がいたんですよ〜!ってことを伝えたくて来ちゃいました!
へー、他にも22歳の若い選手がいたんですね。誰ですか?
ーー1試合目のキックの試合に出ていた竹内賢一選手も22歳なんですよ〜!
あ〜竹内選手も!すごく動きが良かったですよね。
ーーわわっ!チャーリーさんもそう思ってたんですか?!私も竹内選手、良い選手だな〜って思ってたんですよ!私もだんだんチャーリーさんの感覚に近づいてきたのかな…?!
いや、雷美さんはRIZINの人間なんですから。それくらい分かるようになってもらわないと困ります。
ーーくぅ〜〜〜〜っ!!チャーリーさん、超相変わらず厳しいですね!!もっと見る目養いますっ!!......ってあれ?なんか、デジャブ…??
あ、そうそう。今回はちょっと趣向を変えた振り返りをしてみたいんですよ。僕が大会前に対戦カードの見どころを解説する『チャーリーガイド』というコンテンツがあるんですが、その内容を確認しながら実際の試合を見てみて、どこまで試合内容を予想できていたか、答え合わせ的なことをしながら進めたいとな思いまして。どうですか?
ーーお〜!!いいですね!なんかいつもと違う感じで面白そうです〜♪
僕も毎回見どころ解説を書いてますが、実際のところどうだったかって、そういえばちゃんと振り返っていないなと思いまして。
ーーそれにしてもチャーリーさん、見どころ解説の『チャーリーガイド』も手掛けているなんて凄いですよね〜!私、いつもアレを読んで試合観戦に臨んでます!!
そう言ってもらえると、やりがいがあります。
ーーでは早速、竹内選手vs.直也選手のチャーリーガイドを確認しながら試合を見てみましょう〜!
…と言ってはみたものの、いざやるとなるとちょっとドキドキしますね。
年齢も近く、身長もリーチも戦う距離感も似ている両者。竹内賢一が直線的な攻撃を有効に使うのに対し、直也はローキックやフックなどを使ってくる。両者ジャブが早く、正確ですべての攻撃の起点としているあたり、左の差し合いが勝負のカギを握る。
地元で負けられない竹内と与えられたビッグチャンスを絶対に物にしたい直也のハングリー精神が全面的に出る試合になる事を期待したい。似たスタイルを持つ両者だが、パンチやキックの交錯の中で変化を付けた打撃が流れを変える大きな武器になるだろう。
ーー…ふむふむ、「変化を付けた打撃が流れを変える大きな武器になる」と書いてあります!
竹内選手は回転系の打撃を繰り出したり、変化を付けた攻撃をしていましたね。(...よかった。)
ーーおおー!さすがですチャーリーさん!!予想が当たっています!(拍手)
それに竹内選手はコンビネーションも良かったですね。パンチから蹴りを流れるように出せるって凄いですよ。それにコンビネーションの最後が蹴りで終わっているのも大事ですね。
ーー2R目に直也選手からダウンを奪ったシーンも良かったですよね〜!!
竹内選手が蹴りを出したときの膝が相手の頭部に入りましたね。素晴らしいです。
ーー惜しくも敗れた直也選手も、3R目は気迫ある闘いを魅せてくれましたね!
この直也選手、計量前に僕がホテルのサウナで外国人選手とホテル側とのやり取りを取り持っている時に、横で一生懸命体重を落としていましたよ。その時そのサウナには直也選手とケラモフ選手と井上直樹選手がいて「全員選手じゃないか!」ってなりましたね〜。
ーー出た!プチ チャーリー情報!!私、そういうこぼれ話も好きです!っていうかチャーリーさんってそういうこともされているんですね〜!
特に初めて日本に来た外国人選手なんかは施設のルールやマナーなどわからないことが多いですからね、そういうところもサポートしているんですよ。いやでも、この竹内選手は本当に技が多彩で良かったですね。22歳ですか、良い選手ですね。
ーー22歳の選手といえばもう一人!2試合目の実方宏介選手も22歳なんですよね〜!
実方選手も!?正直驚きました。22歳には見えないくらい貫禄がありますよね(笑)
ーーそうなんです、22歳なんですよ!さて、この試合のチャーリーガイドは…
ムエタイベースの実方宏介と総合の酒井リョウがRIZINキックボクシングルールでぶつかるこの一戦。両者ヘビー級の持ち味である打撃とパワーを兼ね備え、一撃で試合を終わらせる事ができる。
実方は蹴りを多用し試合を組み立てていく巧者で試合における幅が広く、引き出しが多い。酒井は相手の打ち終わりを狙って剛腕を振り回し、総合で培った体幹の強さを利用してクリンチや、その離れ際でショートレンジの打撃を当てていきたい。ヘビー級の試合でしか味わえない非日常的な空間をこの両者がどのように演出してくれるのかに期待。
ーー…ふむふむ、「両者打撃とパワーを兼ね備え、一撃で試合を終わらせる事ができる」...!!おお、これはズバリ的中していますね!!
相手の酒井選手はもともと総合の選手なので、打撃におけるベースが違うから近距離で剛腕を振り回さないと勝機がないと思ったのでしょう。そういうことも踏まえてこの試合は一撃で終わるなと思っていました。
ーーひぇぇっ!!この酒井選手のダウンのシーン…!!凄い倒れ方です…。
重量級ですからね〜。実方選手はちゃんとワン・ツーで顔を触って距離を取ってますね。それにしても実方選手のこのパンチ、凄いですね。そんなに踏ん張って打ってるようには見えなかったんですが、結構迫力がありますね。
ーー改めて見ても凄いパンチです…!私はちょっとハラハラしちゃうのですが、重量級ってやっぱりこのダイナミックさが魅力なんですよね…?
もちろんです。両選手ともに倒しに行ってますからね。重量級の試合は、昔のものを今見ても面白いですよ。変な小細工が無くて、両者共に倒しに行くところが重量級の魅力です。それにしても竹内選手も実方選手も22歳、頑張りましたよ。
ーーこの二人、22歳という共通点の他にも、地元出身という共通点もあるんですよ!竹内選手は浜松出身、実方選手はお隣の県の愛知県豊田市出身ということで、地元からたくさん応援が来ていたみたいです!
そうなんですね。今大会は地元出身の選手がたくさん出場していましたもんね〜。
ーー地元出身選手、他にもたくさんいましたよ〜!オープニングファイト第1試合目の戸塚選手と大澤選手は静岡出身同士の対決でしたし、第6試合に出場した加藤ケンジ選手も静岡県浜松市出身です!
加藤ケンジ選手のキャッチフレーズは「遠州の用心棒」ですからね。
ーーそれにマルコス・ヨシオ・ソウザ選手、関根"シュレック"秀樹選手、エキシビジョンに出場したホベルト・サトシ・ソウザ選手の3人は同じブラジリアン柔術の道場で練習していますもんね!
関根"シュレック"秀樹選手は元静岡県警の刑事という異色の経歴を持っていることは有名ですよね。
ーー試合前後の選手のインタビューを通して、地元選手の浜松開催の喜びとか応援をたくさん呼んだって話を聞いて、こう地元愛を感じましたね…!
そういえば雷美さん、今回は選手のインタビューなども熱心に聞いていましたね。今回の浜松大会が相当思い出深かったようですね。
ーーはいっ!地元パワーって、凄いなと思いました…!浜松大会、凄く良かったです!!
そうそう、浜松大会のポスターのメインにもなった、浜松のお隣・愛知県豊橋出身の朝倉未来選手の存在は物凄く大きかったですね。流石に今回は朝倉選手の振り返りをせずにいられませんね。
ーーおや、チャーリーさん珍しい!このコーナーではあまりフォーカスしないメインの試合を振り返ってくださるんですか?!是非お聞きしたいです!
ではまた次回、時間を取って振り返りましょうか。
ーーはいー!是非よろしくお願いします!
はい、よろしくお願いします。
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