23日(月)、千葉県新松戸市のTEPPEN GYMにて『RIZIN.10』(5月6日、マリンメッセ福岡)に出場する那須川天心の公開練習が行われた。
先日までシンガポールへ武者修行に行っていた天心。まだ少し時差ボケがあると言っていたが、いつも通りキレのあるミットを披露。試合に向けて充実した日々を過ごしているようだ。

以下、質疑応答
——シンガポールでの練習は?
天心 観光は全くしていないです。朝起きて走って、練習して、寝て、また練習して・・・。
——EVOLVEジムではどんな人がミットを持ってくれたんですか?
天心 いろいろな人がいましたが、ミットはムエタイっぽいミットではなくて、スピード重視の日本向けのスタイルでした。MMAもムエタイも教えているので、そういうのをミックスしたミットをやってもらいました。
——刺激にはなりましたか?
天心 めちゃくちゃなりました! こんなにいい環境があるのかと。日本のみんなにも行ってもらいたいですね。
——いちばん得たものは何ですか?
天心 相手との距離感ですかね。ムエタイのレジェンド選手もいたので、ノンオーやサムエーとか。とにかく蹴りが凄くて。サムエーは蹴りが見えなくて。「なんで?」みたいな感じでした。収穫はありました。
——SNSで「ボコボコにやられた」みたいなことが書いてありましたね。
天心 そうですね、やられました。行った初日にやられたので。あと顔面にパンチを当てると凄い怒るんですよ(笑)。めちゃめちゃやり返されて。でも見てるだけで勉強になりました。
——『ONE Championship』に出場していたジョルジオ・ペトロシアンを生で見てどうでしたか?
天心 やっぱりレベルが違いましたね。相手のタイ人の選手も強い選手って聞いていて「どんなもんかな?」と思っていましたけど、1人だけ違いましたね。ただ、残念なことにあまり盛り上がらなかったんですよ。一方的すぎて。相手が攻撃するたびに「頑張れ!」って感じになっていたんで(笑)。でもタイプは似ているような気がしました。当てさせずに当てるみたいな。凄い勉強になることがいっぱいありました。相手のタイ人よりもタイ人でしたね。
——中村優作選手の対策は?
天心 飛び込んだ所にカウンター打ってくるんで、今回自分から仕掛けないと攻撃してこないかなっていうのは思います。いろいろな技を見せて倒そうと思います。とにかく派手なKOをいつも通り、いつも以上に、ぶっ飛ばしていくしかないかなと。自分はどんなスタイルの相手でも大丈夫なので。他の人には通用するかもしれないですけど、僕には通用しないので。
——理想とするKOは?
天心 一番の理想はパンチです。相手が打ってきたところにカウンターを合わせて。侍みたいにすれ違った瞬間に終わってるみたいな。それでガッツポーズせずにそのまま立って、相手が倒れてるみたいな。クールにいきたいなと(笑)。
——年間の試合数が多い中でRIZINに参戦する意味とは?
天心 メインは総合格闘技の団体じゃないですか? MMAもキックも両方いいと思うのですが、キックボクシングで活躍することで「キックもおもしろい」と思ってくれる人が増えればいいじゃないですか。だから面白くない試合をしたら「じゃあ、やらなくていいじゃん」ということになるので、アグレッシブに攻めたいですよね。

画像2: 【公開練習】5.6『RIZIN.10』
那須川天心が公開練習!

RIZIN.10 RIZINキックボクシングルール(58.0kg):3分3R
中村優作 vs 那須川天心 

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