ムエタイでも約200戦160勝の成績を収めたのち、プロボクシングに転向。PABAフライ級暫定王座、第13代PABAフライ級王座、第7代WBOアジア太平洋フライ級王座などを獲得する。11年にはWBA世界スーパーフライ級王者に輝くと、このベルトに挑戦してきた亀田大毅や名城信男などの強敵を屠り、日本人キラーと恐れられた。16年5月のジュニア・バジャワとの試合で6回TKO勝ちを収め、これがボクシングラストマッチとなった。19年5月には「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の番組企画に挑戦し、ファイナリストとして那須川天心と対戦する。惜しくも1000万円獲得はならなかったが、現役の貫録を見せた。キックボクシングは18年に初挑戦すると、ここまで4戦2勝2敗(2021年11月)と五分の星だが、ハードパンチを活かして2KOをあげている。今年7月には関西最強の男・鈴木真彦と対戦し、判定で敗れるもハードパンチと老獪なゲームワークでスリリングな試合を演じて見せた。
かつて世界を獲ったハードパンチが、RIZINのリングでも火を吹くか。
2021.11.28 | ||
RIZIN TRIGGER 1st | ||
WIN | vs 市村大斗 | 2R 2分54秒 TKO(レフェリーストップ) |
試合映像
2021.11.28 RIZIN TRIGGER 1st
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