10月23日(日)マリンメッセ福岡にて行われた湘南美容クリニック presents RIZIN.39の出場選手たちの試合後インタビューを公開!
宇佐美正パトリック「相討ちでもいいやと思って、もらいながら打った」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
宇佐美 スッキリしてます!はい。
ーー右目を少し怪我されていますか?
宇佐美 腫れてるだけっすね。試合中にすごい中途半端な距離感で、ずっと。もう行こうにも行けなくて、入ろうと思っても相手がカウンターで入ってくる準備していたので、もうどうしようかなと思った時に、もう相討ちでもいいやと思って、もらいながら打っていましたね。
ーー試合後のマイクでは涙を浮かべていました。試合に至るまでのことを思い出してぐっとくるものがありましたか?
宇佐美 そうですね。半年間試合をしていなくて、最後試合したときは負けてこれが復帰戦という形になって、その前に体重関係でROAD to UFCも出られなかったですし、いろんな、しんどい時があって。すごい自分と向き合う時間も多かったのですよ、今回。それで、それを乗り越えて、今はもう(ストラッサー)起一さんや、弟のメイソンもそうですし、渡辺会長もそうですし、新たなチームで勝利を掴み取れたというのがすごい自分の中でも嬉しくて。本当に嬉しくて涙が出てきました。
ーー試合前のイメージと相手の違うところはありましたか?
宇佐美 すごいリズム感が独特でしたね。向き合って入ろうにも入れない、独特な感じがありました。
ーーそこにやりにくさを感じましたか?
宇佐美 そうですね、はい
ーー初参戦のRIZINの舞台はどのような印象ですか?
宇佐美 最高です!はい、それだけです。
ーー最高というのは具体的には?たとえば演出面であったり?
宇佐美 演出とか全てそうですが試合終わってみんなが声をかけてくれるとかもそうですし、一人一人が声をかけてくれることによって自分もモチベーションも上がりますし、頑張ってよかったな、これからもっと頑張らないと、みんなの期待に応えないと、と思いました。
ーー試合を終えたばかりですが、今後の展望や目標を教えていただけますか。
宇佐美 マイクでも言ったのですが、大晦日。今回しっかり佐々木選手倒したので、アピールできたと思うので、大晦日にもっと強い選手とできたらな、と思っています。
ーー試合が決まった(会見の時)に、矢地選手とやりたいとお話しされていましたが、今日の矢地選手の試合はご覧になりましたか?
宇佐美 軽く見ました。
ーー試合を見ていかがでしたか、改めて、やりたいと思いましたか?
宇佐美 正直、組んでらえるならやりたいですし、それ以上の、矢地選手に勝っている大原樹里選手とかともやりたいっすね。
ーー序盤は劣勢のようでしたが、2ラウンド以降は落ち着いたようで、最後に倒せるという自信がありましたか。
宇佐美 はい、1ラウンド目は寝かされてしまって。正直、以前の自分だったら極められていたと思います。でも今回本当に苦しい練習しかしていないので。自分のしんどいことや嫌なこと。嫌な、というか、自分から進んでグラウンドの練習をずっとやっていたので。きいちさんにマンツーマンで色々指導してもらって。グラウンドの時も、起一さんの声を聞いてすごい落ち着いていたんですけど、まあその際のところでちょっとした動きができて、極められなかったので、2ラウンドめにつなげられたんじゃないかなって思います。
佐々木信治「悔しいなあ」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
佐々木 悔しいなあ。って感じですかね。
ーー対戦を終えてパトリック選手の印象は闘う前と違うところはありましたか。
佐々木 いや、特には変わりはないですね。フィジカル強いって聞いてて、まあ強かったけど僕もフィジカルは強いので、あとはパンチも速くてキレて。印象変わってはいないですね。2、3ラウンドで自分が悪かったという感じかな。
ーー悪かったところは自分のプランが遂行できなかったというところですか?それとも相手が何か上回っていたのでしょうか?
佐々木 1ラウンドすごく自分のプラン通り組んでテイクダウンという感じで、2ラウンドも同じように組みに行ったんですけど、ちょっとやっぱり発汗量が、グラップラーにはきつい。滑っちゃいまして。滑りまくっちゃって。やっぱりそこも想定して次を考えていないと。うまく組めなかったですね。まあでも対応してきていたというのもあると思んですけど。
ーー奥様の藤井恵さんと試合後に言葉を交わしましたか?
佐々木 そうですね、「カッコよかったよ」って言ってましたね。
ーーそれを聞いてご自身の感想は?
佐々木 自分で映像見ていないのでなんとも言えないんですけど、RIZIN.1に出たときよりは頑張れたかなと思うのですけど、いいところもちょっとは見せれて。本当は勝って言いたいこととかもあったし、そこはあるんですけどね。まあまあでも、セコンドでありカミさんが言っていたことなので、そうなのかなという感じですね(笑)。
ーーひさしぶりのRIZINの印象はどのようなものでしたか。
佐々木 試合が決まってからはめちゃくちゃ緊張していて。6年半、自分がずっとそこを目標にやってきたので。なのですけど、花道とかが、会場違うので懐かしいとかじゃないですけど、やっぱり雰囲気が「RIZINだな」という感じで、花道でも緊張というよりは結構笑顔になったり。楽しめたなとは思います。試合内容がどうだったかは聞いてみないとわかりませんが、自分としては入場から楽しめたと思います
ーー試合を終えたばかりですが今後の展望や目標を教えていただけますか?
佐々木 やっぱり勝ちたいなというのはすごくあって、せっかくなのでRIZINの勝利者トロフィーは欲しいなというのはあるんですけどね。RIZIN.1に出て6年半も間が、干されちゃっているので(笑)。今回の試合がどうだったかわからないですけど、おもしろかったと思ってもらえたらまた声がかかるでしょうし、そうですね、声がかかったらまた頑張りたいなあ、というのはあるのですけど。まあ……なんですかねえ、結構やっぱ負傷箇所も多くてですね。保育園の娘がいるんですけど、試合が決まると結構子どもに我慢させることが多くてですね。遊びにとか、いつもは突然「父ちゃん抱っこ」と飛びついてくるけど、抱っこもやめさせたり。ぎっくり腰になっちゃうんで(苦笑)。みんなこの年になったらわかると思うのですけど。ずっと何ヶ月も我慢させることになるので、そういう甘えたい年頃の子を我慢させるっていうこの、なんか罪悪感じゃないですけど、それが結構あったりもするので、まあ娘と相談です。娘が評価してくれたらやりますけど(笑)。
ーーご自身としてはこれからも戦いたいと?
佐々木 そうですねMMAは大好きなので。今回もRIZIN.1に次いでまたレフェリーストップで散ってしまいましたが、試合時間は前回より長かったので(苦笑)。勝ちとか負けとかももちろんそうですが、自分はリングに上がるまでの後ろ姿とか、リングで戦っている姿とかを、地方の選手だったり自分の教え子だったりに見せていくのが自分の役目かなとは思っているのでトップの選手たちとは違うのですけどそういうのができるうちは見せていけたらなという気持ちはまだ消えてはいないです。
ーー結果論ではありますが、1ラウンドのときにマウントを取って、マウントからの三角絞めあるいは腕十字にいきかけました。しかし行かなかったのは時間を見てなのか、そうさせないものがあったのでしょうか。
佐々木 いや、得意なので、全然行けないとかじゃなかったのですけどちょっと場所が(苦笑)。ロープがあったので、どうしようかなという。まあ行けばよかったんですよねえ(笑)。まあ寝技に差があるっていうのは、結構その1ラウンド終わった時点で思ったというか、組んだら行けるという自信はすごく出て、だから強引にそこで行かなくてもまた2ラウンドでっていう……いけませんねその気持ちが。ベテランのくせに、行けるところで行かないと。あれはダメですね。反省点ですね、はい。
ーー発汗の話がありましたが、それはご自身の汗ですか?
佐々木 いえいえ。相手選手の汗が。汗はかくものなので仕方がないですけど、やっぱり組んだときの感じとかは1ラウンドとは違うなあというのはありますね。
ーー2ラウンド後半から若干スタミナが切れていたように見えましたが、自覚はありましたか?
佐々木 スタミナは…、あら、そう見えました?スタミナ自体は結構持ったかなと思ったんですけど。スタミナというよりは組んでも滑るなというのがよぎっちゃってて。あとはパンチもちょっと当たっているというのもあって、自分のパンチも。まあ……、そうですねえ。組みまくればよかったですねえ〜。
ーー仕掛けの数が減っていたので疲れたかと思ったのですが発汗の方だったのですね?
佐々木 良い感じで組まないとこれは滑るなと。迷っちゃダメですね。今後の選手に言いたいですよもう。迷っちゃダメですよって。後ろでまた嫁さんが怒っているけど、このインタビューを聞いている若手選手たちには迷っちゃダメですよと言いたいです。
ーーヘタしたら自分の息子の年齢差の選手とやったことについては、いかがですか?
佐々木 試合をして年齢差を感じるとかはないですね。気持ちは若いので(笑)僕は。身体はおじさんなのですけど気持ちは若いので、特にそこら辺は。でもやっぱり試合前と後では相手のパトリック選手もガラッと変わるというか、好印象の良い選手で、はい(笑)。
阿部大治「納得いく内容ではなかったので悔しさが残る」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
阿部 内容が納得いく内容で試合を終えることができなかったので悔しさの残る試合でした
ーー試合後のインタビューでは一方的に空間を制するとおっしゃっていましたが、今日何点でしたか。
阿部 そうですね、ほぼ0点に近いです、今回。原因は相手選手がうまくカウンターを狙うタイミングを合わせていて、自分は1、2、3と先を考えていたけど出すことができなかったのが今後の課題でもあり、今回のダメだった点でもあります。
ーーそれができなかったのは、ご自身が行けなかったのでしょうか、あるいは相手がそうさせなかったのでしょうか?たとえば圧力であったり。
阿部 圧力は感じなかったのですけど、僕のパンチに対してのブロックだったり、クリーンヒットが何発か入っているという感触があったんですよ、そういうなかで防がれているのは相手の巧さかと思っています。
ーーそんな対戦相手の印象は、戦う前と違うところはありましたか?
阿部 ああ、そうですね。粘りが。ベテランだけあって粘り強い選手だなという印象でした。
ーー試合を終えたばかりですが、今後の展望や目標を教えていただけますか。
阿部 今回試合内容悪かったのですが、名誉挽回として、できるなら年末チャレンジしたいと思っているので。もう1回よろしくお願いします。
ーーご自身では0点ということでしたが、セコンドの五味隆典選手からは何かアドバイスやコメントをもらいましたか?
阿部 そうですね。動き硬いし、単発で終わりすぎているとは言われました。
ーー今後はその改善をしていく、ということですか?
阿部 はい、そうですね。
田村ヒビキ「負けたので、単純に悔しい」
ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。
田村 負けたので、単純に悔しいです。
ーー今左手を冷やしていますが阿部選手の打撃を受けてのものですか?
田村 そうですね。1ラウンド、ミドルもらったときにそこから多分痺れちゃって。試合中はあれでしたけど終わってから痛くなったので冷やしています。
ーー試合前のインタビューでは冗談混じりで「打撃を程々にしてほしい」と。実際打撃はどのような印象でしたか。
田村 試合前から阿部選手が右のパンチめちゃくちゃ強くて絶対それで倒しにくるのはわかっていたので、作戦としては僕はサウスポーなので基本的に左をあわせる、基本カウンターを、出てきたのに合わせるっていうのをテーマにしてやっていたのですけど、やっぱり思ったより右のパンチが重たいというか、固くて、ちょっと距離が合わなくて、なかなか出せない形になっちゃったのかなと思います。
ーー初参戦のRIZINの舞台はどのような印象でしたか。
田村 すごい会場、地元ですけど、広くてお客さんもみなさん盛り上がっていたので、非常に良い舞台だなと思いました。
ーー試合を終えてからご家族と会われたり会話はされていますか?
田村 まだ会っていないです
ーー試合を終えたばかりですが、今後の展望や目標を教えていただけますか。
田村 負けてしまったので僕自身は何も発言権がないので、試合内容も思ったような内容じゃなかったので批判されることもあると思うのでそれを真摯に受け止めてもうちょっと考えてやっていきたいと思います。
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