10月23日(日)マリンメッセ福岡にて行われた湘南美容クリニック presents RIZIN.39の出場選手たちの試合後インタビューを公開!

梅野源治「みなさん学んでいただけました?」

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梅野源治 試合後インタビュー 湘南美容クリニック presents RIZIN.39

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ーーローキックでのTKO、“ヤバかった” ですね...!

梅野 学びました?みなさん学んでいただけました?僕のキック。あれはローキックというかカーフキックなんですけど、結構試合前に練習していたのでそれが本当にドンピシャで当たったかなと。あれで結構、練習中に何人も倒していたので。結果としてはちょっと早すぎたんですけど、ちょっと本来、肘はみんなに見てもらいたかったのでそこまで出せなかったのが残念ですけど、結果としては良かったかなと。

ーーカーフはテクニック的にはどういったところにあたっていたのでしょうか。すごく痛そうでした。

梅野 膝の3、4センチ下の若干深いところというか。結構やっぱ、みんなただカーフキックをなんとなくで蹴っていますが、ピンポイントで効くところがあるので、結構それは、僕は1から学んで、そこを試合の時にピンポイントで、こう、結構当たり深かったんですよね、蹴った瞬間わかったので、めりこんでいったというか。もう立てないだろうなとすぐわかったので。ちょっと申し訳ないな、とはすごい感じたのですが、対戦相手には。

ーー試合時間21秒ということで、今回はインタビューの時間の方が確実に長くなりますが、勝って喋り倒す気満々でいらっしゃいましたか。

梅野 焦るなRIZIN!と。焦るな。ちょっとね、確実に試合時間は越えようと思っていたのですけど、ちょっと僕が一番気にしていたのが、対戦相手ですよね。試合前インタビューが28分?**でしたっけ。あれふざけているなと思って。

ーーまぁ、通訳が入るので……

梅野 そうですよね。だから今回(隣にいる久保賢司を)連れてきたんで。彼ズルしているので、試合前に。通訳入れて英語と日本語に変えるっていう。あれはそんなカンタンに俺のインタビュー時間の衝撃を超えられると思うなよと。それをまず一番最初に伝えたかったなって。

ーー試合も衝撃的でしたが、あの衝撃的な煽り映像は試合前にご覧になりましたか?

梅野 そう、あの「ヤバいヤバーい」って、歌ありましたよね。あれは誰が作ったんですか?**あれ、ふざけてますよね、本当に。お前のほうがヤバいぞっていう。ちょっと、本当に作った人をあとで調べて、そいつにちょっと学ばせようかと思うのですが「お前が本当にヤバいぞ」と。人をあんだけいじくり倒して。前回RIZINで試合したときも僕をいじる格闘家がいたじゃないですか、ちょっと性格の悪い、人のことをいじって広告収益につなげるという、そういった性格の悪さを、あの「ヤバい、ヤバーい」という歌からは感じたなと。ひとつ言いたいのは、僕は、誰も傷つけていない。傷つけられたけど。でもそういう格闘家たちを、うまく広告に使って、うまく“梅って”、自分の知名度だったり、RIZINに肘ありルールっていうのを持ってくる。これが大人のやり方なんですよね。誰も傷つけないで自分のやりたい方に持ってくる。“ベビ梅”たちは俺のことを学んだほうがいいぞと。

ーーべ...ベビ梅...?

梅野 “ベビ梅”。子供ですよ、子供。“ベビ梅”。「大人な梅になれ、お前ら」と。……みなさん笑っていますけどバカにしているんですか?

ーー笑わせにきているのかなと……。

梅野 いや、僕、真面目ですよ。今回、榊原さんにもRIZINファンにも、梅野源治が、肘は今回使わなかったですけど、ムエタイルールだったらどれだけヤバいのかっていうのを、それは少しは学ばせられたかと思うので、リング上でも言いましたけど「榊原さん、そろそろムエタイのRIZINのベルト作れよ」と。学ばしてやる、もっと。

ーーRIZINに登場するようになってトークが覚醒しましたが、そのきっかけは?

梅野 きっかけはRIZINでしょ、きっかけは。だからもう今までも何度も言っているんですけど……、これ大丈夫ですか?僕また講演みたいになっちゃいますけど。きっとYouTubeで見ているひともいると思うので学ばせてあげますけど。やっちゃったことは変わらないんですよ、言ったことも。後悔も何もしていないですし、やったことを後悔するよりは、その後じゃあどう自分の向かいたい方向に向かうか、そこを、自分があれだけ炎上しているなかで学ばせてあげられるという。これは「幸梅(さちうめ)」以外の何ものでもない。みんな幸せな気持ちだったと思うのですよね。みんなが叩かれたりとか嫌なことあったりとか、将来不安なことがたくさん、いま日本社会に多いと思うのですけど、そういうなかで梅野源治の姿を見ていただいて、未来はいくらでも自分で変えられると。あれだけ炎上したって関係ねーぞと。俺は俺だし。バカにした奴らをうまく使うだけだと。所詮みんな僕からしたら、「小梅」なんですよ。……なんで笑っているんですか?僕は真面目に言っているんですけどね。

ーーこの勢いで大晦日も狙いたいという?

梅野 本当に榊原さん、大晦日ムエタイのベルト作ってくれたらやってあげるから早くオファーしてこいと。ちょっといつもぎりぎりだから。大晦日に、榊原さん、梅野源治がちょっとうまくコラボして、大晦日、RIZIN、ムエタイ、王者、これちょっと「バラ梅」しようかなと思います。期待してほしいです。

ーームエタイのベルトができたとしたら誰とやりたいかのイメージはありますか?

梅野 うーん正直誰でもいいんですよね。ただムエタイルールで僕とやる国内選手はなかなかきっといないと思うのですよね。皇治選手もふくめて。まあ、みんな勝てないとわかっているからやらないと思うので。ただそこでこう、勇気を出してやってくれる相手がいるなら、「やってあげてもいいよ」って。皇治わかった?やってあげてもいいから、待ってるよ!

ーー退場時、すごい大人気でした。あれを受けてご自身はどういう感想でしたか?素直に嬉しかったですか?

梅野 そうですね、普通に嬉しいですよ。陰で文句を言う人よりかは、やっぱり感情を共有できる、あれもベビ梅ですよ。仲間ですよ、仲間。ベビ梅たち、増えたなと。数ヶ月前まであんなに叩いたのに、まあファンにあれだけなったか、と。「よしよし」と。まあでも本当にありがたいなっていう。僕、忘れないので。他人が叩かれているときにそこに賛同したら、それは周りからも称賛されるかもしれないですけど、その時に寄り添ってくれた人は僕は絶対に忘れないので。そういう人たちにこの結果と今後を見ててもらいたいなと。そして、7ヶ月前のあの大炎上から、当初からずっと言っていますけど、点と点をつなげて線にする、その線と線がつながれば円になるし、そういったこう梅野源治のストーリーを、RIZINファンには、今までで知らなかった人には見ていてほしいと。それは素直に思います。

ーーカーフキックの蹴り方だったりに、練習中にコツを見出して今回出したのですか?

梅野 コツは教えないですけど、かなり、位置だったり、蹴る角度をすごい綿密に計画練ってやったかなと。だから僕の試合の2週間くらい前かな、ずっと練習に付き合ってもらってたんですよ、この(隣にいる)久保賢司くん、久保優太くん。優太くんは二週間後に試合があるけど、僕のカーフで倒していたので。vs. サウスポーのガーダム戦で本当にハマったかな、と。狙ったことが。

ーー炎上しても目指す姿を見せていくというお話でしたが、今後目指すのは、どんな姿を見せたいですか。

梅野 やっぱり一番はムエタイというものを日本国内の選手ですごく頑張っている、ムエタイチャンピオンになりたい選手がたくさんいるので、真面目な話しちゃいますけど、そういった選手たちに、「お前らのやっていることはすごいぞ」と。なかなかムエタイの本場チャンピオンになっても、なかなか知名度が上がらなかったりとか、なかなかこう、実際の実力と知名度が伴っていないことが多いのですけど、ただやっぱりこう、お前らのやっている道はまちがっていないし、すごく獲るのが難しいベルトに挑戦していくなかで、たとえうまくいかないことがあろうと、たとえば僕みたいに大炎上しても、「大丈夫」。明日も明後日も来るし、いつでも変えられるから、行動ひとつで。だから本当に国内のムエタイ選手たち、本当に頑張ってもらいたい。そして、そういうムエタイファイターに、すこしでも光が当たるような環境、待遇を僕が作っていきたいな、と、そういうふうに思います。

ーー(久保賢司)梅野さん大変です、まだ13分です。

梅野 ……23分11秒。ちょっと今回は「小爆梅」になってしまいましたけど、次回楽しみにしてもらえたらと。そしてあともう一個最後に。今回僕と戦っていただいたガーダム選手。彼はMMAのすごいいい選手なので。ムエタイ、ボクシング、MMA、いろんな競技に挑戦しているので。僕は彼のMMAがすごい見たいなと思うので。一回拳を交わした仲間なので、ぜひ今後RIZINでまたトレント・ガーダム選手を見られることを僕は期待しています。以上です。もう良いですか。

ーー(司会)追加でご質問ありますか?もう良いですか?まだ13分みたいですけど。

梅野 どうですか?もういいんですか?衝撃は。

ーー(久保賢司)14分です。

梅野 9分はきついな、今日はこれくらいにしておきましょうか。

芦田崇宏「より魅力的な選手にどんどんなっていきたい」

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芦田崇宏 試合後インタビュー 湘南美容クリニック presents RIZIN.39

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ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。

芦田 しんどかったです。

ーー首の赤いタオルは?

芦田 猪木さんを思ってというか、追悼の意味でつけさせてもらっています。

ーー試合前から相手はガンガン前にと宣言。そんななかでどのように作戦を立てましたか。プランは?

芦田 ガンガン前に出てくれるので、しっかりボクシングやって意識を断ち切るような試合内容にしたかったのですけど、想像の上をいく頑丈さと、やっぱり中田選手も、ただただ殴られるだけを毎回続けてくるというわけじゃなく、やっぱりMMAの選手だと試合中に感じました。進化しているというか、MMAの動きをしてきたので。組みの展開もあったし、そこがちょっと予想外というかプランにないというか。

ーー予想外という言葉も出ましたが、具体的にイメージと異なるところはありましたか?

芦田 イメージと違うっていうところはあんまりなかったですね。ちょっと思ったよりデカかったくらいです、身体が。思った通り前に出てくるけど、しっかり組みも混ぜてきたっていうのは印象がちょっと変わったという感じです。

ーー煽り映像で「無印良品」という言葉も前からあるなか、「フェザー級第2グループ」と表現されていました。ご自身の印象は?

芦田 言い方悪いけど、ただ単にバカにされているだけのようなものなので。バカにされているというか、僕の立ち位置をそう思われているのは、僕自身の実力が足りないだけなので、ここからどんどんそれを見返していきたいなと思うし、上を狙って。かつ、こう、選手として無印なりの魅力のある選手にどんどんもっとレベルアップしていきたいなっていうのは思っています。

ーー試合を終え、勝利しましたが、今後の展望を教えていただけますか。

芦田 今言ったのと同じになるんですけど、上を目指した上で、より魅力的な選手にどんどんなっていきたいなっていうのを。今回ちょっとそれ見せたかったんですけど、ちょっと見せきれなかったので、もっともっと頑張って行きたいと思います。最後に、リングでも言ったんですけど、猪木さんあって僕が夢見た格闘技があるのは猪木さんのおかげだと思うので、本当に感謝します、というのを付け加えてもらえたらと思います。ありがとうございました。

中田大貴「力及ばずまた負けてしまいました」

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中田大貴 試合後インタビュー 湘南美容クリニック presents RIZIN.39

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ーー試合後の率直な感想をお聞かせいただけますでしょうか。

中田 本当に力及ばずまた負けてしまいました。せっかく呼んでいただいたのに。いやあ〜悔しいですね、まあでも本当に結果がすべてなので、しっかり、ちゃんと自分が直すべき部分をもっとしっかり見つめ直さなきゃいけないなと思いましたね。練習のやり方とかをしっかり根本的なところから見直してちょっと変えてかなきゃと思いました。

ーー顔の腫れが気になるところです。左目はご自身のなかでは、どのラウンド、どの辺りで被弾したと?

中田 多分、ジャブすかね?ジャブかなんかもらったのと膝かな?ですかね。同じ部分。でも、同じ部分に何回かもらったと思います。それも攻撃するうえで逆に勉強になったすよね。しっかり同じ部分に攻撃するとやっぱりダメージ溜まるじゃないですか。あ、やっぱすごい大事だなと思いました(笑)。

ーー芦田選手が一度当たっている部分を集中的に狙ってきたと?

中田 それが意図的なものなのか偶然なのかちょっとわからないですけど、意図的だとしたらすごいとおもいます。はははは。

ーー終盤の顔面への膝蹴りの印象が強く残っていますが当たっている時はかなりダメージや、効いていると?

中田 全然大丈夫ですね。30発くらいもらったらちょっとやばいですけど(笑)、大丈夫ですね。全然大丈夫です!はははは。元気です。いやあでも悔しいですけどね、本当、せっかく呼んでもらったのにRIZIN2敗っす。悔しい。

ーー芦田選手との対戦を終えてイメージしていたところと違う部分はありましたか。

中田 ああ、はい、はい。組み技、打撃が想像以上に強かったです。ボクシングがすごい強い高校出身で打撃うまいというのは知っていたんですけど、自分が想像していたよりうまかったですね。あと組み技に関しては力が、意外と組んだときは、自分も全然力負けしていないなと思っちゃって。そこは本当は自分は作戦では打撃でガンガン距離詰めていく予定だったのですけど、ちょっと勝手に、本当は作戦通りに行くべきだったのに、組み技に切り替えちゃったのでそれが敗因。ちゃんとプラン通りに作戦を遂行するというのはすごい重要なことなので。人の試合を見ていても、大体作戦遂行できずに負けちゃう人多くて、こうやってMMAは作戦遂行するのが大事なんだなと思うことが何回もあって。それを今日は自分がやってしまったという感じですね。

ーープランを変えて組みに行ったのはご自身の判断とは思いますが、それはなぜですか。

中田 いやなんか、組んだときにぎゅーって四つ組みたいに組んだ感覚が、あ、なんか行けるかもと思っちゃったですね。

ーー作戦はガンガン詰めるものだったのに?

中田 そうですね。組んだことによって自分の手が重くなって乳酸が溜まってしまって、打撃が振れなくなっちゃったというのもあって。そこも新たな発見かつ新たな改善点だなと思いました。組むとやはり、打撃と組みの体の使い方は全然違うので、だからそこをもう少ししっかり組みの練習したあと打撃をやるとか、打撃やって組みをやるとか。いつも結構、日を分けて練習したりしていたのですけど、そこを考えても良いかなと思いましたね。

ーー試合を終えたばかりですが今後の展望や目標を教えていただけますか。

中田 また1からやり直すので、あとやっぱ根本的な部分で自分は良くないところがたくさんあるので。たくさんもらっちゃうところとかもそうですし。そういうところをしっかりまず直してきます。それでまた呼んでもらえるような結果を残してぜひ戻ってこれるように頑張ります。押忍。

湘南美容クリニック presents RIZIN.39 試合結果一覧

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