6月14日(火)アメリカ・ラスベガスにてRIZINの新しい試みに関する記者会見が行われ、現地には多くのマスコミが駆けつけた。
会見には榊原信行CEOと、フロイド・メイウェザー、朝倉未来が登壇した。
フロイド・メイウェザー vs. 朝倉未来(選手コメント全文掲載)
フロイド・メイウェザー vs. 朝倉未来
朝倉未来
(海外のマスコミに向け)はじめまして、朝倉未来です。今回フロイド・メイウェザー選手と戦うということで、僕はMMAファイターなんで今後世界に名前を売るために今回ちょっと利用させてもらいます。倒します。
フロイド・メイウェザー
皆さんがよくご存知のように、つい先程ニューヨークから戻ってきました。つい昨日まで国際ボクシング協会の殿堂入りの式典があり、それに対して非常に素晴らしい経験をさせていただきました。自分のキャリアは本当に幸福で恵まれていて、それも全てが自分の努力と練習で今、自分がこういうところまで来れました。こうやって自分がキャリアを終えた後もエキシビションを経て、世界中を旅しながら自分の能力で世界中のファンにエンターテインメントを届けられるということが、自分は非常に恵まれていると思っています。
自分はこれを楽しみながらやっていますので、彼は一生懸命やって私を倒しに来ると言っていますが、私は楽しみに行って、それでも勝つ自信があります。とにかく今私はキャリアを終えた後、こういうふうにエキシビションをして楽しんでいますので、ついこの間ドバイでもエキシビションをやって相手に勝ってきましたが、そのエキシビションをやるにも様々な事件が起きて、最初はヘリパッドで戦わなければいけなかったのですがそれが出来なくなり日付も遅れたりしたのですが、最終的には私は戦いました。対戦相手の(ドン・)ムーアと私は試合をしてお客さんが見たいものを全部届けてきました。
今回9月、同じことをやるつもりでいます。皆様が見たいものを提供するつもりでいます。今は当然、一番レベルの高いところでやれていませんが、ただそれなりのものを届けてそれなりのエンターテインメントを届けられる自信はあります。最終的に自分のこのキャリアの、エキシビションのゴールとしては、対戦相手が「もうメイウェザー、エキシビションをやらなくていいでしょう」というような相手が出てきてくれることが最終的なゴールだと思いながら今はこれを続けています。
幸いなことに今まで試合をやってきて、エキシビションをやってまだ健康ですし、怪我もしていません。日本でも(那須川天心と)やりましたしローガン・ポールともやりました。自分はすごく楽しみました。彼は本気で倒しに来たんだけれども自分は楽しんで、それでも勝つことが出来ました。自分はSNSをやらないのでよく分からないですけれど、彼が「またやりたい」「お金ももらっていない」と言っている。訳がわからない人ですが、とにかくこういうふうにエキシビションをやって自分が稼げていることは非常に素晴らしく思いますし、これはひとえに自分の友達でもありマネージメントでもあるジェームズ・ディラさんが縁の下の力持ちとして表には出ないけれども、彼や私のセキュリティチーム、世界中を旅しながら常に一緒にいるチームがいるからこそ、自分はこの様に表に立って活躍できているのかと思います。こういった大きなものは一晩では起きないですし、みんなの見えないところでの努力があるからこそこういうことが出来ていると思うので、今この場を借りてチームにお礼を言いたいと思います。特にボクシングは自分にとっての全ての力の原動力であり、ボクシングがあるからこそ自分の父親、母親に早く引退してもらいましたし、自分の子供たちが一生、人の下で働かなくていいような環境を作りました。私のモットーは「賢く働く」ということになります。
ボクシングの殿堂入りに入りましたが様々な殿堂入りのチャンピオンの中でも、それこそ障害を持って歩けなくなったり後遺症で話せなくなったり、そういうチャンピオンがいる中、私は心身ともに健康です。当てられずに当てる、これが私のモットーなので、エキシビションではありますが、彼は一生懸命に来るでしょう。自分の能力に自信を持っているでしょう。だけど私はどうあっても50勝0敗のまま生涯を終えます。前回の日本でのエキシビションでは逆に私は訪ねました。「これって3R持たせたほうが良いの?1Rで終わらせたほうが良いの?」と訪ねました。「遊ばないでくれ」と言われたので1Rで終わらせました。何が言いたいかと言うと、常に自分がコントロールのある中で自分の要件の中で物事を進めてきている。それが今に繋がっていると言うふうに思います。
そして最後にメディアの方々、今までの自分のキャリアを支えてくれて、メディアの方たちがいなかったら今までの自分はありませんでした。メディアこそパワーです。この場を借りて本当にお礼を言いたいと思います。
ボクシングは本当に「頭おかしいだろ?」と友達に言われ、「一晩でone hundred million(1億)稼いでやる」と言って皆から「アホだろ」と言われましたが、私はそれを10回以上やっています。そういう競技の中に生きてきて今があると思っています。
アサクラ選手はRIZINの選手で、本当に素晴らしい団体ですし大きなイベントもたくさんやっています。日本だけで間違いなく素晴らしい会社だと思いますので、とにかく自分の要件次第で、彼が本気で本当にやりたいのであれば、RIZINがもうちょっとお金払ってくれるのであれば5Rだろうが8Rだろうが、全然やります。でもあくまでも自分の要件でやってくれれば、8Rを一生懸命やってくれても構わないです。ただ彼は8R動かないと思いますが、お金次第でこれから調整してもいいですよ。
そしてこれから立ち上げるRIZIN FIGHT PASS、こういった試みは素晴らしいと思いますので、いろいろなPPVだったりイベントはどこで見ていいかわからないという混乱してしまうのですが、このような試みは非常にいいと思いますので、皆さん注目してみて下さい。
とにかく今のフォーカスはとにかく日本。日本の人々を楽しませること、対戦相手には悪いけれども、対戦相手のただの一人だと思います。なぜなら俺はフロイド・メイウェザーで、それ以上の相手はいないからだ。
記者会見の様子(YouTube)
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