「教えてチャーリー!」打ち切り回避!
皆さんっ!いつも「教えてチャーリー!」をお読みいただきありがとうございまっす!!ライター志望の雷美(らいみ)です!前回まではこのコーナーが打ち切り寸前?!と噂されていましたが、皆さんがこのコーナーをたっくさ〜〜ん読んでいただいたお陰で、前回9月大会の振り返りは、8月大会の振り返りと比較してなななんんと!約2倍の閲覧数を叩き出し、見事、打ち切りを回避することが出来ました〜!!パチパチパチっ(泣)
ということで、今回もチャーリーさんと共に大阪城ホールで繰り広げられたあの激闘を振り返っていきたいと思いまーーーっす!!
ーーチャ――――リー――――さ―――――んっ!!打ち切り回避で九死に一生を得た雷美ちゃんがぁ、またまたまたまたやってきましたよ――――っ!!
お疲れ様です。雷美さん、なかなかしぶと…いや、良く閲覧数を稼ぐことが出来ましたね。
ーーちょっとーーーーっ!!今「しぶとい」って言おうとしていませんでしたかぁ?!プンプンッ!!でも確かに私は、し・ぶ・と・い・んですよんっ♪格闘技の素晴らしさをより多くの人に伝えるために、私は諦めませんからーーーーー!メラメラメラ〜っ!!
…打ち切り騒動を乗り越えた雷美さんは、なんだか前回よりエネルギーが増していて凄みがありますね。。はぁ。
ーーチャーリーさんっ!早速なんですが、今大会のメインイベント、朝倉未来選手と斎藤裕選手のあの激闘を一緒に振り返って下さいーーーーーっ!!
あの試合はまさに、生観戦、リアルタイムだからこその緊迫感の中で見た人しか味わえない、至極のタイトルマッチでしたね。わかりました、今回もたくさんの人に見てもらえるように振り返りをしていきますか。
拮抗した試合展開は皆の予想通り!?朝倉vs.斎藤を振り返る
ーー今回のこのタイトルマッは、RIZIN FF公式YouTubeでの関係者の試合展開予想もあって、試合前からかなり盛り上がってましたよね〜〜っ!
そうなんですよ。僕もRIZINアンバサダーのくるみさんから試合展開予想を質問され答えているんですが…なかなかこの試合を予想するのは難しかったですね。でも、試合前にいろんな人の予想を聞くことが出来て、なかなか面白い企画でしたね。
ーーそうそうっ!試合が終わってからこの試合予想の動画を見返すと、判定決着だと予想していた方が何名かいましたよね〜っ!!ちなみにチャーリーさんも判定決着の予想でしたよっ♪
そうでしたね。みんなこういう、拮抗した試合展開になる事は予想してましたね。もしかしたら、つまらない試合になるんじゃないか…という人までいたくらいですから。実際にはつまらない試合にはなりませんでしたが、ほぼみんなが予想した通りの展開にはなりましたね。すごい緊張感の中で、一歩も譲らぬ拮抗した試合、という点においては。
ーーたしかに〜〜っ!試合の序盤はお互い見合って、観客も全員緊張していて本っ当にしーーんと静まり返ってましたもんねぇ…。
お互い、相手のミスを一つも見逃さないようにしていたので、すごい緊迫感でしたね。ただこの試合は、展開がある程度決まっていた試合、型にハマっていた試合ではありましたね。
ーーなな、なんとっ?!このヒリッヒリの試合が型にハマってたと言うんですかぁ〜?!一体全体、どういうことですかぁ〜〜っ!!
斎藤選手は、この試合を攻略しようと序盤から積極的に前に出てますよね。対する朝倉選手は、前に出る斎藤選手の攻撃に対して目を光らせ、ミスを狙っています。そして二人が一度交錯してはリセットされる。また交錯し、再びリセットされる。全体的に見るとこの試合は、このような展開の繰り返しなんですよ。
ーーほほぉ〜〜〜!!なるほどっ!!確かにそう言われると、そういう展開の繰り返しに見えてきましたーーーっ!!
朝倉選手の闘い方がそうさせる、というのもありますね。一つのミスが命取り、まさにそんな試合展開だったと思います。
ーーおわわわーーーーっと!!そんな緊迫した空気感の中で斎藤選手に、強〜烈なローブローォォ…。ひえぇ、痛そう。。
オーソドックスとサウスポーで向き合っているんで、これはしょうがないですね。朝倉選手はインローを蹴ろうとして、それが入ってしまったんです。これはしょうがないですよ。
ーーこの場面をリアルタイムで見ていた時は、本当にどうなっちゃうんだーーーーーっ!!って、すっごくハラハラしましたね…。
僕はこれを見た時に、一昨年の那須川vs.堀口の試合を思い出しましたね。あの時もすごい緊迫感の中での試合で、天心選手の蹴りがローブローになってしまって。しょうがないとは言え、あれはすごく痛そうでしたし、見てるこっちとしては試合が続行するのかどうなのか、すごくハラハラしましたよ。
≫ 那須川天心 vs. 堀口恭司の試合を見る(YouTube)
ーーはわわわ…このローブローもとっても痛そうですぅ…。
堀口選手ですら、この時すごく痛そうな表情でシーシーって言っていたのに、斎藤選手は本当にポーカーフェイスですよね。多分、このポーカーフェイスが後々、試合に影響するんじゃないかなと思います。
ーーポーカーフェイスが試合に影響…??それは朝倉選手に対して、ってことですかぁ??
いえ、ジャッジに対してですね。効いてないフリ、ということです。
ダメージは相殺?!気になるジャッジペーパーの中身とは
ーーき、効いてないフリ…?!チャーリーさん、そこのところ、もう少し詳しく教えていただけませんかーーーっ??!
斎藤選手は試合中にこの効いてないフリ、効いてませんよという動きをいろんな場面で見せているんです。
ーーた、たしかに...っ!!斎藤選手、あんなに強烈なローブローを貰ったのに、試合が再開すると、まるで何もなかったような表情で再び闘い始めましたね...っ!すごい...っ!!
斎藤選手のこの動きによってジャッジは、朝倉選手と斎藤選手のインパクト、ダメージに差はないと判断したんじゃないのかな、と思うんですよ。
ーー出ましたジャッジっ!!この試合の判定について、すっご〜〜く気になってたんですっ!私はこの試合、朝倉選手が勝ったのかな〜って思ってたんですが、ジャッジ3名とも斎藤選手だったのでちょっとビックリというか、判定の内容がすごーーーーく気になっていたんですぅ〜〜!!
僕、試合の後にジャッジペーパーを見せてもらったんですけど、3名ともほぼ同じだったんです。ジャッジは全員「ダメージは相殺した」と言う風に見ていました。インパクトでは差がついていない、と判断していたんです。
ーーだ…「ダメージは相殺した」っ??!...って、どういうことですか〜〜っ!!(汗)
ジャッジの基準となるインパクト、ダメージの事ですが、僕は正直ダメージに差はついたんじゃないかなと思ったんですよ。ダメージで差がついて朝倉選手が勝ったんじゃないかなと。でもジャッジは誰もそうしていなかった。これは僕が思うに、斎藤選手がフラッシュダウンとかの後に亀にならないとか、すぐ立ち上がって打ち返したりとか、そういった行動がジャッジに響いて、ダメージを相殺したという判断になったんだと思います。
ーーうううぅ〜〜、難しいっ!!!
ダウンを取ったのにそれを数えないというのは攻撃した選手が可愛そうだと思うんですけどね、僕は。ただ「ダメージは相殺した」と判断されたということは、そのダウンがタイミングによって倒れた、いわゆるノーダウンという判断だったとしか納得というか、理解できないんですよ。でもまあ、斎藤選手も朝倉選手に当ててますからね。それで相殺になったのかな。
ーーもう一度言いますっ!!何度聞いても難しいっ!!
あと、この試合のような競った試合、判定が難しい試合というのは大体カウンターの選手は不利ですよね。
相手に手を出させる?!カウンター使いの朝倉未来
ーー朝倉選手といえばカウンター!カウンターといえば朝倉選手!って感じなイメージなんですけど…カウンターの選手って、不利なんですかぁ〜??
カウンターの選手は手数も少ないし、カウンターを狙うために後ろに下がる傾向にあるので、判定が難しい場合はやや不利にはなる、というのはあると思います。だからダメージに差がついていない微妙な試合、本当に紙一重の試合のジャッジでは、カウンターの選手は不利ですよね。
ーーふ〜〜ん…カウンター、待ちの姿勢をずっとやってると、カウンターしか狙ってないと思われるってことなんですかね〜…。
そうですね、自分から手を出してないですから。でも、朝倉選手は相手に手を出させるのが本当に上手いんですよ。自分からプレッシャー掛けて行って、相手に手を出させてるんです。で、相手が手を出してきたところにカウンターを合わせるっていう。朝倉選手はカウンター使いだけれども、相手に手を出させるのが本当に上手いですよね。
ーーへぇーーーーっ!!闘っている選手からしたら、気付いたら自分から手を出してる、みたいなことですかぁ??
そうそう、ジャッジからしたら朝倉選手は手を出してないのに試合を支配していように映っているんですよ。でもそういう闘い方って実際にあるんです。1回目のマネル・ケイプvs.朝倉海の試合(2018年のRIZIN.10)とかもそうだったと思いますよ。
ーーえっ!?そうなんですかっ??
この試合ではマネルが海選手に手を出させているんです。実際にこの試合の流れを掴んでいたのはマネルなんですけど、マネルはそれほど手を出していないんです。海選手が3発、4発手を出しているのに対して、マネルは1発合わせているとか、そのくらいなんです。この試合はダメージに明確な差がなかったため、前に出て手数を出していた海選手の方が評価された。なのでこの試合は海選手が判定勝ちしたんです。
≫ マネル・ケイプ vs. 朝倉海の試合を見る(YouTube)
ーーなるほど〜〜っ!!このマネル選手と海選手の試合の場合は、試合を支配していたのはマネル選手だったけれども、手数の多さなどで言ったら海選手の方が評価されたということなんですねっ!!
そうです。なので今回の試合もジャッジが難しい、判断材料が少ない、となった時に、じゃあどっちの方が積極的に攻めていたか、手数を出していたか、試合の流れを作っていたか、と言うところで判断すると、やっぱり斎藤選手ということになります。あと斎藤選手は2Rの途中で、朝倉選手をテイクダウンした、これを見せれたのが良かったと思いますね。
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