【試合結果】RIZIN.11
第3試合 石岡沙織 vs. 山本美憂

ルール

RIZIN 女子 MMA ルール ： 5分 3R / インターバル60秒（49.0kg）

試合結果

（LOSE）石岡沙織 vs. 山本美憂（WIN）
3R 判定 1-2

試合内容

注目の“闘う母決戦”は打撃勝負で山本美憂に軍配が上がる
攻める姿勢を貫くも石岡沙織が涙の敗戦

1R、前に出て打撃勝負にきた山本に、石岡は右フックをヒットさせてせ山本に尻もちをつかせる。山本はすぐに立ち上がり、逆に左フックをヒットさせ、さらにタックルでテイクダウンを取る。グラウンドで下になった石岡は下から三角絞め、ギロチンチョークを狙う。山本は立ち上がって石岡をコーナーに押し込むとバックを取ってテイクダウン。サイドポジションから顔面にパウンドを入れていく。石岡は下から洗濯バサミを狙うが山本は強烈なパウンド。そして石岡の顔面にヒザを連打する。石岡がまたも下から三角締めを狙うが山本は立ち上がる。石岡が組みつきにいくが、山本が払い腰でテイクダウン成功。そしてパウンドを入れるが石岡が下から腕十字を取りにいく。ここで1Rが終了。

2R、スタンドで打撃勝負。石岡が右膝をヒットさせてから払い腰で山本をテイクダウン。グラウンドで山本が体勢を入れ替えて上になるが、石岡は下からラバーガードを取りにいく。立ち上がった山本は石岡の顔面に踏みつけ。さらに立ち上がった石岡に左ストレートをヒットさせる。逆に石岡は右ハイ、右ボディをヒットさせて、残り30秒でバックチョークを狙うが2R終了。

3R、山本が右フックを当てると、石岡は三日月蹴り、左フックをヒットさせて山本をグラウンドに引き込む。そして腕十字に。これを山本は石岡のボディにかかとを落として抵抗して脱出成功。そしてパウンドを落としていく。残り1分、山本は首投げでテイクダウン成功するが試合終了のゴング。
判定2-1で山本が勝利をおさめた。

山本は「みなさん、こんばんはー。今までやってきたことが出せた、やっとMMAファイターらしい試合ができたかなと思います。このあとの試合も楽しんでください」とマイク。

9.30『RIZIN.13』で黒部三奈vs浜崎朱加が決定！

第3試合終了後に女子3選手がリングに登場。浜崎朱加とDEEP JEWELSアトム級チャンピオンの黒部三奈が、9月30日『RIZIN.13』で対決することが発表された！

浜崎朱加
「こんにちは。浜崎朱加です。9月、日本チャンピオンの黒部選手とやらせていただけるということで、とてもワクワクしています。本当に大好きな選手なのですが、試合ではしっかり胸を借りるつもりで倒しに行きたいと思いますので、みなさん9月は会場で応援よろしくお願いします」

黒部美奈
「こんにちは。DEEP JEWELSアトム級チャンピオンの黒部三奈です。41歳独身です！ 榊原RIZIN実行委員長にRIZINで勝ったら彼氏候補を紹介してくれると言われてノコノコやってきました。しかし、世界チャンピオンの浜崎と当てられてちょっと動揺しているのですが、勝ってマーク・ハント似の彼氏を紹介してほしいので死んでも勝ちます！ もう執念を見せますので、当日は熱い試合をしますのでみなさん応援よろしくお願いします」

試合が消滅した杉山しずかがリングで挨拶

杉山しずかがリングイン。本日試合が行われる予定だった中井りんvs杉山しずかの一戦は、中井の急性腎炎のためドクターストップがかかり中止となったため、杉山が挨拶をした。

杉山しずか
「こんにちは。杉山しずかです。今日、私たちの試合を楽しみにしていらっしゃったお客様、ファンの皆様、応援してくださっているお友達、チームのみんな、本当にすいません。私たちはこの日のために本当に一生懸命練習してきているので、私もいろいろな気持ちになりましたが、たぶん中井選手が一番辛いんだなって思います。私たちみんなに起こりえたことだと思うので、ぜひその辺をみなさんご理解いただいてると思いますが、私からもお伝えしておきます。たくさんのものをかけてこの試合に準備してきました。中井選手の一刻も早い回復を今はお祈りしておきます。また、楽しみにしていてください」

中井りんからのメッセージをリングアナウンサーが代読
「今回は急病でドクターストップがかかり、試合ができなくなり皆様にはご迷惑をかけ、本当に申し訳なく思っています。主催者や関係者、何より私の試合を楽しみにしてくださっているファンの皆様に本当に申し訳ないことをしたと思っています。ファンの皆様、本当にすいませんでした。そして対戦相手の杉山選手、本当にすいませんでした。こうなってしまった以上、自分自身のプロとしての管理不足を深く反省しております。今は1日も早く体調を戻し、再びRIZINのリングに帰ってこられるよう頑張りたいと思います。杉山選手からいただいた『試合がなくなった私より、きっと試合ができない中井選手のほうが辛いのでは』という優しく、温かい言葉は決して忘れません。改めてお詫び申し上げます」