『トップ Presents RIZIN.1』開催直前‼︎
全出場選手インタビュー〈PART.1〉
［悠矢、大和哲也、ダニロ・ザノリニ、アラン・ナシメント、テオドラス・オークストリス、イリー・プロハースカ］

4月15日（金）、いよいよ二日後に迫った4・17『トップ Presents RIZIN.1』（名古屋・ガイシホール）に出場するファイターたちに、試合直前の現在の心境、試合への意気込みなどを語ってもらった。

◼︎悠矢「キックボクシングルールならダントツでおもしろい試合をする自信があります」第1試合　スペシャルワンマッチ（キックボクシングルール 60kg契約）vs 祐毅

悠矢 「RIZINはいま日本で一番盛り上がってる格闘技のイベントだと思います。出ている選手もそうですし、凄く華もあるし、注目度もある舞台ですね。だから今回はめちゃくちゃチャンスだと思っています。もちろん総合がメインの大会ですけど、キックボクシングルールならダントツでおもしろい試合をする自信があります。RIZINで『キックといったらと祐矢』と言われるような試合をします。」

—今回はキックボクシングの祐矢をアピールしたい気持ちが強いんですか？
悠矢 「半分はそうですね。じつは今回RIZINに声をかけていただいたときに『総合でもいいです』と言ったんです。大会に出ること自体に意味があると思っていたし、いずれは総合もやりたいと思っていましたから。この大会が終わったら少しずつ始めようと思っています。やはり大きな舞台で格闘技がやりたいので、世界的に知名度があるのはやはりMMAですから。（今回の地元・名古屋での開催は）むちゃくちゃ楽しみですね！　名古屋の選手も何人か参戦しているんですが、ボクがその選手の中で一番チケットを売ってると思うんですよ（笑）。だから、大勢の人が観に来てくれると思うので凄く楽しみですね。　（対戦相手の祐毅選手のことは）まったく知らないですね。でも今回は勝ち負けももちろん大事ですが、（一緒に試合を盛り上げる）共演者のつもりで闘います。こんな気持ちになったのは初めてですね。自分が勝てばいいといつもは思ってましたけど、今回は一緒に大会を盛り上げようという気持ちが大きいですね」

◼︎大和哲也「この大舞台でやってこそプロだなって思いますのでいまからワクワクしています」第3試合　スペシャルワンマッチ（キックボクシングルール 64kg契約）vs山口裕人

ー2010年にK-1のトーナメントで優勝されましたが、RIZINという大舞台に出場することで何か思い出すことはありますか？　
大和哲也 「こうしてホテルに来て写真撮影をしたり、サインをしたり、インタビューをされたりとかする、なんか懐かしいですね。6年前を思い出します。」

ー通常のキックの大会とは違いますか？
大和哲也 「それはやはり違いますよね。この大舞台でやってこそプロだなって思いますのでいまからワクワクしています。『RIZIN.1』に出してもらえることが本当に嬉しいです。そして、名古屋ガイシホールというみんなが知っている会場で闘えることが本当に楽しみです。」

ー昨年年末のRIZINは観ましたか？
大和哲也 「観ました。年末に格闘技が戻ってきたというのはイチ格闘家として凄く嬉しかったですし、自分もいつかはここに出るだろうなと思っていたので、それが早くに実現したのが嬉しいですね。」

ー悠矢選手はMMAルールでも出たいと言っていましたが
大和哲也 「そろそろ練習を始めると言っていましたね（笑）。ボクはキックルールでやっていきますけど、ボクがMMAルールで出て盛り上がるのであればゆくゆくは出てもおもしろいのかなとは思っていますね」

◼︎ダニロ・ザノリニ「かならず勝利してRIZINの歴史に名を刻みます」
第2試合　スペシャルワンマッチ（キックボクシングルール 73kg契約）vs 網本規久

ー単身日本にやってきた理由は何だったんですか？
ダニロ・ザノリニ 「ブラジルの労働事情があまり良くなかったので日本で働いてお金を稼ぎたいのが最初の目的でした。17歳のときですね。凄く不安でしたね。」

ー格闘技を始めたのはいつからですか？
ダニロ・ザノリニ 「ブラジルで空手を9歳から始めて、キックボクシングを15歳から始めました。」

ー日本でジムを始めたんですよね？
ダニロ・ザノリニ 「日本で仕事をし始めてからしばらく居ることになるなと思ったんですね。だからまたトレーニングを再開しようと思ってジムを始めたんです。最初は場所がなかったのでずっと公園でひとりでトレーニングをしていました。それを見たブラジル人の友達も一緒に始めて、どんどん仲間が増えていき、チームを作るようになりました。ブラジルから出稼ぎに来て何かツラくなったときに格闘技で楽しんでほしいという思いがありました。彼らも当日は会場に応援に来てくれると思うので、とても盛り上がると思います。ブラジル人の熱狂ぶりはスゴイですから。この試合でかならず勝利してRIZINの歴史に名を刻みます。そして、ヴァンダレイ・シウバのような存在になりたいです」

◼︎アラン・ナシメント「殺されるのではなく殺しにいく」
第5試合　スペシャルワンマッチ（MMAルール 56.7kg契約）vs 元谷友貴

アラン・ナシメント 「こうしてPRIDEのような大舞台がまた日本にできたことが嬉しいです。そして、そこに出場できることにとても感謝しています。ヴァンダレイ・シウバやマウリシオ・ショーグンも日本の格闘技で有名になりました。当時テレビで彼らの活躍を観ていましたからとても刺激になりました。私はみなさんご存知の通りシュートボクセスタイルです。とにかくアグレッシブに、スタンドであろうがグラウンドであろうが、とにかく完全決着にこだわります。我々の試合のときの合言葉は『殺されるのではなく殺しにいく』です」

◼︎テオドラス・オークストリス「とにかくリングにあがったら勝つことだけしか考えていません」第12試合　スペシャルワンマッチ（MMAルール 98kg契約）　vs シング・心・ジャディブ

テオドラス・オークストリス 「またRIZINに戻って来ることができてとても嬉しいです。PRIDEにずっと憧れていて、同じ日本の格闘技の大舞台RIZINができて、自分がその一部になれたことがとても嬉しいです。ずっと願っていた夢が叶いました。昨年末の試合をきっかけに日本で格闘技のファンから声をかけられるようになったのはとても嬉しいことです。リトアニアでも気づいてくれる人が増えました。自分の持っているスキルはすべてだして、とにかくリングにあがったら勝つことだけしか考えていませんし、自分を信じています」

◼︎イリー・プロハースカ「年齢差は気にしていません完全に勝利を狙います」
第14試合　スペシャルワンマッチ（MMAルール 110kg契約）vs 藤田和之

ー昨年末RIZINに出場して変わったことはありますか？
イリー・プロハースカ 「メディアもたくさん入っていましたし、自分のキャリアの中ではとても大きかったと思います。チャコに帰ってからもMMAが取り上げられることが多くなりました。しかし昨年末の決勝の試合（キング・モー戦）は私は負けたとは思っていません。勉強の材料になっただけですので今回の試合に活かします。藤田選手は経験もあるし、強い選手ということはわかっていますから完全な準備をして試合に臨むだけです。」

ー藤田選手とは年齢差が22歳ありますがどう思いますか？
イリー・プロハースカ 「経験豊富ですし、人生の先輩ですので私は歳上の人たちを非常にリスペクトしています。しかし今回は対戦相手ですので年齢差は気にしていません。完全に勝利を狙います」