日菜太とMIXルールで対戦することになった宮田和幸。「2ラウンド目に持ち込み、1分以内で決めます」とMMAでの勝利を約束した。
—今回はMIXルールでの対戦となりましたが、それについては。
RIZINに出たいという話はこちらからさせてもらっていて、それはもちろんMMAでやりたいという意味だったんですけど、最終的にはMIXルールでのオファーをいただきました。でも、出たいという気持ちが強かったし、せっかく地上波も復活するので受けることにしました。ただ、日菜太選手は一つ階級が上なので、まさか交わるとは思っていませんでしたね。客観的に見て70キロ級では日本でいちばん強いし、やりたくない相手ですよね。
—日菜太選手は、「3秒に1回、1ラウンドで60回蹴る」と宣言しています。
日菜太選手は、僕が立ち技での対策を考えられるようなレベルの選手ではないと思っています。ただ、待っていたらやられてしまうのでとにかく自分からも行きます。僕は子供もいるし、自分のジムでもたくさん子供たちを教えているので、前に出る姿を彼らにしっかり見せたいですね。
—1ラウンド目が宮田選手にとって不利なK-1ルールとなりますが。
MMAになったら僕が勝つ確率が高くなるので、お客さん目線で考えたら1ラウンド目が立ち技でいいのかなと思います。僕もキックボクシングの経験はあるので自分からもある程度行きますけど、1ラウンド目はとにかく耐えて、現実的には2ラウンド目で総合の選手らしく決めたいですね。
—今回のMIXルール、ファイターとしての経験値は活かせそうですか。
もう10年やってきているので、日菜太選手相手にどこまでできるかわからないけど、同じ階級のキックボクサーだったら普通に試合になるくらいの経験も積んできたし、寝技だったらきっちり決める自信がありますね。
—久しぶりの地上波での放送となりますが、それについては。
格闘家デビューして最初の数年、僕は大舞台ばかり立たせてもらったんですけど、当時は経験がなかったので、負けている試合ばかり地上波で放送されていたんですよ(笑)。でも、放送されなくなってから、僕ほとんど負けていないんです。ようやく地上波復活なので、厳しい相手だし厳しいルールだけど、成長した姿を見せたいです。
—最後に、試合にかける意気込みを聞かせてください。
とにかく2ラウンド目まで持ち込んで、1分以内で決めます。その中でも、自分の得意技であるジャーマンは出したいですね。短い時間ですが、技を見せられるような試合をしたいと思っています。
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